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先日、無駄遣いをやめるために、小さな節約習慣を1つずつ身につけることをおすすめしました。
今回は、具体的にどんな習慣を見につけらいいのか、ミニマリストの視点から、節約生活につながる小さな習慣を11個リストアップします。
どれも簡単ですが、効果があります。
30日間チャレンジの目標に使うこともできますよ。
私のように50歳すぎまでどんぶり勘定で来てしまった人の参考になれば幸いです。
1.買う前に1ヶ月待つ
何かをほしいと思ったら、ノートに書いて1ヶ月待ってください。
いきなり買わずにワンクッション置くのです。これはけっこう効果があります。「欲しい!」と思っても、それは一時の衝動に過ぎませんから。
買い物で一番楽しいのは「買うまで」なのです。いったん買ってしまうと、もうそんなに楽しくありません。
「ほしい」と思ってから、実際に買うまでの時間を長くしたほうが、より楽しい時間を持てるので、30日待つのは、ある意味、お得です。
とは言え、ノートに書くと、ほとんどの場合、それで満足して、すぐに忘れてしまいます。
2.衝動買いしそうになったら深呼吸
セールで物を買いそうになったら深呼吸を5回やる癖をつけてください。
本当は瞑想がいいのですが、深呼吸でも効果があります。
深呼吸をしたら、今買おうとしているそれが、自分の手にしたい生活に役立つものなのか、自問自答します。
これをやっても、「やっぱり買っちゃえ」となることはあるかもしれません。
ですが、毎回買い物の前に「深呼吸+自問自答」をセットでやっていると、本当に衝動買いが減ります。
もちろん、自分の暮らしに貢献するものなら、罪悪感なしに、買ってください。
3.空腹の時に買い物に行かない
おなかがすいていると、余計な食品を買いすぎてしまいます。特に、甘いものや、ジャンクフードを買ってしまう、というリサーチ結果あり。
ふだん甘いものを買わないようにがまんしているのに、あるときタガが外れて、お菓子をたくさん買ってしまうことがありませんか?
たぶんその時、空腹なのです。
心が満たされていない可能性もありますが。
食料品の買い物に行く前は、食事をするか、食事の時間でないのなら、ナッツなどヘルシーなおやつを少し食べてから行ってください。
買い物リストを持っていくのも忘れずに。
4.食品はできるだけ素材に近いものを買う
食べ物は原材料で買うのが一番安くあがります。
完全に調理したもの(お惣菜とか)や、半調理したものは、その分割高です。
素材が切ってあるものや、材料がセットになっているもの(キット)も割高です。
中には、1つ1つ材料を買うより、キットを買うほうが、手に入りにくい素材も入っていて、栄養価があがる、という商品もあるかもしれません。
「余分にお金を払う価値がちゃんとある」と思うものは買ってもいいです。
ですが、何も考えず、「便利さ」だけにお金を払っていると、なかなかお金が貯まりません。
5.嗜好品を減らす
嗜好品とは、タバコ、コーヒー、スイーツ、お茶、お酒など。辞書には、「栄養をとるためでなく、その人の好みによって味わい楽しむ飲食物」とあります。
栄養的には、別に生きるのに必要ではないのです。
必要はないけれど、人の心の栄養になっています
ところが、嗜好品に依存している人がたくさんいるのも事実です。
お酒やタバコ、チョコレートは、もともと薬として使用されていたものです。薬は使い方を間違えると毒になります。
心の栄養を得る薬の段階でとどめるようにしてください。
コーヒーを飲む量の減らし方⇒コーヒーの代わりになる飲み物11種類。カフェインを控えたいあなたへ
タバコは、完全にやめたほうがいいでしょう。ずいぶんお金を使っているはずです。現在のタバコ代だけでなく、後々の医療費も負担になります。
今、喫煙している人は、お金を貯める大きなチャンスなのです。やめればいいのですから。
ほかの嗜好品も、量を減らしてください。たまに楽しむことにすると、今よりずっと味わいが深くなるでしょう。
☆お金を貯める習慣を身につけるには?⇒無駄遣いする習慣をお金を貯める習慣に確実に変える7つの方法。
6.もっと水を飲む
水の摂取を増やすことで、食費を節約できます。
レストランでは飲み物を注文せず水を飲んでください。
外出するときは、自分の水筒に水を持参します。
私の水筒はこちら⇒節約したいなら水筒を持て~象印を愛用中
水を飲むのは健康にいいし、食事前にグラスに1杯飲んでおくと、食べ過ぎを防ぐことができます。
喉が乾いたら水を飲むようにすれば、コーヒー、紅茶、お茶、ジュース、清涼飲料水、お酒など、すべての飲み物の消費量が減ります。
コーヒーを日に2杯飲んでいるなら、1杯は水に置き換える、といったやり方をすると、たくさん水を飲めるのではないでしょうか?
