モダンな生花

ミニマリストへの道

最終更新日: 2017.07.10

なぜ私は断捨離をしてミニマリストになったのか?(1)~物がたくさんあっても幸せではなかった

ページに広告が含まれる場合があります。

 

なぜ筆子が持たない暮しを好むミニマリストになったのか、その経緯についてお話します。

筆子はこれまで、大規模な断捨離を2回行っています。さらに、去年の秋、引越しをする前に、だめ押しで、とことん捨てて、断捨離を超えミニマリストへの橋を渡ることになりました。

ですが昔はどちらかというと物に対して執着が強く、またいろいろと買い集めるタイプでした。



通販で物を買い集める日々

10代後半から20代の頃の話です。

通販や頒布会が好きで、フェリシモや千趣会などから毎月、何かを買って喜んでいました。

通販カタログを見るのが大好きだったのです。

先日も書きましたが、若い頃はまわりの情報に左右されていたので、大量消費社会の典型的な申し子として生きていたのだと思います。

先日の記事⇒ミニマリストになることは節約と幸せへの道

人生における確かな目標もなかったので、お金をためることもしていませんでした。ただなんとなく、「かわいい」「便利そう」「きれい」「素敵」という理由だけで、目についた洋服や靴、アクセサリー、雑貨を買って給料を使い果たしていました。

「ひまだった」というのもあると思います。





買いすぎて汚部屋に近い状態に

会社の帰りに、パルコなどに行って、閉店時間まで、そこらをうろうろして、ちょっとしたものを買っていたのです。

そうやって手に入れた物たちは、買ったときは、「筆子を幸せにしてくれた」と思います。買って、自分のものにしたその瞬間だけは。

本もよく買っていましたが、家にはまだ読んでいない本がいっぱいあったので、どんどん積ん読になりました。

服は洋服ダンスにびっしり。入りきらないので、カラーボックスや、家具と家具の間に渡す吸盤のついたバーを買いました。

「のだめカンタービレ」という漫画をご存知でしょうか?このまんがの主人公ののだめほどひどくはありませんが、彼女の部屋をもう少し狭く、ましにした部屋で寝起きしていたのです。

汚部屋というわけではなかったのですが、まあ、それに近い状態。

カラーボックスとカラーボックスを並べた上に、もう1つカラーボックスを横置きしていたこともあります。物が多すぎるので、高いところまで収納に使っていたのです。

必死に収納しようとしたが

ピアス

去年の夏までピアスをこんなに持っていた

「美しい収納」や「私の部屋」という本を買い、洋服や雑貨をきれいにしまう方法を研究しました。

雑誌にのっている部屋はどれも美しく、収納を真似すれば、自分の部屋も素敵になるという幻想を抱いていました。

チョコレートの空き箱の仕切りを利用して、ピアスを収納したり、コルクボードを買ってきて、ネックレスをぶらさげてみたり。

問題は量が多すぎて、インテリアのアクセントになる「美しい収納」には全くならないことです。

休日は、そんなふうに、自分の持ち物を出したり、入れたり。掃除や整理と言えば聞こえはいいのですが、単に物をAからBに移動させ、またBから違う形でAに移動させていただけ。

一方で新しい物を買い、量を増やしていたので、部屋はどんどん収拾がつかなくなって行きました。

絶対量が多ければ、もう収納のテクニックでは解決できません

いくら、収納お助けグッズを使ったり、特殊なたたみ方をして洋服のかさを減らしたところで、限られたスペースにはおさまりきらないのです。

当然、6畳の自室は、ガラクタでいっぱい。服はカラーボックスからあふれていました。

物は私を幸せにしてはくれなかった

毎度母に「ちゃんと掃除しなさい」「整理しなさい」「片付けなさい」と怒られていました。

そのたびに「うるさいな~」とむっとしていた筆子。
よく口喧嘩になりました。

最初は「部屋が汚いから片付けなさい」という話から始まった口げんかが、ほかの要素も取り込んでどんどんエスカレートして行きました。

「なんであんたはこうなの、そんなんだから嫁の貰い手がないんだよ」、というように。

頭に来た筆子は、「わかったわよ。きれいにすればいいんでしょ、きれいにすれば。それならもうこんな服、みんな捨ててやる」と、洋服をつかんで捨てたこともありました。

気に入って買ったはずの服や物ですが、買ったあとは、筆子のことを全然幸せにはしてくれなかったのです。

それどころか、居住スペースを奪い、筆子の貴重な休みを奪い、親子げんかの種になるという、さまざまな問題を引き起こしていました。

そう、物は決して人を幸せにはしてくれないのです

この続きはこちら⇒断捨離を始めた5つのきっかけ~なぜ私はミニマリストになったのか?【2】

☆洋服は本当にたくさん持っていて、ファンシーケースの中がぐしゃぐしゃでした。あのころは、本当によく親子げんかをしていたものです。

部屋にあるたくさんのモノで、窒息しそうになっていらいらしていたのでしょうね。ガラクタがたまっていると、視覚的ノイズになりますが、昔はそんなこと考えたこともありませんでした。

