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昨年の振り返りと新年の抱負を教えてくれた読者のお便りを紹介します。
1年でたくさんのものを捨てたというみかこさんのメールです。
家も心もスッキリした私の振り返り
件名:明けましておめでとうございます
お久しぶりです。
以前何度かメールさせていただいたみかこです。
2025年が始まり、今年もブログを楽しく拝見しております。
年末年始で1年を振り返って、ご連絡したくなりメールをさせていただきました。
たくさん捨てた1年
昨年はたくさんの物を手放した1年だったと思います。
けれど、今改めて振り返っても、手放して困ったものは1つもありませんでした。
ブレインダンプのつもりノートにも日々捨てたものを記録していますが、ノートも更新時に古い方は捨てているので全てを思い出せません。
けれど、ごみ処理センターやリサイクルショップにはずいぶん足繫く通いましたし(どちらも車ですぐに行けるのでありがたいです)実際自由にできる床面積、スペースが増えたので相当量を手放せたのだと思います。
夫も協力的になった
物を手放すことにあまり積極的ではなかった夫も、1年で少しずつ変わったように思います。
具体的に話をしたわけではないですが、物は少ない方がストレスが少ないということを体感したのかもしれません。
夫の同意を得るハードルはかなり高いですが(新婚の思い出が宿っているみたいです)、新婚時代に見栄っ張り精神で買った食器棚を手放せたらなぁと思っています。
やたらと大きく、我が家の手狭なキッチンスペースを圧迫しており、今となっては収納力があるのが逆に疎ましいです。
チェストを手放す予定
春までには子どもと私がそれぞれ使っている5段チェストも手放して、無印良品の収納ケースにサイズダウンしようと思っています。
我が家は友達家族とパーティーをよく開きますが、収納ケースなら別の部屋にサッと移動でき、臨時的にスペースの確保がしやすくなる利点もありそうです。
筆子さまのブログをヒントに、今年も快適な生活が送れるよう過ごしていきたいと思います。
いつもありがとうございます。
みかこさん、こんにちは。お便りありがとうございます。
変わらず、ブログを読んでいただき、本当に感謝しています。
去年の断捨離の様子、さらに今年の計画について詳しく教えていただき、うれしいです。
捨てても困らない
みかこさんは、不用品をたくさん捨てて、スペースを確保できたのですね。
「捨てたあと、何も困らなかった」というのは多くの読者が実感することです。
私自身も困りませんでした。
みかこさんも書いているように、捨てたあと、「何を捨てたか」ということはわりとすぐに忘れてしまいます。
昔、大量の服を手放したことがありますが、後になって「どんな服を捨てたっけ?」と思い出せるものはほとんどありませんでした。
捨てる前は思い入れがあるように感じても、手放すと文字通り自分の人生から消えてしまいます。
熱心に断捨離をしていた頃、不用品を捨てる前に写真に撮って、断捨離ブログにアップしていました。
その写真は、ブログごと削除してしまったので、ほとんど残っていませんが、日常ブログに残っている写真を見ると、「ああ、こういうの、持っていたなあ。買ったのに全然使わなかった」と思うことが多いです。
「今だったら、絶対買わない」とも思います。
みかこさんの近所には、ゴミ処理センターやリサイクルショップがあるんですね。
そのような「不用品の持っていき場所」が手近にあると、断捨離が進みますね。
以前の家にいたときは、徒歩圏にスリフトショップ(thrift shop*)が2件あったので、自分で寄付しにいくこともありました。
*スリフトショップ:寄付された中古品を販売するリサイクルショップ。収益は慈善団体の活動資金として使われることが多く、地域の福祉や環境保護に貢献できる仕組みになっています*
古着を入れることができるビン(大きなコンテナ)も、毎朝の散歩コースにありました。
今は徒歩圏にそういう場所がないので、寄付したいものは、箱の中にどんどん入れて、いっぱいになったところで、娘にピックアップを頼んでいます。
ところが、娘がなかなかピックアップしてくれないんですよね。
そのせいで、寄付品の箱が、玄関に置きっぱなしになっております。
不用品が次の人の手に渡る仕組みが、もっと増えると、家の片付けも進むでしょう。
共同で使っているものの扱い
ご主人も、断捨離に対して、前向きになってきたのですね。よかったです。
共同の財産やものは、無理に捨てないほうがいいと思います。
シンプルライフが好きな人は、「ほかの人も、ものを捨てたがるはずだ」と思いがちですが、実際は違います。
日頃、「筆子ジャーナル」を読んでいると、不用品を捨てることに対して、肯定的な意見をもつ人のお便りをたくさん目にするので、世間一般がそんな風潮であると錯覚するかもしれません。
でも、実際は違います。
私の周囲を見ても、私のようなライフスタイルを指向している人はいません。
「スッキリしていいね、こういうのいいね」と思ったとしても、自分は捨てない……そんな人がたくさんいます。
ものに対する価値観は人それぞれなので、たとえ同じ家に住んでいても、そう簡単には考えが一致しないでしょう。
特に、思い出の詰まった家具や、昔から使っているものは、本人にとってはただの「物」ではなく、感情的なつながりを持つ「大切なもの」です。
手放すようにしつこくうながすと、相手は、「自分の気持ちを尊重されていない」と感じるので、逆に意固地になってしまう可能性があります。
まずは、ご自身のコントロールできるものを徹底的に捨てることが最良の策だと私は考えています。
子供やタメコミアンの夫がいる人はミニマリストになりきれないのか?←質問の回答
その食器棚が、家族全員にとって本当に不要なものなら、ご主人も、「やっぱりいらないな」と感じる日が来るでしょう。
それまでは、ほかの方法でスペースを有効活用する工夫をするといいでしょう。
シンプルライフは、暮らしを快適にするためのもの。
家族関係をギスギスさせてしまっては本末転倒です。ご主人のペースを尊重しながら、ゆるやかに進めていけば、自然といい変化が訪れます。
昨年、みかこさんの家庭で、そうだったように。
では、みかこさん、今年も楽しみながら、シンプルライフを追求してください。
どうぞ、お元気で
今週のnoteの更新
今週noteにアップした記事をリンクします。
つぶやきは随時更新しています。
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読者のお便りを紹介しました。
結婚してすぐに、大きな食器棚や書棚を買ってしまうとあとで苦労することがあります。
買うときは、「これから家庭を作るんだし、できるだけ収納力のあるものを」と思って選びますが、いつも書いているように、冷静に考えれば、ものはそんなに必要ありません。
むしろ、収納力のある家具があると、よけいなものが増えてしまいます。
私も、去年引っ越しをしたあと、家具を買いましたが、毎回、「できるだけ小さいもの」「運ぶのが楽なもの」を選びました。
それでも、家具はかさばるし重いので、正直、「重荷を背負ってしまった」という気持ちがあります。
大型家具は一度購入すると手放すのが大変です。引っ越しのときは、運び出しや処分に手間もお金もかかります。
私のポリシーに、「自分で運べないものは持たない」というのがありますが、そういうわけにもいきませんでした。
まあ、必要だから買ったし、今後、家具を買うことはいっさいないと思うので、末永く使っていこうと思っています。
定期的に見直し、必要がなくなったら、スリフトショップに寄付します。
あなたは最近、手放してよかったものはありますか?
逆に、手放すのを迷っているものがあれば、その理由も聞いてみたいです。
どんな小さなことでも大歓迎なので、ぜひメールで教えてください。
こちらからどうぞ⇒お問い合わせフォーム | 筆子ジャーナル
お待ちしています。