ページに広告が含まれる場合があります。
『筆子ジャーナル』にいただいたお便り紹介コーナーです。今回は、2016年8月前半に届いたメール5通です。
特に「片付けがうまくいった、いきつつある」というメッセージを選びました。中学3年生の方から、私(57歳)と同世代の方まで、世代はバラエティに富んでいます。
まず、断捨離が一区切りついて、新しい生活のスタート地点に立った、ほとどぎすさんのお便りです。
断捨離によって自信がつきました
ほととぎすさんより
件名:私にもできました
初めまして。ほととぎすと申します。
今年2月くらいからブログを拝見しております。タイトルの通り、筆子さんにお礼を申し上げたく、本文をしたためております。
私が自分の持ち物を減らすことを意識し始めたのは出産がきっかけでした。
子供は来月8歳になりますので、8年前です。そこから、3歩歩いては2歩下がりながら、ゆるい断捨離の螺旋階段をマイペースで登ってきた感じです。
軸が定まるのにも時間がかかったため、螺旋は時に大きく楕円を描いたりしながらも、あきらめずに今日まできました。
そしてようやく、私個人の持ち物と、家の中で私が管理するものの断捨離については、一区切りつきました。
最終の決断の数々を、筆子さんのブログで後押ししてもらったのです。
私が何をどのくらい、どう手放してきたかは省きます。今、これからやってくる新しい生活のスタートに立っていると思えることが嬉しいです。
環境が良くなっても、人間はスイッチが入ったようにその瞬間から良くはならない、行動の習慣まで変わってくるには多少時間がかかるのは経験済みです。
でも、自分に期待して、待てるようになりました。何より良かったと思うのは、「私にはきっとできる、大丈夫」とつぶやけるようになったことです。自信が生まれたのだと思います。
断捨離に終わりはないとブログに書かれていらっしゃいましたが、私もそう思います。これからも螺旋階段をマイペースで登り続けて、また同じところを巡って、断捨離を続けていくのだと思います。
筆子さん、本当にありがとうございます。
これからもブログを楽しみにしています。また何かの折に、メッセージを送らせていただきたいと思います。お忙しいと思いますので、お返事は不要です。
ほとどぎすさん、こんにちは。メールありがとうございます。お気遣いいただき、恐縮です。
お言葉に甘えて返事をさしあげておりませんので、こちらで返事をすることにしました。
まだお子様が小さいのに、シンプルライフをめざしていて素晴らしいですね。捨てることで、自信がついてよかったです。
確かに人間はそんなに急には変わらないと思います。思考の癖があるからです。少しずつ環境や時間の使い方を変えることで、よい方向に変わっていきます。
これからもご自身の理想の暮らしに向かって、マイペースで進んでください。
次は中学3年生のゆいさんより
教科書、参考書、ノート、プリントをすっきりさせるには?
初めまして。毎日ブログを楽しみながら拝見しています。
私は中学三年生です。
もともと片付けは大好きなのでクローゼットなども含め、部屋は片付いている方だと思います。
ですが、学生となるとやはり教科書、参考書、ノート、塾のワーク、プリントなどが大量にあり、なんとか本棚に置いてますが、これ以上増えたら置く場所がなくなっちゃうじゃん状態です。
もう少しすててすっきりしたいけど捨てれない…という感じで毎日悩んでます。
大雑把で申し訳ないのですが、この状態から抜け出したいです。
読みにくい文をすみません。何を書いたらよいかわからず情報不足だと思いますので答えていただく際にわからないところがあれば遠慮なく質問していただけたらと思います。
こんにちは。筆子です。メールありがとうございます。
ゆいさんは中学生なのに、こんなブログを毎日読んでいるのですか?びっくりですね。
以前、高校生のお嬢さんからメールをもらったことがありますが、その方は、「お母さんがちっとも片付けないから家にいたくない」と書かれていました。
さて、「すっきりしたいけど捨てることができない」という悩みに関してですが、なぜ捨てられないのか、その理由を考えたことありますか?
