シニア目前、主婦でミニマリストなブロガー筆子が、断捨離と節約をして「老い支度」に励む日々をつづっています。

人が先延ばしする4つの理由とその対策

2016.03.08


なぜ人はいろいろなことを先延ばししてしまうのか、その4つの理由と、先延ばし体質を改善する方法をお伝えします。

「性格だ、遺伝だ、しかたない」とあきらめる前に、ぜひこの記事を読んでください。

私も重症の先延ばし体質でした

どうせやらねばならないことを先延ばししても、ストレスがたまるばかりで、ろくなことはないですよね?

ですが、なぜか多くの人は、ギリギリになるまで、やらねばならないことに手をつけません。

「明日から本気出す!」そんなふうに思ったりしませんか?

実は私も、何でも先延ばしする方でした。子供のころ、夏休みの宿題を9月になってもやっていました。

日々の宿題も、ギリギリになって着手するほうでした。ノートに書く宿題はまだましですが、図画工作の宿題は時間がかかって大変でした。

家族が寝たのに、1人だけ起きて、彫刻の宿題を半泣きになってやっていたこともあります。

社会人になってから、仕事に関しては、ましになったものの、プライベートでは相変わらずいろいろなことを後回しにしていましたね。

ミニマリストになってからはだいぶましになりましたが。

なぜ自分は先延ばししてしまうのか、その理由を知っておくと、後回しするクセともっと上手につきあえるようになると思います。

☆人が先延ばしする4つの理由とそれを克服する方法

1.やり方がわからないから

私が夏休みの宿題を、8月末までやらなかった理由の半分はこれでした。小学生の私は、夏休み前にいきなり大量の宿題を渡され途方に暮れていたのです。

量が多すぎたというのも問題ですが、そもそもどこから手をつけていいのかわからなかったのです。

「夏の生活」というワークブックや漢字ドリルは、フォーマットが決まっていたので、まだできたんです。

しかし、自由研究、朝顔の観察日記、読書感想文などは、指示が抽象的すぎて、何をどうしたらいいのかわかりませんでした。

先生に相談すればよかったのかもしれませんが、当時は、「宿題のやり方がわからなかったら、いつでも相談に来なさい」なんて言われなかったんですよね。そんな窓口もありませんでした。

「全部自分でなんとかしなければならないのだ」と思っていました。

私の親は、母が家庭科の作品を作ってくれることはあっても、その他の宿題は全く手伝ってくれませんでした。

全部自分で、スケジュールや、やるべきことを考えつつこなさなければならなかったのです。

結局、夏休みの終わりには毎年なんとか形になっていたのですが、今思うと、自分でもどうやって処理していたのか、はなはだ不思議です。

やり方がわからなかったり、進め方がわからないときは、こんなふうにしてみてはどうでしょうか?

●何が問題なのか、見極めて、それを解消。
●人に相談する。
●自分が無理なく今すぐできるタスクまで細分化する。

特にタスクの細分化はおすすめです。

断捨離を例にとって、こちらで詳しく解説しています⇒これならさくさく片付けが進む。断捨離を先延ばししない10の方法

絵日記

子供の頃は、絵日記もためていた。

2.失敗したくないから

私は学生のとき、試験の直前に勉強するタイプでした。一夜漬けです。勉強が楽しくないので、放置していたわけですが、もしかしたら、全力投球するのが怖かったのかもしれません。

試験の1ヶ月ぐらい前から、全力で勉強したのに、あまりいい点が取れないと、「あんなに勉強したのに、自分はこの程度なのか」と心底がっかりします。

しかし、一夜漬けして、悪い成績を取れば、「一晩しか勉強してないから仕方ないよね。もっと前からやっておけば、もっと良い点取れたはず(本気だせば、私はもっと勉強ができる子なんだ)」と自分をなぐさめることができます。

力いっぱいがんばって失敗するより、そこそこがんばって失敗するほうがましだ、という気持ちがあったのです。

このように、全力投球を避ける気持ちは、誰にでもあるのと思います。

今の私は、適当に力を抜いてやるより、100%がんばるほうがいいと思っています。

とことんやって失敗したほうが、手抜きでごまかすより、得られるものが多いです。

現実には、なかなかこうはいきませんが、少なくとも、こう考えるように意識しています。

何か新しいことに挑戦したいけど、失敗するのがいやで、始めるのをずっと先延ばしにすることもよくあります。

失敗してうれしい人はいません。無意識に失敗しそうな機会を避けるのです。

「今はまだタイミングじゃない」「あれが終わってから始めよう」などと、始めない理由をたくさん思いつき、来年の今頃も、3年後も5年後も、やはり始めていない、こんなことよくあるのではないでしょうか?

