ページに広告が含まれる場合があります。
読者のお便り紹介コーナー。2016年の4月の終わりから5月の10日頃にいただいたものから5通紹介します。
今回特に、私が主張したいのは、「まだ使えるから捨てない」と考えるから、いつまでも片付かない、とうことです。
「使えるから」と思うなら実際に使ってください。
40リットルのゴミ袋、10個分断捨離しました。
るんちゃきさんより
最近検索で筆子ジャーナルを知った、43歳の主婦です。
片付けにずっと悩んでいたのですが、筆子さんの記事を読んで、「そうか、嫌な気持ちになる物は捨てていいんだ!」と思い立ち、いつか作らなければと思ってたハンドメイドの道具、着ると気分が良くない服、そもそもあからさまに埃を被っている物など、40リットルの袋10個分捨てました。
大抵はなくても困らないものでしたが、少しですがその中に使いたいと思う物があって、なんだか得をした気分になりました。買い物に行かなくても幸せはメーテルリンクの青い鳥のように、家の中にあったのです。
私はもう100円ショップに(なんとなく良いと思われる物との)出会いを求めたりはしません。
そんな中、私がボールペンを三色ボールペン一本にして気分爽快になっていたところに、旦那が自分の机の中から使ってない10本ほどのペンを私に渡して来たのです。なんと腹立たしいことでしょう。
でも、もらったからには私の物なのでさくっと捨てました。
筆子さんの記事には目から鱗が取れることばかりです。これからも楽しみにしています。
るんちゃきさん、こんにちは。
そうなんです。嫌な気持ちになる物をずっと持っている必要はないですね。
ガラクタの中に、自分が使いたいと思っていたものがあったとのこと。よかったですね。
これからも、ご夫婦仲良く、お暮らしください。
自分のいなくなったあとのことを考えてしまった。
Nさんより
件名:老いていく親とは
いつもブログ・メルマガを楽しく読ませて頂いています。私は60歳の主婦です。
本日の読者の方のお便りにハッとしました。
「年老いた親を看取るのは私」と書いていらっしゃった方が自分の息子と同じ年(31歳)だったからです。
両親は既に亡くなり、断捨離ブログを読んで片付け始めていたけど、なにか・・老後の為にもとは思っても、いなくなった後までは考えたことがありませんでした。
「老いていく親」って私(とか夫)ですよね。これからの時間をガラクタを減らして楽しく過ごしていきたいと思います。
これからも ブログ楽しみに読ませて頂きます。
Nさん、こんにちは。
私もこれまで自分がいなくなったあとのことをあまり考えたことはありませんでした。遺言書も作成していません。
60歳ぐらいだったらそんなもんじゃないでしょうか。
まずは、自分が暮らしやすいように断捨離を続けていけばいいと思います。そうすれば、息子さんたちも必然的に楽になりますからね。
こちらこそ、これからもよろしくお願いいたします。
Nさんが言及されていたお便りはこちらの記事にのせています⇒ゴミ屋敷の片付けにめげそう。だけどコツコツやるうちに家族が変わった。
87歳の母の服を処分したら45Lのゴミ袋に30個あった。
Kさんより
件名:親の家を片付ける
あれから益々家の片付けも進み、文房具や裁縫箱など細々したものも見直し、清々しい毎日です。
断捨離と片付けでこんなに人生が変わるなんて、ただただ有難いです。
さて最近は筆子さんの「実録!親の家を片付ける」を熟読しています。実家に高齢87歳で一人住まいなのですが、最近軽い認知症と診断され、ヘルパーさんとデイケアの助けをかりています。
