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無駄な物は持たず、持っている物はちゃんと使っている読者のお便りを紹介します。ともに5月にいただいたものです。
内容:
・1000個捨て中。
・遺品を捨てる話
まず、Mさんのお便りです。小見出しは私が入れました。
不用品を捨てて落ち着ける部屋に
件名:1000個チャレンジの経過と変化について
現在25才で、数ヶ月前に仕事を辞め、現在はゆっくり休みつつ、部屋の片付けや勉強などをしております。
筆子さんのブログは以前から知っていたのですが、昨年から病気になったり入院したり、健康や今を大切にすることの大切さを改めて実感し、このブログにはそういった生活へのヒントが詰まっているので、1ヶ月ほど前から毎日拝読させていただいております。
はじめは過去記事から全部読もうとしたのですが没頭してしまっていたので、最近は気になる記事やリンクに貼られている記事を読んでいます。
筆子さんのいつかの記事の中で、年末まで待たなくてもいつでも送ってくださいというのを見て、今回思いきってメールさせていただきました。
1000個捨てを開始
3月の終わりから1000個捨てチャレンジを始め、800個まできました。
いらないものを目につく場所に置いて不用品スペースとしていたのですが、片付けなければと思いつつ分別が面倒でそのままになっていました。
でも、断捨離ノートに早く書きたい、早く1000個捨てを達成してスッキリしたいと思って分別できました! あとは持っていくだけです。
また、はじめは明らかな不用品でサクサク捨てられたのですが、最近では趣味のものや本、文房具など、身近であまり意識したことがない(考えないようにしていたのかもしれません)物の片付けや整理にも取り組んでいます。
シールやマスキングテープ、使いかけのノートなどたくさんあった文房具を1箇所に集めてみたら思いの外たくさんあり、ノートの消費を兼ねてモーニングページも始めました。
以前やってみたときは続きませんでしたが、今回はすごく楽しくて、早起きが習慣になってきているので無職でも生活リズムを保てています。
文具は一箇所にまとめて消費
文房具についても、小さなフォトアルバムにシールをまとめ、お菓子が入っていた缶にテープや付箋などと一緒に入れたところ、今までうまく使えていなかった物の使い道が見つかったし使いやすくなり、楽しく使えるようになりました。
物を物として使えているような実感があります。
また、雑貨屋に行くとノートやシールを買いがちでしたが、残量が把握できるようになったからか、この前はお店で見て楽しみ、無駄に買わずに帰れました!
ただ100均では安いので買ってしまいますが、アルバムに入れておけばちゃんと使うので、100均でならシールを買って良いことにしています。笑
捨てるものが以外とたくさんあった
もともと断捨離に興味があり、少しずつ捨てたり、買うときも考えてから買うようになっていたので、こんなに捨てるものがあるのかとびっくりしています。
捨てても今までどこか落ち着かなかったのは、まだまだ自分が管理できる量にしては多かったんですね。
6畳の部屋なので、狭いから仕方ないかと思っていたんですが、だいぶすっきりしてきて、部屋が落ち着く空間になってきています。
本当にうれしいです。ありがとうございます。
またチャレンジが終わった頃にメールさせていただきたいと思います。
筆子さんもご自愛くださいね。
Mさん、こんにちは。お便りありがとうございます。
落ち着ける部屋になってよかったです。
その後、体調はいかがでしょうか。
そうなんです。「私はシンプルに暮らしている」「私はあまり買い物しない」と思っていても、実際、引っ越し前に全出ししたり、毎日数を数えながら捨てていると、思ったよりたくさん物を持っていることに気づきます。
人間の自分や自分の暮らしに対する理解は、あてになりません。
それだけ、物をためこむライフスタイルがふつうになっているので、「ちょっと買わなさすぎかな?」あたりで止めておくのがちょうどいいと思います。
1000個捨ての達成を目標にして捨てると、断捨離しやすくなりますよね。
ただ、1000個捨てなど、数値目標を立ててする断捨離は、本来の目標に近づくための企画にすぎません。一番大事なのは、本来のゴールに近づくことなので、あまり数にこだわらないほうがいいですよ。
