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「筆子ジャーナル」にいただいた読者のお便り紹介コーナーです。シンプルに暮らすためにやってみたり、考えたりしたことや、気づいたこを報告してくださっています。2017年9月の10日~13日あたりにいただいたメールから4通選びました。
内容は
●ずっと服を買い続けていた理由
●浪費の原因になっていた収集癖にまつわる気づき
●フライレディの「31日で身につける小さな片付け習慣」をやった体験
●お客さん用にとってあった部屋を使ってみたら起きたこと
以上です。
まず、まるこさんのメッセージです。
なぜ服を買っていたのか、ようやくその理由がわかった
件名:だから服を買い続けてました(私の思い違い)
私はこれまで、服だけは処分してもまたフリマやリサイクルショップでちょい足しをしていました。更に、最近は質の良い服を長く愛用しようと、高額な商品をブティックで購入することもあり、それが家計を圧迫し、本末転倒状態に。
これはマズい、しかしどうしても服を買うことがやめられない…もちろんブログの記事も何度も読み返していましたが、なぜか腑に落ちず、悶々とした日々を送っていました。
しかし、ついにその理由がわかったのです。
先日、ブティックの袋を抱え帰宅した私に、息子から「お母さん、またコレクションが増えたね」と言われ、ハッとしたのです!
そう、私は服を「収集すること」に夢中になっていたのでした…
服の数は減らしたものの、その分お気に入りの服で自分のクローゼットを満たしたいという欲望に、断捨離マインドがすり替わっていました。服を買う新たな言い訳を作り上げていたのです。
そしてその欲望のままネットサーフィンしたり、店に出かけたりして、以前のように衝動買いはしないものの、かなりの人生の時間とお金をムダにしていたのです。
収集癖についても既にブログ記事は読んではいましたが、やはり自覚しないとダメですね!! これは自分には関係ないと、スルーしてましたから。
何かに行き詰った時、それをブチ破るヒントは意外と自分とは無縁だと思われ、かつ身近な所にあるものですね。
もうこんな自己嫌悪の思いはしたくありません。これからはこんな愚かなことはしないと、心から反省しました。
そして、改めて、服を買うことでストレス発散はしない、いやそもそも出来ないんだと実感しました。
回り道をしてしまいましたが、これ以上服を増やさないことを肝に銘じ、新たなミニマルライフの一歩を踏み出していきたいと思います。
まるこさん、こんにちは。
かわいい息子さんの何気ない一言で、服を買い続ける理由がわかってよかったですね。
人はすごく思い込みが激しいので、自分ではいっしょうけんめい考えているつもりでも、自分勝手な方向に行き、自分に都合のいい言い訳を作ってしまうことがよくあります。
これは誰でもそうです。
だから、つねに柔軟な姿勢でいることが大事だと思います。
人は自分のことはよく見えなくても、他人のことは見えるので、家族のアドバイスで「そうだったか!」と気づく人は、たくさんいるみたいですよ。
今後は服を集めることではなく、着ることにフォーカスできそうですね。これからも、家族仲良く、楽しくミニマルライフを追求してください。
私が溜め込んでいたものはこちらで紹介⇒人はなぜ物を集めたがるのか?~私はこうして収集癖を断捨離しました
次はテツさんのメールです。
集める楽しみは一時的なものにすぎないと気づいた
件名:今まで胸に引っかかっていたことが解決しました。
Webで「欲しいものがあったときどうするか」を検索していた際に筆子さんのブログを拝見し、今まで胸に引っかかっていたものが解決しました。
自分には収集癖があり、しかも飽きると違うものを集めだすというもので、お金に関してもそれを集めるなら多少無理をしてでも集めるという典型的な浪費家+汚部屋の住人でした。
自分でも疑問点がなかったわけではなく、たまになぜ収集するのかがわからなくなる時があり、おそらく所有欲を満たすために集めているんだろうなと思うことはありました。ただ、コレクションをして何がしたいのかは不明だったのです。
そこで、筆子さんのブログで、
・収集癖に悩むあなたへ。物を集める理由を知ってコレクションを断捨離する方法
・浪費が止まらない人に送る、物欲にふりまわされない5つの考え方
・ものすごく散らかった部屋を1日で片付ける方法(汚部屋改善)
を拝見させて頂き、特に”物を集める理由”については自分の収集癖+浪費の原因を気付かされました。
今まで、いろいろな方のサイトを拝見させていただいてましたが、筆子さんのブログほど的確・明確に記載しているサイトはなく、大変勉強になりました。
一番胸に響いた言葉が、”あなたが物をコレクションすることで手に入れたいゴールはいったい何なのでしょうか?”でした。
確かにコレクションはそのときは満足できるかも知れませんが、それは一時的なものであり、逆にマイナスの部分のほうが多いことに気づかされました。ありがとうございました。
今後もブログの更新を楽しみにしています。
テツさん、こんにちは。メールありがとうございます。
コレクションする理由は人さまざまですが、たぶん、集めることそのものが楽しいんでしょうね。
ですが、集めすぎて、生活に問題が出てきたら見直すべきだと思います。
コレクション以外にも、楽しいことはいろいろありますから。