理由を考えて1つずつ解決していくとよいと思います。
たとえば、
●捨て方がわからない⇒捨て方を調べたり、お母さんに聞いてみるといいでしょう。
●すべてがぐしゃぐしゃになっていて、必要なものと必要でないものがわからない⇒教科書、参考書、ノート、塾のワーク、プリントを全部出して、整理しがてら、いらない物を捨てます。
毎日少しずつやるか、冬休みなど長期の休みを利用してください。
●きっちり整理してあるが、いつか使うかもしれないと思っているから捨てられない⇒過去何年分あるのか知りませんが、私の経験では、昔の教科書をひっぱりだして見ることはありませんでした。
大人になったとき、英語や社会の教科書を読みたいと思ったことがありましたが、そのときは改めて、教科書を売っている本屋さんで買いました。
使用済みのものは捨てても大丈夫ですが、後で使う予定がちゃんとあるなら取っておいてください。
たとえば、あとで昔の数学の教科書を見て復習したい、塾のプリントを受験前にもう一度復習する、という理由があるなら、それは取っておくべきです。
こんな感じで問題をクリアしていくとよいのではないでしょうか?
結局、不用なものは捨て、必要なものは残す形になります。
たぶんこの判断基準がわからないのだと思いますが、「もう使わない」と思ったら、その都度捨てていけば、そこまでたまらないでしょう。
また、参考書は買い過ぎないほうがいいです。塾に行っているなら、教科書と塾の教材だけを勉強すれば充分ではないでしょうか?
そんなに何冊も持っていても勉強しきれませんから。
次は拙書とブログを読みながら片付けに励んでいるHさんより。
何度も本を読んで片付けています
Hさんより
件名:私にもできました
いつも記事を楽しく拝見しています。
インターネットで断捨離についてネットで調べて行くうちにこのサイトに出会いました。
断捨離の本を読みながら筆子さんのブログを読み、筆子さんの本も購入しました。本は見たいときにすぐ見れるのでとても助かります。何度も読んで何度も同じところの片付けに取り組みました。
洋服については、衣替えをきっかけに仕事着と普段着に分けて見直しをしました。着ないのに衣替えのたびに見かけては複雑な気持ちになっていたものがあったことに気づき捨てることができました。
本やブログを読むたびにクローゼットと向き合い、いっぱいだった引き出しがスカスカになりました。筆子さんがわかりやすく洋服を選ぶ基準を書いてくださったのが参考になりました。
最近はキッチン周りに手をつけています。お気に入り食器を選んで使わないものを処分しています。
家が綺麗になるには少し時間がかかるかもしれませんが、物を選んで捨てることができるようになったのは筆子さんのおかげです。感謝しています。
Hさん、こんにちは。本を購入していただき、ありがとうございます。
不用品を捨てることは、とても1度は2度では終わりませんので、何度も粘り強く、同じ場所を片付けるやり方でいいと思います。
私は、意識して、ブログにいろいろな捨て方や考え方を提案していますので、参考にして捨てていただければ幸いです。
衣類の断捨離に関する記事のまとめはこちら⇒洋服を減らしたいならこれを読め:ファッション関連記事のまとめ
物を捨てているうちに、なにごともシンプルに考えられるようになり、生活全般の質があがります。これからもぼりぼち片付けてください。
次は私と同世代のMayさんです。
片付けをがんばりすぎて熱中症になりましたがめげません
Mayさんより
件名:ありがとうございます!断捨離できました
最近こちらのブログにたどり着き、毎日記事を少しずつ読ませていただいています。
年代もほぼ同じで、私は独身ですが、考えに共感しています。
私は、一人で3LDKのマンションに住んでいますが、ある部屋にいらないものを押し込め、ほかの部屋はそれほどものがない日々を送っていました。
