ページに広告が含まれる場合があります。
読者の方からの「筆子ジャーナル」にいただいたお便りを紹介します。今回は9月30日から10月の始めころにいただいたメールのうち、引用許可をいただいているもの、4通です。
家がきれいだと、うつ状態も改善され意欲的に
Kさんより
ブログいつも楽しく拝見しております。不肖私も断捨離を始め半年ほどたちます。じつはうつ病で通院しているのですが、不思議なことに家がシンプルに整頓されてくるにつれ、うつ状態もよくなって意欲的になってくるのです。
病状のひどい時の家の中はまさしく汚部屋でした。ものを捨てると、なぜか頭もすっきりするようです。それにしても筆子様の生活、あこがれます。これからも断捨離がんばります。また素敵なブログ、楽しみにしておりますね。
Kさん、ありがとうございます。
病気はその後いかがでしょうか?
そうですね。部屋の中がくしゃくしゃだと心が休まらないので、うつうつとしたり、必要以上に罪悪感や、不満、不安を感じてしまうと思います。
別に病気でなくても、忙しかったりして心の余裕がないと、部屋が荒れてきます。やはり部屋は、多かれ少なかれ、住んでいる人の心の有様を投影しているのではないでしょうか?
私の生活はあこがれるようなものではないと思いますが、少しでもブログが参考になればうれしく思います。
Kさんの片付けが進み、1日でも早く病気が治ることを祈っています。
☆ガラクタが感情に与える影響はこちらに書いています⇒気をつけて。ガラクタが感情に与える悪影響を見過ごしてはいけない
弟の家はゴミ屋敷!
時々メールをくださるロンドンのゆみさんより
先月一時帰国しました。その時のことをお知らせします。弟と彼の家族が下呂温泉に行ったとのことで、私と両親に土産を取りに来いと電話があり東大阪の弟の家に行きました。
普段は明るいうちの母親が急に無口に。。。そして、ドアを開けると。。。そこには20足以上の靴。。。狭い日本の玄関はまるでユースホステルの玄関のよう。。。
もちろんもうこれから私が何を目撃したかお分かりですよね。そうです、ゴミ屋敷!そこには信じられないけど、脱ぎっぱなしのパジャマや数え切れないほどのぬいぐるみたち。。。
夕方だというのに布団がひいてある。。。そしてうちの13歳の姪の部屋!!!!私が若いころ働いていた覚せい剤中毒者のホステルで見たようなえげつない部屋でした。
本当にここで寝てるの???覚せい剤中毒者との違いはタバコのにおいがないことと、使った針を捨てるシャープビンがないくらい。。。
私はもう2度と姪にぬいぐるみを送らないと決めました。ぬいぐるみたちは埃だらけで床に転がされて、かわいがられていないのが一目瞭然でした。1人娘なので甘やかされて物を買い与えられすぎたのでしょうか?大切に使ってない物だらけでした。
帰りの車の中で母親があの子(弟)の家に行くのは本当はいやなんだ。。。と少しかわいそうでした。
うちの母親はいつも私のことを掃除しないというけど、母の一番のお気に入りの弟が実はゴミ屋敷の主人というわけです。
夜勤明けでストレスたまるときは、またしても着てない服を捨てます。それでは長々とすいません。これからも読みますので続けてください。
All the best!
ゆみさん、お便りありがとうございます。いつも夜勤、お疲れさまです。
弟さんの家がゴミ屋敷なんですね。うーん、たぶん物を持ち過ぎなんだと思います。本人も内心、居心地が悪いと思っているんじゃないでしょうか?機会がありましたら、弟さんに私のブログを紹介してみては?
