TEDの動画

最終更新日: 2017.09.7

肥満はもっと大きな問題を秘めているのではないか?(TED)

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よりよい人生を送るために参考になるTED動画を紹介するシリーズ。今回は、肥満糖尿病がトピックのプレゼンを紹介します。

「私は太ってないし、病気でもないから関係ない」とこの動画をスルーするのは大きな損失です。なぜならこのプレゼンは物ごとの原因について考えることの重要性、人々の思い込みや偏見がもたらす代償、自らの過ちを認める勇気など、たくさんのことを教えてくれるからです。

さらに毎日のように甘いもの(精製された砂糖、つまり白砂糖)や白い小麦粉を食べている人も見たほうがいいです。

プレゼンターは現役の医師のピーター・アッティア(Peter Attia)さん。タイトルは Is the obesity crisis hiding a bigger problem ? (肥満問題は、より大きな問題を隠しているのではないか?)



「もし糖尿病を誤解していたら」TEDの説明

As a young surgeon, Peter Attia felt contempt for a patient with diabetes. She was overweight, he thought, and thus responsible for the fact that she needed a foot amputation. But years later, Attia received an unpleasant medical surprise that led him to wonder: is our understanding of diabetes right? Could the precursors to diabetes cause obesity, and not the other way around? A look at how assumptions may be leading us to wage the wrong medical war.

若き外科医のピーター・アッティア氏は糖尿病の女性を軽蔑しました。その患者は太り過ぎで、そのせいで足を切断しなければならなくなったと彼は思ったのです。

しかし数年後、彼は医療の現場で驚くべきできごとにあい、「われわれが糖尿病について知っていることは正しいのであろうか?」と考えるに至りました。

糖尿病の原因となるものが肥満を引き起こし、その逆は違うのではないか?思い込みが、間違った医療の戦いをさせ、大きな代償を払っているのかもしれません。

日本語字幕がついています。字幕なしや英語を選びたい方はプレイヤーの右下からどうぞ。医学的な説明の部分はちょっと難しいですが、全般的に単語や文章は難しくなく、アッティアさんの話し方も構成も明瞭で聞き取りやすいプレゼンです。

動画のあとに抄訳をつけます。抄訳と言ってもわりと詳しく訳しています。このプレゼンの内容は、1人でも多くの人に知ってもらいたいと思ったからです。

そのため、文字数がいつにもまして多いのですが、年末年始にバラエティ番組を見る時間があったら、ぜひこのプレゼンを見てほしいと思います。

スクリプトはこちら⇒Peter Attia: Is the obesity crisis hiding a bigger problem? | TED Talk | TED.com

TEDの説明はこちらをどうぞ⇒TEDの記事のまとめ(1)ミニマリスト的生き方の参考に

昔、糖尿病の女性患者に軽蔑を感じた

2006年の春に起こったことを私は一生忘れないでしょう。私はジョンズ・ホプキンス病院の外科研修医でした。午前2時に、緊急の呼び出しを受けERへ行きました。

そこには糖尿病のため足に壊疽(えそ)ができた女性がいました。肉のくさった匂いがしました。女性は重症でした。「足を切断しなければならないのだろうか?」私は自問自答しました。

その3日前に27才の新婚女性が背中の痛みのためERに運ばれてきました。彼女はすい臓がんでした。ガンが進行しすぎていて手遅れだとわかりましたが、私はできるだけのことをしました。少しでも彼女が楽になれるように、毛布や温かいコーヒーをふるまい、両親を呼び寄せるなど、ベストを尽くしたんです。

もっと重要なことは、私はこの患者をジャッジするようなことはしなかったことです。病気になったのは彼女のせいではないのですから。

ところがその3日後、同じERで、「この足は切断しなきゃならない」と決断したとき、私は、この患者に苦い軽蔑の感情を抱いていたのです。

この女性は2型糖尿病で太っていました。「食べ過ぎでろくに運動しなかったからこんな病気になったんだ」。みんなそう思いますよね?

