捨てられない女

断捨離テクニック

捨てても大丈夫!失うのが怖くても、捨ててしまえば開放感に満たされる

捨てたいと思っている物を、なかなか捨てられないのは恐怖のせいです。今回は、断捨離をしているとき、私たちが感じる恐怖心の正体と、それを克服する考え方をお伝えします。

私も、捨てるたびに「怖い」と思っていました。

べつに、部屋の中に転がっているぬいぐるみや、クローゼットにぎっしり詰まっている服が怖かったわけではありません。

しかし、なぜかそういう物を捨てようとすると、急に先のことが心配になるのです。

これ、捨てたいけど、捨てて本当にいいのかな?
捨てると、あとで困るかもしれない。

こんなふうに思っていました。

ある時、恐怖心をふりきって、エイッと捨てました。エイッ、エイッ、エイッ。

恐怖心と闘い、それに打ち勝つたびに、捨てパワーがつきました。たくさんの物を捨てましたが、捨てて後悔したものは1つもありません。

繰り返します。

捨てて後悔したものは1つもありません

むしろ身軽になり、自由になりました。



物を捨てるときの恐怖心の正体

物を捨てるのが怖いなんて、おもしろいですね。

この恐怖心は、すべて「失うのがこわい」という気持ちです。「何か1つでも物を捨てると、今の自分の生活を失ってしまう」と恐れているのです。

ですが、あなたはその生活に満足していますか?幸せですか?

もし満足しているのなら、特に断捨離をすることはないです。しかし、現状に不満があったり、もう少しこうだったらいいな、という気持ちがあるのなら断捨離を決行すべきです。

汚部屋から脱出したい、探しものばかりする日々と別れを告げたい、目障りなガラクタをもうちょっと何とかしたいと思っているのなら。

失うのが怖くてなかなか断捨離できないのに、失ってみると、案外平気なものです。

それは、子供にとってのクリスマスやお正月と同じこと。クリスマスやお正月はその日が来るのを待っている時こそが、わくわくして楽しいのです。

当日になると、わりとあっけなく終わります。

「楽しみだ」とか「怖い」という気持ちは、すべて、人が心の中で作り上げている妄想や思い込みなのです。

失うのが怖いと思っていても、失ってしまえばもう恐怖はありません。そこにあるのは開放感です。





捨てるとき、私たちはこんな恐怖を感じている

物を捨てられないと思っているとき抱く恐怖心の例を5つあげます。

1.これを捨てちゃうと、思い出まで消えてしまいそうで怖い

「思い出の品」は捨てにくい人が多いようです。思い出は心の中にあります。自分にとって必要な思い出なら、ふとした瞬間によみがえります。

それに、過去のことばかり考えるのもよくありません。大事なのは、今と、ちょっと先の未来です。

「思い出」が消えてしまうのがいやで胸がつぶれそうなら、その物の写真をとっておきましょう。写真を見るだけでずいぶんたくさんのことを思い出します。

思い出の品の捨て方はこちらに詳しく書いています⇒思い出の品をさくっと断捨離するコツ~6つの思考で今を生きよ

2.捨てたらまた必要になりそうで怖い

使いもしないのに大量の紙袋をためている人がいます。

紙袋は、品物を買ったときについてくるおまけのようなもの。あなたが買ったのは、中身の品物であって、紙袋ではないはず。

まあ、時には好きなブランドのペーパーバッグ目当てで買い物することもあるかもしれません。でもこれはまれなケースです。

そんな、お金を払ってもいないおまけの存在の紙袋を、なぜ、いつまでも手元に溜め込んでいるのでしょうか?

しかも、確たる使い道もわからないままに。仮に、何か使い道があったとしても、そんなに必要でしょうか?

紙袋がなくたてもレジ袋や、ふろしきで代用できます。

どうしても紙袋が必要なら、100円ショップで、あっという間に調達できます。

使うあてのないかさばる紙袋の収納方法をあれやこれや考えるなんて、時間と労力の無駄です。

もっとほかにやりたいことはないのでしょうか?

