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数日前に、宝塚歌劇団のグッズを捨てるのに苦労している方のメールをシェアしたところ、やはりヅカオタ(宝塚歌劇のコアなファン)の読者の方から、「私ならこうするけど」という提案をいただきましたので、紹介します。
ファングッズや好きで集めた漫画や本、CD、レコード、DVDのたぐいを捨てられない、だけど、スッキリ暮らしたいいう方はたくさんいらっしゃるので、考え方を応用できると思います。
子供の写真や作品を捨てられない方の参考にもなるでしょう。
では、メールを引用しますね。みのくんからいただきました。小見出しは私が入れました。
残すものを厳選する
筆子さんこんにちは。
8/18の「宝塚グッズが捨てられない」に関してです。
宝塚歌劇団にはまって買い込んだグッズが部屋にあふれている~この問題の解決法。
実はわたしもヅカオタのはしくれです。
筆者さまのお気持ち、痛いほど分かります。
ご自身のつらい時期を共に乗り越える糧となったご贔屓様のグッズの処分に関して、なかなかふんぎりがつかないのですね。
そこでわたしならこうする。ということを書いてみようと思います。
好きなスターの殿堂を作る
宝塚大劇場に「宝塚の殿堂」という、ミニミュージアムみたいな施設があります。きっと筆者様はご存知だろうと思います。
そこは歴代のトップスターさんや脚本家さんらの写真やお衣装、資料などが飾られています。
そのようなものをご贔屓様グッズを厳選して作ってみてはどうでしょうか。
殿堂を作るにあたり、もう一度グッズを吟味するのです。
何をここに飾りたいか、残しておきたいか。
殿堂に飾られているのはどんなにすごいトップスターさんでもせいぜい2つ3つの写真やお衣装がある程度です。
きっとたくさんあるだろうブロマイドも、似たようなアングル、お写真のものが重複していると思います。
その中で「これは!」というものを選んでいくのです。
残念ながら落選したものは、感謝の気持ちを込めて手放す。
また映像に関しても、一つ一つ、思い入れがあるとは思いますが、今は宝塚のサブスクもありますし、本当に好きなものだけを残してあとは処分。
公式のBlu-rayやDVD、パンフレットはブックオフなどで買い取ってくれると思います。絶望的な値段をつけられるでしょうが。
ブロマイドに関しては、もう退団されているので専門店でも買い取ってもらえないのでこれはもう処分するしありません。
ゴミとして捨てるのがしのびないなら、キレイな紙で包んで、1日花でもそばに飾って、それから生ゴミなどとは別の袋にして丁重に処分する。
そんなふうにしてみたらいかがでしょうか。
「マイ殿堂」の容量を決めて、そこに収まるだけにするのです。
箱に入るだけと決めている
わたしもブロマイド用に1つお気に入りの箱を用意してそこに入るだけ、と決めています。
先にも書きましたが退団すると専門店では買い取ってくれなくなるので、退団発表があると持っているブロマイドを見直し、売ってしまってもいいものは都度処分しています。
宝塚は美しい夢のような世界です。
そのグッズが筆者さまの重荷になっているのはなんとも切ない気持ちになります。
あ!あと顔写真付きのペットボトルですが(そんなものがあったのですねえ)それは災害時の備蓄として取っておいてはどうでしょう。
飲料としてはつかえないでしょうが、水は何かと使えると思うので。
わたしもうっかり消費期限がきれてしまったミネラルウォーターのいくつかは災害用として置いています。
大変長文になり申し訳ありません。なんとか18日の筆者さまにお伝えいただけますと幸いです。
同じヅカオタとしていてもたってもいられずメールしたしだいです。
みのくん、こんにちは。メールありがとうございます。
みのくんも宝塚歌劇がお好きなんですね。
宝塚大歌劇にある殿堂を模して、自分なりの殿堂を作る。
宝塚ファンならのアイデアですね~。
本当に好きなものを厳選して残すということですね。
宝塚歌劇は、今、サブスクリプションで見られるんですね。「それなら、映像はいらないよね」、と私なら思います。
CDとDVDはこんなふうに断捨離~もう音楽を所有しなくていい理由とは?
