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持たない暮らしを心がけている読者のお便りを3通紹介します。
内容:
・捨てたものと小型冷蔵庫について
・ミニマリストを極めた話
・ものを持たなかった叔母のこと
まず。ペパ子さんのお便りです。
納屋の解体と小型冷蔵庫のその後
件名:片づけたその後のこと
いつも楽しく拝見しています。
筆子ジャーナルの数々の知恵がいつも私を助けてくれます。
ありがとうございます。
お体ご自愛ください!(娘さまも)
実家の納屋(木造の小屋)を整理したあと、その納屋は解体処分することができまして、大変スッキリしました。
冷蔵庫を小型冷蔵庫へサイズダウンしたあとのことです。
大型冷蔵庫はリサイクル店に買い取りしてもらおうとしたら「1万円の手数料で引き取りに行きます」と言われました。
結局ジモティーに出品して、希望の人に無料で取りに来てもらいました。
またサイズダウンしてから少し困ったことがありました。
夏場に冷やした方が良い物が入らない。例えばお茶碗に入ったご飯などです。
春先は室温で置いていたのですが、夏になって「あれーこれヤバいぞ」となりました。
ご飯をラップに包んで冷蔵室の隙間に置くようにしましたが、そのぶんラップを使うことになりました。
それから、知人から急に冷蔵品をいただいたとき、保管のスペースがなくて困りました。ご近所に配ることで対処しましたが、自分の好物だったのでとても残念です。
片付けの出来ないオバさんの件。
遠方に住む高齢のオバは少しずつですが断捨離している様子です。歩みが遅いので存命中にスッキリ片付くことはないでしょう。温かい眼で見守ろうと思います。
ペパ子さん、こんにちは。お便りありがとうございます。
近況を教えていただき、うれしいです。
納屋を解体してスッキリしましたね。また、大型冷蔵庫を無料で処分できてよかったです。
小型冷蔵庫に入らないものがあって、困ったことがあったのですね。
私はすぐに食べないご飯はみんな冷凍しています。
ご飯もおかずも一緒に詰めた弁当として冷凍します。
残りご飯は、冷蔵より冷凍のほうが味が落ちないのでおすすめです。
冷凍庫、冷蔵庫についてますよね?
好物を人に配らなければならなかったそうですが、「幸せをお裾分けできたのは、小型冷蔵庫のおかげ」と考えてください。
断捨離しているおばさんは、私より年上の方でしょうか? 完璧に片付けられなくても、少しでも整理できれば、その日から住みやすくなるので応援したいですね。
よかったら、このブログ、もしくは私の著書のことをおばさんに教えてあげてください。
ムックなら、とっつきやすいと思います。
ムック・8割捨てて二度と散らからない部屋を手に入れる、発売しました。
では、ペパ子さん、これからもお元気でお暮らしください。
■ペパ子さんの前回のお便りはこちらで紹介⇒冷蔵庫のサイズを小さくしたら余計なものを買わなくなった。
次は、あめさんのお便りです
ミニマリストになったらいいことばかり
件名:ミニマリストを極めました
たまにブログを読んでいます。
40代専業主婦です。
ミニマリストになり8年たちます。
4年前にマンションを購入し、引っ越を機に家の中のもの7割捨てました。
小学生息子はiPadとお気に入りの本一冊があれば満足のようです。
私や夫は服は一軍のみ、雑貨はほぼ持たない、食器やキッチン用品は代用してごくわずかにしています。
食品や日用品も必要な分しか買いません。
ミニマリストになり、ダイエットにも成功しました。
産後増えた体重も産前より減らせました。
アルコールやジュース、お菓子を断ち切り、健康になりました。
今はスッキリしたキッチンで旬のものを手作りし、毎日楽しいです。
料理が趣味になりました。
暑い日は室内で筋トレ、夕涼みも兼ね息子と夜ジョギングする日もあります。
適度に筋肉もつきました。
物を減らし、暮らしを整えただけですべてがうまくいくようになりました。
我が家はスッキリと快適ですが、近距離に住む両親の家がごみ屋敷で心配です。
片付ける気が全くないし、言うと怒り出すので言えません。
高齢になると片付ける気力もなくなると聞くので、両親の気持ちも大切ですが、いつかは回収業者に託すことを考えています。
断捨離や片付けはきれいごとではないと実感しています。
これからもぶれることなくシンプルライフを貫き、楽しみます。
あめさん、はじめまして。お便りありがとうございます。
ミニマルライフを極めたのですね。すべてうまくいくようになってよかったです。
私も、ものはあまり多くないほうが、暮らしやすいと思います。
これからも、シンプルライフを満喫してください。
あめさんも、ご両親がものをいっぱい持っているのですね。
ゴミ屋敷と言ってもいろいろありますが、もしかしたら、あめさんの家があまりにスッキリしているので、ゴミ屋敷に見えるけど、実情はわりと普通の家なのかもしれません。
ご両親の年齢がわかりませんが、年を取ってくると、「死んだら、そこにあるものをどうすることもできない」と考えるようになるので、何かのきっかけで、家財道具を整理しようとされるかもしれません。
それまでは、あめさんがシンプルに暮らして幸せそうにしている姿を見せてあげるといいでしょう。
では、これからもお元気でお過ごしください。
最後は、Hさんのお便りです。
持たない暮らしを実践していた叔母
筆子さんのブログを読むたびに、物を捨てることって奥が深いと思っています。
私は60代半ばで、数年前に長年一緒に暮らしていた叔母を亡くしました。
叔母とはまるで友人のような関係で、私は叔母から多くの影響を受けてきました。ただ、物に関することは、ちょっと違っていました。
叔母は物が少なく、私は多いのです。
叔母は晩年、ほんの少しの物だけで暮らしていて、持たないことが自由だとよく話していました。
私はそのときはピンと来ていなかったのですが、今、自分自身が年齢を重ね、身の回りを整えるようになったら、ようやく叔母の言葉の意味がわかってきたような気がします。
思い出の品を片づけながら、これを持ち続けることと、気持ちを大切にすることは、同じじゃないかもしれないと思うようになりました。
物はなくなっても、関係や記憶は消えない。むしろ、心が軽くなり、その人にもっと素直に思いを向けられるのかもしれません。
ふとした拍子に、叔母が手ぶらで笑っていた姿を思い出します。
何も持たず、何にも縛られず、叔母は本当に身軽だったんだ。今ではそんなふうに思えます。
筆子さんが書かれていた「自分のために整える」という言葉にも背中を押されました。
これからは、自分自身のために、家も心も、もう少しすっきりさせたいと思います。
Hさん、こんにちは。お便りありがとうございます。
Hさんの叔母さんは、シンプルな暮らしを実践されていたのですね。
私も叔母さんの気持ちがわかります。ものが少ないと単にスッキリ暮らせるだけでなく、気持ちが軽くなり、より自由を感じられます。
たぶん、何かに執着したり、人と自分を比べたりすることから距離を置けるからです。
とてもマイペースで暮らすことができるので、おすすめですよ。
今、Hさんは家を片付けているそうですが、無理せず少しずつ心地いい暮らしを作っていってください。
どうぞ、お元気でお過ごしください。
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今回紹介したお便り3通には、すべて、家族や親族のことが書かれていました。
家族や親族は、私たちが最初に接する社会で、価値観や選択のベースになります。
肉親の影響に気づくのは、ある程度自分の意思で生き方を選べるようになった時です。このタイミングで、受け継ぎたい部分と自分らしくアップデートしたい部分が見えてきますね。
それでは、あなたも近況や記事の感想、質問などありましたら、お気軽にメールください。
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