ラップトップ

断捨離テクニック

情報を遮断すると持たない暮しが実現してしまう理由とは?

持たない暮しをめざすなら、情報をできるだけ遮断することが不可欠です。その理由をお伝えします。



なぜ部屋が片付かないのか?

室内に、物がいっぱいで、なかなか片付かない1番の理由は、物を家に入れてしまうことです。

物はどうやって家の中に入ってくるのでしょうか?考えられるのは3つだけ。もらう、買う、拾うことによって、です。まれに、窓から何かが飛んでくることがあるかもしれませんし、以前筆子が体験したように、雨どいに誤って落ちたリスが、家の中に入り込むこともありますが、こういうのは例外です。

もらうか、買うか、拾わない限り、物は増えないはず。ここで言う「もらう」には、郵便や宅配便で届けられるものも入っています。

断捨離の2つの車輪

断捨離には以下の2つの車輪があります。

1. 物を家に入れない。
2. 今、家にある不用品を出す(捨てる)。

1が断捨離の断で、2が捨にあたります。断捨離と聞くと、人は、「捨てることだ」と思いがち。

1と2とどちらが大事かと聞かれたら、筆子は1の「物を家に入れない」ことだと答えます。

もちろん、現在のあなたの部屋が、完璧な汚部屋で、足の踏み場がなく、生活できない状況なら、まずは捨てることにフォーカスするべきでしょう。

ですが、片付けはじきに終わります。

今、どんなに汚い部屋に住んでいたとしても、その部屋に何千、何万というガラクタやモノがあったとしても、それは有限だからです。

片付けを続ければ、いつかはきれいな部屋になります。

現在、ゴミ屋敷だと、片付けはものすごく大変に思えるでしょう。最初は、部屋を見るだけで無力感に襲われるかもしれません。

でも、自分1人だけでなく、友だちに援軍を頼むとか、お片づけをしてくれる業者に作業を依賴すれば、きれいにすることは不可能ではありません。

関連⇒断捨離初心者のシニアにおすすめ、『若返り片付け術』を読んで老前整理を加速する この記事で紹介しているアート引越センターのエプロンサービスはわりと片付ける値段がリーズナブルだと思いました。

ところが、1の「物を家に入れない」というのは、ずっと続くことです。ここが生ぬるいと、せっかく徹底的に捨てて、いったん家の中がきれいになったとしても、また不用品がたまって行きます。

つまり永遠にしんどい片付けが続くのです。だから1の「家にモノを入れないこと」の方が重要になってきます。

モノを家に入れないためには?

では、モノを家に入れないためには、どうしたらいいのでしょうか?

自分の意志にかかわらず入ってくるものはできるだけ流入を止める

物はいろいろな経路をたどって家に入ってきます。宅急便で届く贈り物、セールスの人が置いていった粗品、家族が持ち込むもの、ポストに投げ込まれたもの、窓から飛んできた隣の家の洗濯物。

こういうのは、自分で完全にコントロールするのは難しいです。第3者の意志と行動の結果、あなたの家にモノが入ったのですから。

もちろん、入ってこないように対症療法的に自分でできることはあります。

贈り物が届いたら「これからはこんな気をつかわないでね」と相手に言ってみたり、自分から贈ることをやめます。

今度、セールスの人が粗品を置いていこうとしたら断ります。家族が家に何か持ち込んだら、居間などのパブリックスペースには置かないように頼みます。ダイレクトメールは停止します。洗濯物は隣の家に返せばいいでしょう。

関連⇒ミニマリストの不用品を「もらわない」ための努力と工夫

勝手に入ってくる物と違い、「拾うこと」と「買うこと」はあなた自身で完全にコントロールできます。





やたらと拾うのはやめる

今の時代、人がつい拾ってしまうのは子猫でしょうか?ペットを家にいれるのも、暮しを複雑にしてしまうので、よく考えてからにしたほうがいいです。これは捨てる人が悪いのですが。

廃材、廃棄物、粗大ごみが好きな人も要注意。今の暮しに本当に必要で、必ず活かして使える自信のあるものだけ、拾いましょう。

買わないことが1番大事

モノを拾うより、買って増やしてしまうケースが断然多いと思います。本当に持たない暮しをめざすなら、買うことを少しセーブしたほうがいいです。

断捨離では「物を買わない」ということがすごく大事なのです。幸い買うか買わないかは自分で決めることができます。

ただ、この購買態度に強く影響力を持つものがあります。

それって?

広告です。「広告さえ見なければ、買っていなかっただろう」というものが多いのではないでしょうか。

広告にのせられて買ってしまった結果は?

この世の中は、広告であふれています。

テレビ、新聞、雑誌、インターネット、ポストに入ってるチラシ、街の看板。スマホを持つ人が増え、いつもポケットに広告を入れて歩いているようなものです。

企業は広告、宣伝に巨額の投資をしています。いわゆるマーケティングです。マーケティングは、消費者にとってのメリットを提供すると言われています。

「これがあると、あなたの悩みは解決しますよ、暮しがもっと快適になりますよ」、といったことを教えてくれるのです。しかし、その広告にのせられて、たくさん物を買ってしまった今、はたして暮しは本当に便利になっているのでしょうか?

どちらかというと不便になってしまったので、みんな「物を片付けたい」「断捨離したい」と願っています。

つまり、私たちはそんなにたくさんのメリットは必要ないのです。

1つ1つの商品は便利なのかもしれませんが、こういうのが大量に集まるとかえって不都合なことが起きるのです。

関連⇒ミニマリズム~何もしない時間、何もないスペースを作ってより充実した人生を

現代は、過ぎたるは猶及ばざるが如し、状態になっていると言えます。

広告を見ないようにするには?

