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専業主婦に関する記事の感想をいただきましたので紹介しますね。
今回は2通です。
1.仕事をやめて専業主婦になったら、周りがいろいろ言う
2.外に出てお金を得ることが一番の目的ではないとわかった
ではまずアズ茶さんのお便りです。
教師をやめて、専業主婦へ
件名:2月19日の感想
もう4、5年前に「あなたのオススメ記事」の時に一度、メールをしたアズ茶です。収納の罠についての記事の感想で載せていただきました。
その後もずーっと毎日読んでますよ。
さて、私は40代前半の現在専業主婦です。
2年前まで、小学校教諭でした。
辞めることは何年も悩みましたが、私が人生で一番大切にしたいのは、「健康」と「家族」なので、今は全く後悔していません。
面白いのは、周りの反応でした。
当然、辞めることに実家の母は大反対でした。「せっかく公務員なのに」と何度言われたか。
ただ、同業の先輩達はみんな「それはいい選択」と言ってくれました。
その人の経験や見えてる景色で、人の言うことは違うんですよね。
辞めた後の友人達の反応も。
「これまで忙しくしてたから、家にいるのは暇でしょう?」とか、「飽きた?笑」とか。
他にも「一日中家にいて何するの?」とか。
むしろ私は家のことでやらなくてはいけないことと、自分のやりたいことがあり過ぎて困ってるので、この発言は驚きでした。
そして「仕事以外思いつかないのかな、かわいそう」と密かに思ったりして。
有名な話ですが、兼行法師が『徒然草』でこのような内容を書いています。
「悪口言う人もそのうちみんな死んでしまうから、気にしなくていい」
長々と書きましたが、これからも楽しみにしています。
アズ茶さん、こんにちは。お便りありがとうございます。
仕事をやめて、今は楽しく暮らしているとのこと。よかったです。
日本では、「公務員になることは何よりもすばらしいことである」と考えている人がたくさんいるみたいですね。
このブログの読者の中にも、子供を公務員にしたくてすごくがんばっている方がいます。
がんばりすぎて、問題が起きているぐらいです。
このこだわりを捨てれば、もっと楽に生きられます。
1日中、家にいても暇じゃないですよ。
私も、基本、ずーっと家にいますが、朝5時に起きて、ふっと気づくと、午後4時すぎになっており、夫が帰ってきます。
この調子で暮らしていると、あっと言う間に、人生が終わってしまいそうです。
さらに、主婦はオンとオフの切り替えがむずかしいから、外で働いている人より、働きすぎてしまうとも思います。
私の夫は、家にいるときは、完全に休息モードです。
ソファーで寝ていたり、ぼーっとノートパソコンをしていたり(仕事ではない)、ぼーっとテレビを見ていたり、買い物に行ったり、たまに釣りに行ったりしています。
家にいるときは、勤務中ではないから、休息モードで当然ですが、私は、毎日、何がしかの仕事をしており、「ああ、きょうは、やることが、ひとっつもない!」なんて日は1日もありません。
家で、ずっと家事や仕事をしていると、そうなりがちだと思います。
人間、自分が持っていないものは、なんでもよく見えるので、アズ茶さんのお友達も、アズ茶さんが、うらやましくて、いろいろ言うのでしょう。
それでは、アズ茶さん、これからも、お元気でお暮らしください。
2月19日の記事⇒「働かないの?」と言われたくない専業主婦の記事を読んで。
もう1つ前の記事⇒私は専業主婦ですが、外で働かないのはだめなんでしょうか。「なぜ働かないの?」と言われるのがプレッシャーです。
以前、アズ茶さんにいただいたお便りはこちらで紹介⇒スッキリ快適に暮らしたいなら、収納する前にすることがある。
次はまめさんのお便りです。
いろいろ悩んだけれど、家にいることにした
件名:筆子さま
以前に何度かお便りしたことのある、まめと申します。
先日の、専業主婦に働いたら? と言われることについての記事を読んで、少し思ったことがあるので、数年ぶりにお手紙したくなりました。
何年前か前、私も同じように悩んで、自分でも働きに出たく思ったり、うじうじ悩んで家の片付けをしながら筆子さんにメールしたりしました。(その節はお返事をありがとうございました。今でも時々読み返しています。)
子どもの成長とともに、自分の家事への取り組み方も考え方も変わり、それと同時にお金についての考え方も変わり、外へ出てお金を稼ぐことだけが第一目的ではなくなりました。
その分、自分の体力と知力と時間と経費を差し出すことになる、と思ったとき、自分は家にいる(専業主婦として家事を主体とする生活をする)、と自然と結論がでました。
