散らかった部屋にいる猫

ミニマルな日常

部屋が散らかったままなのは、私がズボラだから。この言い訳を今すぐ捨てるべき理由。

部屋が散らかったまま、くしゃくしゃがデフォルトなのは、もともと私がズボラだから。私は片付けが苦手だから。

こういう言い訳をよく耳にします。

はい、これ、言い訳です。

だって、事実ではないですから。

自分の性格を根拠に、部屋が片付かなくてもしょうがない、汚部屋でいるしかないと、セルフイメージを下げているなら、今すぐやめましょう。

不用品を捨てることや片付けはスキルです。しかも、習得が困難なスキルではなく、比較的身に着けやすいスキルです。

部屋が片付かないことと、あなたの性格は関係がありません。その理由をお話します。



ズボラは関係ない

ズボラか、ズボラじゃないかと言ったら、私もズボラです。人間、誰しも、楽なほうに流れますから、本質的には怠け者だと思います。

しかし、私はブログを書くことについては、わりと熱心で、たまに読者に心配されるほど、毎日更新しています。

なぜか?

好きだからです。

つまり、「私ってズボラなの」と言っている人も、自分が好きなことには、まめになると思います。

汚部屋にいる人は、部屋の片付けがすごく嫌いか、どうでもいいと思っているか(人生における優先順位が低い)のどちらかです。

そして、部屋の片付けが好きな人は、あまりいません。

まあ、中には、近藤麻理恵さんのような人もいますし、このブログの読者の中にも、不用品を捨てることや、部屋を片付けることそのものが好きという人もいます。

ですが、たいていの人にとって、断捨離や部屋の片付けは、英語で言うところのchore(チョア)、雑用です。

雑用だからめんどくさくてやりたくないんです。あなたの性格は関係ありません。





部屋が散らかる本当の理由は? – ものの量

このブログを長年読んでいる人は次に私が何を書くかわかると思います。部屋が散らかる本当の理由は、あなたの性格ではありません。

部屋の中にものが多いからです。

自分が管理できるキャパシティーを超えた物量が、あなたの部屋や家にあるから、散らかったままになっているんです。

だまされたと思って、少し、ものを減らしてみてください。

わかっています。ものを捨てるときは、心が痛むでしょう。

まだ使えるし、もったいないと思うでしょう。

もっていれば、いつか使えるし、これは限定品で、捨てたら2度と手に入りにくいし、あとで必要になったらどうしたらいいの? 間違って大事なものを捨てたら、どうなるの? もし、後悔したらどうすればいいの?

さまざまな不安が頭の中をよぎるかもしれません。

しかし、これらの不安や恐怖に対処する考え方は、すべて過去記事に書いています。

物を手放すことに対する不安や恐怖に向き合う(その1)~どこから始めたらいいの? という不安。

いつか必要になったらどうするの? と思ったらすぐに自分に問うべきべつの質問。

不用なものをいくつか捨てたところで、なんだったら所持品の半分ぐらい捨てたところで、あなたの人生が真っ暗になり、絶望と悲しみのために、打ちのめされ、立ち上がれなくなったりはしません。

むしろ今よりよくなります。

部屋が散らかるもう1つの理由は? – スペース

部屋が散らかる一番の理由は、ものが多いことですが、もう1つ理由があります。

それはスペースの制約です。

山のようにものを持っていたとしても、収納スペースがたっぷりあれば、なんとか収納で乗り切ることができます。

ありとあらゆる収納スペースに、ありとあらゆる収納家具や収納グッズをいれて、ありとあらゆる収納テクニックを駆使して、ものを押し込めば、見えているところはきれいだと思います。

では、収納スペースがたっぷりある家に引っ越せばいいのか?