日本の住宅は狭いので、住宅サイズがゆったりめの海外に長く住み、たまに日本に帰ったとき、ちょっと圧迫感を感じますね。まあ、すぐに慣れるのですが。それもあって余計ごちゃごちゃに見えたのかもしれません。
私は母の家に6週間ぐらい寝泊まりして、自宅に戻ってくると、自宅が「何もない」というか、むき出しのロフトのように感じます。
こんまりさんの片付けについて
zaq54321さんより
こんまりさんの片づけですがときめく物を残すとありますが、服でも好きでも嫌いでもなく普通の感覚の服ってありますよね?それに面倒くさがりの人があのような、しわを伸ばして丁寧に畳むとは???と思ってしまいます。
zaq54321さん、はじめして。
そうですね。確かに好きでも嫌いでもないニュートラルな服ってありますね。私の場合そういう服で、ふだん着ていないものはすべて処分しました。
現在は、いつも活用している服だけを手元に残しています。好きか嫌いかと聞かれると、特に好きでもないのですが、私は服にあまり思い入れがないので、着心地がよくて、ふつうに着られればそれでよしとしています。
こんまりの服のたたみ方は、慣れないと面倒ですが、別の方のお便りに、あのたたみ方をするのにはまって、洗濯物をたたむのが苦ではなくなった、というお話しがありました。
こんまりの「人生がときめく片付けの魔法」は、ミニマリスト志願者向けではなく、かなり衣装持ちの人を対象にしていると思います。服を20着未満にしてしまえば、もう収納したり、たたんだりということに悩まされなくなりますので。
私は自分の服の収納については全く何も考えていません。ただ、娘のTシャツをたんすにしまうときは、こんまりのたたみ方を真似しています。確かにたくさん入ります。
☆こんまりのTシャツのたたみ方はこちら⇒こんまり流の片付けをする時間がない人には、こんな断捨離のやり方をおすすめします
☆長袖のTシャツのたたみ方はこちら⇒こんまり流、衣替えをしない収納とは?秋こそ服の断捨離のチャンスですこの記事は、zaq54321さんのお便りを拝見して書きました。
☆「普通の服」を捨てる判断基準はこちら⇒こんまりの「ときめき」がよくわからないあなたへ。捨てる物を決める15の質問
物を捨てたら、人生の目標が見つかった
筆子さま
今のままの暮らしではダメだと思いつつ、なかなか家の中の大量の物に向き合い、捨てることができずにいました。
日本ではここのところ、ミニマリストが注目され話題になっています。私もミニマリスト、ミニマリズムという言葉を知り、まさしくこれだ、と思った次第です。
Blogにも書いた通り、「筆子ジャーナル」を読みながら、物を捨てることに取り組み始めました。はじめてすぐ、父の末期癌がわかりました。
しばらくは父の看病にあたらなくてはならないと思い、自分の予定はキャンセルしました。ずっと家に居るのなら、病院に通いながら家の物を捨てることならできるのではないか?
もしかしたらチャンスかもしれない。とマイナス思考ではなく、チャンスととらえて物を捨てはじめました。ようやく人並みの家になったところです。
スタートラインに立っただけだと思っています。
子育ても終わり、仕事も辞めて、人生の目標も無く、ストレスだけを抱えていました。
今は、人生の目標もあり、ささやかな夢もあります。1ヶ月前の私とは別人になりました。
つたないBlogを書いていて、お恥ずかしい限りですが、Blogを書くことが私の支えになっています。これからも「筆子ジャーナル」を教科書として、理想の暮らしを目指していきたいと思っています。
kojirounomamaさん、こんにちは。わざわざメールありがとうございます。人生の目標が見つかってよかったですね。
私は、持ちすぎている物を捨てることは、物から開放されることだと思っています。物を持ちすぎると、物が主役の人生ですが、大量に減らせば、自分が主役だったことが思い出せるのではないでしょうか?
kojirounomamaさんの夢が叶うことを祈っています。これからも当ブログをよろしくお願いいたします。
kojirounomamaさんはご自身のブログに、私のブログのことを書いてくださっていたので、コメントを入れさせていただいたら、わざわざメールでお返事をいただきました。
kojirounomamaさんの記事はこちら⇒筆子さんの「筆子ジャーナル」に助けられ – 京都のように暮らしたい
*******
いつもたくさんのお便り、ありがとうございます。すべてのメール、ありがたく拝見しています。
あなたも何か、言いたいことがありましたららこちらからお気軽にメールください⇒お問い合わせフォーム | 筆子ジャーナル
物を捨てると心も頭もクリアになる、というのは本当です。もし、今、なんだか知らないけど、もやもやしている、あせっている、疲れている、という方は、少し物を捨ててみてはどうでしょうか?
一筋の光が見えてくると思います。
それでは、月のお便り紹介の記事をお楽しみに。