洋服のお直し

ミニマルな日常

いつか使う、じゃなくて、今使う。使わないなら処分するしかないでしょ?

家の中で長いこと眠っていた物の使いみちを教えてくれたお便りを2通紹介します。

1.ずっと保存していた古い外国のお金

2.使わないままになっていたコート

死蔵品をなくしたい方は、参考にしてください。

使うか、手放すかのどちらかです。

まず、ちょっと前に、カナダのお金について質問をくださったKさんのメールです。



古い外国紙幣の使いみち

Kさんは、「また使うときがあるかもしれない」と、長らく(20年ぐらい?)カナダのお金を持っていました。

ようやく日本円にすることに決め、銀行に持っていったら、「古い紙幣だから、両替できない」という返事。

Kさんは、カナダに行くかもしれない人にあげようと思ったものの、「古いお金だから使えないかもしれない」と心配になり、私に、今も使えるかどうか、質問くださいました。

その質問と回答はこちらで紹介⇒カナダに関する質問2つの回答と、問題解決の仕方。

結局、Kさんは、紙幣をどうすることにしたのでしょうか?





筆子 さま
こんにちは!

先日カナダのお金の事で質問させていただきまして、お返事まで掲載していただきありがとうございました。

どうしようかと、まだ考えていたところ、みゆきさんのユニセフに寄付のアイデア、とても良い事を教えていただき、それにしようと思いました。

カナダドルですが、古いですが現行で使用できるのは20ドル札が2枚と10ドル札が1枚は 現在も使用できるようです。

コインも大丈夫のようでした。

こちらを寄付でユニセフに郵送しようと思います。

実家から日本の記念切手をもらっているので、それを使用しようと思います。

筆子さんもご存知かと思いますが、昭和の頃記念切手を集めるブームのものです。

使えない紙幣ですが、1ドル札と2ドル札が数枚でしたので、カナダにいた記念にとっておこうと思います。

実は今、家にカナダのお土産のようなものは、カナダの郵便局で購入したポスト型の貯金箱とバンクーバーの景色の入った定規の2つだけでした。

カナディアンタイヤのクリスマスハウスの置物などもあったのですが、経年劣化でボロボロになってしまい、数年前ヤフオクに出したら欲しい人がいて、送った記憶があります。

自分が思うほど高値にはならなかったけど、そのまま捨ててしまうのは嫌だったので、良かったです。

あとは多分入国して間もない頃に、カナダものが嬉しくて購入して、しばらくすると生活に慣れるので、お土産は購入しなかった記憶もあります。

帰国する際にサルベーションアーミーとグッドウィルに持ち帰れないものは寄付して来たのでもともとあまりなかったようです。

カナダの物は少ないですが、思い出はいつまでも消えることなく覚えていますが、お金は気がかりだったのでこれでスッキリ出来そうです。

筆子さんみゆきさん、ありがとうございました。

Kさん、こんにちは。メールありがとうございます。

みゆきさんのお便りが参考になってよかったです⇒海外旅行で余った外国のお金の使いみち、6つの方法。

みゆきさん、ありがとうございます。

さて、Kさん、記念切手も使うことができて一石二鳥ですね。

紙幣2枚ぐらいなら、取っておいてもいいかもしれませんね。

今、思いつきましたが、紙幣はしおりに使えるのではないでしょうか?

