コレクション

ミニマルな日常

彼氏がツアーグッズを大量に集めるので困っています:読者の質問に答えます

今回は読者の悩みに回答します。

相談者は35歳会社員のドルシアさん。結婚を前提につきあっている恋人があるグッズを大量に収集している。それをやめてもらうにはどうしたらいいか、というご相談です。

お便りをそのままシェアします。



ツアーグッズのコレクションをやめてもらいたい

件名:バンドのライブグッズを収集する彼氏

筆子さん

いつも聖書のようにブログを読ませていただいており、大変お世話になっております。

私は35歳会社員です。

10代の頃から自称ミニマリスト思考ですが、数年に1回のペースで好みの流行が来ると大量に服を買い込み、飽きたら捨てる、ということをしており、結局はお金を浪費している生活でした。

ダイエットに関しては、運動は有酸素運動、筋トレを週5やっていますが、やはり女性には月毎のサイクルがありますので、その月のPMSやcrampsに精神的に打ち負かされたとき、ドカ食いし、増量と減量を繰り返しています。

筆子さんのブログに出会ったのは2カ月前ですが、自分に負けない、先々のことを考える、ということを常に認識して行動できており、ミニマリストでなくなりそうになったときもドカ食いしそうになったときも一歩とどまっています。

生活が明らかに改善方向に向かっております。重ね重ね、感謝致しております。

さて、結婚を前提に付き合っている彼氏についてご相談させてください。

あるバンドのファンということは知っていましたが、家に行くと、そのバンドのライブグッズが大量にあり、ちょっとビックリしました。

今年はそのバンドの久々のライブツアーがあるとのことで彼は日本中ですが何回も行っています。

よって、最近私が彼の家を訪問するたびにライブグッズが増えています。

私には本当にガラクタにしか見えないのですが、100均クラス(もしくはそれ以下)のクオリティのものに、バンド名が印字されているだけでそれぞれに数千円もするそうです。

メンバの写真やメンバの描いたイラストがついたものは価格はもっと膨れあがるとのことです。

そのようなグッズの山が1x3x1mの棚に埃を被ってディスプレイされており、場所は取るし、ほこりとかびの臭いがするし、スタイリッシュでもなく、かなりの視界的ノイズとなっております。

その中には、中身のないお菓子の袋やお酒の瓶や缶もあります。つまりゴミです。

バンドメンバ直筆のサインを大事に持っているのは理解できますが、ただ名前や写真が入っただけのグッズを買い漁るのは、売り手側のビジネス戦略にまんまとハマってるだけだと思います。

正直、私もそのバンドは楽曲もメンバもかっこいいので好きでしたが、そんなガラクタみたいなモノを販売していることを知って、幻滅したくらいです。(メンバではなく、所属事務所の意向だと思いますが。)

愚痴になってしまい申し訳ございませんが、彼がバンドグッズにお金を注ぎ込むのをやめさせたく、またマスコットぬいぐるみ(男が持っているのも気持ち悪いですが、人形は屍を表すので魂を抜かれそうです)や、お菓子の袋のようなものは捨ててほしいです。

借金するまで買い込む彼ではないですが、お金は貯めるかもっと他のことに使ってほしいです。

この先、ガラクタと共に生活しなけらばならないと考えると彼との同居など不可能です。

筆子さんのブログにあった、女性がキャラクターものにハマるのと似たような感覚だと思いますが、男性への場合、やんわりと傷つけずに収集癖をやめてもらうように促す方法はありますでしょうか。アドバイスお願い致します。




ドルシアさん、こんにちは。よその家庭やカップルのことは当人にしかわからないことがたくさんあります。その人の性格によっても、対応は変わってきます。これから書くことは、私ならこうしてみる、という1つの案です。

自分の要望を相手に知らせる

ドルシアさんの恋人に対する要望は

1.バンドグッズにこれ以上お金を使ってほしくない
2.マスコットのぬいぐるみとお菓子の袋や空いた瓶、缶を捨ててほしい

この2つですよね?

2番については、彼に、自分の要望を率直に伝えてはどうでしょうか。

「ほこりっぽいし、カビくさいから、気分が悪くなるので」という理由をそえて。

ただ1番のお金の使い方や、コレクションの趣味に関しては、とやかく言わないほうがいいと思います。何を集めようが、何にお金を使おうが、本人の自由です。

ツアーグッズを集めるのは反社会的な行為ではありません。

男性だからといって、人形を集めてはいけない、とも言えません。

ドルシアさんだって、彼に「ミニマリストなんてうざいからやめろよ」と言われたら、いやな気分になると思います。

まだ結婚していないのですから。

今後、結婚後の生活に関して話し合うときに、二人一緒の生活における要望という形で、「そういえば、あなたはたくさんバンドグッズを持っているが、新居には入りきらないと思うので、少し数を絞り込めないか、マスコットも減らすことはできないだろうか」と提案してはどうでしょうか?

