靴がたくさん

ミニマルな日常

片付けが苦手でもできた~読者2人の断捨離ビフォー・アフター

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断捨離の様子を教えてくれた読者のお便りを2通紹介します。

散らかった部屋をどうにかしたい。でも片付けは苦手…。

そんな人でもできた断捨離の工夫とその後の変化を、2人の読者が教えてくれました。

まず、メランコリーさんのお便りです。

大々的な断捨離をしてみて

こんにちは。私は40代半ばです。去年の夏から断捨離を始めました。

もともと片付けは苦手で、学生の頃から着ない服や使わない物をため込むほうでした。

タグがついたまま10年以上眠っていた服もあり、高校や大学時代の服まで持っていました。

靴も箱に入ったまま未使用のがまだあります。

ものを出して使ったら適当に戻すので、部屋はごちゃごちゃでした。いつもとりあえず押し込んでいた感じです。

散らかった部屋にうんざりした

片付け始めたきっかけは、母との関係で傷つくことがあったからです。急に散らかった部屋にうんざりしました。

たまに、在宅でも仕事をしますが、机の上は食器、書類、絡まった充電ケーブルなどがのっていて、いかにもよどんだ空間でした。





まず洗面所を片付けた

筆子さんの記事を読み、小さな場所から始めることにしました。

最初に、洗面所を片付けました。使いかけのものや新品だけど古いストックは処分しました。

次はキッチン。使った食器はすぐ洗い、シンクにためないようにしました。

筆子さんの流しを磨く記事を参考にしました。

流しをピカピカに磨くことが家全体の片付けにつながる~ミニマリストへの道(26)

玄関のそばに1年以上置きっぱなしだった宅配の段ボールや、積んだままにしてあった靴の箱も捨てました。

通販で買ってそのままになっていた小さな家電や雑貨はフリマアプリで売りました。

洗濯もまめにするようにしました。

以前は数週間、ひどいときは数か月ため込んでいましたが、今は週1回必ず洗濯機を回し、乾いたらすぐ畳むようにしています。

脱いだ服は床に放置せず、洗濯カゴに入れるよう意識しています。

こうして書いていると、これまであたりまえのことが全然できていなかったと思います。

服も捨てた

次は、服を断捨離しました。

ベッド下の収納ケースに入れっぱなしだった服を一着ずつ見直し、サイズが合わないものや好みが変わったものは、タグ付きでも気にせず箱に入れ、古着の回収サービスに出しました。

初めて自宅まで回収に来てもらい、箱ごと持っていってもらったときはほっとしました。

その次は靴。下駄箱には入り切らず、大きな収納ケース4箱分あり、半分以上は未使用です。靴の断捨離はまだ途中です。

「過去1年履かなかったら、この先も履かない」と割り切って、不要なものを少し処分しました。バッグも数点、ネットで買取に出しました。

今回大々的に断捨離してみて、モノの山は、決断を先延ばしにした結果だという筆子さんの言葉を実感しました。

以前は「いつかSNSにのせるかも」と思って、洋服や靴、ブランドバッグを買い集めていました。でも、ただ買い物したかっただけだと思います。

一時的に、気分がよくなりたかっただけです。

今はウィンドウショッピングやネットサーフィン(死語かも)もしなくなり、買うときは今の自分に似合うものだけにしています。たまに、古着屋も利用します。

かなり捨てましたが、まだ、靴が残っているし、アクセサリーもあります。

キッチンの収納も見直したいです。

まだ途中ですが、少しずつ部屋が片付いてきて、気持ちも軽くなりました。

メランコリーさん、こんにちは。

断捨離体験のシェア、ありがとうございます。

ここまでお疲れさまでした。がんばった自分をほめてください。

たくさんあった服や雑貨を捨てて、気持ちが軽くなってよかったです。

ずいぶん、暮らしやすくなったのではないでしょうか?