私は、旅先や外出先で、自分自身におみやげを買うことはあまりありません。

買うとしたら、すぐに使う物を買います。

2018年の秋、名古屋に里帰りしたときは、ぼろぼろのスニーカーを買い替えました。

買ったその場で、箱はもらわず、古いスニーカーは、店員さんにお願いして捨ててもらいました。

見たり、聞いたり、体験したことは、いやでも、全部自分の中に取り込まれるので、物はいらないと思います。

私の娘は、日本に行ったとき、買い物してもらったレシートや、動物園の入場券などを持ち帰って、箱に入れてました。

こういう無料のもので、充分、旅のことを思い出せますね。

切手ですが、私の弟も記念切手を集めていましたよ。まだ、実家に少しあると思います。

以前、母がよく私に荷物を送ってくれたのですが、母は、その荷物に、昔の記念切手を貼っていました。

それでは、Kさん、これからもスッキリ生活を楽しんでください。

次は、コートをリメイクした体験を教えてくれたSさんのメールです。

コートをスカートにリフォーム

件名:生き返らせました

最近ミニマリストブログをあれこれ見ていて、

こちらに行き着いて以来毎日更新を楽しみにしています。

以前、コートをリフォームされた方の記事を拝読し、私と同じタイプだなと思いました。

今回は私のコートリフォームの話を聞いていただきたく、メールいたしました。

筆子さんはトンビコート、インバネスというのをご存じでしょうか。

戦前までよく用いられていた男性の和装用コートです。私はあれが大好きで、戦前の本物、今出来のものと今まで何枚も着てきました。

以前阿波踊りをしておりまして、移動の際、衣装をつけた上からばさっとはおっていたのですが、踊りをやめてしまってからさっぱり着なくなりました。
 
なんせ着物用だから脇ががっつり開いていて風通しがよく、それでいける春秋には裾までの長さは暑苦しく

その長さが役に立つ寒い季節はダウン一択、着るときがない・・・かといって好きな服だし捨てるのもナンだし・・・

そこでスカートへのリフォームを思い付きました。

デパートのリフォームに聞いたら3万5000とか言われて撤退。

別の個人の業者に頼んだら8000円でした。

コートのボタンもそのまま生かしてとってもおしゃれな巻きスカートを作ってくれました。これでまた好きな服を着られると嬉しくてなりません。

モノを減らしたことにはなりませんが、死蔵品を生き返らせて使えるようにしました、というお話でした。

ご返事は不要です。これからもブログ楽しみにしております。

Sさん、はじめまして。メールありがとうございます。

インバネスコート、よく知らなかったので、調べました。

インバネスコート

☆Courtesy of the Missouri Historical Society, St. Louis, Attribution, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=61607649による

着物用のコートなんですね。そういえば、祖父が着ていたと思います。

使わなくなったコートが、素敵な巻きスカートに変わってよかったです。

洋服はリフォームする楽しみがありますね。

Sさん、これからもブログを愛読いただければ幸いです。

別の読者の、コートをリフォームした話はこちらで紹介⇒古いコートをリフォームして着てみた率直な感想。

死蔵品を使うプロジェクト

死蔵品を作らないために、すでに家にある物を使う4つの戦略。

なぜ死蔵品が家の中にたまるのか?:今度こそ減らす、リバウンド防止編

不用ないただき物はガラクタになる前に処分する。

いつか使うかもしれない物をそこに置いておいても誰も使わないよ。

使わないリボンをいつまでも持ち続ける人:ミニマリストへの道、番外編8

もう着ない服、だけど捨てるのはもったいない、そんな時の思い切り方。

あなたの家に1度も着ない服や使わないバッグがたくさんある5つの理由。

******

今年、私は、死蔵品を使うプロジェクトをしています。

しまい込まれたまま、まったく活用できていないものを活かすために、最初にすることは、そういう物があることに気づくことです。

そのために、家にある死蔵品を、紙やノートに書き出してはどうでしょうか?

A5ぐらいの小さなノートなら、1ページに1つ、大きなノートなら、間をあけて、2つずつぐらい、書き出していき、それぞれ、これからどうするのか、使う(または処分する)アイデアを書くといいでしょう。

