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キッチンは不用品の巣窟。今回は、たいていの家の台所にあるもので、簡単に捨てられるもの、捨てても大丈夫なものをリストアップしました。
捨てても後悔しないものとはダブっているものです。
同じもの、同じ用途のものを2つ持っていたらそれがダブリです。
「ミニマリストになるほどでもないけれど、シンプルに暮らしたい」と思っている方は、まずは家中にある「ダブリ」をなくしていくといいのでは?
何がダブっているのか探しやすいように、日本の一般家庭のキッチンにありがちで、絶対今すぐ捨てたほうがいい、あるいは数を減らしたほうがいいと思うものを一覧にしました。
手持ちのもの、捨てられそうなものをリストアップすると、「捨てるべきもの」に気づくものです。
下のリストから、5つぐらい適当に見つくろって、ダブりをどんどん捨ててください。
もちろんもっと数を減らしてもかまいません。
数を減らしても全く問題のないものばかりです。
1つだけしかないものはしばらく使わずにすますという実験をするのもオススメです。なくても大丈夫だったら断捨離できます。
タスクの細分化を
リストに行く前に、タスクの細分化についてちょっとお話させてください。
「断捨離したい、ミニマリストになりたい、でもなぜか家にはモノがいっぱい」。こんなふうに思っている人が多いようです。
ミニマリストになるのは簡単です。所持品を捨てればいいだけです。
ですが「モノを捨てればいいのか」「片付けたらいいのね」と思っていてもなかなか捨てられません。
なぜでしょうか?
行動目標があいまいすぎるからです。
脳にはもっと具体的に指令をしてあげる必要があります。
さらにその具体的な行動はできるだけ簡単なものがいいのです。
特に努力しなくても「今すぐ自分ができること」にまでタスクを細分化すれば、片付けが進んでいきます。
「今日こそ台所を片付けよう」ではなく、「台所の食器棚の2番めの棚にあるお皿を間引こう」「引き出しに入っているカップゼリーの空き容器をゴミ袋に入れよう」と具体的に決めることが断捨離を加速するコツ。
断捨離が進まないときは、常にタスクを細分化することを心がけてください。
それでは「こんなものはキッチンには不要」リストに行きます。
「台所用品がいっぱいでうまく収納できない。キッチンをリフォームした方がいいかしら」と考える前に、不用品を間引きしましょう。
今すぐ台所から断捨離できるものリスト
2セットあるものを1セットにできる候補
ガラスのコップ
マグ
湯のみ
お皿(大)
お皿(中)
お皿(小)
どんぶり
小鉢
ご飯茶碗
お椀
茶碗蒸しセット
お箸
箸置き
茶托
コーヒーカップとソーサーのセット
ティーカップとソーサーのセット
お茶道具(ティーポット、クリーマー、シュガーポット)
カトラリー(ナイフ、フォーク、スプーン)
得に断捨離できそうなのは、コップ類とマグです。
多くの人が自分のお気に入りのマグがあり、そればかり使っているはずです。
もしかして「万が一割れたら困るし」なんて思ってたくさん持っていますか?マグと湯のみがある以上、どちらかが割れてもまったく困りません。
そういう人に限って、紙コップをいっぱい持っていたりします。
私は、森修焼のマグですべての飲み物と汁物を飲んでいます。
森修焼のマグ⇒私が森修焼(しんしゅうやき)のマグを使うわけ~安全にこだわった食器です
ダブっていたら捨てられるもの
食器棚
種々の調理家電:トースター、炊飯器、ミキサー、コーヒーメーカーなど。
種々の鍋とフライパン
急須
やかん
ポット
ボウル(大、中、小で1セットですが、べつに1つでもいいかも)
ざる
包丁
まな板
お玉
スパチュラ
計量スプーン
計量カップ
フライ返し
しゃもじ
木べら(スパチュラがあれば木べらは不要)
菜箸(私はふつうの箸を使っています)
キッチンスケール
泡立て器
缶切り
栓抜き
塩・コショウ入れ
キッチンばさみ
ピーラー(包丁を使えばピーラーは不要)
タッパーウエア、保存容器
サランラップ⇒サランラップは使わない主義~ラップの代用品の工夫とアイデア
アルミホイル
ビニール袋:食品が入っていた袋で代用可能
コースター
ランチョンマット
テーブルクロス
ナプキン
袋類(お弁当を入れる袋とか)
セットものの包丁を持っていたら1セットでOKです。
しかし自分が1度に何本の包丁を使うのかよく考える必要があります。本当にそんなにたくさんの包丁が必要でしょうか?台所に複数の人間が立って調理するのなら別ですが。
保存容器はタッパーやジップロックのようなプラスチックよりガラスのほうがいいです。タッパーはすごく洗いにくいし、パスタのソースを入れると色がつきます。
匂いもとれません。それに電子レンジに入れるとからだに悪そうです。
保存容器はわざわざ用意することはなく、ふつうの食器に入れて、フタをかぶせたり、ビニール袋でおおえばいいです。
数を大幅に減らしても大丈夫なもの
お弁当グッズ(デコ弁グッズ):弁当箱、ピック、ばれん、おにぎりの型、おかずカップ、お絵かきペン。お絵かきペンはケチャップやマヨネーズで弁当に絵を描くペンです。わざわざペンを持たずとも、ビニール袋の角を切れば、充分です。
ふきん
スポンジ
食器用洗剤(ストックを持ちすぎてる可能性あり)
料理本
お盆
乾物
食品のストック
調味料 参考⇒買わなくてよくなった調味料~食事をシンプルにすれば調味料も減らせます
スパイス
全捨てしても大丈夫なもの
もらったまま1度も使っていない引き出物
コンビニでもらった割り箸、アイスクリームやゼリーについてくるスプーン
お弁当についてくる醤油やソース
空きビン
空き箱
空き缶(紅茶の缶とか取っていませんか?)
調理器具:特に100均でうっかり買った便利グッズ。たとえば、ピーラー、ふりふりご飯ボール、エッグタイマーなど。あると便利はなくても平気、あるとかえって邪魔な品です。
水切りカゴ⇒水切りカゴは使わない、三角コーナーと洗い桶もなくても大丈夫
三角コーナー
洗い桶
カバー類(トースターのカバーとか)
キッチンマット 参考:その玄関マット、本当に必要?マットを捨てるとこんなものが手に入る
いわゆる便利な調理雑貨は全捨てしても問題ありません。買ったとき1,2度使っただけではないですか?わざわざ使い道を考えたり、「使わなきゃ」と無理して使うものはいらないものです。
水切りカゴ、洗い桶は好みもあるかもしれません。個人的には不要だと思います。
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ざっとリストにしましたが、普通の家にはもっといろいろな物があると想像しています。自分の家にないとなかなか思いつきませんね。
自分の所持品をリストにしたり、数えあげると無駄が見えてきます。
何かを減らすコツは現状を把握することですから。
私のリストをもとに、あなたの家にあるものを付け加えて、どんどん断捨離していってください。