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私、筆子が監修した記事がのっている雑誌を3冊紹介します。
もう店頭にないものもありますが、図書館や電子版でチェックしていただければ幸いです。
週刊女性 2023年 09月26日号
9月12日発売の『週刊女性』にのっている「モノを捨てればみるみる貯まる!」という記事を監修しました。
86~87ページの見開き2ページで、不用品を捨てることが、貯金に結びつく話です。
Zoomで取材を受け、私が話した内容をライターがまとめました。
不用品など、家でだぶついている物をあまり捨てない人は、「捨てるのはもったいない。お金の無駄だ」と思っています。
しかし、実際は不用品は捨ててしまったほうが、お金が残りますよ、という、まあ、私がブログでよく書いていることがコンパクトにまとめられています。
2ページですが、長年の私の物との付き合い方、私が「捨てるとお金が貯まると実感した理由」、15分で27個捨てる具体的なやり方、捨てたあと、物を増やさないコツ、物を捨てない家族との付き合い方など盛りだくさんです。
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興味のある方は、ぜひお読みください。
PHPくらしラク~る♪ 11月号
10月10日発売の、『PHPくらしラク~る♪』11月号の、『いつも”軽やかなあの人”の「3大不安」の鎮め方』というページ内で、「老いの不安の鎮め方」という記事を書きました(24~26ページ)
この記事は書き下ろしです。
今号の特集は、「いい捨て方・残し方」で、全128ページあるうちの最初の67ページまでが、片づけに関する記事です。
処分するものと残すものを判断する方法だけでなく、断り方などもありますので、捨てることが苦手な人の参考になるでしょう。
この雑誌はまだ店頭にあるはずです。
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やめる・捨てる・手放すと人生はうまくいく!: 60歳からの新しい暮らし方
これは、Gakkenが50代後半〜60代の女性向けに発売するムックの第1号です。このムックもまだ店頭にあります。
「シニア世代のスマホとの付き合い方」(75ページ)というページを監修しました。
スマホの使いすぎをやめたり、スマホの中をスッキリさせるコツなどを、メール取材された内容をライターが書いたものです。
「シニアって、悩むほどスマホをヘビーユースするのかな?」という懸念もありますが、よかったらごらんください。
シニアと言っても、年齢層はいろいろです。50代は、ふつうにスマホを使っていても、私の母のように、90代になるとスマホを使いこなしている人は少数派ではないでしょうか?
表紙は研ナオコさんです。
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研ナオコさんは、1953年生まれなので今年70歳です。
巻頭は研ナオコさんへのインタビューで、「自然体が一番いいから、みなさまにもすっぴんをおすすめする」と語っています。
研ナオコさんは、仕事のときはきっちりメイクするけれど、そうじゃないときは、いつも素顔だそうです。
私も、まったく化粧はせず、それでどこへでも行くし、なんの不自由も感じないので、化粧を面倒に感じる方にはやめることをおすすめします。
化粧品を買ったり、メイクをするのが好きなら続ければいいですが、義務ではなく趣味でやってください。
とは言え、このムックでは、ノーメイクに見えないポイントメイクをすすめているし(67ページ)、首や手のシワを見せないようにアクセサリーをつけることをすすめています。
女性向けのライフスタイルマガジンが、化粧を全否定することはないですね。
しかし、真の意味で自分らしさを追求するなら、化粧品やアクセサリーを手放すのも全然かまわないと思います。
やめるとラクになること
このムックには、「やめるとラクになる108のこと」が書かれています。
いちばん最初は、家のダウンサイジングですが、ここから3つだけ取り上げてみましょう。
若い世代の時間とお金を奪わない
「私が死んだら、全部捨ててね」と子供に言って、若い世代のリソースを奪うべきではない、とあります。
「死んだら、全部捨ててね」と言うぐらいなら、「今捨てろ」というわけです(もちろん、こんな書き方はしていません)。
すごくミニマルに暮らしていても、持ち家で死ぬまで生活していると、家具を含めて、多少の生活用品は残るので、そうしたものに加えて、趣味のものや古いもの、ほかの家族の遺品などが残っていると片付けは大変です。
もし、次の世代に気を使って片付けるなら、最初は趣味関係のものを見直すといいかもしれません。
でも、若い世代に負担をかける是非よりも、不用品を捨てれば、自分がラクになるので、自分のために捨てることを検討してください。
ものが多いと何かが必要になったとき、さっとアクセスできませんから。家のどこに、どんなものが、だいたいこれぐらいある、とわかっていると、何かと暮らしやすいです。
特にシニアになると、物忘れが激しくなるので、複雑な環境より、シンプルな環境で暮らしたほうがいいです。
物をためこんでいる両親に、まだ使える物を捨てる理由を聞かれたときの答え方~健康編。
もらいものは捨ててもOK
もらいものの所有権は自分にあるから、もらいものだって捨てていいんですよ、と書かれています。
最近、思いますが、物の出自にはあまりこだわらず、不用ならさっさと捨てたほうが片付けがスムーズに進みます。
これは贈り物、これは記念品、これはお土産、これはブランド品、これは幼いころの宝物などなど、あれこれ考えず、「使っているか、いないか」で判断してみてください。
日本に行って思いましたが、店も商品も本当にたくさんあり、多種多様な品物や、かわいいものが手頃な値段で売っているし、粗品や景品も多いので、何も意識していないと、物はどんどん増えます。
これまで手に入れた物を多少なりとも捨てないとスッキリ生活にはなりません。
これは、「ミニマリストだから」とかそういう話ではなく、人間的に快適に暮らしたかったら、不用品はどんどん捨てないと生活がまわらないと思います。
布団よりベッド?
気力、体力があるうちに、布団からベッドに変えておきなさい、とあります。これはおもしろいアドバイスです。
片付かない家の大半が布団に寝ていて、押入れは物でいっぱいだから、畳んだ布団を部屋のすみに置くようになり、高齢になると、布団を畳むのが大変になり、いつしか万年床になって部屋の掃除が行き届くなる。
これが、ベッドにしたほうがいい理由です。
確かに高齢になると、布団を畳んで押入れに入れるのも、屋外に布団を干すのも、ものすごい重労働になります。
私の母(90歳)も、ふだんは私の部屋のベッドで寝ています。以前は、部屋からちょっと距離があった場所に布団を干していましたが、今は、庭の物干し竿で布団を干します。
それさえもとても大変らしく、里帰りすると、必ず、布団を干すことを頼まれます。
でも、ベッドで寝ていても、部屋が散らかる人は散らかります。ベッドの上やまわりにどんどん物を置くんじゃないでしょうか。
ベッドは付属品が多いから、管理が大変です⇒ミニマリストはやっぱり布団でしょ、ベッドはいろいろ複雑だから
シニアや体力がない人に私がおすすめするのは、敷布団を捨てて、何か軽いものを床に敷いて寝ることです。
これなら、しまうのも干すのも簡単ですよ。
床にじかにシーツをしいて寝てみたら、グッスリ眠れて健康によいみたい
よく、「シニアは重いものを捨てろ」と言われますが、敷き布団はすごく重いですよね。
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最近、私の記事がのった掲載誌を紹介しました。
「週刊女性」の記事については、すっかり忘れていて、紹介がすごく遅くなってしまいました。
図書館だけでなく、喫茶店や美容院などにも置いてあるでしょうから、興味があったら読んでください。感想もお待ちしています。