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私がどんなふうにCDとDVDを断捨離したか書きます。
こうしたメディアはすごく持っている人と持っていない人に別れるでしょうね。
多い時はCDやDVD全部合わせて、300枚ぐらい持っていたと思います。段階的に断捨離し、44枚にまで減らしました。
44枚でもまだ多いですけがすべて1つのケースに収納しています。ここまで来るのに長い道のりでした。
持ちすぎていたCD
CDが出始めた1980年代はまだいろいろ買う生活をしていたので、たくさん買ってしまいました。
それまでLPレコードを聞いていたので、コンパクトディスクは本当にコンパクトに見え、「手持ちのLPをすべてCDに買い換えてしまおう」と一時期思ったほどです。
実際はそんなことはしなかったのですが、しなくてよかったです。
結局その30年後、すべて捨てることになったのですから。
ひんぱんにCDを買っていたのは1990年を過ぎるあたりまで。カナダに来る時、ほとんど置いてきました。
しかしその後、里帰りしたときお気に入りを数10枚持ってきました。実はここはあまり記憶がないのですが、10年前にCDを整理したとき、90枚に絞ったのでそれ以上あったことになります。
実家に置いてきたCDはすべてリサイクルショップに持ち込みました。
音楽CDはたくさん持っていましたが、市販のDVDは3枚しか持っていませんでした。
DVDが出始めた頃(というのが実はよくわからないのですが)はすでにシンプルライフになっていましたし、たくさんあるCDを持て余していたので、丸いプラスチックの板を買うことに心理的な抵抗があり、結局ほとんど買わないで来ました。
それなのになぜ300枚もあったかと言うと、友だちにドラマを録画してもらったDVDや、写真やほかのデータを入れたCDロムがたくさんあったからです。
シンプルライフと言いながら、収集癖は抜けきっていなかったようです。
こんなふうにCDとDVDを断捨離した
私が持っていいたメディアは5種類あります。
●音楽CD
●CDロム(写真のデータ、その他を入れていた)
●市販のDVD 3枚
●友だちに録画してもらったDVDや、里帰りしたとき母のデッキを使って録画したDVD
●フランス語の参考書や辞書についてきたCD
すべてを段階的に断捨離しました
第1段階 2005年 (10年前)
三和サプライのCD/DVDケースを懸賞でもらってしまったので、これにCDを整理することにしました。
このケースはアタッシュケースみたいな外観です。
中にCDを入れるポケットがついていました。全部で180枚収納できますが、そんなに入れると、すごく重くなるので半分の90枚をこれに収納することにしました。
手持ちのCDから90枚選んで、ほかはすべて断捨離しました。
90枚のCDを全部プラスチックのケースから出し、ラベルやライナーノーツも撤去。
プラケースはリサイクルごみを入れるブルーバッグに入れて捨てました。
ラベルは紙ゴミ。ライナーノーツは気に入っているものだけ残して、小さな紙袋に入れ、あとは捨てました。
ケースのポケットにCDを入れるのは、まだ小さくて可愛かった娘が喜んで手伝ってくれました。
手持ちのCDがすべて1つのケースにおさまったので満足しました。
第2段階 2010年 (5年前)
CDをひとまとめにしたものの、このシルバーのケースそのものがすごく邪魔に思えてきました。
このケース、かなり重いのです。しかも、CDの出し入れがけっこう面倒です。そこでケースを断捨離しました。
代わりにプラスチックの軽いCDを入れるケースを買いました。72枚入るのと46枚入るケースの2つです。
音楽CDのほかに、写真のデータを入れたCDロムもこれにおさめました。
しかし、スリーブ(ポケット)が足りなかったので、残りは小さなCD入れや、手作りCD入れ(古いノートに、封筒を貼って作りました)に入れてました。
それ以外にもプラスチックのカゴに入れたり、ジップ袋に入れて本棚に入れたりしていまいた。
CDが一箇所に集まっていないのがストレスでした。
この頃から、写真のデータをCDに入れるのはやめて、Googleドライブやフォト蔵に入れるようにしました。
クラウドに入れておくと、データの消失などで写真がなくなる恐れがありますが、だんだん、「思い出の品」に執着がなくなってきて、「なくなったら、なくなったで別にいいや」と思うようになりました。
どのみち、この世は仮の宿であり、形あるものはいつかは消滅するのですから。
関連⇒思い出の品をさくっと断捨離するコツ~6つの思考で今を生きよ
第3段階 2014年 (去年)
それまではどちらかというとダンシャリアンだったのですが、だんだんミニマル志向が強くなり、CDもDVDも何回かに分けてどっと捨てました。
現在は46枚入るケースに44枚入れています。
枚数はまだ多いものの、1つにまとまってすっきりしました。このケースはCDプレイヤーを置いている本棚に入れています。
今も時々コレクションを見なおして、少しずつ捨てています。
CDとDVDの捨て基準と捨てるコツ
「CDを断捨離するのは難しい」という声をよく聞きます。
たとえばこれが洋服なら、明らかに難があるもの、流行遅れのもの、サイズが合わないものなど、「これはもう捨てるしかない」ものがあるのですが、CDはなかなかぱきっと割れたりしません。
CDは「思い出の品」のようでもあり、「またいつか聴くかもしれない」ものであり、見た目はどこも全然悪くなっていないものなのです。
捨てるメディアはこんな基準で選びました。
●1年聞いたり見なかったもの。
●持っていたことを忘れていたもの。
●たぶんもう聞いたり、見ないもの。
「1年ルール」でかなり捨てられました。
CDやDVDを捨てるとき、中身をパソコンに移すことはしませんでした。
そんなことをすると、すごく時間を取られますし、パソコンやクラウドに入れたら入れたで、また管理する必要が生じます。
それに、そこまでして聞きたい、見たい、とも思いません。
最近音楽も映像もネット上のストリーミングで視聴することが多く、もう自分で所有する必要はないのです。
はじめてLPレコードを買ったのは高校生のときでした。
あのときは、新しいレコードを買って、音楽を聞くのが大好きでしたし、ヒットチャートもまめにチェックしていました。
ラジオから山のようにカセットテープにエアチェックをしていたのはすでに書いたとおりです。
⇒捨てれば捨てるほど思い出が豊かになるカラクリとは?~カセットテープを断捨離して気づいた真理
私は小学生から高校生ぐらいまで歌謡曲(和製ポップス?)や洋楽を聞くのが好きで、土曜日は自分の部屋でよくラジオを聞いていました。
チェリッシュとか、ピンクレディの新曲が出るとわくわくしていたものです。あの頃音楽の情報はすべてラジオから取っていました。
しかしそんなわくわく感はとうの昔にどこかに行ってしまいました。
音楽は今も好きですが、ある特定のアーティストや音楽を追い求めて聴くということはなくなりました。
ちょっと気分転換にYouTubeでクラシックやジャズ、映画音楽を聴くのが最近のスタイルです。