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読者のお便りを紹介します。
内容:
・ものを厳選して暮らす決意
・完璧主義に気づいた話
・印鑑について思うこと
まずcamelliaさんのお便りです。
お気に入りだけで生きる決意
件名:お気に入りだけで生きていく
ときどき私の投稿をブログ掲載して下りありがとうございます。
今日は不用品を捨ててお気に入りだけで生きる決意をシェアさせて下さい。
ここ数年、ものすごい勢いで私が手放したもの、こと、人間関係。
人生のコスト削減をして思ったことをつづります。
今日も自分の蔵書を手放そうと、段ボールを準備しました。
必要な人のもとへ届けます。
衣類を手放す
例えば洋服。
クリーニングに出すものが激減し、お金の節約になりました。
冬物のウールのコート以外はすべて自分で手洗いできるものに切り替えた結果、なんとも快適です。
今は手洗いできる優秀な洗剤もありますので、洗濯も苦になりません。いつもきれいな状態で着用できることも衛生的でうれしいです。
そして、すべてがお気に入りなので「イマイチ」な自分ともお別れできました。
服は買う時が一番テンションが上がっていましたが、本来はそれを身に着けた時に自分が素敵に見せたいですものね。
特に通勤用の冬服は3パターンを1週間着まわしてます。
①ニットワンピース
②セーター&パンツ
③②と同じセーター&スカート
たったこれだけでいつも快適で好きな自分でいられることに気づきました。
そして相手が受ける印象も一定しているので、私のオフィススタイルはウィンウィンと自負しています。
イマイチな自分で過ごす必要がないので、心身ともにいつも安定し、気持ちよく仕事に集中できることも手に入れました。
人間関係も整理
不要な交友関係
考え方が違ったり、会うたびに違和感の残る交友関係も手放しました。
特に絶好するとか縁切りをするということはせず、だんだんと連絡をとらなくなったのでお互いに疎遠になってしまったと思います。
人間関係の新陳代謝も必要だと思うので、これはこれで有益だったと解釈しています。
買い物習慣も変えた
間に合わせの買い物
一時しのぎのものを買わなくなりました。
買い物にメリハリがつき、いつも買い物のことを考えなくて済んでいます。
大量にものを手放した虚しさを身をもって実感したので、たやすく手に入れることをしなくなりました。
もらいものも極力避け、何か頂き物をしても、その時点で自分には不要と思ったら封を切らず新品のまま、「ご自由にコーナー」においておけば必要な人がどんどん持って行ってくれます。
ご自由にコーナーという場所を作ったらそこに他の人も不用品を置くようになりました。
ものを得たらどんどん使ってこそだと思ってます。
洋服ももったいないから、、、としまい込んでいると「旬」を逃すことも勉強しました。どんどん飽きるまで着尽くしてこそだと今は考えています。
毎日同じ洋服だとしても、私は私が好きです。
すごく好きです。
今年55歳になる予定で、人生もすでに折り返し。
もはや、迷っている暇はないと思います。自分に人生も楽しみ尽くしたいと思っています。
いつも気づき、答え合わせをありがとうございます。
camelliaさん、こんにちは。いつもお便りありがとうございます。
決意表明、しかと受け止めました。
camelliaさんって、55歳になるんですね。もっとずっと若い方かと思っていました。
そのぐらいの年になるとやはり、余計なものに惑わされて時間を無駄にするより、自分らしいものだけを持ち、好きなように時間を使いたいと思うでしょう。
人生の後半はまだ長いので、引き続き、楽しく暮らしてほしいください。
どうぞ、お元気で。またのお便り、お待ちしています。
次は、すもも(28歳女)さんのメールです。
完璧主義に気づいた
件名:お礼
『1週間で8割捨てる技術』を読んで感動し、続けて『買わない暮らし。』『書いて、捨てる』を読んですっかり筆子さんのファンになりました、すももと申します。
これまでやましたひでこさんの断捨離の番組やこんまりさんの本を読んで、断捨離に燃えてましたが、なかなか思うようにいかず、捨てているのにすっきりせず、なぜかモヤモヤする…と悩んでいた所に『1週間で8割捨てる技術』に出会いました。
とても読みやすく、カテゴリー別にしなくていい、などを読んでから気持ちが軽くなり、物を減らすことへのハードルが下がりました。
物もかなり減らすことができました。
筆子さんの著書を読んでると、今現在抱えているモヤモヤに対する解決口がどんどん見えてきて、いつも「自分にピッタリすぎる!」と驚きながら読んでいます。
筆子さんのブログや著書に出会って自分の”完璧主義”に気づくことができたことは本当に良かったです。
今までの私は、小学生の頃はサンタにプレゼントを頼む紙でさえちゃんとかけなければ気がすまず、50枚ぐらい書き直してました。異常すぎる…。日記は数日空白期間があるだけで「毎日書けなかった。また続けられなかった。」となって何度も挫折…。
まずは感謝ノートから、”ゆるく続ける”をモットーに前に進んでいこうと思います。
まとまりがなくすみませんが、感謝の気持ちを伝えたいと思い、メールをさせていただきました。
これからも何度も本を読みながら実践していき、自分自身にとってよりよい暮らしをしていきたいなと思います。
ありがとうございました。
すももさん、はじめまして。お便りありがとうございます。
著書を読んでいただきうれしいです。私の書いたものが参考になってよかったです。
早めに完璧主義に気づいてよかったですね。そのまま過ごしていたら、とってもしんどいことになっていたでしょうから。
サンタクロースへの手紙を50回も書き直していたって本当ですか?
