美容院にて

お金を貯める

美容やサプリにお金をかけすぎるのをやめる方法。

美容やサプリに湯水のようにお金をかけるのをやめたい。どうしたらいいですか?

この質問に回答します。

まずメールをシェアしますね。水菜さんよりいただきました。



美容と健康にこだわっています

件名:物ではないお金の使い方

はじめまして!

最近筆子さんの本を読んでブログの存在を知り、毎日楽しく読ませていただいています!

私は20代前半社会人の、自称ミニマリストです。(笑)

人より物欲はない方だと思いますが、一つ問題がありまして…

私は美容と食にとてもこだわりがあります。

特に美容に関しては、毎月、美容院、ネイルサロン、エステ、ボディメイク等々…ただの社会人でありながら、モデルにでもなるのか? というくらい美容にお金をかけてしまいます。

食に関しても健康志向で、サプリなども欠かせません。

ですが、ふとこのままでいいのか? と思うようになりました。

施術を受ける前と最中は楽しいのですが、終わったあとに「高いのに…」と思ってしまいますし、何より全くお金が貯まりません。

なんとか借金はせずにいますが、ひとり暮らしなので何かあったらもうお終いです。

何とか通うのをやめようと思いつつ、また予約をしてしまう自分がいます。

物ではないものへの執着は、どうやったら改善するのでしょうか?





水菜さん、はじめまして。お便りありがとうございます。

本から、ブログのほうに来ていただいたのですね。とてもうれしいです。重ねてお礼申し上げます。

単にお金を使う習慣がついているだけ

水菜さんは、「物ではないものに執着しているから、その執着を減らしたい」とメールに書いていますが、執着ではありません。

ただ単に美容院や各種サロンにお金を使う習慣がついているだけです。

習慣なので、自動的にやってしまうのです。

シーズンごとにプチプラの服を買ったり、新商品が出るごとにコンビニスイーツを買って食べたり、やたらと本を買ってしまったりするのと同じです。

本当に美容と健康にすごくこだわっているのなら、たぶん私のような生活をすると思います。

すなわち、

・どんな生活をすると、健康にいいのか、いろいろと調べる

・砂糖、カフェイン、その他刺激物、加工食品の摂取を減らす

・定期的に運動する

・バランスのいい食事を心がける・食べすぎない

・睡眠をしっかり取る

・化学薬品の摂取を減らす⇒私が香水やオーデコロンを使うのをやめた理由。その香料は本当に安全か?

・ストレスをためない工夫をする⇒ネガティブ思考改善にモーニングページがいい~今月の30日間チャレンジ

究極の美容とは、健康であることですよね? 健康になれば、自然に髪や肌がきれいになります(ましてや水菜さんはまだ20代前半なので、何もしなくても肌はきれいなはず)。

健康でいたいと思うなら、よけいなことはせず、基本となるボディを丈夫にすることに注力するんじゃないですか?

サプリより、食物から栄養を摂ったほうがいいですし。

ヘルシーなライフスタイルを送るのに、たいしてお金はかかりません。食べ物にこだわって全部オーガニックにすると、多少お金がかかりますが、美容院やエステに使う金額よりずっと安いですよ。

まず、現在のお金の使い方を見直し、もっと大事なことに、お金を回してはどうでしょうか?

以下のことをやってください。

1.現状チェック

現在、収入をどんなことに使っているのか、それぞれ割合を出してください。

やり方:

■去年の11月から今年の10月(過去12ヶ月)の収入の総額を出す(概算でいいです)

■現時点での貯金や資産の総額を出す

■過去12ヶ月に以下に使ったものの概算を出し、それぞれ、収入に対する割合を調べる。

・住居費(家賃)

・食費

・光熱費(電気、水道、ガス)

・通信費(スマホ、インターネット、固定電話)

・保険料(生命保険、自動車保険など)

・社会保険料(厚生年金の掛け金とか。税金もここに入れる)

・医療費

・車を持っているなら、車にかかる費用

・美容代

・衣料品・ファッション

・教育費

・日用品

・交際費

・趣味費

・その他どこにも入らないもの

・貯金した金額

水菜さんは、物はあまり買わないそうですから、こんな感じでいいでしょう。

項目が多すぎて大変だと思ったら、とりあえず、特に支出が大きそうなものから7つだけ調べてください。そこに美容代が入らないなら、7つプラス美容代を調べます。

実情に合わせて、項目はアレンジしてもかまいません。

水菜さんは、美容にお金をかけているから、美容とファッションを分けましたが、ふつうの女性なら、この2つは一緒でもいいかもしれません。

ふだん、収支の記録をつけていなくて、この数字を出せないようなら、今日から、簡単でいいので、何にどのぐらいお金を使ったかわかるように、記録してください。

この記事にやり方を書いています⇒お金の管理が苦手な人におすすめする月に一度のざっくり把握。

2.これでいいのか考える

収入に対するそれぞれの割合を出したら、その数字に満足できるかどうか考えてください。

来年、3年後、5年後、10年後、ずっとこんなふうにお金を使っていく人生でいいのかどうか。

どこか、変えたいところはないか。

ミニマリストは、大事なものを大事にするために、自分のリソースを使います。

レス・イズ・モア(Less is more)の真の意味とは?何もない部屋に住むことがミニマリストの目的ではない

ミニマリストである水菜さんには、すでに大事にしたいものがわかっていると思います。

水菜さんの人生にとって、もっとも重要で優先順位の高いことは、外見を美しく整えることなのでしょう。

ですが、メールにもありましたが、「何かあったときにセーフティーネットになるお金」つまり、貯金も多少はあったほうがいいですよね?

