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あまりコストをかけず、簡単にできる部屋の湿度を下げる方法を9つ紹介します。
カナダには梅雨はありませんが、やはり6月は雨が多いです。しかも、私はふつうの家より湿度が高い地下室(半地下)に住んでいます。
ムシムシした日はこんな工夫をしていますよ。
1.換気する
これは誰でも思いつくと思います。家の中で水分が放出される場所では、まめに換気扇をまわしています。
つまり調理中の台所や、お風呂場です。
今住んでいる家は、通気性がよくないので、調理中、コンロを使っているときは、上についている小さな換気扇をまわしています。
しかしこれだけでは足りないのか、夫が必ず、背後のユーティリティースペースにある、衣類乾燥機も回しています。
狭いキッチンで、換気扇と乾燥機を稼働していると、ものすごくうるさくて不快ですが、仕方ありません。
湿度についてはこちらで説明しています⇒梅雨時に気になるジメジメ、ムシムシ。高い湿度が人に与える9つの影響。
2.お鍋にふたをする
鍋でカレーや、スープを作っているとき、できるだけフタをしてください。コンロやオーブンを使った料理は空気中に水分を飛ばします。
湿度対策ということだけで言えば、ご飯はふつうの鍋で炊くより、炊飯器や圧力鍋のほうがいいかもしれません。
3.シャワーは短めに
温度の高いシャワーを長々とあびていると、家の中の湿度があがります。シャワーの温度を少し下げ、時間を短縮すれば、湿度は下がるし、電気代と水道代も節約できます。
また勢いよく水をほとばしらせるより、ゆるゆると出したほうが湿度はあがりません。
シャワーの時間は、クセというか習慣です。私は、昔はわりと長シャワーでしたが、最近はお風呂、シャワーとも短めにすますように努めています。
ジムなど、別の場所でシャワーをあびることができる人は、外部施設でシャワーをあびるのもいい案です。
私の夫は、職場でシャワーをあびているらしく、平日は家ではあまりシャワーをあびません。
4.できるだけ部屋干しをしない
当然のことながら、部屋に洗濯物を干せば、湿度はあがります。ただ、日本のように雨が多いと、室内干しするしかないという事情があるでしょう。実際、梅雨時は、部屋干ししている人が多いみたいですね。
実家では、天気のいい日は庭の物干し竿、雨の日は、日当たりのいい縁側に干していました。しかし、部屋干しすると、乾きがわるいし、服が臭います。時にタオルを濡らすと。
どうしても部屋干しするなら、以下のような工夫をするといいでしょう。
衣類をあまりくっつけると、風通しがわるくなって、乾かないし、雑菌も取れません。少しだけ、離して干すのがコツです。
エアコンの除湿機を使ったり、扇風機を当てながら短時間で乾かすといいと思います。
家族が多い場合は、衣類乾燥機の導入も検討してみてはどうでしょうか。また、家電のレンタルもあるので、梅雨時だけ、乾燥機をレンタルするのもいいと思います。
バスタオルを断捨離すれば、部屋干しがぐんと楽になります⇒バスタオルを使わないシンプルライフ~バスタオルがないとこんな問題は一挙に解決
バスタオルを使うにしても、少しサイズが小さなもの、薄いもの、乾きやすい材質のものを選んでください。リネンのタオルなんかいいかもしれません。
薄い速乾性のあるタオルとしては、セームタオル、マイクロファイバータオル、ガーゼのタオルなどがあります。それぞれ質感が違うのでお好みのものを選んでください。
こういうタオルは、タオル屋さんや雑貨屋さんではなく、旅行グッズやアウトドア用品を売っている店で見つかります。
家に住みつつも、手持ちの品はキャンプ用品さながらにミニマムにしていくと、部屋干しも楽になります。
大判のスポンジワイプでからだを拭くこともできます⇒スポンジワイプの使い方。いろいろ活用できて環境にやさしいが値段は高め
バスタオルが乾かなくて悩んでいる人はお試しください。
5.洗濯の頻度を落とす
ちょこちょこと洗濯せず、容量いっぱいになるまで待ってから洗濯をしたほうが湿度はあがりません。容量いっぱいといっても、洗濯機にギチギチに洗濯物を入れてはだめで、マニュアルを見て、適量をチェックしてください。
日本の主婦は、毎日洗濯するのが普通みたいですが、湿気対策という観点から見ると、洗濯の頻度も落としたほうがいいです。
洗濯物の頻度と量を減らす方法⇒洗濯物の量と洗濯の回数を減らす簡単な方法~服の数が少なくても大丈夫
私の衣類はミニマムですが、そんなに洗濯の負担はありません。小さなものは、お風呂に入ったついでにちょこちょこ洗ってしまうからです。
ここでも、家にいながらキャンプしているようなミニマリスト的ライフスタイルが威力を発揮します。
6.観葉植物は外に出す
観葉植物は室内の空気を浄化してくれますが、水分も放出しています。数が多いと部屋の湿度があがります。たくさん植物のある部屋で部屋干ししても、あまり乾きません。
そこで、プラントは、ベランダなど外に出すか、どこか一箇所に集めるといいでしょう。
観葉植物の数が多いなら、この機会に断捨離してみては?ジャングルや温室ではないのですから、そんなにたくさん観葉植物を部屋に置く必要もないでしょう。
我が家には今、1つも植物がありません。ですが、窓から外を見れば緑が見えるし、ジョギングするとき、他の家の庭にある花やプ木々の様子を楽しんで見ています。
また、観葉植物に水をやりすぎるのもよくないです。水のやりすぎは、植物にもよくありませんね。
7.水槽にフタをする
熱帯魚や、メダカなどを飼っている人は水槽を持っていると思いますが、フタをしてください。魚が水槽から飛び出すのを防ぐこともできます。
特に熱帯魚の水槽の水は温度が高いので、周囲の温度が下がると、どんどん蒸発します。
以前の家では、水槽があり、グッピーを数匹飼っていました。しかし引っ越しを機会に断捨離。今の家には水槽を置く場所がないので、置いてません。
アクアリウムの中を見ていると、癒やされますが、なければないで大丈夫です。
8.ドアをあけて風通しをよくする
各部屋のドアを開けて、家全体の風通しをよくしてください。外に向かってあいている窓やドアを開けるのももちろん効果的です。
ただ、お風呂に入っているときは、お風呂のドアをしめないと、お風呂の湿気が家全体に広がります。
お風呂の湿気はお風呂にある換気扇から外に逃がしてください。
クローゼットのドアも時々あけて、風を入れてください。
風通しをよくするために、ドアや窓のそばに障害物を置かないほうがいいです。よけいな物があると、通気性が悪くなります。
もし、人間や風の出入り口を塞ぐ形で物を置いているなら、撤去してください。つまり断捨離をするということです。
9.冷蔵庫やエアコンの水受け皿を掃除する
カビ対策に書いたように、冷蔵庫から水が出ているなら、対策をしてください⇒意外と知らない、カビを防止するためにできる9つのこと。 「5.冷蔵庫の水漏れをチェック」のところです。
この記事に書いたように、外回りの水はけをよくするのも効果的です。
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もちろんエアコンで除湿したり、除湿機を使っても、湿度はさがります。ですが、家電を使うとコストがあがるので、部屋干し対策以外は、まずはコストのかからない方法を試してください。