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早いもので1月も3分の1を過ぎました。今年も断捨離をがんばりたいあなたに、この時期捨てたほうがいい年末年始に増えがちな物や、捨て方の注意を7つにまとめました。
カナダではホリデーシーズンのあとの断捨離、日本では、お正月飾りなどの断捨離となります。
今回の片付けのポイントはいかに季節用品をうまく片付けるか、です。
1.まず隠してあったものを捨てる
隠してあったものとは、年始にお客さんが来るまえに、いつも置いてあった場所から一時的にどこかに押し込んだものです。
そんな物は何もない、という人は2番にいってください。
押入れやクローゼット、洋服ダンス、子供部屋、寝室、納戸、物置、ガレージのどこかに、「とりあえず」しまったものは、ありませんか?
忘れないうちに取り出して、元のところに戻すか、もう不用なものはバッサリ捨てたほうがいいです。
大掃除のとき、気持ちの余裕がなくて、処分を保留したものはありませんか?
もしあったら改めて引っ張りだして、捨てることを考えてください。
自分の目に見えてないものはすぐに忘れ去られてしまいます。毎日目の前にあるものですら、そこにあるのが当たり前になってしまうのです。
押し込んだ物たちは、今のうちにチェックしないと、そのまま押入れの中に居座ります。
一時的な収納が、半永久的な収納になるので、要注意です。
2.収納する前に捨てること
ホリデーシーズングッズやお正月用品は季節物。1年のある時期だけに使うものであり、使用頻度は低いものの、毎年必ず使うものです。
ですが、本当に毎年、必ず使っていますか?
「季節用品だから」という理由だけで、何も考えず、そのまま収納してしまうことが多いのも、季節用品の特徴です。
機械的にしまう前に、できるだけいらない物を捨てるようにしてください。
日本の人はもうクリスマスツリーをしまったと思いますが、ツリーとかオーナメントやお正月だけ使っている物は、
・今年ちゃんと使ったか?
・ここ数年、全く出番のない物はないか?
・ぼろぼろだから、もう来年は使いたくない物はないか?
・来年もこれを使うのか?
こんな質問をしてみて、「いや、最近全然使ってない」「来年はもう使いたくない」と判断した物は、どんどん捨ててください。
私も、以前ツリーを飾っていたときは、ツリーに飾るためにオーナメントの箱を引っ張り出した段階で、もういらない物はないかチェックし、飾りを取る段階で、再度、不用品はないか調べて、どんどん捨てていました。
子供が小さいときは喜んで飾っていたオーナメントも、大きくなると全く興味を示さなくなります。
そういうものは、寄付していました。
お正月飾りの処分方法はこちらに書いています⇒松の内がすぎたら断捨離したい。お正月用品の処分の仕方
単に物を家の中で移動させただけで、「終わった、片付いた」と思ってはいけません。不用品は確実に外に出してください。
3.この機会にホットスポットをチェック
ホットスポットとは、家の中でも特に物がたまりがちな場所(スポット)です。
我が家では、本箱の中、私の机の左の1番上の引き出しの中です。
夫と娘の領域は除外していますが、リビングルームにあるテレビ台のテレビがのっている裏(夫の物置き場)もかなり熱い場所なので気になっています。
どこがホットスポットかは、各家庭で違いますが、こんなところにゴミがたまりやすいです⇒片付け上手はチェックしている、ガラクタが引き寄せられる5つのホットスポット。
フライレディ式の片付けをやっている人は、朝晩、1日2回、ホットスポットをチェックして、いらない物を捨てていると思います。
ところが、お正月は全面的に家事が休みになるためこのルーティンが乱れます。
ホットスポットのチェックをやらなくなってしまい、会社が始まってもそのまま、という事態になりやすいですね。
今一度、自分の家のホットスポットを調べて、ゴミやガラクタを捨ててください。
私も、ここ数日、本箱の中や引き出しの中を見て、いらない紙や本をばさばさ捨てています。私は「物が少ないから」という理由で、月に数回しかホットスポットをチェックしません。
たまに見てみると、さすがにホットスポットだけに、気づかないうちに物がたまっております。
油断禁物です。
理想は毎日朝2分、夜2分片付けることですね。
フライレディについて興味のある方は、こちらから読んでください⇒アメリカのお片づけ指南サイト、フライレディに関する記事のまとめ