ただ、みのくんのお便りを拝見して思ったのですが、ゆずはさん(宝塚グッズを大量に持っている人)の相談に対する私の返信は、冷たかったかもしれません。
私は、宝塚歌劇に興味がないし、精神が不安定になって、何かにはまったこともないので、ゆずはさんの宝塚グッズに対する執着がよくわかりませんから。
みのくんのアドバイスは、宝塚への愛があふれているので、ゆずはさんの心に響くことでしょう。
ゆずはさん、この記事、読んでますよね?
「読者の皆さんに見守られたいから、メールをブログで紹介してほしい」とリクエストしていたのですから、自分のメールが紹介されて以降は、どの記事も、くまなく読んでいると信じています。
みのくん、わざわざメールをありがとうございした。どうぞお元気でお暮らしください。
次は三毛猫さんのメールです。三毛猫さん、よくメールをいただくのですが、紹介するのが追いついてないし、時系列に紹介していなくてすみません。
今回は引っ越し前の4月にいただいたものをシェアします。小見出しは私が入れました。
断捨離に失敗して学んだこと
三毛猫です。
引っ越しを見据えた断捨離も失敗しながら目指すところまで到達したと判断しました。
でも紆余曲折。途中、断捨離の失敗をしてしまいました。
私の失敗
断捨離後半、リサイクルショップに持っていったものは、後になって手放したことを激しく後悔し、5品のうち2品を買い戻しました。
これは私が手順を誤り、判断ミスをした結果です。
本当に馬鹿みたいなことをしたとかなり反省しました。
手放したものをまたお金を出して買ったのですから高い勉強代です(状態が良く高値で売られていたため売れずに残っていました)。
手放す前にしっかり物との付き合い方をよく考えればよかったのです。
物に執着しているだけなのかもしれませんが、買い戻した2品は大事にします。
こんな気づきがあった
でも、今回の断捨離は自分にとってかなり勉強になりました。
カレンの本にも書かれていますが、物を通して見えてくるものは自分自身の中にある問題そのものなのです。
今までの断捨離は捨てているだけでしたから、当然リバウンドしますよね。これまた本当にもったいないことで学習能力がない自分にガッカリしています。
今回はたくさんの気づきを得ました。
・物を買うときの心理状態をよく観察すること。衝動的に物を買うときは特に注意。寂しい、時間を持て余していると感じているときは特にお金を使う傾向がある。
・自分軸を持つこと。正解は人それぞれ。情報に踊らされることがないように注意、過度に他人の目を気にすることを止めること。
・自信を持つこと。自己肯定感が低いことを物で埋めようとしている傾向が強いかも? 筆子さんが繰り返しおっしゃっていますが、これは危険ですね。根本的なところにフォーカスしない限り、物を買い続けてしまいます。
生活が破綻するほど買い物に依存しているわけではありませんが、本当に必要なものにお金を使っているのかということについてはかなり怪しいと言わざるを得ません。
それで経済を回していると言えば聞こえはいいのでしょうけど。
本当はもっとお金を貯めることができたはずなんです。ストレス発散のためにお金を使っているという行為はほめられたものではありませんよね。
車について
車は踏ん切りがつきませんでした。
今年の車検は通し、2年後まで期限を設けて検討することにしました。
車でしか行けないところに行き、いろんな経験や思い出を残したいと思っているのになぜそうできないのか?
