中国のちょうちん

ミニマルな日常

最終更新日: 2017.07.10

中国人に間違えられる大人しい日本人の私

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私はカナダに住んでいます。カナダにはアジア系の人が多いのですが、ほとんどが中国人です。

実は私もよく中国人に間違えられます。直近で間違えられたのは、先月2月19日のことです。



お店で中国人に間違えられて

その日の朝、近所のArmy & Navy(アーミーアンドネイビー)という店に買い物に行きました。ここは、わりと何でも安い、日本で言えばダイエーのような、衣類と生活用品を売っているお店です。

今朝、買い物をしなくなった、という話を書いたばかりですが、一応主婦なので、家族のものは時々買いに行っています。

今朝の記事⇒ミニマリスト暮しは究極の節約、そして幸せへの道

娘の部屋のクローゼット用のハンガーとゴミ箱を調達したかったのです。

娘の部屋は元汚部屋でしたが、最近は私が介入して、「ふつうの部屋」状態を保っています。

ハンガーはどこにでもあるような白いプラスチック。本当は木製で揃えたいところですが、そのようなものはこの店にありません。

4本1ドル29セントというのを2セット、さらにゴミ箱によさそうなベージュ色の一見リネンでできたような(たぶん違うと思うけど)、小さな丸い入れ物(5ドル99セント)、そして細かいものをまとめられる長方形のトレイ(1つ1ドル99セント)を2つ買いました。

ね、安いでしょ?

丸い入れ物はこれ。

ゴミ箱

すべてをレジに持っていって、お金を払って去ろうとしたら、レジの女性に Happy New Year!(ハッピーニューイヤー)と言われました。

「は?」と思ってぽかんとしていると、

「今朝、あなたたちの言葉で、Happy New Year!の言い方を教えてもらったけど、忘れてしまったわ。何だったかしら?」

と続ける彼女。

それでわかったのです。またしても、中国人に間違えられたことを。





2015年2月19日は中国のお正月だった

中国のお正月、春節(チュンジエ)は太陰暦に基づいているので毎年日付が違います。今年、2015年は2月19日だったのです。

そのレジの人は、白人(アングロサクソン)だったので、間違えてもしょうがないかもしれません。彼らにとっては、日本人も中国人も韓国人も皆同じに見えることでしょう。

ところが、私の場合、中国人からも間違えられるのです。

中華系のスーパーで買い物をしてレジに行くと、中国語で話しかけられたり、道をぼーっと歩いていると、中国の人から中国語で何か言われたり(たぶん道を聞いている?)します。

以前、娘のパスポートを取りに指定の場所へ行ったら、そこで人の群れをさばく仕事をしている中国人の女性に、何か中国語でだーっと言われました。

そのときも意味がさっぱりわからず呆然としました。そんなに私は中国人の雰囲気を漂わせているのでしょうか?

確かに、化粧はしてないし(肌断食中)、ピラピラした服は着ていないから、典型的な日本人女性とは言いがたい私ですが。日本の女性はメイクをしっかりして、わりときれいな服を着ている人が多いです。

肌断食の話はこちら⇒肌断食中のミニマリストが使っているたった1つの化粧品

ここは中国ではないので、できれば英語で話しかけてもらいたいものです。

私はマンダリンを少し学んだことがあるので、人が中国語を話しているとき、それがマンダリンなのか、それ以外の中国語なのか、聞けば区別がつきます。しかし、いきなりネイティブのスピードで中国語で話しかけられても、さっぱりわかりません。

日本の人は海外で日本人風のアジア人にあったとしても、いきなり日本語で話しかけたりしないですよね?

日本人は全般的に、よく言えば控えめ、悪く言えば、自分の意見をしっかり言わない主体性に欠ける国民です。

それに比べて中国の人や韓国の人は、とてもはきはきしており、自己主張も強い印象。たぶんともに大陸にある国なので、いろいろな地域の人と交渉しないと生きていけなかった歴史のせいでしょうね。

その点日本は島国。これまで安全におっとりと暮してきたので、こんなにも大人しいのかもしれません。

どんどんグローバル化が進んでいる現代は、大人しすぎると、ろくな目にあいません。

私も基本的に、たいへん日本人的で控えめな性格ですが、中国語で話しかけられたら、「私は中国人ではなく日本人なので中国語はわかりません」と英語ではっきり言うようにしています。





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