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バスルーム(浴室・洗面所・脱衣所・トイレ)をきれいにしておくコツを7つ紹介します。
毎日使うバスルームは、家の中でも特に清潔に保ちたい場所です。
ところが、家族全員が使うため、ものが増えやすいし、湿気や水滴、ほこりが混ざって汚れやすい場所です。
ふと気づくと、棚やカウンターに洗面用具や化粧品がびっしり、浴室にはシャンプーやスポンジが何種類も…という状態になりがちではないでしょうか?
今はもう取り壊してしまいましたが、私の実家の脱衣所の棚にも、古い洗剤やタオルがたくさんありました。
ものが多いと掃除が面倒になるし、見た目もよくありません。
今日からできることをお伝えするので、少しずつきれいにしていきましょう。
◆目次
- 1. 同じ用途のものを減らす
- 2. 兼用できるアイテムを選ぶ
- 3. 家族で共有する
- 4. 湿気で劣化するものは置かない
- 5. 「いつか使う」ではなく今使う
- 6. 掃除のしやすさを重視する
- 7. 用途外のものは持ち込まない
1. 同じ用途のものを減らす
同じ役割をもつアイテムは今、使うものだけを出すようにします。
まだ少し残っているシャンプーボトルの横に新しく買ったボトルを並べたり、旅行用の小さいボトルを置きっぱなしにするのはやめましょう。
これは、実際に、娘の家のバスタブの縁で起きている現象です。
洗面所のカウンターにも、歯磨き粉や洗顔料、ボディソープを置きすぎてしまうことがあります。
パーソナルケア用品が多すぎると、使うときに迷ったり、使い終わらないうちに期限切れになるでしょう。
掃除のとき、いちいち動かすのも大変ですよね。
用途が同じものは、一つずつ使い切っていったほうがいいです。
中途半端に残っているものは、ひとつのボトルにまとめてもいいかもしれません。見た目がすっきりするだけでなく、ストックの管理も楽になります。
2. 兼用できるアイテムを選ぶ
洗顔料などは、オールインワンタイプを選び、使うアイテム数を減らします。
洗浄剤を買うとき、顔用、体用、手用、特殊なコンディション用と用途ごとに製品を揃えると、あっという間にバスルームがものだらけになります。
全身に使える石けんやボディシャンプーを選びましょう。
私が今思いつくのは、The BAR 3in1やマルセイユ石けんですが、別にブランドものでなくても、ふつうの石けんで大丈夫です。
ちなみに私が使っている石けんは、Nanaimo Spa Barというところの石けんです。去年のクリスマスに娘がプレゼントでもらって使わないまま放置していたのを譲り受けました。
ちなみに、私はずっと前から、バスマットは使っていません。ふつうのタオル(フェイスタオル)で足をふけば不用だからです。
ひとつで済むものを増やせば、バスルームはすっきりします。
今すぐ、オールインワンアイテムに切り替える必要はありませんが、買い替えるときに、できるだけひとつで済むものを選んでください。
3. 家族で共有する
家族でそれぞれべつのアイテムを使っているときは、できるだけ共有しましょう。
私が子どものときは、シャンプーや石けん、歯磨き粉は家族で共有していました。
それがあたりまえでしたが、今は、いろいろな用途の製品が出ているので、もしかしたら、それぞれが、好みのものを持っているかもしれません。
皆が、好きなブランドや香りを理由に個別に持つと、当然、数が増えます。
今、私は一人暮らしですが、以前、家族3人で暮らしていたときは、娘と夫は、それぞれ別のシャンプーを使っていました(私はシャンプーは使わない)。
そのときは、別に何とも思いませんでしたが、考えてみれば、昭和の時代は、全員で共有していたんですよね。
個別に揃えるのは、多分にマーケティングの影響ではないでしょうか?