きっとすももさんはすごくまじめな方なんでしょう。
その気質が自分を苦しめてしまうことがあるので、これからはもっとリラックスして過ごしてください。
感謝ノートは軽めに書いてくださいね。
それでは、すももさん、これからもお元気でお過ごしください。
筆子の本が出ます!「1週間で8割捨てる技術」3月5日より予約開始
リマインダーとしての感謝ノートのすすめ~感謝できるようになる方法(その1)
最後はなななさんのお便りです。
印鑑について
毎日の更新楽しみにしています。
先日、印鑑の話があったので、私の最近の話をお便りします。
子供が大学進学にあたり、銀行口座を用意することになり、もともと持ってはいたのですが、確か開設したときは私の印鑑を使ったと思い、それでは離れて暮らすには都合悪かろうと子供用の銀行印を新しく作りました。
大学への書類で、認印が必要なものもあり(親とは別のものにせよとの指示)、認印も買わなければいけないかと思っていたところ、中学校の卒業祝いで全員もらったと言い出し、こちらは買わなくてよかったです。
ネット銀行などでは銀行印が不要かと思いますし、大学への書類も不要なところもあるでしょう。
行政手続きは押印不要をすすめる、と言いながら、必要と言われる場合もあり、まだ印鑑は必要な世の中だなあと思っています。
結婚した時、夫の上司が筆子さんのお母様と同じように印鑑3種類をお祝いにくださいました(奥様の実家がハンコ屋だったからかもしれない)。
夫はそれらを今使っていますが、でも、結婚前のものを使い続けても問題なかったんじゃないか…と今更ながら思いました。特に夫は名字が変わってないので。
印鑑の話から思い出したのですが、友人が、最近の若い子は色味がシックな振袖が好みで、親が娘のためにととっておいた(自分も着た)振袖は嫌がると話していました。
子供にこの話をしたら「当たり前だ、なぜそんなおさがりを着させられるのか、自分のものは自分で決めたい」と言っていたので、笑ってしまいました。
私はどちらかというと、この着物を引き継ぐ話は素敵な物語だと思っていました。
が、このブログでもよく「親や知り合いが良かれと思って物をくれるが、持て余して困っている」お便りが紹介されているのに、なぜか成人式の着物については別ものと思っていたようで、無意識の思い込み、偏りに自分でもちょっとビックリした次第です。
なななさん、こんにちは。お便りありがとうございます。
なるほど、日本ではまだ印鑑が必要な場面って多いんですね。
ふつうの都市銀行でも、今は、明細はネットで見るから、開設のときに印鑑なんていらないんじゃないかなあと思うのですが、大口の取引や口座を閉鎖するときに必要なのかもしれないですね。
先日楽天銀行の口座を閉鎖しましたが、本人確認書類として私はパスポートと年金手帳を使いました(マイナンバーカードや日本の免許、住民票がある人はそれでOK)。
出版社によっては、原稿料の請求書(PDF)に印鑑を押してと言うんですが、こんなものに捺印する意味がわかりません。
エクセルやワードで簡単に作れる印鑑にいったい何の効力があるというのか?
ただでさえ印鑑があると余計なものが増えるのだから、その印鑑を自分で増やすのはやめたほうがいいですよね。
振り袖を代々伝えていくのは、私もいい話だと思います。現実問題として、すでに手元にある振り袖を着たほうが、かなり費用を抑えることができます。
でも、着物を受け継ぐ話も、皆が集団意識の中にもっているある種の「理想のストーリー」だから、そうしようとすると、誰かががまんすることになるかもしれません。
それではなななさん、これからもお元気でお暮らしください。
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私は娘が成人したあと、衣料品を買ってあげたことはありませんが、車(中古車)のお金は出しました。当時、娘はまだ18歳で学生でしたから。
娘にとって車は必需品で、この車にもう7年ぐらい乗っています。
このぐらいしっかり使うものには、お金を出すかいがありますね。
それではあなたも、伝えたいことがありましたら、お気軽にメールください。
お問い合わせフォームよりどうぞ⇒お問い合わせフォーム | 筆子ジャーナル
今、「買わなくなったもの」というテーマのお便りをゆるく募集しています。
私が買わなくなったもの⇒ミニマルライフにしてから買わなくなったもの5つ。
べつにシンプルライフを送っていなくても、時がたって買わなくなるものってありますよね。
結婚して主婦になれば、独身のときのように、自分のものをたくさん買うことはなくなるだろうし。
買わなくなったものを考えると、自分も生活も変わるということがよくわかります。