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捨てたら一気にスッキリする視覚的な変化が大きい捨てものを7個紹介します。
たったひとつ手放すだけで、玄関やキッチン、リビングがスッキリ片付いたように見えるものを考えてみました。
「捨て活は苦手…」という人でも、手軽に始められるものばかりです。
捨てようかどうか迷ったときの考え方も紹介するので、断捨離初心者の方にもおすすめです。
1.玄関にある古い靴・スリッパ
玄関は家の第一印象を決める大切な場所。使わない靴やヨレヨレのスリッパを処分すると、入り口がスッキリし、家全体の印象がよくなります。
たたきの上に出しっぱなしになっている履きつぶした靴、ただ置いてあるだけの靴。下駄箱のそばにあるヨレヨレのスリッパや、装飾品と化したスリッパを捨てましょう。
玄関がきれいだと、気持ちよく出かけられ、帰宅した時に汚い玄関を見てずっしり疲れを感じることもありません。
ついでに靴箱の掃除もするとベター。実家の靴箱はいつも埃だらけで、履かない靴がたくさん放置されていたので、里帰りするたびに私が掃除していました。
靴を捨てられないときどうするか?
「まだ履けるかも」と思って捨てられないときは、こんなふうに考えましょう。
「ここ1年で履いたか?」 → 1年以上履いていないなら手放すサインです。
「修理すれば使えるし」 → そう思っても、修理する気がないなら結局使いません。
「玄関に置く靴は1人◯足まで」とルールを決めると、余計な靴でたたきの上が混み合うこともないでしょう。
2.壊れた傘・使っていない傘
玄関や車の中に「いつか使うかも」と置きっぱなしになっている傘はありませんか?
昔に比べると今、傘はかなり安価で手に入れることができます。100円均一ショップやコンビニエンスストアで手軽に手に入るので、雨が降るたびに買って、思いのほかたくさん持っていることもあるかもしれません。
傘立てに傘がてんこ盛りになっていたり、入りきらずに床に倒れかかっていると、玄関が乱雑に見えます。
一つ一つ開いてみてちゃんと使えるかどうか確認してください。骨が折れていたり、開閉がスムーズにできない傘は、いざというときに役に立たないので処分しましょう。
修理できるならさっさと直してください。
私はつゆ先から布地がはずれた傘をずっと放置していたことがあります。このような未処理の仕事は、心の奥底でずっとひっかかっています。
直せない時はあきらめて処分し、ストレスの元を減らしてください。
傘に愛着を感じてしまうなら
傘に愛着を感じる人もいます。お気に入りのデザインの傘や、旅行先で買った思い出の傘、誰かからのプレゼント、長年使い込んだものなどは、手放しにくいかもしれません。
そんな時は、傘が何本必要なのか冷静に考えてください。
私は折りたたみの傘を1本持っているだけです。
カナダは日本ほど雨が降らないし、私は家で仕事をしているから、この1本の傘も滅多に出番がありません。
日本では雨が多いので、複数の傘を持つことが普通だと考えるかもしれません。
でも、多くの人は必要以上に傘を持っています。
使うものだけを残せば玄関が片付き、出かけるときのストレスも減りますよ。
3.机やテーブルの上の紙類・チラシ
テーブルや机の上に紙類が山になっていると、部屋全体が散らかって見えます。未処理の郵便物、チラシ、古いメモ帳、得体の知れない紙切れは、視界に入るだけで「終わっていない」気持ちになってモヤモヤします。
いらない紙を捨てて、テーブルをスッキリさせれば、それだけで部屋全体が片付いて見えます。
まずは、書類をざっくり見て、明らかなゴミから捨てましょう。
紙類を捨てられない時は?
紙がたまってしまうのは、「紙には重要な情報が含まれている」と思い込んでいるからです。
特に、書類やメモ、領収書、年賀状、ノートなどは、「後で必要になるかもしれない」という不安を感じる人がたくさんいます。
私も紙や書類、本が好きでため込むタイプでした。
ですが、取っておいた紙類を後から見返す機会はありませんでした。
今必要な情報や大事な情報の書いてある紙だけを手元に残した方が生活の質が上がります。
幸いスマホがあれば簡単にデジタル化できるので、本当に重要な部分だけ写真に撮って残しましょう。
4.洗面所の使いかけのコスメ
化粧品に代表されるパーソナルケア用品は、使いかけのものが増えがちです。ボトルの底に少しだけ残っているもの、肌に合わず使わなくなったものは、思い切って処分しましょう。
整理すれば、今の自分に合ったアイテムだけが手元に残り、毎日のスキンケアもシンプルになります。
少しだけ残っているものを捨てられないときは?