ベッドに横になっている女性を見ながら、こんなふうに考えていました。「ほんの少し気をつけていれば、見ず知らずの医者に足を切断されることもなかったろうに」と。

そう決め込み、それが当然だと思ってしまったのはなぜなのか?私は若くて傲慢だったんです。「食べ過ぎで運が悪かった」そう思いました。

皮肉なことに、当時私はガンの研究をしていました。メラノーマ(悪性黒色腫)の免疫治療の研究です。この世界では、「何ごとも憶測で決め込んではいけない、科学的に検証しなければならない」と学んでいました。

ところが糖尿病で亡くなるアメリカ人はメラノーマのそれの8倍です。すごくよくある病気なので、一般的な考え方に全く疑問を持たなかったのです。糖尿病の経過については、すべて科学的に検証されていると思いこんでいました。

自分が病気になって初めて過ちに気づいた

3年後、私はいかに自分が間違っていたのか思い知りました。私自身が病気になったのです。1日おきに、3,4時間運動し、食事にも気をつけていたのに、体重が増えて、メタボリックシンドロームになりました。インスリン抵抗性になったのです。

インスリンは物を食べたとき、からだがどう作用するか、そのカロリーを燃やすのか、蓄えるのかコントロールするホルモンだと言えます。このプロセスは、専門用語では、代謝制御(fuel partitioning)です。

インスリンがしっかり分泌しないと、生命が脅かされます。インスリン抵抗性はその名のとおり、全身の細胞がインスリンに抵抗して、インスリンが効かなくなる病気です。

インスリン抵抗性は、糖尿病を引き起こします。つまり、細胞が抵抗するので、すい臓のインスリン作りが間に合わなくなってしまうのです。

すると血糖値があがり、さまざまな病気になります。心臓病、ガン、アルツハイマーまで。そして足の切断も。私が数年前に診た患者と同じようになります。

恐ろしくなり、私は食事を完全に変えました。何かを加えたり、やめたり。普通の人が聞いたらびっくりする食事法だと思います。そして40パウンド(およそ18キロ)やせました。奇妙なことに、運動はむしろ減らしたんです。そして、ごらんのように、もう太っていないし、インスリン抵抗性も完治しました。





肥満は本当にインスリン抵抗性の原因なのか?

病気が治ったことよりもっと大事なことがあります。この経験は私に大きな疑問を残しました。

1.「健康的な生活」を送っていたのに、なぜ病気になったのか?
2.「正しいとされる栄養」が私にとって害になったのなら、同じことが他の人にも起こりうるのではないか?

そこで肥満とインスリン抵抗性の関係について、解明しようと思いました。

ほとんどの学者は、肥満がインスリン抵抗性の原因だと考えています。それならば、インスリン抵抗性を治療するためには、体重を減らせばいいことになります。

ですが、もしこれが逆だったら?肥満はインスリン抵抗性の原因ではなかったとしたら。肥満はもっと大きな問題の1つの症状だとしたら?

肥満問題のさなかに生きている社会で、こんなことを言うのは気違いじみているのはわかっています。でも聞いてほしいのです、

もし、細胞内で、もっと恐ろしいことが起きているのを乗り切るために、肥満になるのだとしたらどうでしょう?「肥満はいいことだ」と言っているのではありません。私が言いたいのは2つ起きている代謝の問題のうち、肥満はましな方である、ということです。

インスリン抵抗性になると、食べ物(カロリー)を振り分ける機能が損なわれます。摂取したカロリーの一部を適切に燃やし、一部を蓄えるという振り分けがうまく行かなくなるのです。

インスリン抵抗性になると、からだの恒常性(ホメオスタシス)を保つバランスがくずれます。するとインスリンが、細胞に「あんたが安全だと思う以上に、もっとカロリーを燃やしてほしい」と命じても、細胞は「いやです。蓄えるほうがいいです」と答えます。

