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シンプルライフをめざしている筆子は、物を増やさないように常に心がけています。
物を増やさないためには、物を買わないことが1番効果があります。物を買わなければ、自然に節約できてお金もたまるうれしい副産物もあり。
きょうは私が「買わない生活」を実践するために、心がけている10のことをご紹介します。買わない習慣を身につけるためのマイルールです。
買わない暮しを実現するための10のルール
無意識に物を買ってしまわないように、次のことを心がけています。
1.広告を見ない
2.欲しいものではなく、必要なものを買う
3.捨てるときのことを考えてから買う
4.30日ルール
5.リミットを決める
6.代用できないか?
7.借りられないか?
8.私の暮しをどう変えるか?
9.それがない不便を楽しむ
10.買わない挑戦をゲームに
1つずつ説明しますね。
1.広告を見ない
広告を見ると、購買意欲をかきたてられますから、広告を見ないようにしています。
具体的にはテレビ、雑誌、新聞を見ません。
テレビを捨てるとほかにもいいことあります⇒ミニマルライフを加速する~テレビを断捨離すると手に入るもの
情報も遮断しよう⇒情報を遮断すると持たない暮しが実現してしまう理由とは?
スーパーに置いてある、お買い得品のチラシはたまにみます。
2.欲しいものではなく、必要なものを買う
私の座右の銘の1つは「きみは欲しいものを買うな、必要なものを買え」です。
マーケティングの世界にニーズ(needs)とウォンツ(wants)という言葉があります。ニーズは生きるのにどうしても充足する必要のあるもの、つまり必需品。ウォンツはニーズが満たされたうえでさらに人が必要だと思うもの。
たとえば、筆子はよくノートにメモを書いているので、紙と筆記具はニーズ商品です。しかし、そのへんの紙を使う代わりに、「モレスキンのノートがほしいな」と思うとき、モレスキンはウォンツです。いつも使っている1本100円のコクヨパワーフィットの変わりに、「JETSTREAMの3色ボールペンがほしいな」と思ったら、それもウォンツです。
できるだけニーズに近い商品を買うようにしています。
また、必要かどうか迷ったら、買いません。本当に必要なものは何の迷いもなく買うと思うので。
3.捨てるときのことを考えてから買う
物はいつかはゴミになりますから、捨てやすいもの、捨てたとき、環境にあまり負荷のかからないものを買うことにしています。
リサイクルに出せるものなのか、土に還せるものなのか、粗大ゴミになるのか、不用になった時もらってくれそうな人がいるのか、などと考えていると、そのうちめんどくさくなって「やっぱりいらないや」となります。
ゴミについて⇒モノはいつかゴミになるからゴミ処理問題に無関心は禁物
4.30日ルール
これをやっている人は多いかもしれません。買いたいと思ったものをノートに一応書いておき、30日待ってみて、まだ欲しかったら買います。
最近はあまり買いたいものがないので、ノートに書くこともありません。
5.リミットを決める
必要なものでも、買い過ぎないようにリミットを決めておきます。
消耗品であれば、ストックする数を決めておいたり、ソックスなら7足までなら持っていい、というように。食品なら、この棚におさまるまで、とか。
私は道具や衣類で、用途のかぶっているものは、できるだけ1つにするようにしています。
6.代用できないか?
買わずに何かで代用できないか、考えてみます。
お掃除ルンバがなくたって、ほうきとちりとりと雑巾で掃除はできます。自家用車がなくたって、タクシー、公共交通機関を使い、ところどころ歩けば移動できます。持ち家がなくても、賃貸に住めば、雨風はしのげます。
ずっと賃貸です⇒家を持たない暮しがあってもいい、筆子が持ち家に住まず賃貸生活を続ける理由とは?
7.借りられないか?
買わずに人から、あるいは業者から借りられないか考えてみます。
私の場合、何か必要なものがあったとき、まず家族が持っていないか聞いてみます。夫に、会社で調達できないかどうか聞くこともあります。自分で買うのは最後の手段です。
8.私の暮しをどう変えるか?
それを買うと、自分の暮し、ひいては人生がどういうふうに変わるのか考えてみます。ポジティブな方向に、大きく変えてくれそうなものなら買います。
買っても買わなくても変わりそうにないものは、買いません。最近買ったもので、暮しがちょっと変わったな、と思うものはiPhoneです。
9.それがない不便を楽しむ
何もかも持っている必要はありません。ちょっと不便なほうが人生は豊かになります。というのも、不便なとき、人は「こうしたらどうかな」といろいろと頭を使って工夫するからです。そういう工夫をすることはなかなか楽しいものです。
10.買わないことを楽しむ
筆子は、ここ数年、「物を買わない挑戦」をしています。毎月、買ったものと、家から出したもの(捨てたもの)の記録をとっています。このようにゲーム感覚で楽しみながらやると、「買わない」ことがストレスになりにくいです。
買い物をしないための考え方(マインドセット)についてはこちらを参考にしてください⇒浪費が止まらない人に送る、物欲にふりまわされない5つの考え方
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以上10個のマイルール。すべてを厳密にきっちり守っているわけではありませんが、ガイドラインとして常に意識しています。
あなたも自分なりのルールを作ってみてはどうでしょうか?
ルールを決めておけば、ぼんやりと無計画に買い物をするより、物は減り、お金は残り、暮しの質があがります。