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暑い中、断捨離をがんばっている読者からお便りをいただきました。床の上に物がたくさんあるそうです。
返信を希望されているので、この記事で返信しますね。
まずメールをシェアします。
真美さんからいただきました。
片付けがんばっています
件名:名古屋は暑かったです
お久しぶりです。
先日名古屋に行く機会があり、少し早めの新幹線で行きました。まだ午前中なのに真夏のような蒸し暑さにびっくり!! 溶けるかと思いました。名古屋本当に暑かったぁ…。
何週間か後には筆子さん、娘さんとご一緒に来日ですよね。どうかお気をつけて日本にお越しくださいませ。
来日中の記事のリクエストは『実録!親の家を片付ける 令和編』です。もしよかったらご検討くださいませ。
最近の筆子さんの記事を読んでいて感じるところがありうまいたとえが見つかりませんが、
不要品処分ちょっとがんばりました。一昨日45リットルゴミ袋6つと、少し小さめのレジ袋4つ、今朝は45リットルゴミ袋ひとつとレジ袋ひとつだけ。
先週の7月22日にも45リットル3袋とレジ袋3つ処分できました。
後は、まだ使えますが古い扇風機(30年以上前のナショナル製)を処分。
月1で不要品を無料回収してくれるサービスを初めて利用してみました。
不要品にその業者のチラシ添付するだけで回収してくれます。
本当に無料回収してくれるの?ってちょっとどきどきしましたが、お向かいもお隣さんも扇風機も出していて、あっという間に回収してくれました。
もちろん廃棄費用がかかるのは有料回収ですが、また来月も何か不要品出してみます。
特に昨日は床にある積ん読本を本棚にちゃんと収納。
さっと読書がしやすいようにミニコーヒーテーブルと椅子を置いてみました。
リビングテーブルの上のきれいさは維持できてますが実は床がとんでもない有様でした。
ただ寄せただけのカオス極まる、筆子さんのおっしゃるホットスポットはまだたくさんあります…。身削ぎだと思って実践します。
今日の午前中自転車のパンクを直す間、お隣の八百屋さんからすいかのなんともあま~い香りが…(4分の1切)が980円だったので思わず買ってしまいました。
山形の尾花沢すいかでみずみずしくてとてもあまいです。
文字だけの世界ですけれども、このみずみずしいすいかの香りを筆子さんにお届けします。長くなりました。
筆子さんの毎日記事更新に心より深く感謝申し上げます。
筆子註釈:ホットスポットは、家の中でも特に物やガラクタがたまりやすく、いつもごちゃついている場所です
真美さん、こんにちは。いつも、お便りありがとうございます。
すいかの香りもちょうだいいたしました。
実は、私、すいかがあまり好きではなく、ほとんど食べないのですが(このように正直に書くのが私の悪いところかも)、お気持ちは大変うれしいです。
名古屋、暑いようですね。天気予報を見ると、今後10日間、毎日、最低気温が25度~27度で、最高気温が35度以上ですから(34度の日も1日だけあるけど)、溶けそうに感じるのも無理はないでしょう。
記事のリクエスト、ありがとうございました。
でも、帰省中は記事を書かないし(だからこそ、今、必死に予約投稿する記事を書いています)、実家の片付けもしないので、『実録!親の家を片付ける 令和編』は書けそうにないです。
実家の片付けは、2014年のときにほぼやり切って⇒「実録・親の家を片付ける」のまとめ
2018年に帰ったときに、ダメ押しもしたので⇒カタログを止めることから始めるシンプルライフ
私の中ではもう終了しました。
その後、母が、また物をためこんだ可能性もありますが、最近は、私の著書や、雑誌の監修記事を読むたびに、自分であれこれ捨てているようなので、大丈夫でしょう。
ところで、家の片付けが進んで何よりです。無料で不用品を回収してもらえるサービスはありがたいですね。今後も利用してください。
今回は、余計なお世話かもしれませんが、床の上に物がたまる理由を10個紹介します。よかったら参考にしてください。
理由を見つけて、対策しておけば、物がたまりにたまったあと、身をそぐような覚悟をもって取り組まなくてもよくなります。
物は自ら動くことはしませんから。
1.使ったあとすぐに片付けない
何かを使うために収納場所からひっぱりだし、床に置き、使ったあとしまわないことが頻繁にあると、床の上に物がたまります。
いわゆる出しっぱなしグセです。