ボトルの底に少しだけ残っているシャンプーやローションを「もったいない」と思って捨てられない人は多いかもしれません。
私もその一人でした。
もしあなたがそうなら、2つ選択肢があります。
1)もう十分使ったので今日捨てる⇒おすすめ
2)100%使い切るまでがんばる
水やお湯を入れて、中身を薄めて使ったり、はさみで容器を切ってすくう方法が考えられます。
ただし、ボトルの底に残った粘性のある液体を100%使い切ることは、物理的に不可能です。
液体よりも粘度が高い(ドロッとした性質がある)ローションは、ボトルの内側に付着し、重力だけでは完全に流れ出ません。
あなたは不可能に挑戦しようとしているのですから、その点は覚悟してください。
化粧品の収納に悩む前に断捨離を。コスメの捨て方9のステップ。
5.キッチンのシンク下にあるもの
キッチンのシンク下は扉で隠されています。ここに掃除用品を置くことが多いですよね?
ストックしてあるゴミ袋やビニール袋、天ぷら油など高さのある瓶、あまり使わないタッパー類を置くこともあるでしょう。
私の母は大ぶりの形が変わった皿を入れていました。
私自身は、シンクの下にはゴミ袋と、掃除に使う重曹やお酢、ゴミ箱を置いています。
ゴミ箱があるので、シンク下は毎日見ます。
もしあなたが私と同じように毎日シンク下を見るなら、不要なものは捨て、すっきりさせておきましょう。
ごちゃごちゃしているとせっかく収納してあるものを取り出しにくいし、扉を開けるたびに、ストレスを感じます。
タッパーが捨てられない時どうするか?
あなたの家のシンク下に、食器棚に入りきらないタッパー類がたまっているとしましょう。
多くの主婦はタッパー類は食品の保存に便利だから、いくつあっても困らないと考えがちです。
ですが、現実はありすぎると困ります。
この事実を素直に受け入れましょう。
タッパーだけでなく、スーパーのお惣菜が入っていたプラスチック容器や 食品のパッケージ(プリンのカップやヨーグルトの容器)も取っておくことがあります(私の母)。
こうした容器は「洗えば使えるし、何かに使えるかも」と思って捨てにくいのかもしれません。結果として、いつの間にかシンク下や戸棚がタッパーだらけになります。
入れ物好きな人も、タッパー類に愛着を持つかもしれません。
しかし、繰り返しますが、そんなにタッパーばかりあっても暮らしの質は上がりません希望。
めったに使わないものは処分するのが合理的で賢い選択です。
6.そのへんに出しっぱなしの小物類
テーブルやカウンターの上に、リモコン、文房具、スマホ、充電器、レシート、化粧品など、細々したものが無造作に置かれていると、視覚的ノイズになって、部屋が散らかって見えます。
私は、こうした表面にはふだんは何ものせません。
使うときだけ、必要なものを置き、使い終わったらきれいに片付けます。
そのほうが、部屋をスッキリ使えるし、毎回、ものを片付けてから作業を開始するという無駄な時間を使わなくてすみます。
出しっぱなしを解消する方法
小物をごちゃつかせない方法でおすすめなのは、
1)数を減らす(不要なものは思い切って捨てる)
2)細かいものはトレイにまとめる
3)置き場所をしっかり決める(気ままにそのへんに散らかさない)
この3つです。
私は、数を減らすことで対応しています。
この方法が一番ものを増やさないからですが、必要があってどうしても置かなければ生きていけないときは、トレイなどにまとめて、そのトレイを「いつもの場所」に置くのがいいでしょう。
7.壁に貼られたメモやカレンダー
冷蔵庫や壁に、メモ、カレンダー、子供のプリント、ポストカード、マグネットなどをベタベタ貼ってあると、強烈な視覚的ノイズになります。
目に入る情報が多すぎて、落ち着きません。
以前は私もこうした場所に色々なものを貼っていたので、いつも余計な刺激を受け取って疲れていました。
視覚的なノイズになっているかどうかわからない人は、一度、すべてを取り去ってみてください。スッキリしますから。
貼りすぎるクセを手放すには?
壁や冷蔵庫の扉に色々なものを貼ってしまうのは暮らし方の癖です。
習慣なので変えられます。
まず、なぜ、あちこちに貼っているのか考えてください。
たぶん、「忘れないため」「すぐに見られるから便利」だと思うからでしょう。
ですが、忘れたくない情報は、手帳やスマホなどに格納すれば、壁に貼る必要はありません。
まず、明らかに不要な「貼りもの」を捨てましょう。昔貼って、そのままになっていたお知らせの紙などです。
次に、貼ってある「情報」を緊急度の低いものから、ひとつずつ手帳やスマホに移してください。
ひとつ移して、数週間様子を見れば、「意外と貼らなくても大丈夫」と気づくものです。
私は、壁には何の情報も貼っていませんが、ふつうに生活できています。
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捨てたら一気にスッキリするものを7つ紹介しました。
捨てると視界が開けるものを中心に片付けると、短時間で断捨離の効果を実感できます。捨てることに懐疑的な人にもぜひ試してほしいと思います。
「捨てられない」、「すごく迷う」。そんなときは、ぜひお便りで教えてください。
べつの記事で解決方法をお伝えします。