よく考えたら、自分軸がないこと(自分で行きたいところに遠慮せず行けばいいのに)、週末はルームウェアに身を包み、インドア生活を送っていること(だからルームウェアを3着手放して外出できるような服を身につけようと思ったのです→手放して後悔した5品のうち3品、まだ古い習慣が自分の中でうずいているので後悔していますが)が大きい気がします。
引っ越しが終わったらしっかり車を使います。
ただ、使いきれないとなれば手放すことを視野に入れ、よく見極めようと思います。
2年後はちょうど50歳。ここで手放せば車の維持費をそっくり老後資金として貯めることができますので、将来の不安も和らぐと考えています。
洋服、バッグは欲しい! と思ったものをコントロールし、買わない挑戦ができています。
服は本当に十分持っているんです。
今はおしゃれもでき、着回しできる量でコントロールできています。
使っていなかったバッグを引っ張り出して「なんだ、いけるじゃん!」と思えると何だか嬉しい。そして物だってクローゼットの中に押し込められるより使われて嬉しいはずです。
私は十分満たされているし、幸せ者なんです→これが最終的な答えだと思います。
筆子さんの新刊をベースに新居先の部屋を自分なりに作っていきます。毎回、ブログにアップされる記事、読者のみなさんの体験談、とても勉強になります。
三毛猫さん、こんにちは。メールありがとうございます。
いったんリサイクルショップに売ったものを買い直す。まあ、そういうこともあるかもしれないですね。
失敗しても、あまり落ち込まないほうがいいですよ。
人は失敗からしか学べないから、失敗するのはありがたいことなんです。
無理していっぱい捨てると、買い戻しが発生するので、もっと気楽に捨ててください。
では、三毛猫さん、これからも自分軸を大事にして、楽しく暮らしてくださいね。
カレン・キングストンの本⇒カレン・キングストン効果、もう体験しましたか?
筆子の新刊⇒新刊『本当に心地いい部屋』4月14日発売のお知らせ:現在予約受付中。
お知らせ:掲載誌など
以下、それぞれ2回めの告知です。
現在発売中の、『からだにいいこと』2022年10月号(8月16日発売)に、筆子の監修した、「買いすぎをなくして身軽に生きるヒント集」という記事が掲載されています。
8月16日の夜にエッセオンラインに新しい記事がアップされました。
⇒50代以降の片づけで「真っ先に捨てるべきもの」。家の中にひそむ意外な危険とは | ESSEonline(エッセ オンライン)
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いつもいろいろなお便りをありがとうございます。
ここからは、サブフォームからメールをくださる方への連絡です。
何らかの事情でメインのフォームが使えないからサブフォームを使うのでしょうが、サブフォームからのメールは最近、不達が多いので、可能なら、メインフォームからお送りください。
サブフォームは、フォームメーラーというサービスを利用しており、ここのサーバーにメールが入ると、私のGメールに転送されるようになっています。
その転送がプログラムで自動的に行われるせいか、時々、Gメールがメールをはじくみたいです。
今朝、リンゴさんという読者からメールをいただき(サブフォームで送信されたメールの自動受信メールに対する返信)、「以前、相談したけど、解決しそうなので、お返事はけっこうです」とありました。
そのメールに、最初にいただいたメールがのっていたのですが、私が見ていなかったメールでした。
フォームメーラーのサイトには、受信したメールが半年ぐらい残っているので、確認してみたら、リンゴさんのメール以外にも何通か、私のところに届いていないものがありました。
メインのフォームはGoogleフォームを使っていて、もらったメールはすべてスプレッドシートにしています。
メールが届くと、Googleが、「メールが来たよ」と知らせてくれますし、メールが来たのに知らせがなかったことは今まで一度もありません。
仮に私がその知らせを見落としたとしても、スプレッドシートを上からざーっと見て、ブログで紹介するメールを選んでいるので、見落としたメールがあればこの段階で気づきます。
メインのフォームでは、送信すると画面が白くなることがありますが(特にスマホのとき)、これは故障ではなく、上に、スパム対策のための画像を合わせるクイズが出ているだけなので、クイズに答えれば、送信できます。
返信を希望したのに、2週間たっても返信がない方は、再度私に問い合わせ願います(営業のメールには、返信希望とあっても返信していません)。
それではあなたも、質問、感想、夏の思い出など、伝えたいことがありましたら、お気軽にメールくださいね。
お待ちしています。