ブティックで服を見ている人

買わない

買わない挑戦が続く人がやっていること:必要なものは買う

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買わない挑戦を続けるための、現実的でストレスの少ない方法を紹介します。

それは、必要なものを選んで買うことです。

買わない挑戦は、買うことを制限するチャレンジで、私もずっと行っています。

実際にやってみると、すぐに挫折した、続かなかったという経験をするかもしれません。

うまくいかない理由はいろいろありますが、「できるだけ買わない」「何も買わない」と思って始めると、たいてい失敗します。

買わないことが目標になってしまうからです。

買わない挑戦なので、「買わないこと」は重要ですが、この挑戦をするゴールは、お金の使い方を見直すことです。

この記事では、余計なものは買わないが必要なものは買うというやり方を提案します。

1. 「何も買わない」がうまくいかない理由

「何も買わない!」と意気込むと失敗する理由は主に3つあります。

1)禁止ルールだから

「できるだけ買わない」「何も買わない」というのは全面禁止です。

このやり方をすると、いつも我慢しなければなりません。我慢ばかりしていると楽しくないし、ちょっとしたきっかけで逆にたくさん買ってしまいます。

2)例外が起きた瞬間にすべてが崩れる

日常生活では想定外のことが起こります。

ずいぶん前に紹介した、『365日のシンプルライフ』の主人公は1年、ものを買わないようにしていたけれど、突然、冷蔵庫がこわれてしまい葛藤します。

映画『365日のシンプルライフ』の感想:「物を捨てる」映画ではなく、大切な物を選ぶ話

彼の場合は冷蔵庫でしたが、急に必要なものが出てきて買うしかないことってありますよね。

そんなとき、全面禁止ルールで動いていると、「もうダメだ」とそれまでの努力をうっちゃって、挑戦をやめてしまうことがあるんです。

多くの人は完璧主義的傾向があるので、1つ失敗すると「すべてがダメ、終わった」と感じがちです。





3)買ったか買わなかっただけが重要になる

すべてを買わないことにしていると、チャレンジの捉え方が二択になります。

つまり、買わなかったら成功、買ったら失敗です。

こう考えていると、それぞれの買い物について振り返るより、「成功か、失敗かだけ」にこだわってしまいます。その結果、自分を追い詰めてしまいがちです。

現実はグレーなので、柔軟な考え方をしなければなりません。

なんでも白黒つける考え方をやめるススメ。思い込みを手放して可能性を広げるには?

2. 必要なものを買う

「何も買わない」ではなく、「必要なものを買う」と考えてみてください。

生きている限り買い物は続きます。

食料品や日用品はもちろん、暮らしを維持するのに欠かせないもの、生活を便利にしてくれる道具、心の潤いになるサービスなど、買うべきものはたくさんあるでしょう。

いろいろ選択肢がある中で、自分らしいシンプルライフを叶えてくれるものを選んで買うのです。

それは、買うものを自分で選び、その結果を引き受けることです。

自分の価値観に照らし合わせて、本当に必要だと思うもの、買いたいと思うものにお金を出します。

「何も買わない」と決めてしまえば、いちいち「買う・買わない」を考えなくていいのである意味ラクです。

でもこのやり方をすると、買い物との付き合い方を変えたり、生活に合わせて工夫する余地がありません。

どこにお金を使いたいのか考える機会もありませんよね。

全面禁止ルールを作ってしまうと、そこで思考停止になります。

必要なものを買うとき、

・どうしてこれが必要か?

・これを買ってどんなふうになりたいか?

こんなことを考えて、買い物をするたびに、自分の価値観や生活と向き合うことができます。

うまく買い物ができたときも、失敗したときも、すべての経験がお金の使い方の改善につながります。

3. 「必要なもの」をどう決める?

では、どんなものが必要なものでしょうか? どこにお金を使うべきでしょうか?