これから結婚するならば、いろいろ話し合うことがたくさんあるはずです。

どこに住むか、生活費はどこから捻出するか、家事はどういうふうに分担するか、子供は作るのか、など。

住環境について話しあうときに、さりげなく、幅3メートルの棚はちょっと入らないかもしれないよね、と切り出して、中身を少し減らせないだろうか、というふうに言ってみるのです。

結婚後、ちゃんと生活費を家に入れるなら、個人のお小遣いの範囲で、バンドグッズを買うのは、家族がとやかく言うことではないと思います。

話し合いをするときは、穏やかに、冷静に、誠実に、相手に対する敬意をもって行うのが理想です。

私がちゃんとそういうふうにできているかどうかは別です。一方的に自分の意見を押しつけようとして、私は何度も失敗しました。

話し合いにのぞむ前に、以下のことを考えておくと、ケンカにならないと思います。

自分にはガラクタに見えるものでも当人には宝物

ツアーグッズやオフィシャルグッズは、質のいいものもあれば、安っぽいものもあるようですね。

たぶん、それらのグッズは本当に安っぽいのでしょう。純正ガラクタなのかもしれません。

ですが、自分にとってはゴミでも、本人にとっては、大事なものである、ということは充分あり得ることです。

人はみな、他人のものはゴミに見えるのです。特にミニマリストなら、たいていの家がガラクタだらけに見えます。

日本中のツアーについてまわるなんて、彼はかなりコアなファンです。

どこまでもそのバンドを応援したい気持ちがあるのではないでしょうか?

以前、中島みゆきさんのファンクラブのグッズを集めていた方のお便りを紹介したことがあります⇒ファンクラブのグッズが部屋にゴロゴロ。断捨離すべき?:読者の質問に答えます

その方によると、そういうファングッズは中島みゆきさんにとって大きな収入源なのだそうです。

今は、音楽はネットでデータとして配信されているので、以前のようにCDをばんばん売ることは難しいです。アーティスト活動を支えるための、グッズ販売なのかもしれません。

彼のその気持はくんで、コレクションは好きなようにしてもらったほうがいいと思います。本人にとっては大事なものでしょうから。

結婚後は、そのコレクションのためのエリアを作って、そこに入る範囲で、本人に好きなように集めてもらうといいでしょうね。

そこは彼だけのプライベートスペースという形にするのです。

本人が「もういい加減、集めるのはやめよう」と思えば、自然に収集は終わります。

他人をコントロールしようとするとストレスがたまるだけ

恋人でも親子でも、別々の人間なので、自分とは考えていることが大きく違います。

自分にとっては、当たり前のことでも、相手にとっては全然違う、ということはよくあります。

自分と同じ考えの人はいません。

その点についてはこちらをお読みください⇒1ヶ月文句を言わない挑戦中:1月の30日間チャレンジ

自分でどうにかできる可能性があるのは、自分の思考と行動だけです。相手はコントロールできません。

今の段階でドルシアさんにできることは、彼が大枚はたいてゴミのようなバンドグッズを買い続けるその真意を理解しようとすることです。

自分が必ず正しいとは言い切れないので、まず相手の考えに耳を傾けてください。

こちらの記事も参考にしてください⇒きれい好きな人が片付けない家族と円満に暮らす4つの秘訣

ゴミを捨てない理由を考えてみる

食べ終わったお菓子の袋や飲み物の瓶や缶を放置するのは、いくつか理由があります。

私の娘もそうですが、単にゴミを捨てる習慣がないだけだと思います。あるいは、それらがゴミに見えていないのです。

汚部屋に住んでいる人は自分が汚部屋に住んでいるなんて夢にも思っていません。ふつうだと思っています。

これに関しては、「ゴミはゴミ箱に捨てたほうがいい」と教えてあげればいいですね。場合によってはゴミ箱をプレゼントしてもいいでしょう。

私の娘も、捨てやすい場所にゴミ箱を設置したら、たまに自分でこの中にゴミを捨てるようになりました。

ゴミ問題については、まだ話し合いをしていないと思うので、一度なぜゴミを捨てないのか、聞いてみてください。

たぶん、「ただなんとなく捨てない」だけなのだと思います。

「結婚後はゴミはゴミ箱に捨ててね」と頼めば、捨ててくれると思います。
~~~~~~
まとめると、

●ゴミを放置することに関しては要望を言う。

●しかし、お金の使い方や、趣味に関してとやかく言うべきではない。

●結婚後の生活について話し合うとき、バンドクッズの数を減らすことを提案する。

●相手の立場にたつ努力をする。

こんなふうになります。末永くお幸せに。





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