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2020年11月10日に発売された、『8割捨てて、すっきり暮らす』がようやく手元に届きました。
簡単に内容を紹介しますね。
購入を検討している方は参考にしてください。
この本の特徴
ムック本
雑誌と書籍の中間の体裁をとっているムック本です。
見た目は雑誌ふうですが、裏にISBNコードがついているので、「書籍なんだ」ということがわかります。
ISBNは、International Standard Book Number(国際標準図書番号)で、その書籍を特定するための国際的なコードです。(雑誌には、雑誌コードがついていますが、これは、日本独自のコードです)。
試しに、カナダのアマゾンで、ISBNを打ち込んでみたら、出てきました。
50ドル? そんな値段では誰も買わないと思います。まあ、この本を読み、不用品を捨ててスッキリ暮らすことができれば、50ドルは安い投資ですが。
大判
30センチX21.2センチの、ムックによくあるサイズです。
手持ちのほかのムック本と並べてみました。
横にあるムック本は、私が監修した記事が掲載されたもので、見本としていただいたものです。
class=”style4b”>軽い
大判ですが、63ページなので軽いです。仰向けに寝転がって読むとき手が疲れないし、用済みになっても、捨てやすい。
出版社は宝島社
宝島社は、付録付きのファッション系ムックで定評のある出版社です。
私も昔、『ムーミン公式ファンブック』というムックを買おうかと思っていたときがありました。ムーミングッズが付録についていたからです。
しかし、このムックには付録はついていません。物を減らすための本ですから。
シンプルな内容
ムック本は、1つのテーマでまとめてあるので、興味のあることを、ピンポイントで知ることができます。
よって、シンプルなできあがりになると思いますが、そういうムック本の中でも特にシンプルだと思います。
何人かの読者の方から、「字が大きくて読みやすい」という感想をいただきました。
字が大きいということは、文字が少ないということです。
たとえば、上で紹介した他のムック本は、雑誌の記事をベースに作ってあるせいか、写真や文字がびっしり入っており、私は老眼鏡かハズキルーペをかけなければ読めません。
けれども、このムック本はほぼ、裸眼で大丈夫です。
雑誌はいろいろな記事が多岐に渡っててんこ盛りですから、すべての記事を読む人は少ないでしょう。
興味のある記事や連載を拾って読むのがふつうだと思います。
雑誌の記事を集めたムック本も、そういう読み方になるでしょうが、私のムック本は、通して読むのに負担のない量です。
表紙から、裏表紙まで、完全筆子色なので、むしろ、通読したほうが、効果があがります。
写真やイラストが豊富
写真、イラスト、チャートが多いので、本を読むことが苦手な人にもとっつきやすいです。
内容は物の捨て方
タイトルからもわかるように、一番最初の書籍、『1週間で8割捨てる技術』をベースにした内容です。
必要な内容を簡潔にまとめてあります。
パート1:8割捨てるとはどういうことなのか?(コンセプト)
パート2:実際の捨て方(実践方法)
パート3:捨てたあとのこと(リバウンド防止法、買物のコツなど)
これにコラムが3つ、Q&Aが8つ。
これだけです。
「量が少ない」と思うかもしれませんが、実際に捨てるためのハウツー本なので、実践してはじめて終わります。
だから、長く楽しめると思いますよ。
捨て方のパートに、どんな物を捨てたらいいのか具体的に書いています。
こんな人におすすめ
・もっと所持品を減らしたい人
・捨てる生活に入門したい人
・物の捨て方を知りたいが、文字びっしりの本やブログを読みたくない人
・物を捨てる生活のイメージをつかみたい人
・片付けのモチベーションをあげる何かが欲しい人
・最近、筆子のブログを読み始めたが、心の中のゴミではなくて、物理的なガラクタを捨てる話を読みたい人(そういう内容は、過去記事にたくさんありますが、探すのも読むのも面倒だと思う人)
・シンプルライフのコンセプトを手っ取り早く知りたい人
・大掃除のやる気を出したい人
普段、ブログを読む習慣のない人へプレゼントしてもいいでしょう。
私の母も、「わかりやすい」と言って、愛読してくれているし、私もリファレンスとして使おうかな、と思っています。
自分が書いた本は、必要に迫られない限り読み返しませんが(文章が下手すぎて気が重くなるため)、この本は写真が多いから気軽に手にとれそうです。
そう、
気軽に手に取れる
これがこの本の最大のメリットです。
値段と売っている場所
価格:税込み693円
売っている場所:全国のセブンイレブンを中心としたコンビニ、キオスク、書店など。
以前も紹介した写真ですが(編集者の人が送ってくれたもの)、こんなふうに雑誌コーナーに置いてあります。
書店でも扱いがありますが、おもな販売ルートはコンビニエンスストアだと聞いています。
アマゾンでも入手可能です⇒8割捨てて、すっきり暮らす (TJMOOK) | 筆子 |本 | 通販 | Amazon
ムック本は雑誌と違って、販売期間が決まっていないので、売れきれない限り、ずっと店頭にあります。
ただ、増刷になる可能性は少ないです。驚くほど売れたら増刷になるでしょうが。
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余談1
以上、今回は本の紹介でした。
ここからは、余談です。
今年は、読者の皆様のおかげで、3月に書籍⇒筆子の新刊『書いて、捨てる! 』3月11日発売。著者による内容紹介。
11月に今回のムック本を出版できました。
書籍が出た直後、全国の書店が閉まりましたし、アマゾンでも、「生活必需品」の販売を優先して、本の扱いが手薄になりましたね。
春に出版を予定していたが、延期した、という本も多かったと思います。
ですが、あえてこの時期に出せてよかったと思っています。
こういう時期だからこそ、自分の生活環境や心を整えることが重要ですから。
かつて、私もかなり汚い部屋に住んでいましたが、ガラクタに埋もれて、目の前のタスクを処理するのに追われる生活は本当に疲れます。
疲れるだけでなく、得体のしれない不安感や焦燥感にさいなまれます。
身の回りを片付けて、自分が管理・把握できる量まで物を減らすと、「自分がコントロールしている」「私が主役だ」と思えるので、とても爽快な気分になりますよ。
情報にしろ、物にしろ、何かにふりまわされながら生きるのはストレスがたまります。
本人は気づいていないことが多いのですが。1人でも多くの人に、疲れる日々から抜け出してほしいと思っています。
余談2
出版社の人は見本誌を11月9日に発送してくれましたが、私の家に届いたのは12月9日です。
飛行機を減便しているから、現在、エアメールが届くのにほぼ1ヶ月かかっています。
ちゃんと届くだけありがたいですね。
きのうヘルスカナダが、COVID-19のワクチンを認可したので、来週から予防接種が始まります。
希望者全員が接種を受けられるのは1年後ぐらいでしょうか?
あと少しの辛抱ですね。