7.お金のかからない趣味にいそしむ
やたらとお金のかかる趣味を楽しんでいるのなら、お金のかからない趣味にスイッチすることを考えてください。
たとえば、マスキングテープをコレクションするのは、お金がかかる趣味です。マステを集めるのはやめて、これまで買ったマステで、何か作ればいいのです。
物をためるのではなく、使うのです。
グリーティングカードを作るのが一般的でしょうか。
私はこんなふうにしてマステを消費しています⇒マスキングテープのミニマリスト的活用方法、これ1つあればアレンジは自由自在
お金のかからない趣味はこちらで紹介しています⇒ほぼ無料で楽しめる趣味5選。お金の代わりに時間を使う
ボランティア活動のように、何か人の役に立つ趣味を持つと、自分も周囲の人も幸せになるので、さらによいですね。
8.できるだけテレビを消す
テレビを見ていると、購買意欲を刺激されます。
その理由はこちら⇒テレビを見ると「買わない暮し」からどんどん遠ざかる理由
手始めに現在の視聴時間の半分にすることを目標にしてはどうでしょうか?その時間を使って、7番で書いたお金のかからない趣味を楽しんでください。
睡眠が足りていない人は、早く寝るのもいいでしょう。
テレビを見ることで、睡眠時間が足りなくなるなんて、本当にもったいない話です。
9.贈り物はなるべくしない、するならお金のかからないものを
日本では多種多様の贈り物をする文化が根強いので、交際費もバカになりません。
可能なら、プレゼントをする頻度をさげてください。
プレゼントがお金を失わせる話⇒お金を貯めたいなら今すぐ捨てたい、日本人ならではの3つの習慣
どうしてもプレゼントしたいなら、手作りするか、お金のかからないものを選びます。
家庭で作れるものとしては、お寿司やパンがあります。編み物が趣味ならマフラーや手袋、ソックスなどを編んでもいいでしょう。料理も手芸も材料にこだわらなければ買うより安上がりです。
ただし、衣料品は趣味に合わないとかえって迷惑になってしまいますね。
無添加石けんを作るのも思ったより簡単です⇒無添加石けんとふつうの石けんの違いとは?~私が湯シャンに至るまで(5)
何も作れなくても、時間を提供すれば、それがギフトになります。一緒に食事に行ったり、映画を見に行ったりすればいいのです。
持たない暮らしに最適なプレゼントのアイデアはこちら⇒【保存版】ミニマリストへの贈り物のアイデア18個
10.人目を気にしすぎない
「こんなことすると、人にどう思われるだろう」という思考を捨ててください。
人目を気にしすぎるから、余計な服が増えるのです。
見栄をはるから、分不相応な家や車を買ってしまいます
物で人に良い印象を与えようとすることは、実はそんなに効果的ではありません。むしろ底の浅い人、と思われてしまいます。
高い物を持っていなくても、最新流行ファッションで身を固めていなくても、人に好かれる人は、好かれます。
誠実な人柄や、謙虚な姿勢、優しい心遣い、相手の気持ちを尊重する気持ち、人の話をじっくり聞く態度。
人の気持ちをなごませるのは、こういう「物ではない部分」です。
11.買い物でストレス解消しない
ストレス解消として、買い物をする人がたくさんいますが、これは逆効果です。長い目で見るとかえってストレスが増えます。
お金はなくなり、ガラクタが増える一方です。
まずストレスの元をなくす努力をしてください⇒イライラには理由がある。ストレスをおこす7つのものを知り、自分で取り除こう。
ストレスを減らすために一番簡単なのは、自分の考え方を変えることです。
それでもストレスを感じてしまったら、買い物以外で解消しましょう。
・昼寝、早寝
・運動する
・瞑想
・読書
・映画を見る
・ガーデニング
こんなことをして気分転換してください。
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暮らしをできるだけシンプルにすると、お金もそんなに必要なくなります。
何をやるにも、できるだけシンプルな方法を選べば、それが節約につながるはずです。
家計簿をつけるなら、手書きが一番シンプルです。
クレジットカードや銀行口座ももたくさん持ちすぎると、管理が大変になります。
シンプル・イズ・ザ・ベストです。