新生活を言い訳に買い物しすぎた私のざんげ。態勢の立て直しはこうする。

買い物しすぎた女 買わない

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新生活がきっかけで、お金を使いすぎてしまった人が、もとのシンプルライフに戻る方法を7つ提案します。

新しい環境に身を置く機会が多い3月4月はいつもより、物を買い過ぎてしまうもの。それに応じてガラクタも増えます。

ショッピングは生活習慣の1つなので、たくさん買うクセがついたあと、そのままにしていると、5月6月になっても買い続けてしまいます。

ほころびが大きくなる前に、態勢の立て直しをしましょう。

まず、新生活のせいで物を買いすぎたという、読者のひばりさんのざんげのメールを紹介します。

4月に物を買いすぎてお金がどんどん出ていきました

件名:新生活でリバウンド

いつも勉強になる記事をありがとうございます。

何回かメールさせてもらっています都内在住の30代主婦ひばりです。

断捨離、シンプルライフを意識しながら日々過ごしていますが、やる気が停滞した時に筆子さんのブログを読み自分に喝を入れています。

4月は新生活、新しい環境になる人も多いと思いますが、そこで私に起きたことを報告(ざんげ)させてもらいます。

事の始まりは子供の幼稚園入園。

入園式にはきちんとした格好がいいよね、と新しいスーツを買いました。結構いいお値段だったけど、これは仕方がない出費なの、と自分に言い訳。

いざ式に行ってみるとわりとカジュアルなお母さんが多く、なんだそんなに頑張らなくてよかったのか、という結果。

そこで終わればいいのですが、子供が入園したのをいいことに、私も新しい自分になってスタートするの、と変な勘違い思考に陥り、あれこれと無駄な買い物を続けました。

送り迎えの時にステキなママさんと思われたかったんですね。

自分の持っているバッグじゃ小さいから、大きめのトートを買おうとか、バッグの中がごちゃごちゃするからステキなポーチが必要ね、今のメガネじゃ野暮ったいから新しいメガネを買おう、

付属のメガネケースが気に入らないから新しいのを買おう、ついでにケータイのカバーも同じ色で合わせよう、

雨の日の送り迎え用にステキなレインブーツ、レインコートもあるといいね、晴れの日用にステキな帽子、そうだ私、春コート持ってなかった、、、

止まらないわけです。お財布の中が悲惨です。

筆子さんの記事を何度も何度も読んでいたのに、こんな事になってしまいました。

少し精神が落ち着いた今、ものすごくバカだったと反省。

ステキなママさんになれたかどうか、子供にとったらいつものママです。中身は一緒。見た目よりも精神的な部分をなんとかせねばと思います。

長々とすみません。またブログ楽しみにしています。

ひばり

ひばりさん、お便りありがとうございます。記事を何度も読んでくださってうれしいです。

ひばりさんは、以前、お子さんのおもちゃがたくさんあって片付かないと質問してくださった方ですね⇒子どものおもちゃが増えすぎて片付かない?極論を言えば買ったおもちゃは必要なし

上のお子さんは幼稚園に入園したのですね。おめでとうございます。

さて、ひばりさんのように、入園・入学したのは自分ではなく子供なのに、自分用に、物をたくさん買ってしまうママは多いと思います。

典型的なディドロ効果です⇒止まらない買い物を止める方法。ディドロ効果のワナを知れ。

私も似たような失敗はたくさんしました。

すでに、ひばりさんは、ご自身のしたことを客観的に見ておられるので、もう態勢の立て直しはできていると思います。

ここでは、いまもまだ、買い物モードの中にいる人のために、こんな失敗のあと、どうやって気持ちや生活を切り替えたらいいのか、書きますね。

1.自分を責めすぎない

まず、自分を責めすぎないことが肝心です。

起きてしまったことは、もう取り返しがつきません。いま、できる最善のことは、自分の失敗から学ぶことだけです。

買い物しすぎたあと、罪悪感を感じすぎて、気持ちが落ち込むと、家計を管理するやる気がなくなったり、自暴自棄になって、ますますお金を使ったりします。

ここで歯止めをかけるためには、ニュートラルな気持ちで、現実をありのままに受け止めるのがよいです。

よかったことに意識を向けられると、尚、いいです⇒ネガティブ思考を直してくれる楽しい質問(TED)

お子さんが、幼稚園で楽しくすごしているのはとてもいいことですよね。

2.現状を把握する

次にすることは、何をどれだけ買ったのか、その結果どうなったのか、しっかり現状を把握することです。

そういえば、ひばりさん、以前、30日間チャレンジで家計簿をつけ始めたとメールで教えてくれましたね⇒とにかく始めてみる。ほんの小さな行動が生活を変える話。

すべての出費は家計簿に書いてあるでしょうが、それとは別に、「新生活」を言い訳にして、買ってしまったものと、その値段を紙に書き出して、冷静に見てください。

「イヤな現実を見たくない」と思うかもしれませんが、紙に書き出してみると、思ったより買ってなかったり、本当に必要な物しか買っていなかった、なんてことに気づくかもしれません。