ここでは紙袋を例にあげましたが、タオル、ストッキング、ティッシュペーパー、トイレットペーパー、洗剤、シャンプー、歯磨き粉など、ストックしがちなものすべてにあてはまる話です。

私はストックはいらないと思いますが、持つにしても、ごく少しで大丈夫。必要なときは、また買えばいいのです。

3.まだ読んでない本を捨てるのは怖い

本が捨てられないのも恐怖心からです。読まないまま捨てると、情報を得るチャンスを失ってしまいそうで怖いのです。

もしかしたら、その本には本当に貴重な情報が書いてあるのかもしれません。

ですが、これまで読まずにいて、べつだん暮しに支障はなかったのです。手元に残しても、たぶん読まないと思います。

将来急にその本のための時間が取れるのか多いに疑問です。

仮に読んだとしても、中身の情報を自分の望むような形で、吸収できるかどうかもわかりません。

私は、本やCD、DVDは買ったときからしばらくが賞味期限だと思います。何年も読まずに本箱に放置されているものは、すべて賞味期限切れなのです。

外に出して、別の人に味わってもらったほうがいいです。

4.まだ使えるものを捨てるのはお金をどぶに捨てるようで怖い

実は使わないものをためこんでいるほうが、お金を失うことにつながります。

スペース、時間、体力、気力、すべて失われます。物を所有したら、必ず「管理する」という作業が発生するからです。

私が若いころ、日曜日によくやっていたのは、掃除、洗濯、片付けです。

部屋の中が服や雑貨であふれていたため、片付けないとごちゃごちゃで、悪夢にうなされそうでした。

私がやっていた片付けは、単に、物を多少整えて、部屋のA地点からB地点に移すこと。場所を移動させただけだったのです。

この作業を「整理整頓」と呼ぶ人もいます。あの頃は、まだ独り身でひまだったからできたことです。

しかし、主婦となった今はそんな贅沢なことはやっていられません。物がなければ、いちいち場所を移動させることもなく、その時間は、ほかの家事や自分の勉強、仕事に使えるのです。