突然仕事がなくなることは、ふつうにありますから。

そんなふうに考えると、「美容に使っているお金を少し貯金に回したほうがいいかもしれない」と考える4かもしれません。

あれこれ考えて、理想の割合(お金の使い方)を出してください。

3.予算を立ててお金の使い方を変えていく

次に2で出した理想の割合にそってお金を使えるように予算を立ててください。

たとえば、今、年間、使えるお金の25%を美容に回しており、貯金に回す割合は、0.5%ぐらいなら、「せめて5%は貯金しよう。そのために、美容に使うお金は20%にしよう」と考えます。

その後、どうやったら美容に減らすお金を減らせるか、具体的な方法を考えて、実践してください。

美容院や各種サロンに行く頻度を落とすのが一番簡単な方法だと思います。

美容院に、せっせと通わなくても、命にはかかわりません。

私はずっとセルフカットです⇒セルフカットのすすめ。時間もお金も大幅に節約できる。

毎月美容院に行っているのを2ヶ月に1回にしても、水菜さんの美しさは変わらないと思いますよ。

予算を立ててお金を使っていく話は、過去記事にたくさん書いていますので、読んでください。

こんな本も書いています⇒筆子の新刊『買わない暮らし。』(6月16日発売)著者による内容紹介。現在予約受付中です。

ここまでやってみて、「それでもどうしても、エステに予約してしまう」という問題が生じたら、習慣を変える方法を試してください。

参考になりそうな記事を2つリンクしておきます。

小さな習慣を1つずつ変えて、買い物欲を止める方法。

悪い習慣を断ち切る簡単な方法(TED)マインドフルネストレーニングのすすめ。

4.美容にこだわる理由を考える

最初にも書きましたが、お金をかけなくても、美は損なわれません。

シンプルスキンケア:化粧品に頼らずきれいな肌を保つ方法

それに、きわめてあたりまえのことを書きますが、人間の価値は外見ではなく、内面、つまり人間性にありますよね?

この考えに同意できませんか?

それならそれでいいけれど、同意できない理由を知りたいところです。

美しいモデルも、「外見はすべてじゃない」と言っています⇒キャメロン・ラッセルの「ルックスはすべてじゃない」に学ぶ本当の幸せ(TED)

こんなTEDもあります⇒「美しくありたい」という病気の弊害(TED)

水菜さんは、なぜそんなに外見を整えることに、限りあるお金や時間を使っているのでしょうか?

その理由を一度、ご自身で考えてください。

じっくり考えてみると、「ここにこんなにお金を使わなくていいんじゃない?」と思うかもしれません。

とりあえず、お金の使い方の見直しはやってくださいね。細かく計算しなくてもいいですよ。ざっとでいいです。

*****

美容院、エステ、ネイルサロン通いは、私に言わせれば、ただの趣味です。

私の娘も、1回260ドル(2万6千円と考えてください。実際の換算は違いますが)も出して、腕のいい美容師に髪を切ってもらっています。この美容師は、わざわざほかの州から飛行機に乗って、私たちの住む街にときどき仕事をしにきます。

娘は2ヶ月に1回、カットしてもらっているそうです。

ほかにも、まつげのエクステンションと、まゆげを1本1本墨のように書いてもらう(彫ってもらう?)マイクロブレーディングとかなんとか言うのもやっています。

娘の自前のまつげは長くてびっしり生えているし、眉毛も私のよりずっときれいなのに。

娘は、ネイルサロンにも行っています。日本のネイルみたいに、石や細かいものをくっつけた爪にするのではなく、きれいにマニキュアが施された人工の長い爪を貼る施術です。

娘はほとんど化粧をせず、するとしてもマスカラだけ。まつげや眉の施術を受けると、いちいち自分で化粧しなくてすみから、施術を受けているとのこと。

でもね~、ものすごい金額なんですよ。

自分で稼いだお金だから好きに使ってもらってかまいませんが。

趣味や、自分の好きなものにお金をかけるのは、楽しいし、個人の勝手ですが、貯金を全くせず、全部趣味に使ってしまうのはリスクが伴います。

年齢にかかわらず、リスク管理は必要ではないでしょうか。

趣味は人生を楽しむためにするもので、ストレスを生むためにするものではありませんからね。

私も若い頃、全く貯金をしませんでしたが、もしやり直せたら、多少は貯金しますよ。でも、やり直せないから、これからもずっと働きます。





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