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読者のお便り紹介コーナー。今回は2016年の10月半ばにいただいたメールから5通紹介します。今週のテーマは「自分のペースでする片付け」です。
まず自然体の片付けに目覚めたゆう子さんより
無理して捨てなくてもいいことに気づきました
件名:我流
楽しみにしてブログを拝見しています。30代後半の専業主婦です。
この度の記事は、今まさに私が感じていることそのままでしたので、メッセージしました。自分自身を捨てるなと気づいたのです。
2年程前から身の回りを片づけたいと勉強しました。
「シンプルライフ」「すっきり暮らす」「モノをもたない」「捨て変態」等々、その類いの世界の本を(勿論)レンタルか立ち読み、そして更新に次ぐ更新の筆子ジャーナル。
おかげさまで、身の回りからかなりの不要なものが無くなりました。捨てに捨てました。私には手離すという行為はとてもよい結果でした。
自分に合う思考や行動は、真似をしてみたら居心地がよいので、もう自分のものになりました。
思い出品と離れられました。安物買いの銭失いが減りました。モノを手にすることについてよくよく考えるようになりました。実家の片づけについても、筆子ジャーナル実家編は大変に参考になりまして実行中です。
しかし、私には湯シャンは耐えられませんでした。少し値は張りますが好きなブランドの服を買いますし、ジャンクフードもコーヒーもチョコレートもやっぱり好きです。
東日本大震災の経験(福島県です)から少々のストックはしておきたいです(反対に身軽でもありたいと思う出来事でしたが)。
でも、それでいいんですね。
無理して捨てたり、やめたり、そのまんま真似をしなくていいんです。こんなこと当たり前ですが。立ち止まらないと気づかないことがあります。自分を捨ててはいけない。
暮らしやすい空間と人間関係を保ち、頭の中も片付いた思考ができるようになりたいです。振り回されない自分です。自分の人生を生きなければ。
きっとこれが自然体ということでしょう。
そしてこの思考によって自ずと前を向くのですね。頭の中も日々更新を続けます、筆子さんのブログのように。今は家の事に真剣です、いつか外で働く日のために。
筆子さんいつもありがとうございます。これからもブログを楽しみにしています。カナダの冬、どうぞ御体ご自愛くださいませ。
ゆう子さん、こんにちは。メールをありがとうございます。
自然体の片付けに目覚めたのこと、素晴らしいと思います。
別に湯シャンしなくてもいいです。このブログで発信しているのはあくまで私がやってよかったなと思っていることですから、人によっては合わないこともたくさんあると思います。
断捨離って「本当は自分はどうしたいんだろう」と考えたり「自分はこういうことがしたかったんだよね」ということを見つけるためにやるようなものです。
理想の暮らしは人の数だけあります。
みんな性格も生活環境も違います。
だから、どこかのミニマリストがエアリーマットレスを使っているからといって自分も使う必要などないわけです。ミニマリストになりたいからといって薄い財布や無印良品を使うこともありません。
その意味で、私は「ミニマリスト御用達」として、いろいろな物をプッシュする人たちにひじょうに違和感を感じます。自分らしさを追求するライフスタイルなのに、なぜ画一的な物を押し付けようとするのか。
これは日本独自の現象ではないでしょうか?
