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4月14日に、筆子の5冊目の本、『本当に心地いい部屋』が発売されます。
いつも応援してくださる読者の皆様のおがけです。本当にありがとうございます。
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ぜひ手に取って読んでみてください。
出版社は、『買わない暮らし。』と、『書いて、捨てる!』と同じ、大和出版です。
簡単に内容を紹介しますね。
『本当に心地いい部屋』のコンセプト
新しい本もシンプルライフを提案するものですが、「どんな部屋にするか?」という話を書いています。
私が提案したいのは、いわゆる、おしゃれな部屋、かわいい物がいっぱいある胸キュンな部屋、インスタ映えする部屋ではありません。
自分らしい部屋、ほっとくつろげる空間です。
そういう空間を手に入れる方法を書きました。
たまに雑誌の仕事で、記事を監修させていただくことがあります。その関係で、掲載誌を見ることがありますが、こうした雑誌にのっている、「シンプルで住みやすい部屋」はどれもよく似ています。
明らかなパターンがあります。
たいていフローリングで、ナチュラルな北欧風の家具や小物が配された部屋です(全体が薄い茶色っぽくて、白い家具がある)。
たぶん何年も、こういう部屋が流行っているのだと思いますが、このような、雑誌やインスタグラムで提示されている「素敵な部屋」や「上質な部屋」を真似しようとするから、余計な物が増える、というのが私の言いたいことです。
他人の部屋の真似をしようとするから、いつまでたっても、「ちょっといい物」「ワンランク上の物」を買い続けます。その一方で、すでに買った物は捨てられず持ち続けるから、物だらけの居心地の悪い部屋になるのではないでしょうか?
基本は物を減らすこと
心地いい部屋を作る方法は簡単で、物を減らすだけです。
新刊にも、「物を減らしましょう」としつこいほど書いています。
持ちすぎている物や、自分に関係のない物を、どんどん捨てると、求めている住空間に近づきます。
自分の家にいるのに、なんだか落ち着かず、イライラするとしたら、物の持ちすぎです。
余計な物がないと、身も心も軽くなり、ひじょうに快適で、穏やかに暮らせますよ。
これは、いったん、物を減らしてみないとわからないかもしれません。
シンプルライフを送りたいと思っていても、多くの人は、「これを捨てるのはもったいない」、「あとで困るかも知れない」「これは大事な気がする」と物に執着して、なかなか手放しません。
だからいつまでたっても、物だらけの空間から抜け出せず、居心地悪いままです。すると「生活の質をあげるために、こんな物やあんな物を買ったほうがいいかもしれない」と思って、メディアで紹介されている物を買ってしまい、ますます物が増えます。
構成:各パートの内容
全部で192ページあり、5つのパートに分かれています。
パート1:おしゃれな部屋にするより、大事なこと
「おしゃれな部屋」が人気で、そんな空間を追い求めている人はたくさんいますが、「おしゃれな部屋」を追い求めるから、心地いい空間にならない、という話を書いています。
おしゃれな部屋と暮らしやすい部屋は同じではないですから。
パート2:視覚的なノイズを減らして、心地よさを作る
目にうるさいものがたくさんあると心地よくないので、視覚的なノイズを減らすことをおすすめしています。
どうやって視覚的なノイズを減らすか、具体的に書いたパートです。
パート3:部屋を効果的に使って、快適にする
それぞれの部屋の役割を確認して、その役割がちゃんと果たせるように、部屋を使っていこう、というパートです。
たとえば、リビングルームは家族でのんびりくつろいだり、趣味を楽しんだりするのに使う部屋だと思います。
それなのに、物を置きすぎて、倉庫みたいになっていることがありますよね?
これは、望ましい部屋の使い方ではないので、もっと居心地良くなるように、使い方を正していく提案をしています。
パート4:自然を取り入れ、もっと穏やかな空間に
余計な物を取り去って、光や風をたっぷり入れるすすめを書いたパートです。
窓のそばに、いらない物を積み重ねると、光や風が入ってこないので、どけてください。
窓際にあれこれ不用品を置いていて捨てない人は、その不用品を「大事な物だ、ガラクタじゃない」と思っているかもしれません。
しかし、そうした物が部屋にいっぱいあるせいで、もっと大事な光と風を取り込むことができません。
パート5:ずっと心地いい部屋で暮らすために
ある程度心地よくなった空間をキープする方法(リバウンド防止法)を書いたパートです。
具体的にするべきことにプラスして、心地いい部屋で暮らすための考え方(マインドセット)も書いています。
この本をおすすめしたい人
ズバリ、もっと心地いい部屋で暮らしたいと願っている人です。
さらに、
・自分らしい生活をしたい人
・汚部屋から抜け出したい人
・部屋づくりを通して、今の生活を見直したい人
・家の中にある物を減らしたい人
・物をためこむのをやめたい人
・シンプルライフを目指している人
・SNSに振り回されずマイペースで暮らしたい人
・SNSで見た物をすぐに欲しくなる人
・かわいい雑貨を買うのが止まらない人(かわいい物から卒業する方法も書いています)
・物をたくさん持っている家族とうまくやっていきたい人
・ついつい飾り物を飾りすぎてしまう人
・疲れる部屋に住んでいるけれど、何をどうしたらいいのかわからない人
・もっとラクに暮らしたい人
・最近筆子のブログを見つけて、どこから読んだらいいのかわからない人
■おすすめしない人
おしゃれな部屋や、洗練された部屋の作り方は書いていないので、その手のアイデアを求めている人にはおすすめしません。
おすすめの小物や、センスのいい飾り物の飾り方も書いていません。
そういう情報を追い求めているから、物が増える、と書いています。
本当に心地いい部屋:基本情報
表紙
発売日:2021年4月14日。書店によっては、4月14日に入っていないかもしれません。全国的に書店に並び終わるのは4月20日頃。
電子書籍も当時発売されます。
定価:1540円(本体1400円+税)
ページ数:192ページ
大きさ:13(幅) x 1.4(厚さ) x 18.8(長さ)cm 『買わない暮らし。」と同じ。
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楽天ブックスで見る⇒本当に心地いい部屋 ものが少ないからくつろげる、満たされるから帰りたくなる [ 筆子 ]
おまけ情報
今回の本は、まえがきからあとがきまで、順番に書き下ろしています。
過去のブログの記事や、読者からいただいたお便りの内容も盛り込んでいますが、全部、書き直しました。
よって、2015年2月末からのブログの記事をしっかり読み込んでいて、中身をほとんど記憶している人でも、「あ、この話、はじめて読む」という内容が、そこかしこにあります。どうぞ、お楽しみに。
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新刊のご案内をしました。
発売まで4週間ほどあるので、「1540円の出費がきつい、お金がない」という人も、1週間に、385円ずつ貯めれば本を買うことができます。
スターバックスで一番安いと思われるドリップコーヒーのショートが290円なので、1週間に1回だけ、コーヒーとおやつをがまんすれば、貯められるでしょう。
アマゾンに予約すれば、確実に手に入りますが、街の書店も利用しないとつぶれますからね。
私の家から歩いて行ける距離にあった本屋も、2年前の秋に閉店しました。
大きな本屋のチェーン店ですから、オンラインでも注文できますが、本屋に行って本を見るのは、アマゾンで本を見るのとは違う楽しみがあります。
アマゾンだと、どうしても自分の興味がある(とアマゾンのプログラムが思っている)本しか、出てこないから、「思いがけない出会い」がないですよね。
では、発売日あたりにもう一度、見本誌の写真をそえて、発売の告知をします。