Tシャツを着た女性

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買いすぎないために筆子がやってみたこと~ミニマリストへの道(2023秋編-2)

今日は物を買いすぎないために、実際に私がやったことを書きます。

まあ、すべて過去記事に書いているはずなので、このブログをよく読んでいる人は知っていることばかりだと思います。

ただ、これはミニマリストへの道シリーズの記事なので、個人的な、どうでもいいかもしれないエピソードも交えて紹介します。



1.不用品を捨てる

不用品を捨てることは、ずっと前からやっていますが、特に、40代後半から、50代の半ばごろまでは、熱心に捨てていました。

この頃にだいたい捨てきったので、今は、そこまでたくさん捨てていません。

近々、引っ越しを考えているので、荷物を減らすために、里帰りから戻ったら、また捨て活に力を入れようと思っています。

この記事を書いているのは、2023年の8月で、里帰り準備(具体的には、記事の予約投稿)に忙しいため、捨て活のほうはそこまで熱心にしていません。

集中的に物を捨てるためには、捨て活の優先順位をあげるべきですが、ほかに優先順位の高いことがあるから、できないわけです。

不用品を捨てると、自分がいかに無駄なものを買ってきたか、目の当たりにするので、今後の買い物の仕方が変わります。

これは私だけではないでしょう。

特に私が無駄に買っていたのは、衣類、書籍、文具、かわいい系の雑貨などです。

物を買わない暮らしにシフトしたい人は、所持品の見直しから始めるのがおすすめです。





2.使うアイテムを減らす

私はシャンプーも化粧品も使わないのですが、このように、使う必要のないものを落としていけば、以降、買う必要がないので、買い物が減ります。

湯シャンのやり方や効果を書いた記事のまとめ

肌断食中のミニマリストが使っているたった1つの化粧品 ← この記事は8年前に書いたもので、日焼け止めクリームは使っていると書いていますが、最近は日焼け止めクリームも使っておりません。

シャンプーや化粧品を使うのをやめた理由は、べつに使わなくても生活できると思ったからです。

ほかにも、人工香料(オーデコロンやお香)や、敷き布団、カフェイン、甘いものなどの消費をやめました。

私が香水やオーデコロンを使うのをやめた理由。その香料は本当に安全か?

薬も必要がない限り飲みません。

薬なし生活~薬はすべて断捨離しアロマテラピーで健康管理

昔は風邪をひいたら、母に送ってもらった葛根湯エキスの入った薬を飲んでいました。

富山の置き薬で、とてもよく効いたのでお気に入りでした。

でも今は、そもそも風邪をひかないので薬を飲む必要がありません。

直近で薬を飲んだのは、去年か一昨年だったと思います。新型コロナウイルスの予防接種をした翌日に、歯医者に行くとき、朝、熱っぽかったので、夫が買った古い解熱剤を飲みました。

私のミスで、予防接種の翌日に歯医者の予約を入れてしまったのです。

ふだん私が薬を飲むことがあるとすれば、歯の治療関係のみですが、鎮痛剤も、抗生物質もどうしても必要なときしか飲みません。

3.いつも同じ服を着る

昔服を買いすぎたせいか、服を買いたい気持ちがなくなって、ほとんど買わなくなりました。

だいたいいつも同じスタイルで、Tシャツにジーンズかスパッツです。

最近は、娘のお古を着ているから、下着とソックス以外は買わない生活をしています。

では、ファッションに全く興味がないかというと、ドラマや映画で、人が着ているものを見るのはわりと好きです。

好きというか、そういうところに目が行くほうです。

2年ぐらい前に、NetflixでThe Queen’s Gambitというドラマを見た時、1950年代後半から、1960年代のファッションが素敵だったので、このドラマの塗り絵が欲しいと思いました。

実際に、アマゾンで探して見つけましたが、アマゾンのプリント・オン・デマンド(Amazon Kindle Direct Publishing)の本だったのでやめました。

北米のアマゾンのKDPの塗り絵本は、紙が決まっており、わら半紙をほんの少しだけよくしたような紙です。

しかも、KDPの場合、デザイン用ソフトウエアやCanva、最近ならチャットGPTを使って、きわめて安直に作る人(会社)が増えています。

既存のパターンを使ったり、人の塗り絵をコピーしたりなんてざらです。

私が見つけた塗り絵本も、「安直に作った本」の雰囲気があったので、買いませんでした。

話をファッションに戻すと、日々違う服に着替えなくても、映画などでファッションを見たり、ファッション塗り絵をしたり、道ですれ違った人のファッションについて考えたりすれば、十分ファッションを楽しむことができます。

実際、ファッション業界には、カール・ラガーフェルドやジョルジオ・アルマーニなどいつも似たような服を着ている有名デザイナーはけっこういるし、ファッションエディターの中にもそういう人はいます。

ミニマリスト主婦、筆子の14着の服を公開、写真つき(2020年夏版)

4.プレゼントはあげない・もらわない

プレゼントは基本的にあげないし、もらいません。

私がプレゼントをするのは娘と母と、日本に住む友人1人だけです。

3人もいるから、多いといえば多いでしょうか?

