ソファに横たわる親子

ミニマルな日常

シンプルライフがもたらす心の安定:読者のエピソード

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シンプルライフを実践している読者のお便りを2通紹介します。

内容:

・親に関するTEDトークに勇気づけられた

・腸内環境の改善に効果があったこと

まず、Rieさんのお便りです。



レス・イズ・モアで心が穏やかに

件名:お礼と感想

こんにちは、筆子さん。

2023年は終活に明け暮れた年でした!とメールした者です。

捨てることから始まる新しい暮らし、成長する自分。 | 筆子ジャーナル

お読みくださって、そして取り上げてくださってありがたく思っています。

本当にありがとうございます。





すべての親が「いい親」ではない

そして、すべての親が「いい親」ではない(TED)の動画と記事を取り上げてくださって、お礼を伝えたくてメールしました。

動画の内容を知れて、とても勇気づけられました。

どういうわけか、どこの国でも「すべての親は、温かくいい親だ」という強烈な観念、信仰があるのですよね。不思議です。

私も虐待サバイバーであり、毒親家庭、機能不全家庭で育ちました。

物心ついた頃から暴力、暴言、経済的DVが日常で、放置子で搾取子でした。

いまは両親や兄弟(弟がひとりいます)とは疎遠です。(弟は愛玩子)

シンプルな暮らしのいいところ

私は現在55歳で何とか生きていますが(既婚、子供はいません)

55歳まで生きた今、言えることは・・・・・・・

10代の頃から、シンプルに生きることやミニマリズムの概念、感覚、「Less is more」の感覚を知っていたら、親の暴力あるなしに関わらず、もっともっとずーーーーっと生きやすかっただろうなあ! と心底感じるのです。

お金との付き合い方も子供の頃から、はるかに良いものになっていたはず。

だいたい2015年くらいにミニマリズムの概念と言葉が日本に入ってきたと記憶しています。(佐々木さんと沼畑さんという方が日本に紹介し、私はそれで知りました)

その時から新しい価値観が自分の中に入ってきて、人生観と人生が激変しました。

でも瞬間、モノやお金との付き合い方が上手になったわけではなくて、徐々に徐々に変化していきました。

個人的には35歳から52歳までの間に3頭の犬たちと暮らし、3年前(52歳の時に)最後の犬を看取りました。

皆、長生きしてくれて私の心の中に言葉にはできないほどの温かいもの(たぶんこの世でいちばん尊いもの)を残してくれました。

私はいつもいつも犬たちの存在に包んでもらっていたんだなあと心底気づきました。

こういう経験があるので、今は何があってもなくても心がおだやかです。

頑張って人に受け入れてもらおうとか、好かれなくては!という気持ちもゼロ、皆無になりました。(そもそも必要なかった!と気づきました)

でもそれを支えているのが、やはりシンプルな暮らしなんです。

物質が、室内が、家が、モノがごっちゃごちゃだと心の平安は無理だ!と思います。

私の幸福は、「愛とシンプルな暮らしの中にある」と自信を持って言えます。

なんだか文章が支離滅裂で長くて、伝えたいことが上手に書けていない気がしますが、これが限界なので仕方ありません。すみません。

筆子さんも今年から新しい生活をスタートされたのですね。

筆子さんに幸あれ! 幸ある!!

これも伝えたくてメールしました。

本当に長々とすみません。

お読みいただき、ありがとうございました。

これからも記事を楽しみにしております。noteも楽しく読ませていただいています。ありがとうございます!! 大感謝です。

Rieさん、こんにちは。お便りありがとうございます。

いつも私の記事を読んでいただき、応援もしていただき、重ねてお礼申し上げます。

TEDトークの感想をありがとうございます。親が神聖な存在だと信じる気持ちは、多くの人に共通しているようです。そうであってほしいと願う心が強いのでしょうね。

親を絶対的によいものとする考え方がここまで強くなかったら、虐待にあっている子供たちをもっと助けられるんじゃないかと思います。

Rieさんはシンプルなライフスタイルを選び、心が穏やかになったのですね。よかったです。私もシンプルに暮らすほうが、心配事が減ると思います。

これからもお元気で、シンプルライフを楽しんでください。

次は、レモンティーさんのお便りです。

腸内環境を改善してくれたこと

件名:お礼と腸内環境について

筆子さん、こんにちは。

シンプルライフに関心を持ち始めて以来、長年間筆子さんのブログや書籍を参考にさせていただいています。

お陰様で、かなり持ち物も減り、支出も毎年ダウンサイズできております。

本当にありがとうございます。

最新の記事にて娘さんのご病気について書かれていたのですが、私もこの2年ほど、病気ではないのですが気象病(気圧の変動で体調が悪化します)が酷くなり、体重が落ち、今も増量のために色々と試しつつという生活をしています。(気象病の症状は改善しています)