海外のミニマリストは、「私はこういう物を使っています」「こんなファッションをしています」と強くアピールすることはありません。
別に海外のミニマリストが偉いと言いたいのではありません。
物を持ちたくないはずのミニマリスト志望の人にまで、物を買わせるシステムを作ってしまうほど、日本経済には、どこまでも物を買って消費させる根強い構造があるのだな、と思うわけです。
人は自分に合ったことをするのが、一番幸せです。
砂糖は控えたほうがいいとは思いますが、自分が必要だと思うなら誰に遠慮することなくじっくり味わって食べてください。
ゆう子さんが話題にしていた記事はこちら⇒捨てすぎないススメ。楽しくない断捨離はやめて、自然体で片付ける。
次は逆に湯シャンを気に入っているアガサさんより。
湯シャンにしたら10日に1度の洗髪で大丈夫に
件名:湯シャン
今回は湯シャンの記事で、私も湯シャンにしているのでお便りします。
私が湯シャンにしたのはなんとなくだったのですが、直後に筆子さんのブログを読み確信を持ちました。
最初から違和感なく取り組めて「シャンプーってなんだったんだろう」と思いました。
湯シャンにしてから2年くらい経ちますが、最近思うのは「湯シャンにすると髪を洗わなくてもよくなるのでは」ということです。
湯シャンにしたころ作家の五木寛之さんのコラムで(湯シャン派)1年に4回頭を洗うとおっしゃっているのを読み信じられなかったのですが、自分が湯シャンにしてみたら本当に洗わなくてもいいので驚きです。
とはいえ、10日に1度は洗っています。
夏に帽子をかぶってもぺしゃんこにならず、髪が丈夫になったと実感しました。
知り合いに広めたいのですが、信じてもらえず残念です。
アガサさん、メールありがとうございます。
確かに湯シャンにすると毎日洗わなくてもよくなりますね。私も冬場は3、4日に1度だけ洗っています。
シャンプーにしろボディシャンプーにしろ本当は使わなくてもいいものをいっぱい使ってきたなあ、と遠い目をしながら感じています。
ぜひ、アガサさんのお友達にもすすめてください。刺激の強すぎるシャンプーは健康によくないですしね。
アガサさんが話題にしていた記事はこちら⇒着物の断捨離と湯シャンのやり方に関する質問に答えます。
私の湯シャン体験はこちら⇒湯シャンのやり方や効果を書いた記事のまとめ
次はいい具合に断捨離生活が進んでいるジュンコさんより。
断捨離が進んだら無駄遣いも減ってきました
件名:初めまして
私は買い物大好き、物持ちも良いので「物を大事にしている」と勘違いして生きていました。
ところが、物があふれ片付けても片付けても片付かない状態に嫌気がさし、困り果てていた時、こちらのブログにたどり着きました。
こんまりさんの本を読んでも実践出来なかった「捨てる」ことが、筆子さんのブログや本を読んで出来るようになりました。
そしてカレンキングストンの本を読むやいなや、加速がついてきています。
その上、どんぶり勘定の私がレシートにチェックを入れながら無駄遣いを減らし、予算を立てて毎月末見直した結果、8月以降の食費は目標達成! が続くというおまけつき!
これもみんな「痛みを伴いながら捨ててきた」からこそ出来るようになったのです。
こんな嬉しい事はありません。
まだまだ断捨離途中ですが、筆子さんに感謝の気持ちを伝えたくてメールしました。有り難うございました。これからもブログ楽しみにしています。
時節柄ご自愛くださいね。
ジュンコさん、こんにちは。
食費の目標達成、おめでとうございます。
物持ちがいいのは私と同じですね。私は「自分が物を大事にしている」とは思っていませんでしたが。
確かに物を捨てるとき、心が痛みますが、それは成長痛のようなものですね。引き続き、よりよい暮らしを目指して片付けを進めてください。
ジュンコさんもお元気で。
こんまり先生の本について⇒近藤麻理恵の「人生がときめく片づけの魔法」の英語版の感想~ベストセラーの秘密は東洋の神秘にある?
