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部屋がきれいか、ぐしゃぐしゃになるかの運命は日常生活のほんの小さな生活習慣が決めます。これを7つのルールにまとめました。
すべてとても大事なルールです。1つでも守れば、部屋は次第にきれいになっていきます。
ほとんどのルールは、洋服を床に脱ぎ捨てる、娘の挙動を見て、思いついたことです。彼女がやっていることの反対をすればいいのですから。
ひじょうに基本的な生活習慣なので、すでにきれいな部屋に住んでいる人には当たり前すぎることばかりのはず。
ですが、ぐしゃぐしゃの部屋に住んでいる人にとってはひじょうに効果的な方法です。
ルール1.毎朝ベッドの上を片付ける
娘は朝、ベッドの上にノートパソコンと化粧品をのせっぱなしで、出かけてしまいます。娘のプライバシーを尊重して、あまり詳しくは書きませんが。
ドレッサーがないので、ベッドの上で化粧するからなのですが、終わったら、パソコンを定位置(ベッドの下に置いてます)に戻すことはできると思うのですよね、その気になれば。
汚部屋ぎみの部屋の住人はベッドを物置き場にする傾向があります。そこで、まずはベッドの上に物を置かないというルールを徹底するといいのではないでしょうか?
ベッドの上に何ものってなくても、ふとんがまくれあがったままの人とかいますよね?自分なりに、ベッドをきれいに整えてみてください。それだけで、部屋がすごくきれいに見えるし、だんだん「もっときれいにしたい」という意欲がわいてきます。
だまされたと思って1週間だけ、毎朝ベッドの上を片付けてください。必ず、ガラクタとストレスが減ります。
ふとんの人はたたんで押入れにしまってください。万年床はNGです。
2.服をハンガーにかける(またはタンスにしまう)
これも当たり前といえば当たり前なのですが…。もしいつも床に脱ぎ捨てた服が散らかっているなら、ハンガーにかけるようにしてください。
もし椅子の背やベッドの上に放り投げてあるなら、所定の位置に戻してください。
それができないなら、なぜ服が床に散ってしまうのかその理由を考えるといいと思います。2つの理由が考えられます。
1.会社や学校から帰宅して、部屋着に着替える時に、着ていた服を床に脱ぎ捨てる。また、部屋着からパジャマに着替えるときに、着ていた部屋着を床に脱ぎ捨てる。
2.朝、着ていく物を決めるために、何着も着てみて、脱ぐたびに、床やベッドの上に投げ捨てる。
1の場合は、脱いだ服を置く場所を自分なりに決めておくといいでしょう。置き場所がないから、床とか、椅子の上に服を放り投げるのです。何らかの置き場所を作ることで解決できます。
たとえ段ボール箱でも、床に散らかすよりはいいと思います。
参考⇒脱いだ服をどこに置くかという問題の考察~汚部屋改善
2に関しては、朝、迷わないようにすればいいのです。つまり、服を少し断捨離して、カプセルワードローブを作ればいいのです。
カプセルワードローブの作り方⇒少ない服でおしゃれを楽しむ方法。この秋からミニマルなファッションにしませんか?
