ベッドの断捨離を考える女性。

断捨離テクニック

捨てるものがわからない時に使ってほしい、物の価値を見極める10の質問リスト。

なんとなく邪魔だけど、捨てたほうがいいのかどうかわからない、あるいは、捨てたほうがいいのはわかっているけど、思いきれない。

そんなとき自問自答すべき質問を10個リストアップしました。物の客観的価値を見極めるのに役立つ質問ばかりです。

断捨離中、迷ったときに使ってください。

物によっては、使えない質問もありますので状況に合わせて使い分けてくださいね。



1.過去1年に使ったか?

シンプルに断捨離をしたいなら、これ1つだけ覚えておけば大丈夫です。私も、迷ったら、こう問いかけています。

1年使わなかったらまず使いません。

使うことがあるとすれば、「これ全然使ってないし、使わないともったいない」と無理して使う時ぐらいです。

無理はよくありません⇒無理して使っている物を捨てる(プチ断捨離18)

2.今、実際何かにこれを利用しているのか?

調理家電やキッチンツールなど実用品に使える質問です。

前はよく使っていたけれど、生活環境が変わって、使わなくなってしまうということはよくあります。

たとえば、子供が小さいときは、お菓子作りの道具をよく使っていたのに、子供が大きくなってしまったので最近は使っていない、なんてことありますよね。こんなときは、製菓道具はもう捨てたほうがいいのです。

3.義理で持っている品物ではないか?

贈り物や引き出物に使える質問です。

私も人からもらったものは捨てにくいのですが、ギフトも自分が買った物と同じように、価値を見出すことができないのなら捨てていいと考えています。

相手の顔を立てるためだけに持っているなら手放したほうがいいのです。

そこは自分の家であり、住んでいるスペースは、自分の人生に大きな影響を及ぼしています。

自分が心地いいと思う暮らしを選んでください。

プレゼントの捨て方⇒罪悪感を感じる必要なし、人からもらった贈り物を捨てる3つのコツ

4.気に入っているはずだと思って持っているのではないか?

片付けコンサルタントの近藤麻理恵さんは、ときめくものを残すように勧めています。

しかし、この「ときめき」というもの、多分にあやふやな感情です。

体調やそのときの状況によってときめくものは変わるのではないでしょうか?

ちゃんと「ときめく、ときめかない」で選別したのに、まだまだ物が多くて、暮らしにくいなら、「ときめく」と思ったものを再度取り出して考えてください。

もしかしたら、「自分はこれを好きにならなければいけない、と自分に強いているのではないか」と。

その背後にある気持ちは、「高かったから捨てるのはもったいない」という感情かもしれません。

捨てるのがもったいないから、好きだと思い込もうとしているのではありませんか?

流行の波にのって買った、ちょっと高価な服や、友だちの作品展で買った工芸品などにも、「好きだと思わなくちゃ」と自分に強いているものがありそうです。





5.自分の人生や生活に価値を与えているか?

その物があることで、自分の暮らしがよくなっているのか、というのも大きなポイントです。

「価値を与えている」と書くと大げさに聞こえますが、自分の暮らしや家に、役立っているかどうか、ということです。

便利だ、見てるとなごむ、心が満たされる、リアルに実用的、これがないと始まらない。

そんなものはキープしてください。

何のためにそこにあるのかわからないものは捨てたほうがいいでしょう。

6.これを見ていると気持ちが重くならないか?

気持ちを重くする物とは、本当に邪魔な物のことです。

居間の中にある誰も弾いていないピアノ、威圧感がある婚礼家具、部屋の片隅でほこりをかぶっている大きな運動器具(室内トレーニング用品)など。

こういう物を取り去ると、気持ちが軽くなります。

棚の上にのっている、読まなければならないと思っている新聞や雑誌の山、本箱の中にある使っていない英会話の本なども気持ちを重くします。

「終わっていないもの」「やらなければいけないもの」がたくさんあると、ストレスがたまるので、捨てたほうがいいのです。

☆こちらにも別の質問をリストアップしています⇒優柔不断な人に贈る、捨てることが加速する7つの質問リスト。

7.これのせいでやりたいことができないのではないか?

