カビ

ミニマルな日常

意外と知らない、カビを防止するためにできる9つのこと。

真の意味で汚部屋を改善するシリーズ。今回はカビ対策をお伝えします。ふだんカビについて気にしていない人も多いかもしれませんが、対策を怠ると、お風呂場などに黒カビがたくさん出現します。



カビは健康によくない

自然界において、カビは、落ち葉などに繁殖し、細胞を分解して土壌を豊かにしています。

しかし、家の中のいろいろなものにカビが繁殖すると、健康によくありません。見た目もよくありませんが。

カビに弱い体質の人だと、アレルギー症状を起こします。咳が出たり、鼻水が出たり、目が赤くなったり、湿疹が出たりといった症状です。

とくに
●小さな子供
●持病があって免疫力が落ちている人
●高齢者

はリスクが高いです。

梅雨になると、気分がうつうつとする人が多いです。意外とカビのせいで、頭痛がしているのかもしれません。アレルギー症状がでなくても、カビ臭いのは嫌なものです。

カビが繁殖する条件は
1.(カビにとっての)食べ物のあるところ
2.湿気があるところ
3.そこそこ温かいところ

特に栄養分と湿度が重要です。カビ入門の記事に書いたように、別に温度は低くてもカビは生きることができます。さらに、カビは暗いところが好きです。

カビ入門の記事⇒カビはなぜ生える?対策する前に知りたいカビの基礎知識

よって、太陽の光がさんさんと入り、風通しのいい涼しいところには、カビは繁殖しません。乾燥した場所にはカビは集まらないので、家の中の空気の流れをよくしておくことが肝心です。

この記事では、カビが繁殖するために絶対必要な、カビのエサと、湿気を極力防止する方法をお伝えします。

カビの食べ物を取り除く

カビのエサは有機物と炭素です。家の中にあるものはほとんどすべてがエサと言えます。

食品はもちろんのこと、意外なものをエサにしてカビは繁殖します。

最近(といっても数年前)私が、「あ、こんなところにカビがはえてる」と驚いたのは、CDです。80年代に買ったCDの表面に、白っぽいカビがまだらに繁殖していました。数枚のCDをずっとしまいこんでおり、今世紀になって発見したのです。

私の指先からCDに移った汚れに含まれる有機物にカビが繁殖したのです。

もちろんそのCDは断捨離しました。

生きている限り、カビと共生するしかないので、せめてエサの量を減らすといいでしょう。そのために、こんなことができます。





1.いらない物はみんな捨てる(断捨離)

もしクローゼットの中が物でいっぱいで、風通しが悪かったら、すべての服にカビがついていると考えられます。

クリーニングから戻ってきたスーツを、ビニール袋をかけたままクローゼットに吊るしておくと、カビが生えることがあります。

実家で母の物を断捨離していたとき、カビ臭い新品のバッグがいくつか出てきました。

カビを防止するためには、いらない物は捨てて、クローゼットにしろタンスにしろ、中の風通しをよくしておくことです。

2.特にエサになる物を捨てるか、風通しのいいところに収納する

カビは何にでも繁殖しますが、人が動かせるもので、エサになる代表的なものは、ダンボール、本、洋服、その他のファブリック製品です。

こういうエサを室内、それも特に湿度の高い場所に放置しない、というのも大きなポイントです。

私は、以前、カビ臭い地下室に寝ていました。ここはカビが繁殖するすべての条件を満たしていました。

前の家は、雨が降るたびに、屋根に落ちた雨水が家の外ではなく、家側に向かって流れていたのです。そのため、大雨のときに浸水しました。

しかも、夫の意向で、段ボール箱を開いて、地下室にたくさん溜め込んでいました。カビやクモ、ダニの培養をしていたようなものです。

幸い私はアレルギー体質ではないので、ふつうに暮らしていました。引っ越す時、ずっと寝ていたマットレスを階上に持ってきたら、そのカビくささに夫は悶絶していました。

3.カーペットはやめたほうがいい

深い理由もなくカーペットやラグを使っているなら、取り除いたほうがいいです。

特にいつも濡れる場所にカーペットを敷きっぱなしにするのはよくありません。もっと簡単に動かせる敷物を敷いて、まめに洗うほうがいいです。

敷物の断捨離のススメ⇒その玄関マット、本当に必要? マットを捨てるとこんなものが手に入る

湿気をふせぐ

カビはじめじめしたところに繁殖するので、家の中に水分をもたらすものはできるだけ排除してください。

もちろん、砂漠のようにカラカラな場所では、人は生きられないのですが、どんなにがんばって湿度を下げようとしても、日本にいる限りそんなことにはならないので大丈夫です。

4.あらゆる水漏れを修理する

水道管から水がポタポタ落ちるところがあったら修理してください。流しの下とか。雨漏りももちろん、修繕します。

単なる普通の雨なのに、窓や、扉のすきまから雨が入ってくるなら、原因をつきとめて、水が入ってこないようにしてください。

雨が入ってくるのをそのままにしておくべきではありません。

5.冷蔵庫の水漏れをチェック

冷蔵庫の下の床がぬれているのを発見したことはありませんか?