脂肪細胞(fat cell)はほかの細胞に比べて単純な作りなので、カロリーを蓄えておくには最も安全な場所なのです。

7500万人のアメリカ人にとって、インスリン抵抗性になった場合、最適な反応は、脂肪を蓄積することなのかもしれないのです。その逆ではなくて。太ったからインスリン抵抗性になるのではなく、その逆の可能性もあるのです。

微妙な違いに思えますが、意味するところは大きな違いがあります。

原因と結果を取り違えるべきではない

コーヒーテーブルにすねをぶつけるとあざができます。痛いし、変色してます。ですが、この場合、あざが問題でないことはみんな知っています。これはからだが正常だから起きるわけです。

すねをぶつけたので、免疫細胞がその場所にやってきて、傷ついた細胞を救出し、感染がそれ以上広がらないように守っています。

こんな状態を想像してください。「あざが問題なんだ」と確定し、あざを治療するために大がかりな医療施設を作り、あざを目立たせないクリームや、痛み止めなど、ありとあらゆるものを作りだし、一方で、人々が、テーブルに足をぶつけ続けるという状態を。

結果にフォーカスするより、原因を取り除いたほうがいいです。「リビングルームを歩き時は、コーヒーテーブルに気をつけてね」とみんなに言ったほうが。

何が原因で何が結果なのか、正しく知ることがこの世界で大きな違いを生み出します。ここを間違えたとしても、製薬業界はもうかりますが、あざを作る人には何の利益にもなりません。

肥満はもっと恐ろしい病気の症状の1つかもしれない

私が言いたいことは、肥満とインスリン抵抗性の原因と結果を逆に考えているかもしれないということです。「インスリン抵抗性のせいで、肥満や肥満がひきおこす病気になるのではないか?」

もし肥満になることが、もっと恐ろしい病気の代謝反応だとしたらどうでしょうか?その恐ろしい病気のほうを心配すべきだとしたら?

アメリカには、肥満だけど、インスリン抵抗性ではない人が、3000万人います。それに肥満だからと言って、やせている人より病気にかかる率が高いとも言えません。

逆に、やせているのにインスリン抵抗性の人が600万人います。しかも、やせて、インスリン抵抗性の人のほうが、太っている人より、代謝機能にかかわる病気にかかりやすいのです。

その理由はわかりません。たぶん、過剰なエネルギーに対して、細胞がうまく機能できないのでしょう。

肥満でもインスリン抵抗性ではない人もいれば、やせているのに、インスリン抵抗性の人がいる。ということは、肥満は単に何かを代理しているもの(proxy)ではないでしょうか?

もし私たちが戦う相手を間違えているとしたら?インスリン抵抗性と戦わなければならないのに、肥満と必死に戦っているとしたら?肥満を責めることは、被害者を責めることになってしまいます。

肥満に関する知識が、根本的に間違っているとしたら?私は、もう傲慢になること、特に、決めつけることはやめたんです。この問題に関して、自分なりの確固たる意見がありますが、ほかの意見に耳を傾けるつもりでもいます。

肥満とインスリン抵抗性の関係に関する仮説

私はこんな仮説を持っています。

インスリン抵抗性になったら、細胞は何から身を守ろうとするでしょうか?摂取しすぎた食べものから、ということはないです。

細胞は、グルコースが増えすぎること、つまり過剰な血糖値から身を守ろうとするでしょう。

精製された穀物やでんぷんが、短時間に血糖値を上げてしまうことは知られています。また砂糖が、直接インスリン抵抗性を引き起こすという研究もあります。

ということは、生成された穀物や砂糖、でんぷんを摂り過ぎているので、肥満や糖尿病が起きていると言えます。ただしその原因はインスリン抵抗性であり、食べ過ぎや運動不足のせいとは限らないのです。

