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読者からいただいたスッキリ生活の体験談や、ブログの感想を紹介します。2019年4月、5月にいただいたメールから3通選びました。
・卒業アルバムと育児日記を捨てた話
・日記について
・歯の治療、及び結婚指輪を使うようにした話
まず、clakoさんからです。小見出しは私が入れました。
連休中にアルバムと日記を断捨離しました
件名:卒業アルバム・育児日記を捨てました!
毎日、ブログの更新を楽しみにしております。
2月に「自分のお弁当作りをはじめた」とメールを送りましたclakoです。
ブログに自分のメールを載せていただいたときは、とてもうれしく、学生時代のようにドキドキしていまいました(笑)
大学の卒業アルバムを断捨離
今回、ありがたいことに10連休となったので、大物を捨てて、すっきりしたいと思っていました。そのときちょうど「ご自身の結婚式の写真を捨てた」という方の投稿を読みました。
一般的に大切だと言われる自分の結婚式の写真などなど。でも、今の自分に必要はないと気づき、決断され、捨てたという一連の気持ち。
その行動に触発されまして、大学時代の卒業アルバムを捨てました。
卒業してから約20年。見返すこともなかったし、大きくて重くて場所もとる。
邪魔だということに気づいてから約2週間ほど。いつ捨てようか、と悩んでいましたが、今回を機に捨てることができました。
育児日記も捨てた
この卒業アルバムを捨てたことで、ひとつ自分の中で執着が捨てられたのか、もう一つの大物。第1子出産後に書いていた手帳(育児日記のようなもの)を数冊、捨てました。
第1子の子育ては、よく泣く子だったため、思う通りにならないことばかりで、正直、本当に辛い思い出として残っていました。
そんなときに書いた手帳は、自分の苦労の証で、こんなに頑張った自分の証拠のようなもので、何年たっても捨てられずに、ずっと持っていました。
卒業アルバムを捨てたことで、自分の中で何か1つすっきりしたようで、一緒の流れでこれらの手帳もすべて捨てることができました。
捨てたことで、自分の中でずっと閉じ込めていた「当時の辛かった自分、頑張っていた自分」という長年の執着から逃れられたのではないか、と思っています。
頑張っていた自分は、手帳を捨ててもなくならないし、自分が一番よく分かっている。辛かった過去とも決別、という思いです。
このステップが自分の中での変化になればいいな、と思っております。
次は野望ガラクタを捨てたい
残りの3日間でも大物を捨てたいなと企んでおりますが、私の次なる目標は、野望ガラクタをどう捨てるか・・・です。
私は自己啓発本が好きで、これも捨てるのは抵抗ないのですが、あと1回読んでから、なんて考えてしまい、まだこちらは保留中で本棚に残っております。
こちらもスッキリできるようにしたいと思っています。
筆子ジャーナルのおかげで、一歩一歩進んでいるのを感じられております。
感謝です。また楽しい、そしてためになるお話をお待ちしております。お体に気をつけてくださいませ。
clakoさん、こんにちは。メールありがとうございます。
連休中に、片付けものが進んでよかったですね。
今回、卒業アルバムを捨てたということは、ご結婚されたとき、持ってきていたのですね。
大学で学んだことも、育児をとおして体験したことも、すべてclakoさん自身の中に残っています。
「邪魔だ、もういらない」と思うなら捨てたほうがいいでしょう。
人の生活は日々、変わっていきますから。
私も似たような育児日記をつけていました。メモ帳に、いつ授乳して、いつおしめを替えて、ということをだらだら書いていました。
私の娘も、なかなか寝ないし、泣き止まない、世話に体力を要する赤ん坊でした(最初の10ヶ月ぐらい)。
私の育児メモは、全部で20冊ぐらいありましたが、だいぶ前に捨てました。
もう見ないですからね。そもそも、字がくしゃくしゃすぎて読めません。
私の友人は「娘が嫁入りするとき、自分が書いた育児日記を託したいから、取ってある」、と言っていました。
「ああ、この人は、字がきれいなんだな」と思いました。
人に読んでもらう記録として残したいなら、ひと手間かけることが必要ですね。
clakoさん、これからもお元気でお暮らしください。
結婚アルバムを捨てた読者の話はこちら⇒ずっと重荷に感じていた結婚アルバムを捨てた
野望ガラクタとは?⇒なかなか捨てられない「なりたい自分になるために買った物」を断捨離する方法
clakoさんからいただいた「弁当つくり」のお便りはこちらで紹介⇒相手の負担になる贈り物はしないほうがいいと気づいた
次はNさんのメールです。
日記について
件名:ブログの感想
4月17日のブログ、誰かに読まれると怖いの話で、人名を野菜に例えるアイデア、笑っちゃいました。
私も日記とか、黒いこと書いているので、読まれたら困るとたまに一気に処分しています。
でも、読み返すのも好きなので、このアイデア、いいですね。
ちなみに、私の父は祖母が亡くなった後、その日記を読もうとしたので、私は怒って、取り上げ、処分しました。
私自身、プライバシーを重視するのでその気持ちがわかりかねますが、他人にやたら興味ある人いますね。
中学生の頃、友人との交換日記を誰かに勝手に読まれたこともありました。
筆子ジャーナルはほんとに勉強になります。これからもよろしくお願いします。
Nさん、お便りありがとうございます。
実はあの記事を書いたあと、「人を野菜にたとえるなんて、ふざけちゃいけない、不謹慎である」というメールが届くかもしれん、と思っていました。
けれど、参考になった人がいて、よかったです。
日記の記事⇒人に見られるかもしれないと思うと怖くて日記が書けない(その1)。
お父さんは、もしかしたら、お母さん(Nさんのおばあさん)が恋しかったから、日記を読もうとしたのかもしれませんね。
それはそれでお父さんの気持ちはわかります。
私も、中学生のとき、突然、父が亡くなったあと、父が書いていた金銭出納帳の中を見ました。毎日、几帳面に、煙草(ハイライト)やコーヒーに使った金額が書かれていてじーんとしました。
Nさん、これからもブログを楽しんでください。
最後はまるこさんのお便りです。小見出しは私が入れました。
歯の治療と指輪の話
件名:痛感と愛用の2019年、春。
私の住む地域では、桜もほとんど散り、葉桜となっています。うぐいすの鳴き声に癒される今日この頃です。
奥歯を抜歯した
さて、私は昨年末より、歯と歯茎の間のクリーニングのため、週末歯医者に通院していました。私はあまり歯が丈夫でないので、これからの人生、出来る限り自分の歯を大切にしたいと思ったからです。
で、ショックなことに、左の奥歯1本に膿がたまっていることがわかり、結論として抜歯となりました。時々疲れると疼いたり、歯茎が腫れていましたが、
忙しさを理由に放置していたのがまずかったと反省しています。痛みがそれほどひどくなかったのが、仇になってしまいました。
筆子さんの歯の健康に関する記事も読み直し、過去に虫歯治療したことのある場合は、必ず定期健診に行くことがどれ程大切か、まさに「痛感」しました。
一度治療がすめば大丈夫、ではないですね!