歯ブラシやメイク用品など共有できないものもありますが、衛生面の問題がないならば、できるだけ共有しましょう。
4. 湿気で劣化するものは置かない
湿気や温度変化に弱いものは、別の場所に保管しましょう。
バスルームは、高温多湿になりやすく、ものの劣化が早い場所です。
化粧品や薬、紙製品(ティッシュや綿棒)、エッセンシャルオイルなどは、湿気で品質が落ちたり、カビや変色の原因になります。
日本では、化粧品をバスルームに置くことはあまりないかもしれませんが、洗面所と浴室が一体になっているタイプの住まいでは、洗面台にコスメを置くこともあるかもしれません。
私の実家の脱衣所は広かったのですが、棚に置きっぱなしだった洗剤やよくわからないサンプルはほこりがかぶり、バスタオルは新品なのにかびくさくなっていました。
未使用品やストックだけでなく、使わなくなったものも見直してください。たとえば、壊れかけのヘアブラシや、切れ味の悪いカミソリ、使いにくいスポンジなど。
「まだ使える」とは思わず、「今使っているか」という視点で判断しましょう。
バスルームはスペースが限られているので、出番のないものを置くとすぐにごちゃつきます。使わなくなったら手放して、使うものだけを置いてください。
5. 「いつか使う」ではなく今使う
旅先で手に入れたアメニティ、化粧品のサンプル、小分け用のボトルなど、「いつか使うかもしれない」と思ってバスルームに置きっぱなしになっているものを、できるだけ早く使ってください。
「いつか使うかもしれない」ものを置いてしまうと、バスルームが倉庫状態になります。
そもそも、「いつか使う」と思っているものは、なかなか出番がありません。
「旅行に行くときに便利そう」「急に必要になるかも」と思うかもしれませんが、実際にはその「いつか」は滅多に訪れないのです。
ミニサイズのシャンプーや石けんを取っておいても、いざ、旅行するときは、別のものを用意して使わないままになることも多いのではないですか?
保管中に香りが変わったり、中身が分離したりと品質が落ちることもあります。
「いつか使おう」ではなく、今、使うようにしましょう。
6. 掃除のしやすさを重視する
掃除が面倒になるものは、手放してください。
バスルームは、水垢やぬめりがすぐに発生します。
掃除のたびにどかさなければならないラックや、ぬるぬるになりやすいワイヤーかごがあると管理が大変です。
トイレマットや便座カバーも、管理の手間を考えると、ないほうが暮らしやすいです。
トイレのフタカバーや便座カバーはどうしても必要なの?断捨離しても問題ないのでは?
また、床に直接置くものはできるだけ減らしましょう。
直置きすると、底が湿気で汚れるので、こまめな掃除が必要になります。
7. 用途外のものは持ち込まない
バスルームに関係ないものは、最初からここに置かないほうがいいです。
実家では、母が家具の一部だった棚をトイレにつけてくれたので、若い頃、私は、そこに文庫本や大昔、フェリシモで買った雑貨やオーデコロンを並べていました。
この棚は、私がカナダに来てからもそのままで、久しぶりに実家に帰ると、すべてほこりだらけで、本は変色していました。
見るからに汚かったので、トイレにものを置いてしまった自分の行動を反省しました。
空いたスペースや、棚があると、つい何かを置きたくなるかもしれません。でも、空いている場所はそのままにしておいたほうが、清潔に使うことができます。
◆関連記事もどうぞ⇒いらないものがたくさん!お風呂場とトイレの断捨離のコツ
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バスルームをすっきり保つコツを紹介しました。
基本はできるだけものを置かないことです。なんとなくものを置いてしまうのではなく、「どうしてもここに置くしかない」と思うものを置いてください。
そうすれば、朝の身支度も、夜のリラックスタイムも快適に過ごせるし、日頃の掃除もラクになります。
バスルームは狭いので、断捨離の効果をすぐに感じられる場所。まずは、もう使ってないものを撤去するところから始めてください。