他人事と思えずメッセージを送らせていただきました。

中でも昨年知ったFODMAPに関する情報が、腸内環境の改善に役立ちました。小腸で消化吸収されにくい糖を多く含む食品があり、控えることで改善に役立つそうです。

乳製品や小麦製品のほか、きのこ、りんごなど野菜や果物まで多岐にわたります。

私は特に玉葱を控えるようになってから、お腹の張りや下痢などが明らかに改善しました。

すでにご存知かもしれませんが、少しでも参考になりましたら幸いです。

娘さんの体調がより良い方向へ向かいますよう願っています。

また筆子さんも引っ越しをされて、新たな拠点での暮らしが始まったとのこと、陰ながら応援しております。noteも楽しく拝見しております。

私は絵を描くので、個人的な要望にはなりますが、筆子さんのぬり絵もnoteの方で拝見できたら嬉しいなぁと思っております。

それでは、今後もブログ楽しみにしております。

レモンティーさん、こんにちは。お便りありがとうございます。

気象病は本当に大変ですね。特にこの暑さでは、体調を崩しやすくなります。どうかご自愛ください。

娘のことを心配していただき、また、Fodmapのこと教えていただき感謝します。

娘はFodmap dietのことは知っていました。

ただ、どの食品が自分にいいか悪いかは特定していないと思います。

今、娘は栄養と日常生活に関するコンサルティングをアメリカの人から受けています。コンサルタントに、腸内環境の様子がわかるテストを受けるよう言われているんですが、高額なので、やっていません。

娘はインスタグラムで、フィットネス関連の発信をしていた人をずっとフォローしていたのですが、この人がたまたま娘と同じ病気にかかったことがあり、栄養指導をしているんです。

ただ、すごく高いんですよね。この人に指導を受けると3ヶ月でカナダドルで600ドル以上。だから、この人ではなくアシスタントに3ヶ月460ドルでコンサルを受けていて、いま、2回目です。

あまりに高いので、「もう受けない」と娘は言っています。

このお金を払うために、娘は夜勤を増やしているから、本末転倒ではあります。

私は専門医についてほしいんですが、一般の医者がなかなか専門医を紹介してくれないから、自分で高いコンサルティングをアメリカ人に受けているわけです。

さて、私の塗り絵、とりたててうまくないんです。素敵な塗り絵ならいくらでもお見せしますが。

以前、ネットで知り合った人(イラストレーター)に、漫画の描き方や、塗り絵の指導をオンラインで受けていたことがあるんですが、塗り絵は才能ないって言われました。

塗り絵より、自分で絵を描いたほうが数倍いいそうです。

指導を受けていた時は、課題だったから、絵を描いていました。でも、ふだんは絵を描くのがおっくうだから、最初から輪郭が描いてある塗り絵をしているのです。

とは言え、noteを始めたせいで、忙しくなり、今、塗り絵はお休みしています。

また余裕ができたら塗り絵をして、noteで紹介しますね。でも、素人の塗り絵を見たからといって、レモンティーさんは何も得るものがないと思います。

それでは、レモンティーさんもどうぞお元気でお過ごしください。

*****

娘は腸の病気になってから体重が20ポンド(9キロ)減少しました。最初の数ヶ月で15ポンドぐらい落ちて、少し戻ったそうですが、先月、ウイルス性の胃腸炎にかかってさらに5ポンド減りました。

これぐらい減ると見た目も変わるので、皆に、「わあ、どうやってやせたの?(教えて)」とよく聞かれるそうです。

「病気なの?」という反応をする人はいなくて、皆、娘がダイエットをしたと思いこむんです。

「やせたわね。うらやましい」と言われるたびに、娘は不愉快になるそうです。

ただでさえ、病気のせいで気分が落ち込んでいるのに。

日曜日に紹介したTEDトークに⇒他人が自分をどう思っているか気にしすぎない方法(TED)

他人の考えていることや、その人のかかえている状況は、自分にはわからないという内容が出てきましたが、そのとおりですね。

人に「あなた太ったわね」「やせたわね」とあまり言わないほうがいいかもしれません。

それではあなたも質問、感想、言いたいことがありましたらお気軽にメールください。

お待ちしています。





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