無駄な買い物ばかりが、ぞろぞろ出てくるかもしれませんが、それはそれで、今後のショッピングを抑止(よくし)する効果があります。

紙に書き出すことで、気持ちを整理できます。

3.もとのよい習慣に戻る

やけにならずに、以前のようなよい生活習慣に戻ってください。初心に戻る、とも言えます。

どんどんショッピングしているときは、これまでのよい習慣が、どこかに行っているときです。

過ぎたことは過ぎたこと。軌道をはずれても、また元に戻ればいいのです。

さらに、何か1つ、新しい習慣を取り入れるのもおすすめです。

いたずらに物を買いすぎないために、特におすすめの習慣は、欲しい物はノートに書いておき30日たっても欲しかったら買う、というものです。

こちらで説明している30日ルールです⇒買わない暮しをするために、節約系ミニマリスト主婦が心がけている10のこと

4.調整する

4月にたくさん買いすぎたのなら、5月はできるだけ物を買わないようにする、など、全体(1年間)でみて、望ましい出費状況になるように調整してください。

食べ過ぎたら、翌日、食べるのを控えるのと同じ考え方です。

私は、「買いすぎたな」と思ったら、次の週や月は買わない挑戦をしています。

買わない挑戦とは? ⇒ 誰でもできる『買わない挑戦』の始め方。自分ルールで楽しく実践。

去年は本箱チャレンジというのをやっていて、1年間、本を買わずにいました。というのも、その前に、キンドル本などを買い過ぎてしまったからです。

本箱チャレンジとは? ⇒ 本や雑誌を捨てられないあなたに、本箱チャレンジのススメ。

このように、微調整していけば、全体としては、うまく帳尻をあわせることができるし、買い物モードを断つこともできます。

5.ふだんから予算を立てておく

引っ越し、結婚、就職、入園・入学など、特別な出費にそなえて、予算を立てておけば、予算内に買い物がおさまる可能性が高いです(少なくとも、全く予算をたてない状況よりは)。

どんな枠組みで予算を立てるかは、家庭によって、さまざまです。

生活費以外の、特別な出費とか、入園・入学予算、年度末予算、子供特別出費とか、自分で名前を考えて、予算を作っておくといいんじゃないでしょうか?

私も、特に買い過ぎてしまうナッツに関しては、「ナッツ費」という項目を設けて、意識的に管理しています。

ひばりさんの場合、「素敵なママになる費」といった予算をもうけるといいかもしれません。バッグがお好きなようなので「バッグ費」でもいいです。

これは普段の生活費やお小遣いとは別枠です。

収入の◯%/お小遣いの◯%、月1万円、というように、枠を作っておき、その範囲内で日頃からお金を使っていれば、満足感も大きいし、リバウンドすることもないでしょう。

ちょっと高いものが欲しいときは、この予算からそれ用に貯めて、それから買えばいいですね。

6.マインドセットを変える

物を買って、見映えをよくしたら、自分の人間としてのクオリティがあがるのか? はたして人生がよくなるのか?

ここを考えてください。

お便りには、「いろいろ物を買ったけれど、中身は変わっていなかった」と書かれています。

実は、バッグやコートを買う前のひばりさんも、お子さんにとっては、とてもよいママだったのです。べつに、特に何かプラスする必要なんてなかったのです。

この点が腑に落ちれば、もう服やバッグを買いすぎることはありません。

ファッションはその人のアイデンティティと強く結びついています。自分のお気に入りの服を着れば、気分がよくなって、毎日が楽しくなったり、家事や仕事のやる気になる、という面は確かにあります。

めんどくさい(?)幼稚園の送り迎えも楽しくなるのかもしれません。

誰だって古い服より新しい服のほうが好きでしょう。

ときには、新しい物に投資して、気分一新するのも、人生の楽しみのうちの1つです。けれども、そういう気分転換のためにたくさん物を買う必要はないと思います。

厳選して1つだけ買うほうがいいのではないでしょうか?

たくさん買えば買うほど、1つひとつの新鮮さや、気分を変えてくれる度合いは、低くなります。だから、またほかのものが欲しくなります。

なんでも数があればあるほど、1つひとつの価値はさがっていきます。ガラクタ化するのですね。

逆に、数が少ないと、1つひとつが大事であり、愛着が増します。

さらに、「新生活には物を買わなければいけない」という思い込みも疑ってみてください。

雑誌をみれば、年度末・年度の始め、季節の変わり目は「いまこそ買う時期!」といったニュアンスの記事がたくさんあるでしょう。

ですが、それは本当にそうなのでしょうか? 誰にでもあてはまる真理なのでしょうか?

この記事の「物がなければ人生は完結しない?」という部分を読んでみてください⇒当たり前のように必要だと思っているけど本当はいらない5つの物。

7.ワン・イン・ワン・アウトの実践

ワン・イン・ワン・アウト(one in one out)とは、1つ買ったら、1つ捨てる/家の外に出すことです。

シンプルライフを継続するためによい方法ですが、これをやってみると、無駄な買い物を発見しやすいです。

シンプルライフが進んでくると、もう捨てる物がなくなって、ワンインワンアウトが難しくなってきます。そういう時は、1ヶ月単位でやるといいでしょう。

買った物を記録しておき、月末になったら、今月は5個新しいものを家に入れたから、5個捨てよう、とやるわけです。

記録するのがめんどくさかったら、手帳に「正」の字で、新しく家に入れた物の数を書いたり、カレンダーに、買った分だけ、チェック印を入れてもいいと思います。

このように、自分の生活/人生に導入したもののログをとっておくと、せきを切ったように、物を買ってしまうことはありません。

もちろん、「自分はいらない物は持たない生活をするんだ」というこころざしがあることが前提になりますが。

☆すでに読んでいるかもしれませんが、こちらの記事でも、態勢の立て直し方を書いています⇒節約や買わない挑戦で挫折したときの気持ちの立て直し方。

*****
今回は、お金を使いすぎてしまったときや物を増やしてしまったときの態勢の立て直し方を紹介しました。

一番まずいのは、「たくさん使ってしまったから、今さらどうしようもない」「もうどうでもいい」と開き直ったり、やけになって、そのまま買い続けることです。

短気を起こさず、現実を冷静に見て、また一からやり直してみる。すると、以前の自分より、一段階成長します。

実は、こうした失敗は、大いなる学びのチャンスなのです。

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カナダ在住の60代。ミニマリストです。

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