もともと母は片付けられない人でした。それが掃除もおぼつかなくなり、家や納戸は物がぎっしり、ひどい状態です。
頂き物のタオルが衣装ケースいっぱいあったり、端切れや反物、台所も使いもしない食器がごっちゃり・・・兄が近くに住んでいますが、病院に連れて行くぐらいで、住環境にまでは配慮していません。
それどころか、自分が要らなくなったものを実家に持ち込む始末。
姉と私で、少しづつ片付けていますが、一度着ない服を処分しましたら、45Lのゴミ袋に30個程ありました。まるで屋根のあるごみ屋敷です。
その他いらないたんす、棚、使えない座卓等、連休明けに町役場に依頼して処分する予定です。
まだまだごみが沢山です。それもご丁寧にケースやダンボールにしまって。
つくづくごみがらくたを溜め込むのは怖いと思います。こんなにがらくたを溜め込んで、ぼけるのも当たり前とおもいました。
こんな実家を見て、ますます断捨離しなくては、と思った次第です。ではこれからもブログ楽しみにしておりますね。
Kさん、こんにちは。その後、お母さまはお元気でしょうか。
お兄さん、困った方ですね。実家を倉庫代わりにしてはまずいと思うのですが。
おっしゃるとおり、80代後半になったとき、そんなに物を持っていても仕方ないですね。ですが、高齢になっても、「まだ使える物を捨てるのはもったいない」と思ってしまうようです。私の母(83歳)がそうです。
捨てると言ったって、洋服は資源ごみとして出せば、コンディションのいいものは中古衣料として再利用されるし、汚いものは工場のウエスになったりしますから、家の中に放置しておくよりずっとましだと思うのですが。
自分や家族が使わないものは、何十年も家の中に死蔵され、住環境は損なわれ、掃除など管理の手間が増え、自分がいなくなったあとは、親族や業者が処分に苦労する。
この事実に気づき、物を捨てると、人生、バラ色とはいいませんが、かなりいい方に変わると思います。
Kさんもお元気で、お母さまの家の片付けをすすめてください。
「実録・親の家を片付ける」はこちらからお読みいただけます⇒「実録・親の家を片付ける」のまとめ
完璧ちゃんの話に多いに納得しました
Yさんより
件名:すごく納得出来ます。
今日の完璧ちゃんは本当に納得出来ます。新しい事に挑戦したいけど、出来るまでの努力をしないうちに、出来ない自分を見るというか、認めるのが嫌で、先延ばしにするのだと思います。
後、私の場合、日付にこだわって、キリの良い日から始めようと思ってしまうのです。1日とか5日とか10日とか。だから、5日が過ぎてしまうと次の10日までまだいいやと思って逃げてしまうのです。全く馬鹿な話です。
筆子さん!でも5月4日に、水切りカゴを捨てました!(次の日が燃えないゴミの収集日だったので)
そうしたら、前から気になっていた引き出しの中を片付けたくなって、考えながら一緒に捨てる事が出来ました。
そしてつくづく、なんでこれらの使用していないものを、一番出しやすいこの引き出しに入れておいたのだろうと、情けない気持ちになりましたが、何もない空の引き出しを見て、とてもスッキリした気持ちを体験出来ました。
また、考えながら、だけど完璧を求めずに、少しずつ片付けていきたいと思います。
『筆子ジャーナル』は私のフライレディです。
Yさん、メールありがとうございます。
水切りカゴを捨てたあと、調子はどうでしょうか?