4.紙ものは容赦なく捨てる
ホリデーシーズンはクリスマスカードや年賀状、喪中ハガキ、お年玉のぽち袋、その他、紙ものが増える時期でもあります。
紙ものは取っておいたらきりがないので、早めの処分をおすすめします。
私はクリスマスカードは過去1年分しか持っていません。ほんの数枚しか来ないので、新品のカードや切手を入れている文箱に一緒に入れています。
私の文箱。
カードや切手など郵便にかかわる全てのものをこの箱に入れています。残念ながら、アドレスブックが入らないので、アドレスブックとレターセット(ムーミン柄のを一つだけ所持)は、文箱の下に起き、まとめて机の引き出しに収納しています。
アドレスブックの画像はこちら⇒机まわりの断捨離と整理の仕方、私の工夫
以前は大量の絵葉書やカード、レターセットを持っていましたが、なんとかここまでコンパクトにできました。
すべて一箇所にまとまっていると便利ですし、気分的にものすごく楽です。
あなたにも、紙ものをコンパクトにするプロジェクトをおすすめします。
2017年のお年玉つき年賀はがきの抽選は1月15日なので、それまでは年賀状は捨てたくない、と思うかもしれませんね。抽選が終わったら、すぐ処分に入ってください。
古いハガキや手紙があったら、それもついでに片付けましょう。
そうしないと私の母のように何年も意味もなく溜め込むことになります⇒年賀状の整理と断捨離の方法~実録・親の家を片付ける(9)
私の手紙の整理法はこちら⇒手紙の整理・収納はマイルールを決めて増やさない
5.ギフトは早めの処分を
年末年始に贈答品が増えた人も多いでしょう。
お歳暮、クリスマスプレゼント、お年賀、お年玉、その他お土産など。
お年玉はお金ですが、最近はお金プラス物のプレゼント(おもちゃとか)をくれる人もいるらしいです。
すべてのプレゼントを自分で使うのならいいのですが、「もらったけど、これは使いそうにない」と思うなら、バザーに出す用の箱にスタンバイさせておくなど、早めの処理をおすすめします。
世の中には引き出物や香典返しだけが入っている段ボール箱を持っている人がいます。なんとなく溜めていると、将来必ずガラクタになってしまいます。
まだ使い道のある物を幽閉するのはやめて、外に出してください。
ギフトの中で、自分で使おう、と思っているものはさっさと開封して使い始めてください。福袋を買って、そのままになっているもの、ありませんか?
人に譲るものや、売るものは新品同様にしておいたほうがいいのですが、自分で使うものは、すぐに使えるようにしておいたほうが死蔵品になりにくいです。
詳しくはこちら⇒物をためないコツ。「買ったらすぐに使おうルール」のすすめ
6.1つ入ったら2つ出す
年末年始に片付けのリズムが崩れてしまい、なんだか知らないけど、家の中が雑然としている、という方も多いでしょう。
新年に新しい物をいろいろ買ったりもらったりしたら、「1つ入ったら2つ出す」というルールを適用すると、断捨離に加速がつきます。
ワンインワンアウト(1 in 1 out、1つ入ったら1つ出す)だと現状維持ですが、1つ物が増えたところに対して、2つ捨てていけば、物の絶対量はどんどん減っていきます。
お正月、新しい物が増えた人は、このワンインツーアウトを心がけてください。
まじめにやるとかなり威力があります。
7.ルーティンに戻る
まだお正月気分が抜けきらず、すっかり片付けないクセがついてしまった。そんな人は、きょうからまた、1日15分でいいので、コツコツ捨て始めてみては?
読者からいただくメールで、特に「うまく捨てられた」「片付けが続くようになった」という声が多い片付け方は、
シンクを毎日磨くこと⇒流しをピカピカに磨くことが家全体の片付けにつながる~ミニマリストへの道(26)
15分で27個捨てること⇒「15分で27個捨てましょブギ」を続けて気づいた「捨てる」最大のコツとは?~ミニマリストへの道(30)
この2つです。
私もごくたまに、27個捨てるのをやっています。効果ありますよ。
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年末年始は、ゴミの収集日も変速スケジュールで、家の中にゴミがたまっている、という人も多いかもしれません。
余裕があれば、正月休みに出たガラクタを片付けつつ、少しずつゴミを出さない生活にシフトする戦略を考えてみてください。
そうすれば、来年の今頃はずっと楽になっています。