ページに広告が含まれることがあります。
最近、以前よくお便りをくださった読者の方から久しぶりにメールをいただきました。
残念ながらそのメールは引用OKではなかったのですが、この方は、仕事帰りの買い物や、コーヒーの飲み過ぎをやめたことを教えてくれました。
このお便りを拝見して、大がかりなことをしなくても、日々の小さな習慣を見直すだけで、生活が大きく変わると、改めて思いました。
この記事では、そんなふうに、今日やめると生活にいい影響があることを5つ紹介します。
1.無駄な買い物をやめる
当たり前ですが、無駄遣いをやめれば貯金に回すお金がもっと残ります。
私たちは必要があってコンビニやスーパーに行きますが、目当てのものを買ったあと、「ついでに何か買っておこう」と思ってしまうことがよくあります。
必要なものだけを買いに来たはずなのに、買い物カゴの中には、予定になかった商品が入っている。以前、私もこういうことがよくありました。
これは 「ついで買い」や「衝動買い」 で多くの人が経験しているはずです。
メールをくださった読者の方のように、買い物する必要がないのに、いつもの癖で店に寄ってしまうこともありますよね。
やめると節約できる
無意識の買い物が多い人は「もしこの買い物をやめたらどんなことが起きるだろうか?」と考えてみてください。
・仕事帰りにコンビニに寄る回数を減らすと、毎月数千円〜1万円の節約につながる
・「ついで買い」がなくなると、家の中に不要なものが増えなくなる
・なんとなく買うのをやめると、お金の使い方を今より意識できるようになる
こんないい変化を期待できます。
ついで買いが多すぎる:同じもの、似たようなものがどんどん増える理由(その3)
2.コーヒーの飲みすぎをやめる
コーヒーの摂取は、適量なら気分転換にぴったりでしょうし、朝の1杯を楽しみにしている人も多いでしょう。
ですが、飲みすぎると胃が荒れたり、カフェインの影響で睡眠の質が悪くなったりすることがあります。
カフェインには耐性がつくので、次第に量が増える可能性もあります。
実際私もコーヒーをやめる前はかなりの量を飲んでいました。
カフェインの本当の恐ろしさにせまる~私がカフェインをやめた理由とは?
特に、ストレスがたまると無意識にコーヒーの量が増えてしまいます。コーヒーを飲む習慣を少し見直してみると、体調の変化を実感できるかもしれません。
やめると体調がよくなり、そして節約も
コーヒーをやめてすぐ、それまで感じていた胃の痛みや気持ち悪さがなくなりました。
しかし、もっと大きな影響はお金の節約でした。
日本で会社員をしていた頃は、コーヒーを飲むためだけに喫茶店に入り、ついでにケーキを頼むこともありました。今思うと、必要のないコーヒーブレイクを取っていたと思います。
コーヒーはどこで飲むかで値段がずいぶん変わりますが、仮に毎日コンビニの100円のコーヒーを飲んでいたとすると、1日1杯減らせば、100円 × 365日 = 36,500円節約できます。
カフェの1杯400円のコーヒーを減らせば、400円 × 365日 = 146,000円なので、およそ15万円節約できます。
もちろんコーヒーの代わりに飲むものにもお金を使います。私は今、水やハーブティーを飲んでいます。水は無料だとしてもハーブティーにはお金を使っています。
ですが冷静に計算してみるとコーヒーより安くなっています。
先にも書いたようにコーヒーを飲む習慣があると、そのまますぐ家に帰ればいいのについコーヒーショップに寄ってしまうことがあるからです。
3.テレビや動画をだらだら観るのをやめる
仕事や家事を終えた後、気づいたら何時間もテレビやYouTubeを観てしまっていた…。そんな経験はありませんか?
楽しみとしての動画視聴は特に問題ないし、人生を豊かにする習慣のひとつと言えるでしょう。
問題は、特に観たい番組があるわけでもないのに、なんとなくつけてしまうことです。
この行為が習慣になっていると、気づかないうちに膨大な時間を失ってしまいます。
時間を取り戻せる
何かをだらだら視聴して失っている時間もコーヒー代と同じように、計算してみるとリアルに直視できます。
テレビや動画の視聴時間を1日30分減らすと、1ヶ月で15時間の時間が生まれます。
多くの人は「時間がない」「忙しい」と思っていますので、1ヶ月15時間、余分に時間を手にいれると、もっとやりたいことができるんじゃないでしょうか?
動画やテレビの見過ぎはメンタルにも影響があります。
見るべきでないものをダラダラ見てしまうと疲労感がありますよね?
多分これは過剰な情報にさらされたため、脳が処理しきれないからだと思います。その結果、ストレスや集中力が低下して、やるべきことをしっかりこなすことができません。
見るべきではないものを見てしまった罪悪感もストレスになります。
だらだら見るのをやめれば、こうしたストレスを手放すことができますよ。
4.スマホに振り回されるのをやめる
スマホは便利なツールですが、うっかりすると、1日に何時間もさわってしまいます。
「ちょっと調べものをしよう」「メールをチェックしよう」と開いたつもりが、SNSやニュースを次々に見てしまい、気づけば30分、1時間…と時間が経っている。そんな経験をしたことがある人も多いでしょう。
スマホを長時間使うこともよくありませんが、気になって手放せなくなることが問題です。
気持ちが安定する
スマホに振り回されなくなると以下のメリットがあります。
・メンタルが安定する
スマホで常に情報を追いかけていると、頭の中が情報でいっぱいになり、不安も増えます。ちまたに出ている情報はたいていネガティブなことだからです。
・対人関係がよくなる
リアルで付き合う人との時間を大切にできるので、人間関係がよくなります。リアルな体験により深く没頭できるでしょう。
・集中力アップ
次々と新しい情報を求める状態から抜け出せるので、ひとつのことにじっくり取り組めるようになります。
5.否定的な考えをやめる
「どうせ私には無理」「やっても意味がない」「失敗するに決まっている」。
人はネガティブ思考に傾くようにできているので、何かをする前にどうしてもこんな否定的な考えが頭に浮かびます。
失敗を恐れてしまうのです。
その結果、無意識のうちに、できない理由を探してしまいます。
こうした思考を続けていると、それがくせになり、行動する前にあきらめてしまって、せっかくの可能性を自分で摘み取ってしまいます。
行動できるようになる
否定的な考えをやめると、以下のようにメンタルが改善されます。
・ストレスが減る
もっと前向きな気持ちになるのでストレスが減ります。
・物事の見方が変わる
「できない理由」ではなく、「できる方法」に意識を向けられるようになります。
たとえば
「時間がないから無理」 → 「1日10分ならできるかも」
「片付けてもすぐ散らかる」 → 「まずは1か所だけ整えよう」
「新しいことを始めるのは遅すぎる」 → 「今からでも十分間に合う」
こんな風に考え方が変わるので日常生活における行動の選択も変わり、行動力がアップします。
・自信がつく
行動力がつくので、成功体験が増え、自信が持てるようになります。
たとえば、
「どうせ続かない」と思っていた習慣が1週間続いた
「苦手だ」と思っていたことが、やってみたら意外とできた
「自分には無理」と思っていたことに挑戦し、少しずつ上達する
こんな体験ができるからです。
******
日常のちょっとしたことをやめることをおすすめしました。
何かをやめることは、より良い選択をするための第一歩です。
実際小さな習慣を見直すだけで、お金や時間が生まれ、健康やメンタルも改善されます。
あなたも「やめるとこんな変化が起こるかも?」と思う習慣を見つけて、試してください。
何かをやめることは、コストがかからないので、手軽に挑戦できると思います。