「失敗したくないから」「うまくいかなかったら嫌だから」という理由で、先送りするときは、完璧主義を捨てるとうまくいくのではないでしょうか?

学生の頃の私は、試験で100点を取らなければいけない、検定試験で合格しなければいけない、宿題は完璧にやらなければいけない、そういう気持ちがあったと思います。

勉強は楽しいものですが、学生時代は全く楽しいとは思えませんでした。

もし私が、何でも完璧にやらなければいけない、きちんとやらなければいけない、という気持ちを手放していれば、もっと気軽に宿題や試験勉強に向かうことができたでしょう。

学校の成績、受験、就職などは、自分はそれほどでもなくても、周囲が期待している場合があります。両親の期待に100%応えなければ、と思ってしまうと、先に進めなくなります。

両親の期待は期待として、横に置いておき、仮にそれに応えられなくても、それはそれで仕方ない、という気持ちで望めば、大事な勉強を先延ばしすることがなくなるのではないでしょうか?

おもしろいことに、人は成功することを恐れることもあります。何かがうまく行って、人生のステージが一段階上がったらどうしよう、と恐れてしまうのです。

人に注目されたくない、とか。

失敗しても、成功してもいやなのです。その裏にある気持ちは、新しいステージに行きたくない、という恐怖です。

コンフォートゾーン(自分の安全圏)を出たくないのです。この場合は、失敗や成功を恐れる気持ちを自分で認めて、その恐れを克服するしかないですね。


3.単に疲れているから

何かをやる気力、意志の力といったメンタルパワーは有限ではありません。

ほとんどの人は、朝、もっとも気力に満ちていて、決断力もあります。

これについては決断疲れの記事で書きました⇒決断疲れを回避する方法。ミニマリストになるのが1番です

決断疲れという理論はまだあまり一般的ではありませんが、私はこれは本当にあると思っています。

朝は、わりといろいろなことを考えられますが、夕方になると、「どうでもいいや」と思うことが多くなるのですが、これは私だけでしょうか?

疲れてくると忍耐力もなくなってきます。

先日、紹介した「習慣の力」という動画に、スターバックスの店員は8時間勤務の6時間半から7時間を経過するころに、忍耐力をなくし、バカなことをする、という事例が出てきました⇒習慣のループを知れば、どんな習慣も変えることができる(TED)

メンタルパワーが枯渇しているから、物事を先延ばししている可能性もあります。

ずっと先延ばししてきたことは、朝1番にタックルしてみてはどうでしょうか?意外とやれるかもしれません。

私は毎日、付箋にやるべきことを書いて厚紙に貼っており、その順番でやっています。何らかの事情でその日にやれなかったタスクを書いた付箋は、次の日の早い時間に貼っています。

こうすれば、1つのタスクだけがずっと先延ばしされることはありません。まあ、現実には、気が乗らなくて、先延ばしすることもありますが。

けれども、付箋に書いておけば、少なくとも、何を先延ばしにしているのかはわかるので、致命的になるまで後回しにすることはなくなりました。

人間の集中力はずっと続くわけではないので、頭が疲れてきたら、適度に休憩をいれるべきですね。

睡眠もしっかりとって、心身ともに疲れ過ぎないようにすると、先延ばししている案件も、うまくこなしていけると思います。

☆先延ばしする人の心理を説明しているTEDの動画も参考になります⇒先延ばしをする人としない人は何が違うのか?(TED)

4.そもそもやりたくないから

やりたくなかったら、先延ばしするのは当然です。やらなくても別に支障のないことは、このさい「やらない」と決めてしまうのも1つの方法です。タスクの断捨離です。

やりたくないけど、どうしてもやらなければいけないこと、たとえば、汚部屋の断捨離、お風呂掃除、確定申告の書類を作ることなどは、「やらない選択」をできません。

やりやすい内容にすることはできますが。

私は、やりたくないけど、やらなければいけないことは、「5分でいいからとにかくやる」ことにしています。

タイマーを使っています⇒タイマーを使って仕事や家事に一点集中~ミニマリストのタイマー活用法

多くの人は、何かをやる前に、「やる気」を出さなければいけない、「モチベーション」をアップさせないといけないと思っています。

やる気を出す方法とか、モチベーションを上げる方法を探している人は多いですね。ですが、そんなふうに思うから、先延ばししてしまうのです。

何かをやるのに「やる気」なんて必要ありません。

必要なのは、それをやるという行為だけ。やる気とかモチベーションとか、うだうだ考えているその間に、さくっとやり始めてしまえばいいのです。

何ごとも始めるときが1番ハードルが高いのです。

いったんやり始めてみると、やらない前に思っていたほど、その行動はつらくない、ということがわかります。

もし、先延ばししていることがあったら、今から早速やってみてください。


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