自分がこの人生で本当にやりたいことがコレクションなら、それでいいと思います。集めた人形を収納するために、すごく大きな家を建てる人もいます。
ですが、ただなんとなく、理由もわからず集め続けるのなら、集める行為をやめる時期が来ているのかもしれません。
私も、いろいろな物を買い集めるのが好きでした。私の場合、買い物欲があったのだと思います。集めても実際に使うことはなかったし(使い切れない数を持っていました)、お金も出ていったし、ろくなことはありませんでした。
これからは本当にやりたいことをやれる人生を生きてください。
次はM子さんからです。
フライレディのベイビーステップをやってみた
件名:31のベイビーステップス終わりました。感謝です。
私は、昨年の8月ごろから、筆子さんのブログや本を読んで、断捨離をしてきました。2人の乳幼児がおりますので、時間があるときだけでした。
でも、今回、フライ・レディの31のベイビーステップすを実行してみて、できない時があっても、少しずつ続けるってことや習慣が大事だと実感しました。
筆子さんのブログに何度も励まされました。(特に断捨離が停滞しているときに読む類いの記事など)
実際、3ヶ月かかりました。でも、今までより確実に、家はきれいに、モノは少なくなりました。
我が家のホットスポット、キッチンカウンターは、ペニンシュラタイプで、リビングダイニングから、シンク、作業台まで遮るものがなく丸見えで、ごちゃごちゃしていたのがストレスでした。水切りかごを捨て、「使ったら片付ける」をして、スッキリの状態を保てるようになりました。
これが一番嬉しかったです。
まだ、15分断捨離ができない日もありますが、2分ホットスポット、5分断捨離はするようにしてます。
これからも、筆子さんのブログとともに、断捨離や掃除を進めていきたいです。
ありがとうございます。感謝してます。
M子さん、こんにちは。メールありがとうございます。
31のBaby Stepsを全部やったとは、すごいですね。あれ、しっかりやろうとするとけっこうたいへんですから。
時間はかかってもいいのですよ。少しずつ継続できれば。
1日できないとそこで挫折しちゃう人がいます。特に完璧主義の人は。でも、また気を取り直して、できるところから始めればいいと思います。
フライレディも本編のメルマガを取り始めると、いきなりその日の指令がどんどん飛んできて、「とにかくやり始めて!」と書いてありました。
片付けは行動あるのみですね。
M子さんの暮らしが、ますます楽しくなることをお祈りしています。
フライレディの記事はこちらにまとめています⇒アメリカのお片づけ指南サイト、フライレディに関する記事のまとめ
最後はこみつさんからです。
お客さん用にとってあった何もない部屋を使うようにしてみたら
件名: 何もないのが理想だけれど
先日、衣類の収納場所を3ヶ所から2ヶ所に減らしました。リビングに隣接する和室の押入れに、子供の服をしまっており、私の服も寝室からこちらに移したのです。
そして、押入れ内にポールを設置し、今まで畳んでいたよく着る服をハンガーにかけられるようにしました。
たったそれだけのことですが、畳む手間、片付ける手間がぐんと減り、とてもラクになりました。
和室は来客時の寝泊まりで使う部屋、自分の衣類などを片付けるには不向きかな、と思っていたのですが、年に数回のことなので全く問題ありませんでした。
泊まるのは身内や友人たちですし。
何もなかった和室に、窓枠物干しやら、子供キッチンやら絵本やら…
何もない和室が理想でしたが、今の私にはより暮らしやすい形となりました。
また状況や気持ちが変われば、それに合わせて変えて行こうと思います。
こみつさん、こんにちは。メールありがとうございます。
なるほど、お客さんのために、何もない状態をキープしていた和室の押入れに、服を収納するようにしたのですね。
それでいいと思います。
結局、その部屋は、ふだんは来ない人たちのために開けていただけですよね。
ちょっとよい物を、特別なときのためにとっておいて、日常では使わない人がたくさんいます。
このワインは何かお祝いごとのあるときに開けよう、このお茶はお客様が来たときにお出ししよう、このタオルもお客さん用だから新品のまましまっておこう、この食器はおもてなしのときに使おう、この服はパーティのときに着よう、この靴は三ツ星レストランに行くときに履こう。
こんなふうに思って、上等のものは押入れにしまいこみ、ふだん、自分や家族は、欠けた茶碗でご飯を食べ、まずいお茶を飲んだりするわけです。
「特別なとき」はいつまでたってもやっこず、多くの「ちょっとよい物」はそのまま死蔵品になり、劣化することが多いのです。
お客さんをもてなすのも大事ですが、自分や家族がいい気持ちで暮らせることのほうがもっと大事ですから、「いつか来るかもしれない特別なとき」のために、しまいこんでいるものはどんどん使ったほうがいいです。
それは部屋でも同じです。
こみつさんも、状況に合わせて、暮らしやすい住まいを作っていってください。
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いつもたくさんのメールをありがとうございます。
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いろいろとおもしろいコメントが集まっているので、今から紹介するのが楽しみです。それでは、次回のお便り紹介コーナーをお楽しみに。