数年前、18キロやせたとき、私はこういう食べものを摂らなかったのです。私の仮説は、自分の経験に基づいた偏見とは言えます。

だからと言って、この偏見が間違っているとも言えません。しかも、こうしたことは科学的に検証することができます。

しかし、そうするためには、まず「現在の肥満とインスリン抵抗性の理解が間違っている可能性があるから、テストをしなければいけない」という考えを受け入れるべきです。

私はこの件に、自分のキャリアを賭けています。この問題にすべてを捧げていますし、この先も、科学が導くいかなるところへも進むつもりです。

知らないことを知っているふりはもうできないし、そんなことはしないと決めました。まだまだ知らないことがいっぱいなのです。
ケーキ

肥満や糖尿病の人を責めるべきではない

去年、幸運なことに、この国の優秀な肥満のリサーチチームと一緒に研究できました。みな、この問題の核心に関して、違う仮説を持っています。

カロリーの摂り過ぎが原因だという人、高脂肪の食事のせいだという人、精製された穀物とでんぷんのせいだという人、と意見が違います。

ただ、2つのことで全員の意見が一致しています。

1.この問題はすごく重要なので、答えがわかっていると思い込み、無視することはできない。
2.過ちを認め、正しいとされていたことに立ち向かい、それを科学的に照明できれば、この問題を解決できる。

すぐに答えを知りたいと思うのが人情です。こんなことをして、これは食べて、あれを食べない、とか。しかし、正しく理解するためには、処方箋を書く前に、科学的に厳密に調べなければなりません。

私たちは3つのことを研究しています。
1.食べたものが、分子レベルで、代謝、ホルモン、酵素にどんな影響を与えるか?
2.研究でわかったことをベースに、安全で実現可能な方法で人々の食事の仕方を変えることができるか?
3.安全で実現可能な食事の変え方がわかった後、どうやって人々にそれをデフォルトの食事として取り入れてもらうか?

やるべきことがわかっているからといって、それがやれるわけではありません。ときどき、人々にヒントをあげて、やりやすくしてあげなければ。

この旅の行末はわかりませんが、少なくともはっきりしていることは、肥満の人や糖尿病の人を責めるべきではない、ということです。

患者の多くは正しいことをしたいのです。そのためには効果的な方法を知る必要があります。

患者さん達が体重を落として、インスリン抵抗性を克服できる日を夢見ています。

そのためには、医者がよけいな思い込みを捨て、新しい考えに抵抗することをやめ、原点に立ち返り、心を開くべきです。

「正しいとされていたこと」がうまく機能していないとき、その考えを捨てる勇気を持ち、科学的な真実は、常に進化し続けることを理解しなければならないのです。

こうした道筋をとることは、患者にとっても、科学にとってもいいことです。

肥満が、単に、代謝の病気があることを示しているだけなら、肥満を責めても意味がないです。

時々、7年前のERでのできごとを思い出します。もう一度、あの患者さんと話をできたらいいのに。「本当に申し訳なかった」そう伝えたいのです。

「医者としてはベストの手当をしましたが、人間として、あなたを傷つけてしまいました。あなたは私の評価や、軽蔑を受ける必要なんかなかった。必要だったのは私の共感や思いやりです。

あなたが悪かったんじゃないとわかってくれる医者が必要でした。悪かったのは、昔の私を含めた、医療というシステムだったのかもしれない。

もしこれを見ていたらどうぞ私許してください」。

・・・抄訳ここまで・・・

医学用語のプチ解説

プレゼンに出てきた病気関係の言葉をまとめておきます。

糖尿病による壊疽(えそ):糖尿病の合併症の1つ。糖尿病のせいで、からだの末端の血行や神経に障害が起きて、小さな傷が治らず、潰瘍(かいよう、皮膚や粘膜がただれたりくずれ落ちる)ができてひどくなった状態。足を切断しないと、命を失います。