特に、私のようなシニア世代は、これからも毎日楽しく美味しく食事をとり、ココロとカラダを健康に保つ為に、きちんと自分の歯と向き合うべきだと心から思いました・・・
でも、この経験から、ちょっとしたハッピーのタネを掴むことが出来たんですよ!
結婚指輪を使うことにした
抜歯してしばらくは、やはりマインドが凹んでしまい、こういうときは断捨離だあっ!と、アクセサリーがしまってあるタンスの引き出しを整理していたら、久しぶりに、結婚指輪が目に留まったのです。
私は仕事上普段アクセサリーをつけることが出来ないし、冠婚葬祭はほぼ真珠で通してきたので、ダイヤのリングをして出かけた記憶がほどんどありません。
また、どちらかというと服装や装飾は地味な土地柄で、例えば名古屋のような華やかさはないので、宝石を身につけていれば、かなり目立ってしまうのも縁遠くなった理由かなと思います。
でも、これってミニマリスト的に考えてみればかなりもったいないなあと思ったんです!
せっかく若かりし頃の主人が給料の数か月分をはたいて贈ってくれた真心の品を生かすことが出来ないなんて・・・
で、私は、これからもっと指輪を愛用しようと決意しました!
とは言え、いきなり大勢の会合や友人とのランチなんかではちょっとハードルが高いので、まずは主人と休日に出かける時や、一人でドライブやショッピングを楽しむ時などにつけてみることにしました。
始めは指ばかり見つめて意識してしまいましたが、日の光を浴びたダイヤモンドは、とても綺麗で、自然とテンションが上がり、ウキウキ気分を楽しめます。
主人も、いいね、いいねと言ってくれます。
これからも、モノを大切にするマインドを通じて、自分らしく、楽しく健康な毎日を送っていきたいと思います!
まるこさん、お便りありがとうございます。
歯の治療、大変でしたね。
そうです。1度治療したら終わりなんてありえません。いったん虫歯になったら、命ある限り、歯の治療は続くと思ったほうがいいです。
歯の根も悪くなります。
とはいえ、以前治療した虫歯がもとで、歯に炎症ができたのなら、定期検診していても、避けられなかったかもしれません。
定期検診は、新たにできようとする虫歯を予防するものだ、と私は感じています。私は歯の根が悪くなってからは、毎年検診を受けているし、インプラントの治療をしてからは、3ヶ月に1回、クリーニングをしています。
それでも、炎症が起きるときは起きるのです。
まるこさん、どうぞお大事に。
歯の治療のまとめ⇒歯に関する記事のまとめ:歯肉炎、根管治療、そしてインプラント体験。
さて、しまいこんでいた指輪を使うようになってよかったですね。ご主人も喜んでおられときき、私もうれしいです。
名古屋は華やかな土地柄なんでしょうか? たまに、似たようなことを読者から言われます。結婚のお祝いが派手だとか。
私自身はそんなことは感じたことないですね。まあ、もう名古屋に住んでないし、住んでいたときも、あまり人の持ち物を気にしたことなかったですしね。
それでは、まるこさん、引き続き、2019年の夏も楽しくお過ごしください。
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いつもたくさんのお便り、ありがとうございます。いろいろな方の体験や考えをお聞きすることができて、とても参考になっています。
突然ですが、掲載誌のお知らせです。
雑誌「日経WOMAN」2018年12月号に掲載された、筆子監修の記事が、現在、発売中のムック、「ムダなモノを持たない人の暮らしのルール」に再掲載されているのでお知らせします。
掲載されている記事については、去年、紹介記事を書いています⇒雑誌『日経ウーマン』2018年12月号に筆子の記事あり。
このムック、4月22日の発売なんですが、私はすっかり忘れており、先週、見本誌が届いて、思い出した次第です。
まだ手に入りますし、キンドル版もあります。
興味のある方は、書店などでチェックしてください。
それでは次回のお便り紹介コーナーをお楽しみに。