SNSに載せるために、服や雑貨を買っていたんですね。

ありがちなことですね。

自分が心地よく楽しめる範囲で、SNSを利用してください。

ではメランコリーさん、これからもお元気でお過ごしください。

買い物で気分があがるのはドーパミンのせい。この仕組みを知って無駄遣いを防ぐ。

次は、れいこさんのお便りです。

断捨離したら生活がいいほうに変わった

筆子さま、こんにちは。

いつもブログを楽しく拝見しています。今回初めてお便りします。

私は夫と都内の築15年ほどの2LDKマンションに暮らしています。子どもはいません。

夫婦ふたりには十分な広さがあり、これまで、特にものを捨てることはせず生活してきました。

その結果、1部屋が完全に物置になってしまいました。

ウォーキングマシン、使っていない寝具、昔やっていた陶芸の道具、スーツケース、もう着ない服、夫の趣味のカメラなど、ほかにも雑多なものを入れた箱が床から天井まで積んであり、ドアを開けるのも一苦労だったんです。

ほかの部屋で生活できたので、物置部屋は、まずいと思いつつも、ずっとそのままにしていました。来客があっても扉を閉めれば見えないし、そのうち片づけようと思いながら月日が流れました。

そんな生活が変わったきっかけは、今年の初めにたまたま筆子さんのブログを見たことでした。

「一気に片づけなくてもいい」「まずは小さなことから」という記事を読んで、初めて「少しずつ捨てればいいんだ」と思ったんです。

それまでは、片づけは、大掛かりな作業、という思い込みが強く、なかなか始められませんでした。

少しずつ断捨離を開始

最初はキッチンの引き出しひとつだけを片づけました。大昔の調味料や、ほとんど使っていない小物が山のように出てきて、自分でも驚きました。

その後は週末ごとに場所を決めて少しずつ進め、3カ月経った頃、物置部屋も床が半分以上見えるようになりました。

今ではその部屋を夫の書斎として使えるようになり、夫は趣味の写真や動画の編集を楽しんでいます。

片づけを進めるうちに、私の生活も変わりました。

以前は仕事から帰るとソファに座ったまま、スマホでSNSや動画を延々と見てしまい、気づけば10時ということがしょっちゅう。

でも物が減って部屋が広くなると、不思議とだらだらする時間が減り、家事を早めに済ませ、夕食後はゆっくりお茶を飲みながら読書をしたり、趣味のレース編みをしたりするようになりました。

さらに、物を減らしたおかげで、掃除も簡単になり、朝の支度も休日の家事も楽になりました。

以前は週末の午前中いっぱいかかっていた掃除が、今は1時間もあれば終わります。

その分、自由時間が増え、夫婦で近所のカフェに行く時間ができました。

筆子さんの記事の中で印象に残っているのは、「一度に全部をやらない」「まず収納グッズを減らす」「思い出はこころにある」という考え方です。

これを意識して、片付けをするうちに、衝動買いも減り、買い物の前に必ず「本当に必要か」と考える癖がつきました。

先日は、使わなくなった来客用布団を自治体の粗大ごみで処分し、空いたスペースにヒーターやアイロン台などをまとめて収納しました。

これまで、家のあちこちに置いていたものをまとめて入れられるようになって家事がスムーズになりました。

これからしたいこと

これからの目標は、クローゼットの中身をもっと見直し、衣替えをしなくてすむようにすることです。

洋服は私も夫もかなり減らしましたが、まだ「いつか着るかも」と思って残している物があります。

最近、夏が長いので、コートなどの出番が減ったので、アウターを見直したいです。

長くなりましたが、筆子さんのブログに出会ってから、暮らしが本当に楽になったことをお伝えしたいと思いました。

これからも更新を楽しみにしています。暑い毎日ですが、ご自愛ください。

れいこさん、はじめまして。お便りありがとうございます。

ブログの記事が参考になってよかったです。

短時間の間に、片付けをすごくがんばったのですね。

物置になっていた部屋を、ふつうの部屋として使えるようになってよかったです。

せっかくの部屋を物置にしておくのはもったいないですから。

れいこさんが言うように、断捨離をして、自分でものを管理できるようにすると、前より主体的に生きられると思います。

これからも、シンプルライフを楽しんでください。

日本はとても暑いと思いますが、どうぞお元気でお過ごしください。

*****

読者のお便りを紹介しました。

読者それぞれの断捨離体験を読むと、改めて、ものは持ちすぎない方が楽だと感じます。

最近の私の断捨離ですが、春から裏紙の使い切りに挑戦していた、2017年度の確定申告の書類(当時はアナログで管理していた)を、ようやく全部使い終わって、ホルダーも捨てて(娘が大学時代に使っていたこわれかけたもの)スッキリしました。

地味な断捨離ではありますが、使い切ると気分がいいですね。

それでは、あなたも近況や記事の感想、質問などありましたら、お気軽にメールください。

こちらからどうぞ⇒お問い合わせフォーム | 筆子ジャーナル

お待ちしています。

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旅行の荷物はもっと減らせる:身軽に旅立つ10のコツ

夜勤明けの娘が誤って登録した「怪しいサイト」

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