冷蔵庫から水が出てくる原因はいくつかあるのですが、よくあるのは、ドレンパン(水受け皿)の水がうまく蒸発せず、床に放出されるケースです。

冷蔵庫の中では、霜がとけて水分になるため、これを取り去る仕組みがあります。

ドレンパイプという細いパイプの中を水が流れ、それがドレンパンという受け皿に集まります。その後、冷蔵庫の熱がこの水を蒸発させます。

ところが、ドレンパイプの中が詰まっていたり、ドレンパンが割れていたり、汚れていたりすると、このシステムがうまく機能しません。

すると水が外に出てきます。

また、ドアのパッキンがゆるいか、開け閉めが頻繁すぎて、外気がたくさん入り込むと庫内で結露が起きます。結露のせいで、メーカーの想定以上に水が出るケースもあります。

結露とは、窓ガラスや壁など、冷えた物体の表面に空気中の水蒸気がついて、これが凝縮し水滴になることです。

もし、冷蔵庫の下に不審な水が出てくるようなら、マニュアルを読んで対処したり、メーカーに相談したり、大家さんにチェックしてもらいましょう。

ドレンパンをまめに洗うだけで解決することもあります。

6.家の外回りの水はけをよくする

どんな家も屋根にたまった雨水をうまく外に放出することができるようになっています。

屋根に頃合いの勾配をつけ、雨樋に水を流すのです。

しかし、さまざまな理由から、これがうまく行っていない家もあります。雨漏りはその典型的な例です。

また、私の以前の家のように、雨樋を流れる水が家に向かって流れることもあります。雨が降るたびに、水が家の土台(基礎工事の部分)に流れてしまうと、湿度の高い家になってしまいます。

すると、湿気の多い部屋ができます。人一倍、除湿機を稼働させることになり、電気代がかかります。もちろん、家の耐久性も悪くなります。

水はけのよい家にするためにできることは、屋根の上の落ち葉や雨樋の掃除です。1年に1回ぐらいでいいです。ただ、慣れない人がやると、屋根から落ちるかもしれませんので、業者に頼んだほうがいいでしょう。

私の夫は、以前の家に住んでいたときは、たまに屋根の上に乗って何かやっていました。

また、雨樋から出てくる水が、ちゃんと家の外側に流れるように、障害物を置かないとか、土が外に向かって低くなるような処置を施してください。

場合によっては自分ではどうしようもできないかもしれません。そういうときは屋根や外壁など、家の外回りのリフォームをするか、もっと水はけのいい家に引っ越してください。

7.水分が出るときは換気扇を回す

浴室を使ったり、キッチンで料理をするときは、窓を開けたり、まめに換気扇を回します。これは、湿った空気を外に出すためです。

せっかく外に出した空気が、逆流して、屋根裏や、地下に戻ってこないようにしてください。

8.エアコンの掃除をする。特にドレンパン。

エアコンのドレンパンも冷蔵庫のと同じで、汚れていると、水漏れが発生します。

実はエアコンの中はとても汚いのです。汚れたエアコンをそのまま使っていると、体によくありませんので、たまには掃除したほうがいいです。

エアコンの掃除をするためには、たくさんのパーツを分解しなければならないため、プロに頼んだほうがいいでしょう。

ちゃんとドレンパンを外して徹底的に掃除してくれる業者に頼むといいです。実家ではエアコンなんて全然掃除していないと思いますが、必要な投資ではないか、と思います。

特に、アレルギー体質の人が家族にいる場合は。

9.ぬれた場所を放置しない

ある場所が水にぬれても、24時間から48時間以内に、きれいにふいて乾いた状態にすれば、カビは繁殖しません。

ぬれたまま放置するのがよくないのです。
~~~~~
このほか、カビが繁殖しやすそうな場所は特にまめに掃除するのも効果的です。ほこりを減らす記事でも書きましたが、掃除はけっこう重要なポイントです。

物を減らし、なるべくほこりをためず、風通しのいい環境にすれば、カビ問題はミニマムになります。





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