ページに広告が含まれることがあります。
ホットスポットにものをためない意外な方法を3つ紹介します
ついついものを置いてしまう場所、気づくと雑多なものは山になっているスペース。
そんな場所を私はホットスポットと呼んでいます。
例えばダイニングテーブルの上や下駄箱の玄関の上、バスルームやキッチンのカウンター、洗面所の引き出しなど。
ホットスポットを見つけて、ここにものをためないようにすれば、部屋はずっとすっきりします。
ホットスポット対策:基本的な方法
ホットスポットを作らないためには
・ちょい置きをやめる
・使ったら元に戻す
・朝か夜に、毎日5分リセットする
・ものの置き場所を明確に決める
こんな方法が有効です。
詳しくはこちらの記事で説明しています⇒ガラクタがたまりやすい場所(ホットスポット)をコントロールして汚部屋化を防ぐ方法。
他にも方法はあるのでそれをお伝えしますね
家族全員で情報をシェアしてホットスポット防止に尽力しましょう。
1.特別な空間に変える
ホットスポットを美しい空間や、特別なスペースにして「ここに物を置くと、むしろ邪魔になる」とか、「どう頑張っても物を置けない」という仕掛けを作りましょう。
■アートスペース化
ダイニングテーブルの中央に花を飾ったり、オシャレなキャンドルやお気に入りのインテリアを置いて、ここは「家の中で一番美しい空間」にすると決めましょう。
そうすれば無造作にものを置かなくなります。
お気に入りの絵やポスターを壁に飾るのもいいでしょう。
ホットスポットが部屋のコーナーにあるなら、お気に入りの椅子を置くのも一案です。
■何もないスペースにする
「ここには何も置かない」「ここは何もないスペース」と決めてしまいましょう。
そのため、今置いている雑多なものを全部取り去ってきれいにしてから、写真を撮ってください。
これがこのスペースのセットポイントです。この写真を毎日参照しながら、ここに物を置かない暮らしを1ヶ月ぐらい続けてみましょう。
30日間チャレンジでやってみるのもいいでしょう⇒マット・カッツに学ぶ30日間で人生を変える方法~30日間チャレンジのススメ(TED)
何もないスペースは、「そういうスペースなんだ」と皆が意識していないとできません。
人は余白があると埋める傾向があるので、「今日からここは何もない場所です」と家族全員に通達してください。
■クロスやランチョンマットを敷く
ダイニングテーブルの上がホットスポットになっているなら、マットやクロスを敷いて「ここは食事用の場所である」と視覚的に訴えましょう。
そうやって自分や家族が関係のないものを置かない工夫をします。
もし流しのシンクがホットスポットになっているなら、シンクに放置した最初のひとつが、ほかのものを呼び寄せます。
毎晩、シンクを磨いてピカピカにしておくと、皿やグラスを放置しにくくなります。
流しをピカピカに磨くことが家全体の片付けにつながる~ミニマリストへの道(26)
この方法は、以前私がやっていたことですが、効果がありました。
■リフレッシュゾーンにする
この場所をリフレッシュゾーンにしましょう。
例えばお香やアロマキャンドルを使って、ラベンダーやシトラス系の清涼感のある香りを漂わせておきます。
毎朝この場所で瞑想やヨガ、アファメーションをするのもいいかもしれません。
狭くてヨガができないなら、落ち着いた気分になれる音楽を流すのもいいです。ホットスポット専用のプレイリストも作ってみましょう。
視覚や香りで、旧ホットスポットを「特別な場所」と認識できれば、もう誰もそこにものを放置しません。
2.ここに物を置くと損をするルールを作る
自分も家族も、ホットスポットに「もの置きたくない」と思わせる環境を作るのも効果的です。
■ものを置いたら罰ゲーム
人は報酬とペナルティに敏感です。この心理を利用してホットスポットを濫用したら罰ゲームをすることにしましょう。
「テーブルに物を放置したら腕立て伏せ10回」など、ゲーム感覚で楽しめるルールを作ってはどうでしょうか?
ルールの例としては、
・物を置いてしまった人が家族全員の前でひとりひとりに感謝する・ほめる
・1週間、毎日ホットスポットの掃除を担当する
・1分間、もうこの場所に置かない宣言をスピーチする
・1分間、皆の前でダンスする
気持ちが傷つかない、楽しめる、スッキリ空間を作るのに役立つ、そんなルールを家族で考えてください
■ 置いたら消えるシステム
「この場所に物を置いたら、1週間で没収」というルールを作り、1週間たったら本当に別のところに移動させましょう。
毎週日曜日に没収する、というルールにすると簡単です。
「ホットスポットに放置されていたもの」を入れる専用の箱やケースを用意して、余計なものをどんどんその箱に投げ込みましょう。
■ごほうび制を導入
「1週間テーブルの上に何も置かなかったら、家族で外食する」など、楽しめるご褒美を作るとモチベーションアップに役立ちます。
このご褒美はものを増やさない活動にしてください
3.「置いていいものリスト」を決める
何も置かないことが難しい場合、置いてもいいものを決めてしまうと、散らかるのを防げます。
例えばリビングにあるテーブルに置いてもいいものは3つまでと決めるのはどうでしょうか?
1.リモコン、2.ティッシュ、3.メガネ
ダイニングテーブルなら、
1.塩、2.胡椒、3.お酢
こんな風に、置きたいものから、「本当にここに置かなければならないもの」を3つ選んでください。
そうすれば、スッキリするだけじゃなく探し物の時間も減ります。
今は何の制限もないのでどんどん置いてしまうのかもしれません。
自分たちで制限を作り、何を置いてもいいのか明確にしておけば、他のものは置かないようになりますよ。
置いてもいいものを決めるプロセスで、自分や家族がどんな風にホットスポットを使っているか明らかになります。
たとえば、もうそんなに活用していない会報誌がテーブルの上にたまっているのなら、購読をやめましょう。
■小さなトレイやボックスを活用する
指定されたものだけを入れるトレイを置いて、余計なものを置かないシステムを作ります。
トレイからはみ出したら、中身を取り出すタイミングです。
■定期点検日を決める
週に1回、「ここに置いているものは、本当にここに置くしかないのか?」と見直す時間を作ります。
一時的に増えてしまったものを整理して、リセットする時間を作りましょう。
このように、置くものを明確にし、視覚的にわかりやすいようにし、機能的な見直しを取り入れて、ホットスポットを機能的なスペースに変えていきます。
******
今回はホットスポットを作らない方法を紹介しました。
すでにあるホットスポットにものがたまらない工夫をするのもいいですが、このスペースの機能をガラッと変えてしまうと、ホットスポットそのものを手放すことができます。
「ただの物置き場」だった場所を、特別なスペース に変えてみましょう。
家族の中にはホットスポットがあることを意識してない人もいます。まずは皆に、日々の何気ない行動がホットスポットを生み出していることを共有し、家族全員で意識を変えていきましょう。
あなたの家のホットスポットはどこでしょうか?
この記事で紹介したアイデアの中から、まずはひとつ試してみてください。
少しずつ改善しながら、スッキリ快適な暮らしを手に入れましょう。