外に働きに出ない訳ですから、身体のメンテナンスも自己責任です。持病があるので、地道に暮らしています。
それで、筆子さんのその方への返信もユニークでよかったのですが、他の方は、「その変わりに何々している」というふうに書いておられました。
私が思うに、働くことと引き換えにボランティアなりPTAなりしている、というなら、働かないの? と聞く人と同じ考え方になっていると思います。
働く、働かない、に関わらず、ボランティアやPTAは存在しているわけですし。
なので、働く人も働かない人も(働かない、には語弊がありますが…)共通して、なぜ、筆子さんにこんなに魅力を感じるかといえば、仕事すなわち片付けに対する考え方や、自分メンテナンスのノウハウ、読者に対する姿勢、ぶれないものの見方の痛快さ、という、人の在り方みたいなものそのものであり、単に外でお金を稼ぐ「働く」ということではないのではないかな? と思います。
もっとみんな、自分の在り方に興味をもって生きられたらいいのにな、と思いました。
何をするかしないかは、できるかできないかは、その次ですね。
お読みいただきありがとうございました。
いつも更新を楽しみにしています。
追伸:お菓子道具をだいぶ断捨離しましたが、パウンド型と丸型だけ残して、たまに焼きたくなったときに楽しむところに落ち着きました。ありがとうございました!
まめさん、こんにちは。お便りありがとうございます。
いつもブログを読んでいただき、うれしいです。
モヤモヤ生活から、抜け出せてよかったです。
そうですね。自分の存在そのものを、自分で完全に肯定できれば、何かをやって、自分が社会に役立っていると、誰かに証明する必要はないですね。
ただ、専業主婦の方が、ボランティアやPTAの役員をやるのは、社会参加をしたいからだと思います。
1人でずっと家にいると、話し相手がいないから、もっと広いところに行って、いろいろな人交流したい、という気持ちから外に出て行くのではないでしょうか?
日本は、ご主人が会社員だったりすると、帰宅が遅めなので、1人の時間が長いですよね?
私は、1人でも全然平気ですが、そうじゃない人も多いと思います。
そんなとき、ちょっとボランティアに行って、いろいろな人と話をすると、気分転換になるし、気づきも得られます。
それでは、まめさん、これからも、お元気でお暮らしください。
以前、まめさんからいただいたお便りはこちらです(同じハンドルネームの方がいると思うので、このまめさんのお便りだと、たしかに思うものをリンクします)
お菓子道具を捨てる話⇒お菓子作りの道具を断捨離したきっかけとそのプロセス。
こころのモヤモヤの話⇒どうしたら、今持っているもので充分、満足だと思えるか?
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専業主婦の悩みシリーズ、これで完結したと思います。
主婦に限らず、どんな人も、ちょっとしたきっかけでセルフイメージがさがり、そのタイミングで、周囲の人にいろいろ言われると、モヤモヤしたり、悩んだりすることがあると思います。
そんなときは、たっぷりあるマインドに切り替えて、「自分は大丈夫なんだ」と考えるようにすれば、そこまで落ち込みません。
実際、大丈夫ですから。
それと、自分でやろうと思ったこと(自分との約束)を、1つひとつやっていくと、自信がつきます。
大それたことをする必要はなく、毎日流しを磨くとか、夜寝る前に、ダイニングテーブルの上だけはきれいにリセットする、といった小さな目標を決めて、実践してください。
朝の散歩もおすすめです。散歩していると、自然に楽しくなって、ニマニマしますよ。
さらに、人の生き方や暮らし方に、あれこれ口出ししないほうがいいです。
人のことに口出ししたり、ジャッジしたりしていると、他人も自分に対してそうする世界に入ってしまいます。
「自分があの人をジャッジしているように、あの人も私をジャッジしているんだ」と無意識のうちに、思ってしまうのです。
この点についてはこちらの記事に詳しく書いています⇒人の批判に対処する7つの現実的な方法。
周りの人は、いろいろ言うかもしれませんが、あれこれ口で言うだけで、何かの責任をとってくれるわけではありません。
自分を幸せにできる人は自分だけなので、「自分がよければそれでいいのだ」、と思って生きたほうが、楽しい毎日になります。
それでは、あなたも、感想、質問、近況、その他、言いたいことがありましたら、お気軽にお便りください。お待ちしています。