ギフトがたくさんある

ミニマルな日常

友人からの贈り物の嵐にストレスをためている読者の記事を読んで。

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5月の終わりに、断っているのにたくさん贈り物をくれる友人がいて迷惑、というお便りを紹介しました。

この記事の感想と、メールの主、わこさんのフィードバックをシェアします。

もとの記事はこちら⇒ストレスを招く贈り物にNOと言う:友人関係のリセット法。

まず、笛吹お遍路さんのお便りです。

文化の違いでは?

件名:5/29の記事について

こんにちは

29日の、香港の友人からの贈り物に辟易なさっている方の記事を読んで思ったことです。お返事は不要です。

まず、「◯◯人は~」というくくりでモノを言うのはとても大雑把な決めつけ、更に香港と台湾と中華人民共和国がそれぞれ屹立した意識を持っているということは承知の上で申しますと、これは中国人と日本人のメンタリティの違いにつきるように思います。

中国の人にとっての正義

学生時代に付き合いのあった留学生や日本語ボランティアで関わった中国残留孤児の人たち、ご近所やお店や仕事で関わる人たちというのはサンプルとしては少ないし、もしかしたらとんでもない例外にばかり当たった可能性は置いておいて、共通するのは彼らにとっては日本人の私の目には下品なくらいに「大きく」て「たくさん」で「豪華」なモノが正義らしい、ということです。

米粒1つ1つまで磨き上げたような、一口ぽっちり美しい器に盛られた懐石料理のようなものは、彼らには「しょぼい」「ケチ」に映り、物理的にお腹は一杯でも「食べた気がしない」。

一方で彼らの招きに応じると、卓に一杯どころか後から後から皿の上に皿を積み上げ、どうみても人数の数倍の量。客がもう食べられないとため息をついてなお卓にはたくさんの料理が残っている状態で「十分にもてなした」とにっこり、という感じです。

香港はこの100年イギリス領だったとはいえ、4000年の歴史に培われたメンタリティがそうそう変わるとも思えません。

鎖国と「お上には逆らわない」のが正しかったのはたった300年、それがいまだにどれだけ日本人を萎縮させていることかを思えば想像に難くないと思います。

ドイツでの体験

私の体験ですが、ドイツの学生寮に住んでいたとき、掃除当番がありました。

台所だったかシャワーだったか、使ったあとをざっと、「ざっと」でやめればよかったのに掃除の勢いがついてピカピカにしてしまったんです。

で、その日の当番に「やっといたよ」と言ったら、どうなったと思います?「 わーラッキー!ありがとう!」…とはなりませんでした。無茶苦茶怒られました。

私がやったことは、「全員が毎日交代で掃除をする」という寮のルールを破ったことになるのだ、と。

どうやら「いいことをした」と思っているらしい私に、その認識がその国では間違っている、という事から説き起こし、他人の当番の日に、交代を頼まれてもいないのに掃除するというのは、周囲からはその日の当番がサボっていると見なされる。

あなたの行動で「私が」決まりを守らない奴だとなってしまうのだとこんこんと諭されました。まさにカルチャーショックでした。

世界にはいろいろな考え方がある

日本の美意識は世界の美意識、日本の正義は世界の正義、ではありません。

まずそこをわきまえないと話ができません。

もう1つ、ものすごく大事なことですが、「表現されないことは存在しない」とさえ言いきる日本人以外の人たちに、鎖国時代に発達した素晴らしい技能、「以心伝心」「察して」は一切通用しません。

わこさんはもうご友人をブロックなさるまで気持ちがねじれていらっしゃるのですから、今さら関係修復を試みろとは申しません。

ただ、「そういうことだったのかもなあ」くらい思ってみたら、少しは楽になるのではないでしょうか。

笛吹お遍路さん、こんにちは。お便りありがとうございます。

なるほど、一般に、香港の人(中国人)にとっって、「たくさんあること」はとても重要なんですね。

私も学生時代、中国人の友人(メインランドから来た人)がいて、食事をごちそうになったことがありますが、量はふつうでした。

お互い学生だったから、そこまで食費にお金をかけられなかったという事情があったからかもしれません。

中国の箸は長いから、私はうまく使えず、「きみ、本当に日本人なの?」とからかわれたことがあります。

確かに、異文化間コミュニケーションは難しいですよね。私も自分の常識を他人の常識として押しつけないように気をつけます。

私は日本人同士でも、言いたいことはしっかり言ったほうがいいと思います。いくら以心伝心の文化でも、物理的には何も伝わっていませんから。

何も言わず、「こう思われているんじゃないか」と勝手に推測してストレスをためるのは控えたいです。

他人が自分をどう思っているか気にしすぎない方法(TED)

では、笛吹お遍路さん、毎日暑いですが、どうぞお元気でお過ごしください。

次は、メールをくださったわこさんのお便りです。

わこさんは、私の返信に対して、「アドバイスの中で相手に対して誠実になるというのは、考えもつきませんでした。嫌な感情をもっていても、それを正直に伝えることが誠実という意味でしょうか。」と書いていたので、私は、次のTEDトークを紹介しました。

不健全な友達関係の8つの特徴(TED)