娘には誕生日とクリスマスにカードとギフト券をあげています。

バレンタインデーやイースターに、スターバックスのギフト券(オンラインのもの)をあげることもあります。

母には誕生日と敬老の日に、血圧をさげるコーヒー(母の希望)を楽天市場から送ります。

誕生日にプレゼントの交換をしている友人には、、毎回、リクエストを聞いて、アマゾンか楽天市場から直接送っています。

私へのプレゼントはそのとき私が欲しいものですが、たいてい5本指ソックスか、スポンジワイプです。

スポンジワイプとは⇒スポンジワイプの使い方。いろいろ活用できて環境にやさしいが値段は高め

プレゼントをあげないのは、お返しをもらいたくないからです。

あげるとどうしても何かが返ってきますよね。

人に何かをあげるときは、花、紅茶、石鹸、お菓子など、すぐに消費できるものにしています。

若い頃は、人にプレゼントをあげるのが好きでした。

でも今考えてみると、ただ単に買い物したいから、プレゼントをしていたような気がします。

5.お土産は買わない・もらわない

お土産もプレゼントの仲間なので、同じ項目で書いてしまってもよかったのですが、無駄なお土産を買った苦い思い出があるので、項目を変えてお話しすることにします。

昔は、私も、旅行したり、いつもは行かない場所に行ったりしたら、人や自分へのお土産を買っていましたが、そういう習慣は手放しました。

たとえば、映画を見に行って気に入ったらプログラムを買うとか、美術館で絵葉書を買う習慣です。

プログラムはそこまで買いませんでしたが、どこかに行って記念品を買うことはよくあったと思います。

でも、今はそういう「記念に買っておこう」と思うものは買いません。

というのも、記念に買ったもので手元に残っているものは1つもないからです。

みんな断捨離してしまいました。

いらなかったのに買ったから断捨離するはめになったのです。

例外的に私がお土産を買うのは日本に里帰りするときです。5年に1度ぐらいしか帰らないので、家族や友人にお土産を買います。

おみやげ選びで迷いたくないので、全員同じもの(たいていロッキーマウンテンソープカンパニーのソープ)にします。今回は、私よりも買い物することに興味のある娘がお土産選びを担当してくれるので、地元のスーパーで買えるお菓子やサーモンの缶詰になりそうです。

私がカナダに来たのは、1996年の3月ですが、この年の12月に、日本の友人へのお土産にしようと、カナダのダイエーみたいなところで、オーデコロンの小瓶を大量に買ったことがあります。

このときは、まだ里帰りする予定は全然立っていなかったのですが、いずれは帰るし、必要だろうと思いました。

しかし、実際は、この日はボクシングデーで、何もかもが半額だったので買っただけです。

その日がボクシングデーであり、ボクシングデーには大幅な値引きが行われるということを、この時は知りませんでした。

あまりにも安いので、安さに惹かれて買いました。

買ったオーデコロンはしばらく家に置いていましたが、ある時、まとめて実家に送りました。

私がはじめて里帰りをしたのは、カナダに来てから5~6年あとです。

オーデコロンは結局、人にお土産として配ることはありませんでした(母や親戚のおばさんにはあげた気がします)。

大量に余った残ったオーデコロンの一部は母が使ったりしていましたが、大半は、捨てました。

もったいないし、地球によくないですよね~。

オーデコロン事件ほどの規模ではないにしろ、これまでの人生で似たような失敗を何度かしました。

カナダに来たときも、誰かにあげるつもりで、東急ハンズでぽち袋を買ったり、友達にお土産用のハンカチやピアス、極小の招き猫を買ってもらいました(この話は過去記事で勝ち得います)が、結局、使いませんでした。

夫に招き猫をあげただけ。

「もうこんなことは2度としたくない」と思ったので、記念品やお土産のたぐいを買うのはやめました。

買いすぎないために筆子がやったこと、次回に続きます。





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