これも参考になります⇒3ヶ月33アイテムでおしゃれを楽しむ方法~アメリカの女性ミニマリストに学ぶ、プロジェクト333
あるいは、前の晩に翌日着る服を決めて、ハンガーにすべてかけて、わかりやすいところにかけて置くといいでしょう。
3.15分だけ早起きする
「早起きと汚部屋と何の関係があるの?」と思うかもしれませんね。これが大ありです。朝、家を出る前に、時間がないから、布団をきっちりたたんだり、ベッドを整えたり、出した服をしまうことができないわけです。
時間がないから、ドレッサーやバスルームにひっぱりだした化粧品やヘアアイロンがそのままになってしまうのです。
時間がないから、朝ごはんや弁当を作るために冷蔵庫や棚からひっぱりだしたジャムや調味料をカウンターの上に出しっぱなしにしてしまいます。
シンクにコーヒーカップや汚れた皿を入れっぱなしにしてしまうのです。
朝、余裕があれば、すべて元あったところに収納できます。もちろん、「ちゃんとしまおう」という気持ちは必要です。疲れて帰ってきたときに、こういう出しっぱなしのものに出迎えられると、よけい疲れてしまいます。
朝、時間に余裕があれば、ストレスも軽減されますね。これは自分でコントロールできるストレスですから、ぜひチャレンジしてください。
早起きの仕方⇒夏は朝型人間になる絶好のチャンス~こんな朝活をしています
私の朝活はこちら⇒朝活を充実させるためにミニマリストが心がけている7つのこと
4.毎晩15分の片付けをする
その日散らかしたものは、その日のうちに片付けてしまいましょう。本当は出したらすぐに片付けるのがベストです。しかし、これができないから部屋が散らかっているのです。
そこで、毎晩リセットすることをおすすめします。たった15分だけで大きく違います。
片付けを楽にするコツですが、とにかく物を減らすことです。片付けられない人は、物をたくさん持つべきではありません。物が減れば、夜のリセットに15分もかかりません。
私は物が少ないので、夜、特に片付けるものは何もありません。せいぜい机の上にあるものを引き出しに入れるぐらいです。
5.郵便物の処理はすぐにする
郵便物に限らないのですが、処理すべきことはその場で処理しておけば、部屋は散らかりません。何でも後回しにするから、物が出しっぱなしになって、収拾がつかなくなってしまうのです。
特に郵便物は毎日のように外からやってくるので、ポストにあるのを発見したら、すぐに自分なりのルールに従って、処理してしまうべきです。
ジャンクメールなら捨てる(私はリサイクル用のゴミ袋に入れます)、あとで処理するものは所定の場所にしまってください。
私はしばらくの間取っておくべき郵便物はこんな紙ばさみ(マニラフォルダーという名前です)に入れて、引き出しにしまってます。
6.物があふれていたら捨てる
ガラクタの代表は「小さなスペースに押し込まれている、多すぎる物」です。収納スペースからあふれていたら、それはガラクタです。
クローゼットにぎっしりかかっている洋服、引き出しにパンパンに入っているソックスや下着、洗面所の引き出しに、ぎちぎちに入っているタオル、ドレッサーの引き出しからあふれんばかりの化粧品、本箱の中で縦になったり横になったりしている本や雑誌。
こういうの、みんなガラクタです。
繰り返します。みんなガラクタです。すべて必要なもので、コンスタントに使っているなら、こんな収納をしているはずがありません。使いにくいですから。
あふれぎみの物が、本格的に収納スペースからはみ出して、床の上や、他の場所を侵食しない前に、もう使わない物を少し捨ててください。この段階の断捨離は、2~3分ですみます。
放置すると、片付けが大変になるだけです。
7.今すぐ完了するクセをつける
部屋に物が散らかるのは、置きっ放し、出しっぱなし、脱ぎっぱなし、やりっぱなし、開けっぱなしなど、1つ1つの動作を放置するからです。
そこで何かやったら最後まで完了してください。時間にして短いもので15秒。長くても2分ぐらいしかかかりません。
放置するほうが、あとで何倍も苦しい思いをするのに、なぜ放置してしまうのでしょうか?これこそ、単なる生活習慣ですから、そのまま放置しそうになるところをぐっとこらえて動作を完了してください。
たとえば:
食事をしたらお皿を下げる
本を出したらしまう
棚の扉を開けたら閉じる
コートを脱いだらフックはハンガーにかける
ハサミを出したら元あったところに戻す
靴下を脱いだら洗濯物入れに入れる
「それができれば苦労はしない」と思ったら負け。だって、誰にでもできることなのですから。
1つ1つの動作はとても簡単なことばかりです。こういう簡単なことをタイミングよく完了するクセをつけるだけで、あなたのストレスは大幅に減り、毎日の暮しが充実してきます。
こういうことをやるのにお金は全然かかりません。やってください。
* * * *
結局のところ、部屋が散らかってしまうのは
1.物が多すぎる
2.片付けを先延ばしする
この2つが原因です。とにかくいらない物は徹底的に捨てる、そして、片付けに追われるのではなくて、追っていく、こんな姿勢でのぞめば、いつもきれいな部屋に住むことができるのではないでしょうか?