所持品の数や、捨てたものの数にこだわりすぎてはいけない理由。
それでは、Mさん、これからもお元気でシンプルライフを楽しんでください。
1000個捨てとは? ⇒ 持たない暮らしに近づく1000個捨てチャレンジの楽しみ方。
モーニングページとは? ⇒ ネガティブ思考改善にモーニングページがいい~今月の30日間チャレンジ
次はピーラビさんのお便りです。
遺品を捨てた
件名:母の遺品
いつも興味深いブログ、ありがとうございます。
21日の罪悪感のお話、身につまされました。
物に感情移入しすぎて捨てられない人におすすめする気持ちの整理の仕方、5選。
私の母はもう2008年に亡くなっているのですが、遺品はほとんど 手をつけられず そのままにしていました。
自営業で経理をひとり背負い込み、苦労の末、亡くなった母を思い出して泣いてしまうからです。
母は どちらかというと あっけらかんとした明るい気性で 私は大好きでした。
反対に 父は生真面目で 外面が良い分 家族には理想を押しつける、少々厄介な性格で あまり好きではありませんでした。
結局 その父を10年世話し、看取りました。
色々あったけど 私なりによく世話したので 父に関しては 心残りはありません。
父の遺品もちゅうちょなく処分できました。
さらに 不思議なことですが、父が亡くなってから ようやく 母の遺品に手をつけられるようになったのです。
きっと 母に対する罪悪感と執着が 父の死とともに 薄れたのでしょう。
筆子さんのブログで 向き合いたくない感情を罪悪感に置き換えてる とありましたが 私もそうなのかもしれません。
そこで ブレインダンプ、やってみます。
ちなみに モーニングページは3日坊主を数回。10年日記は 今年から始めて なんとか続いています。
30日チャレンジもやってみたいな。
では お身体に気をつけて
ピーラビさん、こんにちは。お便りありがとうございます。
ご両親とも、看取ったのですね。おつかれ様でした。
今はご両親の遺品はある程度、捨てたということですね。
お母さんは苦労の末、亡くなったそうですが、本人がどう思っていたかは、本人にしかわかりません。
意外と楽しい人生だと思っていたかもしれませんよ。
ピーラビさんというやさしいお子さんにも恵まれたわけですし。
遺品は、ある程度、気持ちの整理がつかないと捨てられないので、無理して大急ぎで捨てることはありませんが、捨てることで、気持ちの整理がつくこともあります。
たくさんの遺品をずるずる持たないほうがいいでしょう。
罪悪感の強い人は、自分を自分で許すと、うまく捨てられるかもしれません。
エッセオンラインにも、そんな話を書いています⇒⇒50代、親の遺品やもらいものを手放すコツ。罪悪感なく処分していい | ESSEonline(エッセ オンライン)
それではピーラビさん、これからもお元気でお暮らしください。
遺品を捨てるタイミング⇒家族の遺品を処理するタイミングを知りたい←質問の回答。
向き合いたくない感情を罪悪感に置き換える話⇒必要以上に罪悪感を感じるのをやめる方法。
ブレインダンプとは?⇒頭の中のガラクタを断捨離するブレインダンプのやり方
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私も昔、文房具や本をいっぱい持っていて、結局使いきれず、たくさん捨てました。
同じ種類のものを一箇所に集めると、内容を把握できるので、使い切りたいと思うなら、まず一箇所に集めるといいかもしれません。
同じ場所にあれば、廃棄も消費もやりやすくなります。
まあ、あたりまえですよね。
食料品が家中に散っていたら、在庫を把握できないので、誰でもキッチンに置きます。
ほかのものも、食料品と同じ扱いをするといいでしょう。
そして、やはり食料品と同じように、食べられないものでも賞味期限(使うタイミング)を意識すると、ちゃんと使うことができます。
くさらない物も賞味期限を過ぎればガラクタ~もったいなくてシールが捨てられなかった愚か者の独白
文房具はくさりませんが、マステやシールは、粘着力が落ちるし、セロハンテープ(今は、あまり使われないかもしれませんね)、側面にそのへんのほこりがくっついて汚くなります(私の体験)。
使うのも捨てるのも、タイミングよく行うと、スッキリした環境になりますね。
それでは、あなたも質問、感想、気づいたことなどありましたら、お気軽にメールください。
お待ちしています。