必要なものの見極め方のポイントを2つ紹介します。

1)ニーズとウォンツを考える

何かを買いたいと思ったら、それがニーズかウォンツか考えてみましょう。

ニーズは、必要なものであり、生活を続けるために欠かせないもの。ウォンツは、欲しいものであり、なくても困らないけれど、あったらうれしいものです。

ニーズとウォンツの境界線は、はっきりしていなくても、「ウォンツっぽいけど、ニーズだ」と判断できるものもあります。

ここで重要なのは、正しく分けることではなく、ニーズかウォンツか考えてみることです。この2つを分けて考えると、買う優先順位がはっきりします。ニーズを先に満たすと生活の基盤が安定します。

ニーズ(必要なもの)とウォンツ(欲しいもの)に敏感になる:知らないうちにお金が貯まる行動案(その6)

2)自分軸で考える

人が必要だと言うものではなく、自分が必要だと思うものを買いましょう。

まわりの人が持っているから、SNSでよく見かけるから、「持っていて当然」と言われているから。こうした理由で、「必要なもの」を決めてしまうと、自分の価値観からずれた買い物になります。

人は皆、価値観や生活環境が違います。

たとえば、車がないと暮らせない場所に住んでいる人と、公共交通が充実している環境にいる人では、必要なものが変わります。家族構成や仕事のスタイルでも、お金を使いたいものが違います。

他人軸でものを選ぶと、同じものを買っても、使いこなせない、むしろ邪魔、満足できない、といった状態になりがちです。

本質的なニーズであれば、多くの人に共通ですが、そのまわりにある「必要なもの」はとても個人的なものです。

他人の意見より、自分の声を聞いて選んでください。

4. こんなルールを作ってみよう

ここからは、私が「買ってもいい」と決めているものを紹介します。

もちろん、これは「こうすべきだ」という正解ではなく、必要なものや、買うべきものは人や状況によって違います。

1)食料品と日用品は買ってもいい

生活を維持するために欠かせない食料品や日用品は、ふつうに買います。

ただし、いくつか条件をつけています。

・できるだけものを増やさない(なしで済ませるならそうする)

・在庫がたっぷりあるうちは買わない(実際に必要になってから買う)

・すぐに買わない(緊急の場合以外は、買うまえに時間を置く)

2)人や創作活動を支えるお金は使う

知人やクリエイターの活動を支えることにはお金を出します。

私自身がクリエイターだからです。

たとえば、EtsyやPixtaでデジタルコンテンツやイラストを購入したり、友人が作った作品を買ったりしています。

こういう消費は人によっては無駄遣いに思えるかもしれません。でも私は、「この人をサポートしたい」とか「この活動やサービスはこれからも続いて欲しい」と思うものには、お金を出します。

さらに、収入の2%は寄付に回します。

3)仕事に必要なものは、さっさと買う

仕事を続けるうえで明らかに必要なものについては、迷わず買います。

判断の基準は、「欲しいかどうか」ではなく、「今の仕事を無理なく続けるために必要かどうか」です。

最近では、27インチのモニターとキーボードを買いました。

しばらくノートパソコンを使っていましたが、老眼にはきつい(私は裸眼でパソコンを利用)ので大きな画面を導入しました。

当然ですが、仕事がしやすくなり、目への負担も軽減しました。

4)ときどきルールを変える

私はずっと買わない挑戦をしていますが、そのときによってゆるめだったり、きびしめだったりします。

また、特に「気をつけたいもの」を決めることもあります。

去年は引っ越しをして一人暮らしを始めたので、家具やキッチン雑貨を買う必要に迫られました。

その分、今年は全体的にきびしめに買わない挑戦をしてきました。

こんなふうにメリハリをつけて買わない挑戦をすると、楽しいので長く続くと思います。

買わない挑戦・関連記事もどうぞ

誰でもできる『買わない挑戦』の始め方。自分ルールで楽しく実践。

買ってもいいものを知るために、買わない挑戦中に考えたほうがいいこと。

買わない挑戦はがんばりすぎない~続けるための5つのヒント

****

買わない挑戦をするとき、「何も買わない」と決めるのではなく、必要なものを選んで買っていくことをおすすめしました。

最初は、洋服、スイーツ、文房具など、自分がついつい買ってしまうものに絞って挑戦するといいと思います。

期間も、「これからずっと」ではなく、1週間、1ヶ月、半年などに区切りましょう。

自分のペースで買わない挑戦を楽しんでください。買わない挑戦は節約だけでなく、自分自身を知るきっかけにもなります。





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