いつ使うか検討がつかない、使いみちがまったく思い浮かばい。そんな物は、じたばたせず、処分したほうがいいです。

「捨てるのはさみしい」と思うなら、写真をとっておけば、とりあえず、記憶のよすがは残ります。

実際に、使うことができたり、処分できたりしたら、チェック印を入れるか、、上から線をひっぱって消していくと励みになります。

それでは、あなたも、死蔵品の活用にかかわらず、伝えたいことがあったら、お気軽にメールください。

引用許可のあるものは、できるだけ紹介していきます。





部屋にいる若い女性部屋はこころの鏡。ぐしゃぐしゃの部屋が映し出すあなたの内面(後編)前のページ

不用品を寄付できない時でもできる7つの断捨離(ステイホーム中の片付け)。次のページ窓際に座る女性

ピックアップ記事

  1. 筆子の新刊『書いて、捨てる! 』3月11日発売。著者による内容紹介。
  2. いつか使うかもしれない、と思うものを本当に使う方法、あるいは見切りをつける方法。…
  3. ムック本・第2弾『8割捨てれば、お金が貯まる』発売のお知らせ:11月15日です。…
  4. 新刊『本当に心地いい部屋』4月14日発売のお知らせ:現在予約受付中。
  5. 筆子の新刊『買わない暮らし。』(6月16日発売)著者による内容紹介。現在予約受付…

関連記事

  1. 海岸にて

    ミニマルな日常

    捨てたらうれしいことがいっぱい。1つだけを大事にする幸せを感じています。

    物を減らして暮らしをシンプルにしたら、心楽しくなった、快適になった、よ…

  2. 一人でいる

    ミニマルな日常

    お酒をやめることにした~読者の卒酒の誓い。

    お酒を飲むのをやめます、という読者のお便りを紹介します。返信を…

  3. 旅行者

    ミニマルな日常

    不用品を減らし、スーツケース2つだけを持って海外生活を開始。

    シンプルな暮らしをしている読者のお便り紹介コーナーです。今回は2019…

  4. 時計を見る女性

    ミニマルな日常

    片付ける時間の作り方~忙しい主婦でも、不用品を捨てる時間はある。

    片付けに費やす15分を見つける方法を書きます。私がおすすめして…

  5. サランラップ

    ミニマルな日常

    サランラップは使わない主義~ラップの代用品の工夫とアイデア

    ミニマリスト主婦筆子は、長年「サランラップを台所から断捨離したい。使わ…

  6. ワードローブ

    ミニマルな日常

    衣替え不要のクローゼットになって思うこと。

    シンプルな暮らしをめざして、日夜はげんでいる読者のお便りを4通紹介しま…

新刊「50歳からのミニマリスト宣言!」

ムック:8割り捨てて二度と散らからない

ムック・8割捨てればお金が貯まる

書店かセブンイレブンで買ってね。

 

8割捨てればお金が貯まる・バナー

ムック本・8割捨てればお金が貯まる、発売のお知らせ

「本当に心地いい部屋」

「買わない暮らし。」売れてます(第7刷)

筆子のムック(第5刷)

筆子の本、『書いて、捨てる!』

更新をメールで受け取る

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。

1,810人の購読者に加わりましょう

新しく書いた記事を読む

  1. 1つ
  2. ガラクタの中にいる女性
  3. 通帳を見ている女性。
  4. 片付けている人
  5. 引っ越し荷物の梱包
  6. 服のチェックをしている人
  7. 車のハンドルを握る手
  8. 田舎を歩く女性
  9. 考え事をしている女性

筆子の本・10刷決定です

オーディオブック(Audible版)も出ました♪ 捨てられない人は要チェック

 

1週間で8割捨てる技術
 
⇒筆子の本が出ます!「1週間で8割捨てる技術」本日より予約開始

 

実物の写真つき紹介はこちら⇒「1週間で8割捨てる技術」筆子著、本日発売です(写真あり)

大好評・特集記事

小舟バナー

 

お金を貯める・バナー

 

実家の片付けバナー

 

ファッションバナー

 

フライレディバナー

 

湯シャンバナー

 

ブックレビューバナー

 

TEDバナー

 

歯の治療バナー

今日のおすすめ記事

  1. 子供部屋
  2. スマホを使っている女性
  3. 財布からクレジットカードを出す
  4. 宿題している人
  5. ゴミ屋敷
  6. 買い物しすぎた女
  7. 手持ちの服を調べている女性
  8. 祝儀袋を持っている人
  9. 着物
  10. ふとんとシーツ

過去記事、たくさんあります♪

PAGE TOP