広告を見ると、購買意欲を刺激されて商品を買ってしまいます。広告を見て、ほしくなった物をがまんして買わないでいると、ストレスがたまります。そして、いつか反動が来ます。

そこで、最初から広告を見ないようにします。といっても、今の世の中、あらゆるものに広告がついているので、完全に目にふれないようにするのは不可能です。

ただ情報を遮断すれば、広告にさらされる頻度が減ります。雑誌、ラジオ、テレビ、インターネットなどメディアにふれる時間を削減するか、見るとしても、意識的に見るようにすることをおすすめします。

情報を遮断する工夫

以下に、情報を遮断するためにできることをいくつか書いておきます。

●テレビは見ない

見るなら広告のないチャンネルにするとか、番組を選ぶ、といった意識的な視聴をします。

なんとなく見てると、テレビのCMに出てくる物が、頭にインプットされてしまいます。サブリミナル効果を狙った広告だってあるかもしれません。

サブリミナル効果とは、潜在意識とふつうの意識の境目あたりを刺激して、意識的には認知できない知覚を生じさせ、人の心をコントロールしようとすることです。

関連⇒ミニマルライフを加速する~テレビを断捨離すると手に入るもの

●新聞をとるのをやめる
新聞は毎日届いて物理的にもたまるので、この点でも断捨離的に好ましくありません。どうしても読みたい人は、ネットで読んだり、朝刊、夕刊の両方をとっていたら、どちらかにするとか、職場、喫茶店、図書館で読む、というふうにすればいいでしょう。

●雑誌は買わない

●コンビニや本屋に目的もないのに、ふらふらと入らない

●インターネットは目的を持って、少なめに閲覧
楽天市場やアマゾンをひまつぶしに見るのはあまりおすすめできません。

●不要なメルマガは解除する

情報にふりまわされていると、貴重な時間を失いますので、その意味でも、少し意識的に情報を遮断することは有用です。

*******

いかがでしたか?

もちろん、全ての情報を断つ必要はないですし、そんなことは不可能でしょう。まずは、ふだん自分がいかに無意識に、情報を受け取っているか、そこに意識を向けるだけで、暮しはシンプルな方向に変わっていくと思います。





ピックアップ記事

  1. 筆子の新刊「それって、必要?」7月20日発売のお知らせ。著者による内容紹介です。…

関連記事

  1. 断捨離

    断捨離テクニック

    面倒くさくて、つらい断捨離を楽しく簡単にする6つのアイデア

    ふだんは全く物を捨てたことがない、これから断捨離に入門したいと思ってい…

  2. 何もない部屋

    断捨離テクニック

    誰でもできる持たない暮らしの始め方。人間らしい生活に戻るだけ。

    このブログでは、毎日のように「不用品は捨てたほうがいいですよ」と書いて…

  3. スマートフォン

    断捨離テクニック

    私のデジタル断捨離15の方法~50代主婦ミニマリストの場合

    現代人にとってデジタルなものをいかにミニマルにするかは大きな問題です。…

  4. 断捨離してます

    断捨離テクニック

    きれいな空気を部屋に呼びこむ10のコツ。お正月までに断捨離を

    今年もあと1ヶ月。「断捨離したかったけどできなかった」そんなふうに思っ…

  5. ショッピング

    断捨離テクニック

    こんな人の家にはガラクタがいっぱい。物をためこんでしまう5つの性格

    ガラクタがたまる理由は家の中に物を入れてしまうから。しかし、なぜそうし…

  6. 本を捨てる

    断捨離テクニック

    本の上手な収納のコツは本当に読む本だけを残すこと。

    最近私が試している本を持ちすぎない方法をお伝えします。何年も前…

「お気に入り」に登録する

ブックマークしてまた遊びに来てね。

Ctrl+D 同時押しで登録できます。

更新をメールで受け取る

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。

496人の購読者に加わりましょう

新しく書いた記事を読む

  1. 封筒
  2. ガーデニンググッズ
  3. 家族
  4. パソコンワーク
  5. クローゼットをチェック
  6. 長い髪
  7. ゴミ収集車
  8. ギフト
  9. 松ぼっくり
  10. ガラクタ

筆子の本・10刷決定です

オーディオブック(Audible版)も出ました♪ 捨てられない人は要チェック

 

1週間で8割捨てる技術
 
⇒筆子の本が出ます!「1週間で8割捨てる技術」本日より予約開始

 

実物の写真つき紹介はこちら⇒「1週間で8割捨てる技術」筆子著、本日発売です(写真あり)

大好評・特集記事

小舟バナー

 

お金を貯める・バナー

 

実家の片付けバナー

 

ファッションバナー

 

フライレディバナー

 

湯シャンバナー

 

ブックレビューバナー

 

TEDバナー

 

歯の治療バナー

今日のおすすめ記事

  1. お便りありがとう。
  2. 机
  3. 悪夢
  4. 服が多すぎる
  5. 思い出箱
  6. ペンを断捨離
  7. レス・イズ・モア
  8. never give up
  9. リビングルーム
  10. 洗濯

過去記事、たくさんあります♪

  1. タブレットを使う人

    ミニマルな日常

    ダラダラとネットばかり見て時間を無駄にするのをやめる方法。
  2. ショッピング

    お金を貯める

    無駄遣いの原因は心理的な思い込み。認知バイアスを知って上手な買い物を。
  3. 疑問うずまく人

    お知らせ

    筆子ジャーナルに質問する方へのお願いと上手な質問の仕方。
  4. 文房具の断捨離

    特集・まとめ記事

    書類、文房具の断捨離と整理の仕方のまとめ
  5. シンプルなクローゼット

    ミニマリストへの道

    引っ越してすぐはミニマルじゃなかったクローゼット:ミニマリストへの道(97)
PAGE TOP