ティーカップとお皿

ミニマルな日常

最終更新日: 2019.10.13

両親がためたものをコツコツ捨てる毎日。

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読者のお便り紹介コーナーです。今回は、50代、40代、30代の方のメールを紹介します。

内容は

・両親がためた物を断捨離してます

・ハンドメイドの材料をフリマアプリで処分しました

・子供が自発的におもちゃを捨てました

まず、ともろーさんのお便りです。



両親がためた物を捨てる日々

件名:母と

筆子さん、こんにちは。

いつもブログ楽しみにしてます。50才となり老後について考えざるを得ない年齢となりました。

父は事業に成功し、絵画などを買い、母は田舎の冠婚葬祭のため、お茶碗、皿、コップなどを100セット以上用意しました。

今現在、私は子育てが終わり、父が亡くなって4年経ちますと、それらのものは何も必要ありません。特に冠婚葬祭は業者に任せることがほとんどなので。

母と同居する私は、業者にお願いして祖母のタンス、父の集めた額、ゴルフセット、昔買っておいてある農家の用具など、少しずつではありますが、捨てていっています。

自分の生き方も見直す機会となりますので、今後いらないと思うようになりそうなものは、買わなくなりました。華やかな人脈もほとんど、もうありません。もう必要ないと思うからです。

母も行動力がありましたが75才となり、事業も継承していますが、将来見据えた買い物をしてもらいたく思っています。

なかなか伝えることが難しいし、けれど先伸ばししても、今現在のものはなくならないから、母の反発を背に捨てることをすすめています。

もちろん子どものもの自分のものは、率先して捨てています。夫のものは別です。

まだまだ長い道のりですが、愚痴だと思って聞いてください。 





ともろーさん、お便りありがとうございます。

物を捨てることに対して、お母さんは反発しているのですか?

私の母も抵抗していましたが、なぜ不用品を捨てるべきなのか、物が少ないとどんなメリットがあるのか、その点を知らせたら、納得して捨てていました。

人間は、自分や社会にとって恩恵のあることだと感じられないと行動できないので、シンプルライフのメリットについて、お母さんに教えてあげるといいかもしれません。

幸い、いまはその手のテレビ番組も本もたくさんあります。

4年前に紹介した『若返り片付け術』という本は、70代以降の人が読むのに向いていると思うので、よかったら、お母さんに紹介してあげてください。

断捨離初心者のシニアにおすすめ、『若返り片付け術』を読んで老前整理を加速する

一般に田舎に住んでいる人は物持ちですね。

家が大きいから、収納スペースがあるので、どんどんためこんでしまうのだろう、と想像しています。

ご近所の人との付き合いが多いから、もらい物も増えるかもしれません。

ですが、近所の人と仲良く生活できるのはよいことですよね。

ともろーさん、これからもお母さんと仲良く、お元気でお暮らしください。

次は、にこさんのメールです。

ハンドメイドの材料をフリマアプリで処分した

件名:感謝メール

おはようございます。

ずいぶん前に「1週間で8割捨てる技術」で筆子さんを初めて知りました、にこ(40代前半)と申します。

元々、片付け好きな方だと思っていました。

何度も引越しを経験したり、結婚した時に自分の荷物をたくさん整理したつもりでいましたが、「1週間で~」を拝読し「まだまだだな」と感じて、持ち物を整理しました。

経済的に恵まれない時期もあったので物を大切にする方で無駄遣いもしないと思っていたのですが、冷静に見てみると無駄なモノの多いこと。

モノと同じで、気持ちもごちゃごちゃしていました。モノを整理していくと不思議なもので、完璧ではない生活環境に不満を言うこともなくなりました(グチ友達のとの関係も捨てました)。

