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久しぶりにミニマリストの持ち物シリーズの記事です。
今回は裁縫道具です。
私、一応主婦のはしくれなので、裁縫道具を持っています。
さっき、この記事にのせるために写真をとっている時、ちょっと最小限とは言えないほどたくさん持っていることに気づきました。まだまだ無駄が多いです。
縫い物も手芸もほとんどしないのに。
裁縫道具、あまりミニマムではありませんが、一応、現状を包み隠さずお見せします。
裁縫道具のケース
裁縫道具は無印良品のバッグインバッグに入れています。
黄緑色のバッグインバッグ。8年ぐらい前に買ったでしょうか。バックパックの中で小物を整理したいと思って買いましたが結局使いこなせませんでした。
ほぼ新品のまま放置していましたが、去年、母にもらった裁縫箱を断捨離して、中身を移しました。
このバッグインバッグ、メッシュのポケットが表面に1つ、後ろにも1つついています。中にも小さなポケットが2つありますがポケットは使っていません。
バッグインバッグの中身です。
・茶色いケース
・丸いケース
・針山(ピンクッション)
・はさみ
・チャコペン
茶色いケースは、大昔、フェリシモ(ハイセンス時代かもしれません)のおまけでもらったチョコレートがモチーフのケースです。
詳しくは忘れましたが、いろいろなお菓子の形をしたケースが毎月おまけで届けられました。飴玉(キャンディ)の形とか。
みんな形が変すぎてケースとしての実用性はゼロでしたが、このチョコのケースは唯一、四角くてまともだったので今も使っています。
フェリシモは頒布会中心の通販会社です。余談ですが頒布会は毎月何が届くか届くまでわからないので、「持たない暮し」をめざす場合、取り扱いには注意が必要です。
頒布会に限らず通販が生活をシンプルにしない理由はこちら⇒物を増やしたくないなら要チェック!危険な通販の7つのワナ
丸いケースはボディショップのモリンガというボディバターのお試しサイズが入っていたもの。
目玉焼きの針山は私が作りました。これを見ただけで、いかに私が不器用かということがよくわかる代物です。作り方はこちら⇒Areej Qattan: Cute Eggs by Felt
はさみは、髪を切る用のはさみです。若い頃買ったもので、これで自分の髪や娘の髪を切っていましたが、数年前に新しいものを買ったので裁縫用にしました。
チャコペンは母がくれました。
丸いケースの中身
糸通し3個と、毛抜きと指ぬき2個。
糸通しは5個1セットで売っていたのを買い、2個使ったので3個残っています。
老眼で針の穴がまったく見えないので、糸通しがないと、針に糸を通すことができません。長針用の指ぬきは小学生のときに使っていた裁縫箱に入っていたものです。
茶色いケースの中身
カラフルな糸11種類
針5本
この糸もフェリシモのおまけです。もう30年ぐらい持っています。一生この糸だけで足りそうです。
針はケースごと母がくれました。
この裁縫道具は私より娘のほうがよく使います。このように小さなポーチに入れておけば、さっと渡すことができて便利です。
裁縫道具の収納場所
裁縫道具を入れたポーチは、ふだんは私専用のクローゼットの白い箱の中に入れてます。スーツケースの手前にある箱です。
この白い箱には写真や古い手紙、絵の具などが入っています。
携帯用裁縫道具
実は携帯用の裁縫道具も持っています。
サブストリート(アトリエサブ)のソーイングセットです。ノベルティではなく、製品だったと思います。1980年代に買ったこれまた古いものです。
中身は糸と針とはさみ。
糸は買った当時のものをそのまま使っていますが、ハサミは別のところで買ったもの。だからこのケースには大きすぎてすぐにはみ出ます。
昔、娘がバレエを習っていたとき、よくキャラクターダンスというのを踊るときに直用していた紺色のサーキュラースカートのすそがほつれました。
いつもこのソーイングセットを携帯し、バレエ学校の待合室でスカートのすそをまつっていました。
そのころはよく使ったのですが、今は全く使わないので、「断捨離したほうがいいかもしれない」と思いつつ、まだ持っています。
この裁縫セットは本箱に入れてあるプラスチックのケース(下のほう)の1番下の引き出しに、爪切りやメガネなどと一緒に入れています。
実はうちにはミシンもある
裁縫と言えば、ボタン付けと、衣類やソックスの穴かがりぐらいしかしない私ですが、ミシンもあります。
ずいぶん前に夫が買ってきた電動卓上ミシンです。きっとセールだったのでしょう。
買ってきても、誰も使わないので5年ぐらいずっと箱に入ったままでした。娘が家庭科のプロジェクトで、学校でミシンを使うことがあり、その流れである時夫がとうとう箱を開けました。
ところが、このミシン、ちょっと難があり、うまく使えなかったようです。夫と娘でわいわいやっていたのを覚えています。
そしてミシンはまた箱にしまわれました。
私はずっと捨てたかったのですが、一応夫のものなので、ほっておきました。引越し前に捨てることを期待しましたが、何と夫は引越し先にも持ってきました。
もちろん今、誰も使っていません。
このアパートの唯一の小さな物置スペース(ユーティリティールームの奥)に置かれています。
夫のガラクタでくしゃくしゃの物置
捨てたほうがいいと思うのですが、何か革命的なことが夫におきない限り、ずっとこのままでしょう。
次の捨てるチャンスはまた引っ越す時でしょうか。
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夫は、さして必要もないのに、何かがセールになっていて、たまたま自分が小金を持っていると買ってしまう病気があります。
電化製品を買ってくることが多いです。
「セールだから買わないと損」だと思ってしまうようです。
以前もセールで洗濯機を買ってきたことがあります。カナダの賃貸物件は洗濯機がついています。自分で買う必要は全くないのに。
この洗濯機は1年ほど、前の家のリビングルームの角に置かれていました。置き場所がなかったのです。
引っ越す前に、夫は始末に困っていました。使わない洗濯機ほど邪魔なものはありません。
結局、洗濯機は引っ越すまえにどこかに消えました。
どこに置いてあるのか夫に聞いたら、「安全なところに置いてある」と言いました。
「安いから買わないと損」なんて考えるのは全くの幻想です。さして必要でもないのに買ってしまったら大損します。
いらない物を家に入れたら、支払ったお金だけでなく、その後、その品物を置く場所、管理する時間、それについて考えるエネルギーなど、大事な資源がどんどん失われて行きます。
裁縫道具みたいな小さなものはダメージが少ないですけどね。
ですがどんなに小さなものも、数多く集まれば、私たちの貴重な人生のリソースを侵食していきます。
こうして人はだんだん物に支配されてしまうのです。