この質問は集めすぎたコレクションを手放すときに使えます。

以前、マスキングテープの断捨離について、相談を受けたことがあります⇒集めすぎたマスキングテープを捨てる3つの考え方。やめる勇気を持て。

相談者さんはマステを3000本持っていて、マステを買うお金が家計を圧迫している、とメールに書いていました。

マスキングテープは、1本300円前後だと思いますが、イベントに行って限定商品を買うので、マステ代だけでなく旅費もかかってしまうのです。

たくさん集めると、これまで支払ったお金(埋没費用)がもったいないという気持ちになり、コレクションをやめにくくなります。

また、集めることが習慣になっているので、いつもの調子で限定イベントを探したり、街に出たら新商品のマステを買ってしまいます。

マステを集めることに使っている時間やお金を、もっと別の、本当にやりたいことに使えるのではないか、と考えれば、コレクションをやめる選択肢もみえてくるでしょう。

物を大量に集めるということは、それだけ自分のリソース(時間、お金、体力、気力)を投下しているということ。

そのコレクションは、そうするだけの価値があるのか、検討してください。

8.これは貴重なスペースを取り過ぎていないか?

かさばる物を捨てるときに使える質問です。

冬のコートを何着も持っていたら、確実にクローゼットのスペースを圧迫します。

そのコートがあるばっかりに、クローゼットが使いにくくなっています。

ブーツも下駄箱のスペースを取ります。

うちの玄関も、夫の異様に大きな靴が見るからに邪魔です。

キッチンのカウンターの上にスタンドミキサーのような大きな調理家電があったら、見た目に邪魔なだけでなく、作業もしにくくなります。

使っているのならいいのですが。

よく、スペースにもお金を払っているのだから、不用品を断捨離しましょう、と言われます。確かにその通りですが、それよりも問題なのは、スペースが人の感情に大きな影響を及ぼしているということです。

スッキリした環境の中で暮らすほうがストレスがありません。

余白は大事なものです。

9.将来、子供に見せたい物か?

人の命は、はかないもの。今は元気でも、いつ、病気になったり、事故に遭うかわかりません。

将来、何らかの理由で、自分の子供が自分の所持品を片付けることになったとき、子供に見せても平気なのか、むしろ見てもらいたいものなのか、と考えてください。

「いや、見せたくない」となれば捨てるしかありません。

こちらの記事で紹介した、ミニマリストのアンジェラは、お母さんの家に、新品のタオルがたくさんあるのを見て、残念に思いました⇒あるミニマリストの独白。持たなければ持たないほど、より豊かになる(TED)

同じくミニマリストのジョシュアは、亡くなったお母さんのアパートから、自分が小学生のときのノート、テスト、プリントを見つけます⇒捨てる生活が夢を叶える。ミニマリストに学ぶ手放す技術(TED)

子供がこれを見た時どう思うか、自分のことを、懐かしく思い出してくれるだろうか?

そんな視点で、目の前にある物を見ると、元気なうちに処分しなければ、とやる気になるものです。

☆こちらにも判断基準になる質問を集めています⇒断捨離する物にやたらと迷う人向け、捨てる物チェックリスト。

10.引っ越すとき持っていきたいか?

引っ越しを想定すると、かなりの物を捨てることができます。

物はいったん家に入ると、そこにいついてしまうもの。

使っていなくても、役にたっていなくても、邪魔になっていても、そこにあるのが普通になってしまうのです。

引っ越し先に持ち込みたいかどうか?

この質問で、その物が自分に必要かどうか判断できます。

ちゃんと引っ越しをしたほうが効力がありますが、頭の中で想像するだけでも、選別できます。

持ち家に住んでいる人でも、シニアになってから住まいを移す可能性は充分あります。

老人ホームや養護施設に入ったり、ダウンサイジングしてアパートに引っ越したり、家を手放して、子供と同居するかもしれません。

災害にあい、避難命令が出る可能性も捨てきれません。

そんなとき、目の前のそれも持っていきたいのか?

「いや、持っていかない」と思ったら、捨てる物です。

======
人1人が暮らすのに、そんなにたくさんの物はいりません。むしろ、足りないぐらいでちょうどいいです。

今から、コツコツ断捨離すれば、暮れの大掃除も楽になります。シビアに、物の価値を見極めてください。





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