現在、ありがたいことに、趣味を仕事にできそうな環境にあります。

ハンドメイドの分野なのですが、やはりモノが増えます。試作のために買ったもの、その時は必要と思ったのに、使わなくなったもの。

大きなものだと、目にするたびにそれを活用できなかったことに落ち込みます。

それらをどうするのか、迷っていたのですが、思い切ってフリマアプリで売ってみることにしました。それで売れなかったら、捨てようと決めました。

すると、14点出品した物が、登録して1ヶ月ほどで10点売れました。

嬉しいというより、私が使い切れなかったモノたちが誰かの役に立つのかもしれない、と思うとホッとした安堵の気持ちが強かったです。

はじめはウキウキで買って、使い切れなくて悩む。。。こんな気持ちになるのなら、買うのをやめたいのですが、やはり試作しないと始まりません。

昔なら「あと少しで送料無料だから」とか「どうせ今後使うから」と大量に注文していたのですが、割高になっても必要な分だけ取り寄せています。

制作がはずむと気持ちも大きくなり、あれもこれもと注文してしまう癖は捨てることができたようです。

気持ちがゆるんでしまうこともありますが、時々「筆子ジャーナル」を読んで気持ちを落ち着かせています。

いつか、メールしたいな~でも毎日たくさん届いているだろうし、となかなか送れなかったのですが、今日は思い切って送信します。

毎日読むことはできませんが、これからも楽しみにしています。参考にします!ありがとうございます!!

にこさん、お便りありがとうございます。

余っていたハンドメイドの材料を処分できてよかったです。

趣味を仕事にできるなんて素晴らしいですね。

先週も、縫い物を趣味とする方から、はぎれをたくさんためていた、というメールをいただきましたが⇒収納ボックスにいっぱいあったはぎれを処分して気づいたこと

ハンドメイドやクラフトの材料をたくさん抱え込んでしまう人は多いようです。

とはいえ、にこさんは仕事で使うのだから、ある程度は必要ですよね。

生活のほかの分野にあるガラクタからどんどん捨てていくと、仕事で必要な物に対する考え方も変わってくるので、材料を抱え込みすぎないシステムを作ることができると思います。

これからも、素敵な作品を作ってください。

最後は、SHAOさんのメールです。

子供がおもちゃを8割捨てた

件名:断捨離を通じて我が子の成長を感じました

はじめまして。

私は名古屋市在住の30代主婦です。

最近筆子さんのブログに出会い、停滞してた我が家の断捨離が一気に進展しました。

自分の片付けはもちろんですが、一番ビックリしたのは、子供たちがおもちゃの8割を自分から手放したことです。

子供は7歳と4歳、2人とも男の子です。

遊びや興味の幅が広がり、取捨選択できるようになる年頃だったからなのかもしれませんが…

それでも、家にあるおもちゃのほとんどとすんなりお別れしたことに、親の私が驚かされています。

「他にやりたいことがあるから」
「保育園でも同じおもちゃで遊べるから」

子供なりに、家にはおもちゃはこんなに必要ないと話してくれました。

それぞれ今お気に入りのものを選びとり、あとは全て処分。

空っぽになったスペースを見て「気持ちいいね」と一言。

その後は学校の宿題やお絵描きがはかどっていました。

子供たちも、物が多くて気が散っていたのかもしれません。

断捨離をする私の背中を見て何かを感じたのか…

私も、片付けで叱ることもなくなりました。

今の息子たちは工作の方が好きなのですが、こんなのも作れるようになったんだ、など発見も多く、コミュニケーションも増えました。

なんだ、最初からおもちゃなんてなくても良かったな、と思うこともありますが、おもちゃがあったことで学んだこと、手放したことで気づけたことも沢山あります。

何一つ無駄なことなんてないんだなと。

断捨離を通じて我が子の成長を感じられたのも、嬉しい発見でした。

今回の一件のきっかけになったブログの著者である筆子さんに、ひとつお礼を伝えたくてメッセージ差し上げました。

ここまで読んでくださりありがとうございました。

これからもブログ更新、楽しみにしています。

SHAOさん、はじめまして。メールありがとうございます。

おもちゃが減ってスッキリしてよかったですね。

数が多すぎると片付けるのが大変なのだ、ということをお子さんは知っているのかもしれません。

まあ、おもちゃってそこまで数はいらないですね。おもちゃがなければないなりに、そのへんにある物で子供は遊びますから。

子供のおもちゃが増えすぎて片付かない?極論を言えば買ったおもちゃは必要なし

私の娘も、節目、節目で、ざざーっとおもちゃを捨てていました。その時が来れば、子供は自発的に捨てるのでしょう。

捨てないと前に進めませんから。

SHAOさん、これからもご家族仲良くお暮らしください。

*****

いつもたくさんのお便りありがとうございます。

とても励みになっています。

あなたも何か言いたいことなどありましたら、お気軽にお寄せください。

ところで、今、台風19号が来ていて、日本ではものすごい大雨が降っているそうですね。

被害が最小限ですむことを祈っています。

さらに、今後の災害が、多少なりともましになるように、引き続きダウンサイジングし、地球資源を無駄にしない生活を心がけていきます。





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