このトークの感想です。

友人関係の見直し

件名:TEDのご紹介と抄訳ありがとうございました

TEDの動画のご紹介と抄訳、そして友達の見極め方についてブログに掲載してくださって、ありがとうございます。

自分が嫌だと思っているのにプレゼントを受け取り続けているのは不誠実というのは、自分の気持ちに誠実になってそれを伝えることが正しい、たとえ相手を傷つける、あるいは失礼なメッセージでもそれは相手に伝えるべきだと考えました。

週末は筆子さんがご紹介してくださった記事のリンクを読んだり、コメントを読み返していたのですが、土曜にたまたま外出の帰りに本屋で行ったら良い本に巡り合いました。

大鶴和江さん著「『ずるい攻撃』をする人たち」という本です。

この本はあからさまな暴言を吐くわけではないのですが、遠回しに人を困らせる行動をする人(これを受動的攻撃をする人と表現しています)に対しての見極め方と対応を書いた本です。

週末、私は彼女の行動への対策は受動的行動の人の心理を理解することでできるのではないかと思いました。この本にもやり過ごさず、きちんと対応することと書いてありました。

私はあの彼女に限らず、他の人にも誘うわけではないし、誘われた場合も特段乗り気でもないので、面倒に感じることが多いです。

私は子供のころからほとんど友達はいませんし、親戚づきあいもありません。

人づきあいがない理由なのですが子供の頃から興味を持っていることが周囲の人や家族とも異なり、親しくなるほどの話題がないためか、人と一緒にいてもそれほど楽しいと感じません。

。。。筆子注釈:ここから資産運用の話が書かれていましたが、長いの要約します。

「私は子供の頃から自然科学と資産運用に興味があり、資産運用を始めて17年目になります。

運用成果が上がり、自分の仮説が正しかったと感じ、自己肯定感が高まりました。

資産運用を通じて自分の弱点と向き合い、承認欲求も減少しました。

仕事のストレスも運用資金を得るために受け入れており、人と一緒にいることがストレスと感じることもありますが、資産運用を通じた人間関係は楽しんでいます(要約ここまで)。」

ところで私は彼女にあれだけ言ったのだから、これ以上言わなくてもわかるだろう、無視すればそのうちやむだろうと思っていたのですが(人は無関心が一番つらいとも聞きますから、効果があるのだろうと思いました)。

彼女の異常な執着心というのか依存心は、筆子さんがアドバイスしてくださったように彼女に手紙を送らないと終わらせることが出来ないように思いました。

週末読んだ大鶴和江さんの本では、いろいろ思い当たる節がありました。

その場をやり過ごすつもりで黙っていたけど、それがエスカレートしたというのは受動的行動を受けた場合によくあることで、私にもとても思い当たります。

彼女は友情という気持ちでそうなっているわけではない、もっと根深い感情で私を支配しようとしているのだとわかりました。

シャロンさんの動画を拝見しましたが、彼女のお友達にもそのような部分が垣間見れました。

そして距離が遠いからといってそのままにしておくのはよくないことだ強い気持ちを持つようになりました。

日本郵便とお花を送ってくる会社に受け取り拒否について問い合わせをしています。

それから手紙の下書きも書きましたので、できるだけ早く出そうと思います。

ところで動画のシャロンさんですが、私は彼女を自分の人生から排除したいと思うだけでなので彼女がいなくても孤独とは思わないのですが、シャロンさんは友達を失った悲しみを乗り越えて素晴らしいと思います。

動画をわざわざ見つけてくださり、そして、抄訳と害になる友達関係の特徴まで付けてくださった筆子さんに本当に感謝いたします。

わこさん、こんにちは。お便りありがとうございます。

私の回答や記事が何かの役に立てばうれしいです。

メールをもらってからすでに7週間ほどたつので、問題はもう解決したかもしれませんね。

本との出会いがあってよかったです。

私は当事者ではないし、この本も読んだことがありませんが、わこさんは、贈り物をくれる友人に対して、「私を攻撃する」と考えているんですか?

向こうはそんなつもりはないと思います。

わこさんは、あまり人付き合いがないのに、香港の友達とはずっと関係を続けていたんですね。

もしかしたら、1人の人間との付き合いにリソースを集中投下しすぎたのかもしれません。

もっと幅広くいろいろな人達と、とくには深く、ときには浅く友達付き合いをしてみると、そこまでストレスのない、楽しい関係を築けるかもしれません。

わこさんのように、はっきり断らない人は、「相手を傷つけたくない」とメールに書いていて、傷つく・傷つかないにすごくこだわっている印象です。

その「傷つく」がいったいどういう意味なのか、具体的に考えたことがありますか?

わざといじめるわけではなく、それこそ攻撃するわけでもなく、ただ、自分はこれはいらないと意思表示するだけですから、あまり大げさに考えないほうがいいと思います。

もうおすすめしたかもしれませんが、こちらのTEDトークの記事も参考になると思います。

人の言いなり(ピープルプリーザー)になるのをやめる方法(TED)

それでは、わこさん、これからもお元気でお過ごしください。

******

友人に関するお便りを紹介しました。

あなたも何か言いたいことがありましたらお気軽にメールください。

最近はものを捨てることに関係のない話題は、noteで紹介しています⇒筆子|note

お便りや質問をくださった方は、noteに、自分のメールがのっているかもしれません。





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