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カレン・キングストン

『ガラクタ捨てれば自分が見える』で衝撃のスペースクリアリングに出会う~ミニマリストへの道(20)

今から10年前の4月、筆子は、シンプルライフを多いに加速する本と出会いました。「ガラクタ捨てれば自分が見える―風水整理術入門」です。

私にとってはその前の年の秋に買った「収納するなら捨てなさい」に続く、2冊めの断捨離の参考書。筆子は今もこの2冊の本を断捨離本のバイブルとして時々読み返しています。

前者には、「捨てるテクニック」が書いてあり、後者には、「なぜモノが捨てられないのか」「なぜガラクタを捨てなければならないのか」その理由がズバっと指摘されています。あまりに説得力があったので、これ以上の本を読む必要をさして感じないのです。

私が買ったのは古い版。今は新しいのが文庫本で出ています。



スペースクリアリングとは?

「ガラクタ捨てれば自分が見える」は風水術とありますが、金運をあげるために「黄色いお財布を買う」といった風水とはちょっと違います。

この本のテーマはスペースクリアリング。これは、著者のカレン・キングストンが考えだした風水のやり方。

建物には目に見えないエネルギーがあり、それを浄化すると、そこに住んでいる人が望む生き方ができるようになる、というものです。

人が望んでいる暮しは、さまざまでしょうが、究極的にはみんな幸せになりたいのだと思います。そのために、自分の家やオフィスの空間のエネルギーを変えるのです。これがスペースクリアリング。

しかし、クリアリングをする前に、家の中のガラクタを捨てなければならないので、この本は「ガラクタを捨てること」にフォーカスしています。

ガラクタを捨てなければならない理由とは?

ガラクタはどんよりと停滞したエネルギーを発しているから捨てなければなりません。

筆子は、風水や星占いといったものは、興味がないのですが、「ガラクタがどよーんとしたエネルギーを出している」、ということには、多いに納得しました。

ガラクタが運気を下げるのはこのどよよんとしたネガティブエナジーのせいです。

ごちゃごちゃといらないモノが置いてある空間と、物が少なくすっきりした空間とどちらが人を前向きな気分にさせるかといったら、もちろん、すっきりした空間です。

このエネルギーはいわゆる「気」。どんよりした場所と、クリアな場所ってありますよね。

それは家庭でも学校でも会社でも、人が集まるところならどこにでもただよっています。筆子は長く派遣社員をしていたので、さまざまな会社に行きましたが、会社によって「気」が違いました。

今思うと、どのオフィスの気も多かれ少なかれよどんでいました。物は多すぎて、ごちゃごちゃ。女子社員は死んだ目をしている人が多かったです。

ガラクタを捨てて、自分の心の声に耳をかたむけないと、望む方向には行かないのです。





人はなぜガラクタをためこむのか?

「もしかしたらそのうち使うかも」
「いつか必要になるかもしれない」

こんなふうに思って、あなたはなかなか物が捨てられないのではないですか?筆子にもそういう物、いっぱいありました。今も少し持っています。

この「もしかしたらあとで必要になるかも」と考えるのは、カレン・キングストンに言わせると、あなたが、自分の未来を信頼していないからなのです。

いらないもの、使っていないものをずっと持っているのは、天にむかって、必要なときに必要なものを与えてくれないのだろう、と不信のメッセージを送っているようなもの。

この「天」は「運命」のこと。「将来必要な時に必要なものが手に入るという運命を信じて、とにかくガラクタは捨てろ」と著者は言うのです。筆子はこの「天」は「自分でもまだ知らない未知のパワーのある自分自身」ととらえています。

カレン・キングストンのメッセージを読み、筆子は、いらないモノはみんな捨てて、望む方向に自分の人生の舵を取りたい、と願いました。

筆子がミニマリストになった経緯を最初から読む方はこちらから⇒なぜ私は断捨離をしてミニマリストになったのか?【1】~物がたくさんあっても幸せではなかった

人はなぜモノが捨てられないのか?

カレンは「人がガラクタに執着するのは、恐怖心からである」、と断言しています。捨てるときの葛藤や、捨てたあとの後悔の気持ち、不用意で無防備な気分になるのが怖いのです。

まだ捨てる前からそういうネガティブな気持ちを想像してしまっているのですね。自分がそういう気持ちになるのを恐れているだけなら、それは「捨てるモノ」とは全然関係ないな、と筆子は思いました。

世の中、やる前はなんとなく不安で気が進まないけど、やってみたらけっこう楽しかった、ということが多いです。

行く前はめんどうで気が重かったけど、行ったら楽しかった、とか。結局、人は、新しいことをするのに「恐怖」を感じて、なかなか踏み出せないようにできてるみたい。

ですが、その恐怖を乗り越えて、新しいことをしなければ、いつまでも現状維持のまま。

その現状に満足していないのであれば、恐くても一歩踏み出すしか、現状を変えることはできないのです。「ガラクタ1つ捨てられないなんて、とても今の生活を変えることはできない」、そう筆子は思いました。

そこで、この本を手にしたときから、さらに

いらないものをばんばん捨てるようになりました。

カレン・キングストンの言葉は、自信とユーモアにあふれウィットがあるので、読んでいてとても楽しかったです。毎晩お風呂で読んでいたので、最初に買った文庫本はボロボロになってしまいました。

そこでこの本は処分し、原書を買いました。それがこの記事にのせている写真の本です。その後、オーディオブックを買って、アップデートされたキンドル版を買う、という惚れ込みようです。

私が本気でモノを捨て始めたのはこの本があったからこそ。

もし、誰かに「ガラクタを捨てると何かいいことあるの?」と聞かれたら、筆子は「あります」と答えます。

それは風水の効果というより、自分自信を信じることによって得られるものです。だって、ガラクタを捨て始めたら、本当に生活が変わり始めましたから。

「未来はあなたの想念が作るもの」というカレンの言葉に、筆子は多いに共感しているのです。

この続きはこちら⇒持たない暮しをめざすなら、雑誌の定期購読はするべからず~ミニマリストへの道(21)

☆エピローグ:昔買った「ガラクタ捨てれば~」の文庫本は処分しました。その後、原書(1998年にでた初版)、オーディオブック(第2版)、キンドル版(第3版)を揃えたので、ミニマリストらしくないのですが、3つとも、ちょっぴり内容が違います。

まあ、ほとんど一緒ですが。カレン・キングストンが時代に合わせて、内容を書き足しているのです。

特にオーディオブックはカレン本人が読んでいるので、激励してもらっているみたいで、片付けのモチベーションがあがります。意外に落ち着いた声も好きです。

日本語版はこちら。

この本はこれからも愛聴し続ける予定です。





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