シンプルな寝室

ミニマルな日常

殺風景すぎるミニマリストの部屋を自分らしくアレンジする方法。

雑誌やSNSに出てくる「ミニマリストの部屋」は、何もなくて殺風景で、生活感もないものが多いと思います。

「シンプルな暮らしをしたいけど、こんな部屋は嫌だなあ」と怖気づき、シンプルライフそのものをあきらめていませんか?

もしそうなら、実にもったいない。

ミニマリストっぽい部屋でも、自分らしさを残すことは十分できます。

いくつかコツを紹介するので、「スッキリしているけど、私らしい居心地のいい部屋」を作ってみてください。



0.とりあえず買い物は少し休む

最初におすすめするのは、買い物を休むことです。

「ミニマリストみたいな部屋にしたい」と思ったとき、「ミニマリストの御用達の何か」とか、「ミニマリストの愛用品」とか、「ミニマリストの私が買ってよかったもの」などを見て、自分も買いたくなるかもしれません。

でも、これは、自分ではない誰か(ときには、ミニマリスト市場で売るという明確な意図をもった企業)が、「これはいいよ」と言っているものなので、うっかり買ってしまうと、自分らしい部屋から遠ざかります。

買い物するの代わりに、すでに自分が持っているものを見てみましょう。

自分の持ち物は、自分の好みが反映されているはずなので、自分らしさがあふれているはずです。

手持ちのあれやこれやを見て、自分が好きなものや、今後の路線を再確認しましょう。





1.好きなものだけ残す←最重要

シンプルな部屋づくりをするとき、多くの場合、新しいものを買い足すより、気に入らないものを手放すほうが効果的だし、お金もかかりません。

手持ちのものを見てみて、全然使っていないものは手放しましょう。

まあ、使っていなくても、「これ、好きだから、これからは使う!」と思うなら残してもいいですけど。でも、この選別はシビアに行ってくださいね。

いつか使うかもしれない、と思うものを本当に使う方法、あるいは見切りをつける方法。

ふだん使っているものでも、どちらかというと余剰品であり、かつ、「これ、なんか、嫌いだわ」とか、「いけすかない」と思うものがあったら、思い切って手放しましょう。

自分以外の人のものをうっかり持っていたら、本人に返しましょう。

そうやって、自分が好きなもの、実用品なら、まあまあ気に入っているものだけを残せば、それだけで、自分らしいシンプルな部屋になります。

いらないものを処分した時点で、部屋づくりはなかば完成したようなもの。

その上で、「もっと素敵にしたい」と思うなら以下のことをやってみてください。

2.色合いに気を配る

雑誌に出てくるミニマリストの部屋のカラーパレットは、白、黒、グレー、ベージュ(木の色)あたりだと思いますが、この色が気に食わないなら、別のベースの色を選んでください。

大きな面を占める色に気を配ってみましょう。

白い壁をクリーム色に塗ってみる、カーテンはうぐいす色にするとか。

モノトーンベースで行くときも、アクセントカラーに好みの色をもってくると、少し華やか、もしくはポップになります。

3.フォーカルポイントを作る

フォーカルポイントは、空間の中で目立っている場所、目を引く場所です。

フォーカルポイントに、自分らしいものをもってこれば、それだけで、自分テイストが際立った部屋になります。

フォーカルポイントとして使えるもの

・アート:大きな絵やポスター、彫刻、タペストリー。

・窓や景色:窓の外から見える光景をフォーカルポイントに使います。

・特別な家具:デザイン性の高い家具やライトなど。書棚も、中に並べるものによってはフォーカルポイントになります。

・飾り:置物や見た目に特徴のるアイテム(フィギアとかでしょうか?)

・花、グリーン

4.古いものを置いてみる

ミニマリストの部屋は、全体的にモダンな印象です。店で新しいものを買ってくると、殺風景になるというか、生活感が感じられなくなります。

そこで、古いものを置いてみてください。

家具でも雑貨でもかまいません。

おじいさんやおばあさんが使っていた雑貨や、お母さんからもらった食器などを、しまいこまずに、自分で使ってみましょう。

古いものなんて何もないですか?