しかし、その物を押し込めた部屋に嫌気がさし、整理したいなぁと思っていたところ、こちらにたどり着きました。
丁度こんまりさんの本も読み終わり、筆子さんの意見にも後押しされ断捨離することができました。
粗大ごみ(お金を払って引き取ってもらいます)5点、不燃ごみ(生ごみじゃない燃せないゴミです)45Lのごみ袋を7袋、あと洋服を4袋出す予定です。
なぜこんなものを後生大事にとっていたのだろうというものがたくさんありました。
筆子さんのおっしゃる通り、物に支配されている感覚になってきました。
しかし、大量に物のを処分したせいか、片づけの最中に熱中症になりました。(水分も取らずに片づけに熱中していたからですね)
なぜか治りかけていた五十肩が悪化!(電車で冷房が当たっていたためと思われますが)
物を大量に処分したので、物の呪いかと思ってしまいました。
しかし体の不調にもめげずに(今後10年20年後はもっと動けなくなるかもしれませんものね)、これからもっと断捨離に励み、シンプルな生活をしていこうと思っています。
これからも厳しいご意見を、楽しみに拝見させていただきます。
Mayさん、こんにちは。さすがにもう熱中症はないと思いますが、五十肩の調子はどうでしょうか?
五十肩は、肩のどこかで炎症が起きているのですが、痛みが取れないなら、整形外科に行ってくださいね。
役立つかどうかわかりませんが、肩こり改善法も書いています⇒肩こり、首こりの原因とその解消法。ポイントは生活習慣の改善
さて、物を捨てたからといって、呪われませんので安心してください。
むしろ、物にしてみれば、ずっと活躍することもなくしまい込まれていた状態から解放されて、喜んでいると思いますよ。
確かに、年をとればとるほど、片付けが大変になるので、早めの着手をおすすめしますが、無理はしないでください。
それと、私、厳しいこと書いてますかね?
読者さんのことを思って書いているのですが。使わない物を溜め込んでいても、いいことなんて何一つないのです。
次は小さな習慣を身につけることをがんばっているKさんより
情報源を選んでいるけれど、影響を受けがちです
Kさんより
件名:励みになっています。
筆子journal愛読しています。
"小さな習慣を1つづつ身につけて行く"という考えに励まされて日々を送っています。自分にフィットした習慣を、1つ1つ身につけていこうと思います。
筆子さんが、入ってくる情報に意識を向けていることに、とても共感しています。
読む新聞、つり革広告、付き合う人等に影響を受けやすい自分を感じます。
1つ1つの情報を振り分ける気力がないので、情報源を選んで、あとの情報はざっくりと目に入らないようにしていますが、難しいです。
日本の都市部に居るとかなり大変です。
移動するだけで広告が沢山です。広告を嫌う国に住んだことがあるので、あの穏やかな日々が懐かしいです-生活は色々と大変でしたが-。
筆子さんのご健勝、心よりお祈りしています。
Kさん、こんにちは。メールありがとうございます。
吊り皮広告に影響を受けてしまうのですね。意識を完全に変えてしまえば、広告を見ても、何も感じなくなります。
私は広告を見たら、どうやってその広告が人に買わせる気を起こすのか、そのメカニズムを考えているので、「ああ、うまい広告だな」と思うことはあっても、あまり影響は受けません。
「あれは、お金のある人やタメコミアンのために吊り下がっているのだ、私には関係ない」と思うと、そこまで影響されないでしょう。
Kさんもお元気でお暮らしください。
☆もっと読者のお便りを読みたいかたはこちらへどうぞ⇒断捨離の体験談を読みたい方来てください:読者のお便りのまとめ。
=====
いつもたくさんのメールありがとうございます。
「お返事不要です」と書いてあるメールには返事を出しておりませんが、すべてありがたく読ませていただいてます。大変励みになっています。
記事に取り上げなかった方、すみません。これにこりず、またお便りください。