水切りカゴを捨てるすすめ⇒水切りカゴは使わない、三角コーナーと洗い桶もなくても大丈夫
完璧主義を手放すといろいろ気分が楽になりますよね。
私も、どちらかというと、完璧主義でしたからよくわかります。細かいことが気になるたちでした。まあ、今も本質的には変わってないような気もします。
使っていないものを、一番取り出しやすいところに置いておくこと、ありますね。そこにあるのが当たり前になってしまうのだと思います。
これからも、じっくり片付けに取り組んでください。
完璧主義の話⇒完璧主義すぎるといつまでたっても部屋が片付かない理由
最後はちょっと長いお便りです。
ストッキングを200足もためていました。
Kさんより
件名:はじめまして
独り暮らしをしてすでに25年になるアラフォー女です。・・・ずっとずっと部屋が片付かないことにストレスを感じていました。理由は、物が多いこと、に尽きるとわかっていました。
都会暮らしではないため、広い部屋に住んでしまい(2LDKからはじまり、現在3LDK)、収納する場所もクローゼット2つ、大きい押入れ、戸棚など、作り付けのものがあるのに加え、大きな本棚も。
よって、すべてのものをそれらに押し込んでしまえば、一見何もないように見えますが(だから、人が来ると、いつも片付いてるねと言ってもらえます)、扉をあけると物が落下、引き出しの中はぐちゃぐちゃ。
ほしいものがどこにあるのかわからず、押し込んだものを下に落としながら探し出してました。よって、人が来ないときは部屋全体がぐちゃぐちゃ。
物欲もかなりあると思います。
収入があまり悪くないため、ほしいなと思えばあまり考えずに買ってしまう、そんな日々を送っていました。よって、貯金は収入に比してあまりないと思います。
とにかく、生活がしづらくてストレスを抱えていました。それなりに収入が得られる仕事でしたが、忙しすぎていっぱいいっぱいで、かつ帰宅してもリラックスできないぐちゃぐちゃな部屋。
結局、仕事、一回退職しました。
別に、部屋を片付けるためにやめたわけではないのですが・・・
でも、仕事をやめて、改めて部屋を見回した時に、猛烈に部屋を居心地のいい場所にしたくなり、片付けはじめ、そして筆子さんのブログにたどり着きました。
過去の記事にも隅々まで目を通させてもらい、やる気をいただいています。いっぱいいっぱい、物を処分しています。
24時間ゴミ出しOKのマンションに住んでいるので、ラッキーだったと思いますが、まだまだ物はいっぱいあります。
ストッキングが200足以上出てきたときは涙がでました。同じ本が何セットも出てきたときは笑いました。10年前に期限がきれたサプリが出てきたり、お部屋の消臭剤(未使用)が10個以上でてきたり・・・。
ゴールはまだ遠いです。
明らかに不要なものはすぐ捨てられますが、見知らぬ服が発掘されたときには、目につくところに置いておけば、これなら着るんじゃないかなとか思ってしまったりして。実際、着てみて、「着れる・・・」となってしまったり。
独り暮らしのくせに、トイレットペーパーが山のようにでてきて、使い切るのに何年かかるか・・・でも、消耗品だから捨てられない・・・とか。
ゴールは遠いです。
でも、自分がいま何をどのくらい持っているのかという把握がやっと出来るようになった時点で、物欲がかなりなくなってはいます(新しいものを家にいれないという意味で)。
でも、家の中にある”賞味(消費)期限の切れていないもの”に対する執着はまだまだ消え去っていないようです。
時間をかけ、すっきりとした空間を手に入れていきたいと思っています。
日曜日に、本棚(高さ2メートルあり、自分ではどうにもなりません・・・)、デスクトップPC(今使っているノートPCで十分)などを業者さんに引き取ってもらう予定です。楽しみです。
長文申し訳ありません。誰かに聞いてもらいたかったのです(周囲の人は不思議そうな目でみています)。
これからもブログ、参考にさせていただきます。
Kさん、お便りありがとうございます。その後片付けは進んだでしょうか。
断捨離を始めても、多くの人は「まだ使える」「いつか使うかも」と思って物を捨てません。ですが、この考えこそが、物をためる元凶だと思います。
この思考を持ち続ける限り、自宅は人が暮らす空間ではなく、ストック品や誰も使わない物の倉庫になってしまうでしょう。
以前、こんな記事を書きました⇒「いつか使うかもしれない」という呪縛から逃れ、断捨離できるようになる考え方
私なら、今使ってなかったら、もう捨てます。そしてもう少し狭い場所に引っ越します。
先ほども書きましたが、捨てるといったって、ゴミ箱にぽいっと捨てるわけじゃないです。物を循環させるのです。
Kさん、もしかしたら、もうだいぶ片付いたかもしれませんね。もしまだだったら、1日も早く、住みやすい環境を手に入れることを願っています。
~~~~~
いつもたくさんのメールありがとうございます。最近、返信が遅れ気味ですが、返信が必要である、と判断したものには、返信しております。
メールを紹介しなかった方、すみません。これにこりず、またメールをくだされば幸いです。では、次回のお便り紹介コーナーをお楽しみに。