違います。

不用なものを収納することは、一時的な解決で、本当の意味では、問題は解決していません。

今、あなたは若くて体力もあり、時間もそこそこあるから、部屋が散らかるたびに、収納スペースにがーっといろいろなものをしまいこむことができるかもしれません。

しかし、悲しいことに、人は次第に年老いていきます。

何十年かたつと、その収納スペースがたっぷりある大きな家に住むことが、現実的ではなくなるかもしれません。

もしかしたら、あなたは、病院や介護施設、あるいは、もっと狭くて暮らしやすい家に住まいをうつすことになるかもしれません。

そのとき、長年、収納スペースに押し込んでいただけのものを、誰かが処理することになります。

田舎の家の実家を片付けるのに苦労している読者が多いのですが、収納スペースがありすぎるせいで、無駄に不用品がたまっているからです。

たくさんの読者が、ものが多い実家の片付けに時間と体力を取られています。

人生の時間は有限だから、たとえどんなに収納スペースがあったとしても、不用品をしまい込むべきではないのです。

不用品を収納スペースに押し込むことは、問題の先送りです。

どんな問題も、先送りして、放置すると、あとで自分が苦しい思いをします。

片付かない理由は、収納という名の「決断の先延ばし」をするから

部屋が散らかる3つ目の理由は? – 時間の制約

部屋が散らかる理由がもう1つあります。

それは、時間の制約です。

毎日、やるべきことや、やりたいことがたくさんあって、さっき引っ張り出して使ったものをしまう30秒すらない。

そんな人がたくさんいます。

電化やデジタル化が進んで、便利なもの(スマホや、掃除をしてくれる家電など)の恩恵を受けているのに、なぜか、私達はずっと忙しい。

部屋の余白をどんどんもので埋めるように、時間の余白も、べつの用事で埋めるからだと思います。

どんどん埋めて、自分の首をしめる話⇒さっさと断捨離を終わらせるコツ:パーキンソンの法則から学ぶ

育児と家事に追われ、ものの整理整頓や処分をする時間がない。

仕事や学業に追われて、部屋の片付けはいつも後回し。

そんな理由から、あなたの部屋は、ずっと片付きません。

自分の性格は関係なかった、ならどうするか?

ここまでの説明で、自分の「ズボラさ」は部屋がきれいか汚いかには、まったっく関係ないことがわかったと思います。

では、どうすべきか?

片付けるスキルを身につければいいのです。

確かに、片付けの得意・不得意はあるかもしれません。ADHDなどの病気のせいで、片付けが苦手な人もいるかもしれない。

でも、そのような、もって生まれたちょっとした傾向は、スキルを身につけることで十分カバーできます。

もし、本当に片付けが苦手なら、まず、すべきことは、

四の五の言わず、使っていないものを積極的に捨てる

収納家具やグッズを買いに走らない

片付けを先延ばししない、散らかしたその日に片付ける

この3つです。

私も、部屋の掃除は、あまり好きではないんです。

だからこそ、ものを減らしてシンプルに暮らしています。

ものが少なければ、散らかしたあと、片付けるのが簡単ですから。

押入れや棚、タンスに、ものがいっぱい入っていると、散らかしたあと、片付けるのが大変になります。入れ場所がないし、あったとしても入れにくい。

そこにあるたくさんのものを、はしに寄せたり、並べ直したりしなければなりません。

寄せたり、並べたり、整理しなおしたりすることは、いつものことだから、特に抵抗なくできるかもしれません。

ですが、不用品を捨てて、ものの数を減らしさえすれば、こういうことはしなくてすむのです。

考え方や日々の習慣を変えてしまえば、たくさんある不用品に、足をとられることがなくなります。

だから、小さな片付けから始めましょう。

システマチックに片付け力をあげたいときは、フライレディのやり方がおすすめです。

家は1日では片付かない。汚家をきれいにする31の小さな習慣(1)

ほかにも習慣を変える方法はいろいろあります。

片付けを習慣にする7つのコツ~なかなか部屋がきれいにならない人へ。

まずは、「私がズボラとかは関係ないんだ」ということに気づいてください。

繰り返しますが、誰にでも片付けはできます。

それこそ、1日に1個だけ捨てるとか、週に1度だけ、15分捨てるとか、小さなタスクから始めてみてください。

「15分で27個捨てましょブギ」を続けて気づいた「捨てる」最大のコツとは?~ミニマリストへの道(30)

捨てれば捨てるほど、捨てることが上手になります。

*****

「私がズボラだから片付かない」と言い訳をするのをやめることをお伝えしました。

なんでも、自分の性格のせいにしておけば、ある意味、楽です。改善も努力もする必要がないですから。

でも、人は変わることができるし、習慣を変えることもできます。

がんになる遺伝子があっても、生活習慣を変えれば、発症をおさえることができます。

持って生まれた要因だけでなく、環境要因や生活習慣も重要なファクターです。

「自分の人生をデザインする」と思ってやってみてください。部屋はきれいになるし、自信もつくし、毎日がもっと楽しくなりますよ。





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