カレン・キングストンの本はこちら⇒『ガラクタ捨てれば自分が見える』で衝撃のスペースクリアリングに出会う~ミニマリストへの道(20)
次はトロントに移住予定のRさんより。
持ち物が10分の1になりました
件名:はじめまして。
30代前半の2人の子持ちです。
筆子さんのブログに行き着いたのは、湯シャンで検索した時です。
夫が日本の企業に合わない為カナダに移住しようと家族で決め、行った事もないカナダでストレスなく暮らすために肌断食や湯シャンを実行した理由からです。
物が大好きな私が、初の海外への引っ越しの準備として大規模な断捨離をできたのも筆子ジャーナルのおかげだと思っています。
今夫は単身トロントで移住の準備をしています。
私と子供たちは実家の六畳間を借りて夫の迎えを待っていますが、今までの持ち物が六畳間に入り、尚今でも週に1度は物をまとめて捨てて処分している、この現状が数ヶ月前の私には信じ難い変わりようです。
夫は元々メールすら見たら即消すほどの人なので出会ったころから持ち物はスーツケース1つに収まるだけ。
ここまではできませんが、持ち物は10分の1程になりました。
心からの感謝を伝えたく思い、メッセージを送ります。
朝起きてすぐと寝るまえに筆子ジャーナルを読んでいます。
朝はエンジンがかかるようですぐに動きたくなりますし、寝る前に読むとすぐに熟睡してしまうのでナイトキャップ代わりに読ませて頂いています。
1度も行ったことの無いトロントですが、引っ越しがとても楽しみです。特に物が少ない今!スーツケースだけで引っ越しなんて、軽やかでワクワクします。
来年は筆子さんとすれ違うかもしれませんね♪
いつでもお元気でいられるようにお祈りしております。
心を込めて
R
Rさん、メールありがとうございます。
所持品が10分の1になったってすごいですね。90%捨てたわけですから。
私もカナダに来たときは、本当に身の回りのものだけ持ってきましたが、実家にはたくさん残してきたので、後々物が増えてしまいました。
Rさんはそんな心配はありませんね。
トロント、寒いと思いますけど、お身体大切に、新生活をエンジョイしてください。
最後は独自の方法で物と向き合っているもみじさんより。
自分で自分に絵葉書を出して消費しています
件名:お礼
本日はお礼を申したくメッセージを書いております。
私は文房具が大好きで、過去にはたくさん文通や友達に手紙を書いておりましたが、今はメールになり大量のレターセットやポストカードが残りました。
しかし、もったいなくてなかなか捨てられませんでした。
そこで断捨離するか悩み、検索したところ筆子さんのブログを見つけ、いろんな事を学び、より一層暮らしやすく、家が好きになりました。
こんな素敵なブログを世に出していただき、ありがとうございます。
さて、大量のレターセットですが、筆子さんのように思い切りよく捨てられず・・・・・筆子さんがお子さんにポストカードやシールを使ってもらったお話と、「自分の頭にあるもの、行動したいことは書いた方がいい」というお言葉にヒントをいただき、自分で自分に手紙を書いて使うことにしました。
平日は仕事に出て遅く帰るので、土日の自分に宛てて日曜日の夜メッセージを書きます。
「今週もお疲れ様」から始まり、「この土日はチェストを片付けましょうねー」とか「そろそろ換気扇を掃除しましょう!」「マグカップ欲しがってるけど、沢山あるでしょ!買っちゃだめだかからね!買うなよー」など。
1週間前の自分が何を書いたとか、わりと忘れているので新鮮で楽しいです。マスキングテープや、シールもペタペタたくさん貼ってカラフルに楽しく消費します。
また、買ったはいいけどついつい飲んでないスティックコーヒーや紅茶などを封筒の中に入れ「終わったらこのコーヒーでホッコリしてね」と自分へのプレゼント兼消費にも役立てています。
牛の歩みの様な断捨離ですが、モノと向き合う方が私にはあってるようなので、これもまた筆子さんの教えです。
片付けを焦る気持ちを抑える記事など読んで心を落ち着かせています。
筆子さんのブログに出会え、本当に人生を見つめなおすことができました。ありがとうございました。
それでは、お体にお気を付けてこれからも素敵なブログを書いてください。楽しみにしております。
もみじ。
もみじさん、こんにちは。
自分で自分に絵葉書を出すってすごくいいアイデアですね。
旅先から自分に絵葉書を出す人はいますが、日常的に出している人の話は初めてききました。
そうなのです。1週間前に自分が書いたことってすっかり忘れていますね。
人の記憶ほどあてにならないものはないといいますが、本当にその通りです。自分で自分にリマインダーを出すのはとてもよい方法だ思います。
これからもマイペースで断捨離を続けてください。
絵葉書を使い切る方法を書いています⇒必死で絵はがきの使い道を考える日々:ミニマリストへの道(54)
シールは娘に使い切ってもらいました⇒くさらない物も賞味期限を過ぎるとガラクタに~もったいなくてシールが捨てられなかった愚か者の独白
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いつもたくさんのメールをありがとうございます。
読者の方のシンプルライフへの取り組みを拝見していると、私もとても励みになります。
あなたもお気軽に感想などお寄せください。
それでは、次回のお便り紹介コーナーをお楽しみに。