メタボリックシンドローム:内臓に脂肪がたまり(内臓脂肪型肥満)、高血圧、高血糖、高脂血症などの病気が引き起こされているか、そういう病気になりやすい状態

インスリン抵抗性:インスリンに対する感受性が低下し、肝臓、筋肉、脂肪細胞などでインスリンが正常に働かなくなる状態。

インスリンはすい臓から分泌されるホルモンで、ブドウ糖(グルコース)の筋肉内への取り込みを促進し、血糖値をさげます。インスリンが不足すると糖尿病になります。

ホメオスタシス(恒常性):からだが、外的、内的環境の変化があっても、生理状態などをうまく調整し、正常な範囲内に、一定に保つことやその能力。

☆肥満に関する別のプレゼン⇒子供たちに食育をして肥満と戦おう~ジェイミー・オリヴァーに学ぶ(TED)

思い込みを捨て、常識を疑うことで人間は進化する

アッティア先生はとても誠実な方ですね。

幸い私は、これまで大きな病気になったことはなく、家族が病気になって医者にかかり、「このお医者さんに生死がかかっている」という状況になったことはありません。

もしそんな状況になったら、アッティア先生のような方に診てもらいたいと思います。医者も医療システムも万能ではありませんが、よりよい方向に向けて、柔軟で真摯な姿勢をもって対応してくれる、思いやりのある先生に当たりたいです。

医療に限ったことではありませんが、「一般に正しいとされていること」が間違っていることなどいくらでもあります。

正しい、間違っている、グレーゾーンは、状況によって変わりますし、人もこの世界も進化するのです。

だから、以前の考え方を捨てる勇気はとても大切だと思います。それは医療にかぎらず、日常生活でもよく起こること。

きのうまでのやり方がうまく行かないと思ったら、疑ってみるのは大切ですね。常に常識を疑う姿勢、私も忘れないようにしよう、と思いました。

原因と結果を見極めなければならない

原因と結果を取り違えないということも大切です。たとえば、汚部屋でも、くしゃくしゃの部屋は結果であり、原因があるわけです。

業者に頼んで汚部屋をきれいにしたとしても、原因をなんとかしないと、また汚部屋になってしまいます。

断捨離やダイエットでリバンドするのも、表面に見えてることばかりに意識が言って、背後にある原因をないがしろにしているからではないでしょうか?原因の1つは買い物なのですが。

☆原因と結果を取り違えている話をしている別のTEDのプレゼン⇒成功すると幸せになるのではなく、幸せだから成功する~ショーン・エイカー(TED)

糖尿病の原因は何だろう?

糖尿病は慢性的に血糖値が高い状態です。あまり良く知らないのですが、誤解の多い病気と聞いています。しかも近年爆発的に増えていますね。

科学的な裏付けは何も持っていませんが、個人的に、精製された砂糖、小麦粉、高脂肪の食事(ピザとかフレンチフライ)、加工食品を食べることが増えたために、糖尿病にかかる人が増えたのではないかな、と疑っています。

☆白砂糖の害⇒白砂糖はこんなに体に悪い~私が砂糖をやめた理由とは?

☆白い小麦粉の問題点⇒白い小麦粉が健康によくない5つの理由

このような食品の摂取が増えたので、体内でブドウ糖の代謝がうまくできなくて、血糖値があがってしまうのではないでしょうか?

ことはこんなに単純ではないと思いますが。

実は私の伯父が糖尿病でした。ずっとインスリンの注射を自分で打っていましたが、あるときその注射が原因で倒れて、植物人間となり、10年以上意識が回復しないまま、肺炎をおこして亡くなりました。伯父は60才前ぐらいだったと思います。

もう30年ぐらい前の話です。昼食をあまりしっかり食べなかったタイミングで注射したのもよくなかったようです。

医者の処方ミスの可能性もあったので、叔母は調べようと思ったこともあったようですが、いろいろ難しく、そのままになってしまいました。

アッティラ先生のチームの研究が進み、糖尿病の原因や、効果的な治療法が早く見つかることを願っています。





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