本当に断捨離や、シンプルライフという生き方を知ってよかったと思っています。





リステリンと電動歯ブラシ真剣に歯磨き生活~ソニッケアー電動歯ブラシとともに前のページ

健康にいい麻の実のとれる大麻と薬物の大麻の違いとは?次のページヘンプシード

ピックアップ記事

  1. いつか使うかもしれない、と思うものを本当に使う方法、あるいは見切りをつける方法。…
  2. ムック・8割捨てて二度と散らからない部屋を手に入れる、発売しました。
  3. 筆子の新刊『買わない暮らし。』(6月16日発売)著者による内容紹介。現在予約受付…
  4. 新刊『本当に心地いい部屋』4月14日発売のお知らせ:現在予約受付中。
  5. 新刊「50歳からのミニマリスト宣言!」3月14日発売のお知らせ(現在予約受け付け…

関連記事

  1. 飛行機

    ミニマリストへの道

    ボストンバッグ1つの生活のはずがなぜこんなふうに?~ミニマリストへの道(9)

    「必要なものはボストンバッグ1つにおさまる生活」そんな暮しを夢…

  2. クロス

    ミニマリストへの道

    石黒智子さんの台所にあこがれたが:ミニマリストへの道(52)

    50歳前後のころ、特に愛読していた片づけ本が2冊ありました。今…

  3. 雑誌

    ミニマリストへの道

    「持たない暮し」をめざすとき絶対してはいけないこととは?~ミニマリストへの道(21)

    カレン・キングストンの『ガラクタ捨てれば自分が見える』を片手に、不用品…

  4. 何もない部屋

    ミニマリストへの道

    部屋がどんどんきれいになる7つの片付け習慣とは?~ミニマリストへの道(27)

    50歳になる年、「物を片付けるのは今しかない」と決意した筆子は、これま…

  5. ガラクタを片付ける
  6. ブティック

    ミニマリストへの道

    大量に断捨離したのにリバウンドした理由とは~ミニマリストへの道(4)

    筆子がなぜミニマリストになったのか、その旅路を書いています。前…

文庫本『それって、必要?』発売中。

「50歳からのミニマリスト宣言!」

ムック:8割り捨てて二度と散らからない

ムック・8割捨てればお金が貯まる

書店かセブンイレブンで買ってね。
8割捨てればお金が貯まる・バナー
ムック本・8割捨てればお金が貯まる、発売のお知らせ

「本当に心地いい部屋」

「買わない暮らし。」売れてます(第7刷)

筆子のムック(第5刷)

筆子の本、『書いて、捨てる!』

更新をメールで受け取る

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。

1,846人の購読者に加わりましょう

新しく書いた記事を読む

  1. 新しいスタートを切る女性
  2. 感謝を伝える
  3. 母と娘
  4. 散らかったキッチン
  5. スーパーで買い物している女性
  6. クローゼットのチェック
  7. モップをかけている人
  8. スッキリした居間で仕事する女性
  9. 自然の中をウォーキング
  10. 食器棚の片付け

筆子の本・10刷決定です

オーディオブック(Audible版)も出ました♪ 捨てられない人は要チェック
1週間で8割捨てる技術
⇒筆子の本が出ます!「1週間で8割捨てる技術」本日より予約開始

 

実物の写真つき紹介はこちら⇒「1週間で8割捨てる技術」筆子著、本日発売です(写真あり)

大好評・特集記事

小舟バナー

 

お金を貯める・バナー

 

実家の片付けバナー

 

ファッションバナー

 

フライレディバナー

 

湯シャンバナー

 

ブックレビューバナー

 

TEDバナー

 

歯の治療バナー

今日のおすすめ記事

  1. アルメリア
  2. お金
  3. 心穏やかな人
  4. お金をわたしている女性
  5. ごはん
  6. 変化を起こせる6%の人
  7. スケジュールを書いている手
  8. 食器を買っている人
  9. モップ
  10. ぬいぐるみと遊ぶ女の子

過去記事、たくさんあります♪

PAGE TOP