その場合は、今後、買い物するときは、古着屋や古道具屋を利用しましょう。

こういう店には、ビンテージ感あふれるものがたくさんあるはずです。

5.飾りすぎない←重要

フォーカルポイントや古いものを置く時は、くれぐれも飾りすぎないでください。

飾りすぎると、フォーカルポイントではなく、視覚的ノイズになります。

視覚的ノイズ(見た目のごちゃつき)を極力なくすコツ(その1)~飾り物を減らす。

人間は、空間があると本能的に埋めたがると私は考えています。埋めたい衝動にかられる理由は2つあります。

1)空間をどこまでも有効活用して、生活の快適さや安全性を高めたいという気持ちがある

私達人間は、何かにつけて欲張りなので、手に入れたものはすべて「最大限活用したい」と思っています。

だからこそ、ただ同然でもらって、キッチンの棚に放置しているだけの水筒やタッパーをいつまでたっても捨てないし、5年以上着ていない服や、読んでいない本を、「高かったから」「ものがいいから」「貴重なものだから」と言って手放さないのです。

2)空間を埋めること(つまりものをいっぱい持って、自宅に最大限押し込むこと)が富や成功の象徴になっている

私達は、基本的に、ものをいっぱい持つことが、豊かな暮らしであるとみなされている文化や社会で生きているので、空間があれば、もので埋めます。

ものを埋めるための空間は、収納スペースですが、人の収納スペースの一番大きなものは、家です(まあ、普通はそう。人によっては、倉庫とか、もの入れ専用の別荘とか特殊なスペースを持っている可能性もあります)。

今、家の中にものをためこみすぎて困っている人が、私のブログを読んでくれています。

明らかに暮らしにくくなるのに、家にものをいっぱい入れて、すきま収納すらしようとするのは、「ものがたくさんある暮らしが豊かなんだ、幸せなんだ」と考える世界に住んでいるからです。

そういう価値観の世界に生きていれば、空間を見れば、新しいものでどんどん埋めてしまうのも、不思議はありません。

飾りすぎないために

飾りすぎないために、自分なりにリミットを考えてみましょう。

リミットの例:

・インテリアにかける予算を決めて守る

かける金額を制限すると、買いすぎない(イコール置きすぎない)と思います。ただ、すべてを100均で調達することも可能なので、予算を決めるなら、100円アイテムや300円アイテムの扱いも考えておきましょう。

・置く数を決める

飾りものは1つの部屋に3つまで、というように数を制限する方法です。

6.まめに掃除する

同じ家や部屋でも、掃除がちゃんとなされていたほうがスッキリ、美しく見えます。

「ミニマルだけど、私らしい部屋」にしたいときは、以前より、掃除に気を配ってみましょう。

べつに、そんなに熱心に「丁寧掃除」をする必要はありません。

その日散らかしたものは、その日のうちに、元の場所にもどして、ほこりや汚れを取り除けばそれでOKです。

毎日掃除できない人は、週に1度だけでもかまいません。

掃除を熱心にすると、部屋がきれいになりますが、シンプルな部屋づくりをしたいとき、それを邪魔するものを早期発見できるというメリットもあります。

掃除中に、「ああ、なんかここ汚れがたまるなあ」とか、「ここ、めっちゃ掃除しにくいなあ」と思ったら、なぜそう感じるのか、理由を考えてみてください。

家の構造上の問題でなければ、そこにあるものが、やたらと増殖する性質のものであるか、大きい、重い、形が特殊など、それなりに理由のある、「扱いにくいもの」である可能性が高いです。

扱いにくいものは、少ないほうが、部屋をきれいに保ちやすいです。

そもそも、ものはそんなにないほうが、掃除やふだんのメンテナンスが楽です。

7.自分の趣味を反映したものを置く

あたりまえですが、自分の趣味や好みを反映したものを置けば、より自分らしい部屋になります。

きのう、「趣味を大事にすることは、キャリアにいい影響がある」という内容のTEDトークを紹介しました⇒趣味がキャリアに与えるすばらしい影響(TED)

私は、趣味を大事にすることは、キャリアのみならず、人生のすべての面にいい影響を与えると考えています。

この本に詳しく書いていますが⇒新刊『本当に心地いい部屋』4月14日発売のお知らせ

多くの人が、ものをいっぱい持って汚部屋を作ってしまうのは、特に方針をもたず、メディアの影響を受けて、目についたものをぼんぼん買ってしまうからではないでしょうか?

自分軸みたいなものが、しっかり定まっていないから、人がいいというものをどんどん買って、とりあえず部屋に置いてしまうのです。

この逆をすれば、シンプルで自分らしい部屋を作ることができます。そして、自分軸を定めようとするとき、趣味が役立つのです。

趣味を大事にすることは、自分の気持ちや好みを優先させることですから。

自分が好きなものをよく考えて、ほかの人が何と言おうと、好きなこと、やりたいことを追求してください。

そうすれば、もっとあなたらしい部屋になります。

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「何もない部屋」の作り方。ミニマリストらしい家に住む方法はこれ

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ミニマリストが住む殺風景すぎる部屋に寒々しさを感じる人に、スッキリしているけれど、自分らしいあたたかみがある部屋を作るコツを紹介しました。

重要なのは

・部屋に置くものをすぐに買わない

・すでに持っているものから、好きなものだけを残す

・自分の好みを知る

この3つです。

自分を知ることが大切なので、いつもなら買い物をしてしまう時間に、気持ちを書き出して、自分と向き合ってみましょう。





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