2.やりかけてそのままにする
何らかの作業をするために、床の上に必要なものを置いて、そのままになっているケースです。
好きな記事だけ切り抜こうと、雑誌の山を床の上にどんと置いて、そのままになっているとか。
片付けが途中になっていることもあるでしょう。
引き出しの中や、思い出グッズの入った箱にあった物を整理するために床の上に全部出して、放置する場合です。
3.収納場所を決めていない
適切な収納場所を決めていないと、どこに入れていいかわからず、床の上に置いてしまいます。
4.物が家に入ったあとすぐに処理しない
郵便物や自分で買ってきた物など、何かが家に入ったあと、とりあえず床に置き、そのままにする場合です。
脱いだジャケットや服、使っていたバッグなどを床に放置するのもここに入ります。
私の娘の家が散らかる原因がこれです。
娘は、デリバリーサービスで食事を頼み、食べたあと、なぜか容器や袋をすぐに片付けないのです。
5.買い物しすぎる
過剰に買い物をしているため、収納スペースが追いつかず、床の上が収納場所となっている場合です。
6.散らかりやすい配置
床に物を置きやすい配置もあるかもしれません。
たとえば、家が広すぎて、収納場所まで持っていくのがおっくうだとそのへんの床に置いてしまいます。
私の娘の家は我が家に比べて大きいので(我が家が狭すぎるとも言える)、この現象が起きています。
たとえば、掃除に使う洗剤やゴミ袋を買ってきたとしましょう。
我が家の場合は、玄関から、とんとんと階段をいくつか降りれば、すぐにキッチンで、キッチンの入り口から、8~9歩、歩けば、ゴミ袋などを置いてある場所に到達します。
しかし、娘の家は、我が家と同じベースメント(半地下)ですが、玄関からキッチンに行くまでの階段の段数が多いし、キッチンを通り過ぎ、廊下を数メートルか歩いて、ユーティリティールーム(洗濯機などのあるスペース)に行くと、その奥が、ようやく洗剤やゴミ袋のストックを置いてある場所です。
体感では、我が家の3倍、歩かないとこのスペースに到達しません。
7.片付けに対する無関心
整理整頓や床の上をきれいにすることにあまり関心がなければ、当然、タイムリーに片付けを行うことはしないでしょう。
8.忙しくて片付けられない
床の上を物だらけにする人たちは、「忙しいから片付けている時間がない」と言います。
確かに、忙しいと床の上をきれいにすることに時間とエネルギーを費やす気にはなれないでしょう。
それよりは、もっと大事な「やるべきこと」があるのですから。
たとえば、それは、仕事、すぐにやらないと支障が出る家事(育児、炊事、洗濯)、片付けより優先したい趣味などです。
9.物を捨てない
使い終わった物や、使っていない物をいつまでも捨てないと、ものがどんどん増えていき、床の上にあふれます。
10.肉体的・心理的に片付ける能力がない
背中が痛くて動けない、怪我をしている、片付ける体力がないなど、物理的に床の上にある物を拾うことができなければそのままになります。
メンタルの病気のせいで、片付けることができないときもあります。
・・・以上、床の上に物が散らかる理由を10個出しました。ほかにも、もっと個人的な理由があるかもしれません。
たとえば、自分はいつもきれいにしているのに、家族が散らかす、家具を置きすぎていて、最初からあまり床が見えないなど。
すでに、床の上に物がいっぱいあると、まずはそちらを片付けることを優先すべきですが、そうなってしまった根本的な理由を見つけて、対策すれば、今後の生活の質が大きく変わるので、余裕のあるときに考えてみてください。
それでは真美さん、毎日暑くて大変でしょうが、どうぞお元気でお過ごしください。
関連記事もどうぞ⇒床置きしない人になるには?~スッキリした部屋を作るために(1)
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床の上が物だらけになる理由を紹介しました。
物の流入が多すぎて散らかる場合は、いったん、買い物にブレーキをかけると改善が見られます。
誰でもできる『買わない挑戦』の始め方。自分ルールで楽しく実践。
そこまで買い物が多くないなら、ワンインワンアウトをして、物の数を増やしすぎないようにするといいでしょう。
物を減らすのに、ワンインワンアウト(1つ買ったら1つ出す)は本当に効果があるか?
床の上に物がいっぱいあると、万が一災害があったとき、通路を確保しにくくなるので、できるだけきれいにしておいたほうがいいと思います。