若い時は、無駄なことをするのもいいかもしれません。ですが、時間が貴重な中高年は、不用品を家のあちらこちらに移動しているうちに、日が暮れてしまっては困るのです。

物を所有するとお金を失う話はこちら⇒節約ではお金はたまらない。お金持ちになりたいなら、買わない暮らしが1番いい

5.まだ使えるものを捨てると、人から「物を大切にしない人」と思われるのが怖い

せっせと断捨離していると、「まだ使えるものを捨てるなんて、罰当たりだ」と言う人がいます。

しかし、使わないものをためこんでいても、家の中でゴミになっているのです。

家の中でゴミになっていても、外に出せば、ゴミでなくなる可能性があります。たとえば人にあげたり、どこかに寄付すれば、ゴミが、「役立つ物」に変わるのです。

家の中に入れておけばずっとゴミのままです。

「これ、まだ使えるから」とその物に執着するのは間違っています。いくら「使えるもの」でも、誰も使っていなかったら、物としての機能を果たしていません。

「使えるもの」を自分で使うことができないのなら、家の外にだして、「使うもの」にしましょう。

誰も使うことができそうにないものは、真正ゴミですから、やはり家の外に出すべきです。家は住むためのスペースであり、ゴミを入れる場所ではないのです。

*******

今より「よい暮し」を手に入れるには、現状をこわすのが1番いい方法です。そのために「物を捨てること」は素晴らしい効果があります。

これはまぎれもない私の実感です。

恐怖心を乗り越えて、使っていない物を捨てれば、開放感が得られ、その先には心の平安があるのです。





貯金箱50代貯金なし。私がお金をためられない5つの理由前のページ

NHKラジオでフランス語をがんばる秋。10月の30日間チャレンジ次のページ黒板

ピックアップ記事

  1. いつか使うかもしれない、と思うものを本当に使う方法、あるいは見切りをつける方法。…
  2. 筆子の新刊『書いて、捨てる! 』3月11日発売。著者による内容紹介。
  3. 新刊『本当に心地いい部屋』4月14日発売のお知らせ:現在予約受付中。
  4. 筆子の新刊『買わない暮らし。』(6月16日発売)著者による内容紹介。現在予約受付…
  5. ムック・8割捨てて二度と散らからない部屋を手に入れる、発売しました。

関連記事

  1. 女の子

    断捨離テクニック

    子供服を捨てる3つの基準。なにごともシンプルに考えれば捨てられる。

    子供服を捨てるタイミングがわからない、という質問をいただきました。この…

  2. 古雑誌

    断捨離テクニック

    今すぐ捨てても全然困らない紙もの10選(プチ断捨離11)

    捨てるのが苦手な人でも、抵抗なく取り組めるプチ断捨離。今回は、まめに見…

  3. スイートな贈り物

    断捨離テクニック

    今度こそ捨てられる。思い出の品を断捨離する5つのステップ。

    「思い出の品」の増殖がはなはだしい。捨てる判断基準がよくわからない。そ…

  4. 編み物

    断捨離テクニック

    趣味で作った作品を捨てられないときすべきこと。

    断捨離が進んでいるが、自分が趣味で作った作品が捨てられなくて苦労してい…

  5. 断捨離を叶える手帖

    断捨離テクニック

    物を減らすコツはこんな発想の転換にあった~山本ふみこさんに学ぶ

    「便利さ」ばかりを追い求めず、あえて「不便な生活を愉しむ」という発想の…

  6. woman

    断捨離テクニック

    「いつか使うかもしれない」という呪縛から逃れ、断捨離できるようになる考え方

    いつ来るかわからない「いつか」のために捨てられない呪縛から逃れて、無事…

新刊「50歳からのミニマリスト宣言!」

ムック:8割り捨てて二度と散らからない

ムック・8割捨てればお金が貯まる

書店かセブンイレブンで買ってね。

 

8割捨てればお金が貯まる・バナー

ムック本・8割捨てればお金が貯まる、発売のお知らせ

「本当に心地いい部屋」

「買わない暮らし。」売れてます(第7刷)

筆子のムック(第5刷)

筆子の本、『書いて、捨てる!』

更新をメールで受け取る

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。

1,813人の購読者に加わりましょう

新しく書いた記事を読む

  1. 引っ越し荷物の梱包
  2. 服のチェックをしている人
  3. 車のハンドルを握る手
  4. 田舎を歩く女性
  5. 考え事をしている女性
  6. 新学年
  7. 段ボール箱
  8. 車を運転しているところ
  9. ピンクの花

筆子の本・10刷決定です

オーディオブック(Audible版)も出ました♪ 捨てられない人は要チェック

 

1週間で8割捨てる技術
 
⇒筆子の本が出ます!「1週間で8割捨てる技術」本日より予約開始

 

実物の写真つき紹介はこちら⇒「1週間で8割捨てる技術」筆子著、本日発売です(写真あり)

大好評・特集記事

小舟バナー

 

お金を貯める・バナー

 

実家の片付けバナー

 

ファッションバナー

 

フライレディバナー

 

湯シャンバナー

 

ブックレビューバナー

 

TEDバナー

 

歯の治療バナー

今日のおすすめ記事

  1. 小銭を見ている女性
  2. 罪悪感を感じる人
  3. 窓のそばにたたずむ女性
  4. スマホを見ている若い女性
  5. 捨てて後悔する人
  6. ストレスいっぱい
  7. 散らかっていく部屋
  8. 美女
  9. ラーメンを食べる女

過去記事、たくさんあります♪

PAGE TOP