クローゼット

ドミニック・ローホー

こんな服は今が捨て時。年末こそ衣類の断捨離を

手持ちの服の捨て時をお伝えします。

何を着たらいいのか毎日迷うのは服が多すぎるから。「何を着ても似合わない」と不満を感じるのも、自分らしくない服をたくさん持っているからです。

年末は服を断捨離するいい機会。過去1年着なかった服を捨てればいいのですから。

しかし、そんなに簡単に思い切れない人のために、一般的な服の捨て時をリストアップしてみます。タンスやクローゼットの中身が膨張ぎみなら、少し捨てることを検討してください。

着ない服をとっておいてもいいことは何1つありません。



服の捨て時:ドミニック・ローホー流

ふだんは、50代節約系ミニマリスト主婦で、おしゃれとはほど遠い私の考えを書いていますので、今回は、まずドミニック・ローホーさんのアドバイスを紹介します。

ローホーさんは、「年齢を重ねるごとに、自分のスタイルを洗練させなければならない」とか、「時間をかけて本物だけを揃えよ」とか、「昼間は仕立てのいい美しいスーツを着こなし、夜はシンプルなワンピースにさりげなく宝石をあしらいなさい」とちょっと現実離れしたことを書いています。

この本に書いています⇒片付け本というより哲学の本?ドミニック・ローホーの「シンプルに生きる」の感想

宝石はもしかしたら、原文ではビジュー(bijoux)かもしれません。ビジューは「宝石」という意味もありますが、「アクセサリー一般」でもありますので、「たぶんアクセサリーだろう」と今気づきました。

ローホーさんは優雅なおしゃれを提唱しているので、おしゃれ系の人の実情にあうかもしれません。それでも「うまく組み合わせられる服が年間12着ほどあればよい」と数は少なめです。

こんな服は捨てたほうがいいそうです。

●中途半端な服
●小さすぎたり、古すぎたり、~すぎる服
●色あせた服
●似合わない服
●着古した服
●1回も着ていない服
●空しい夢だけに終わった服
●買って失敗した服
●衝動買いした服

空しい夢だけに終わった服は、抽象的すぎてよくわかりませんね。たぶん、きっと着こなせると思って買ったものの、やはり着こなせなかった服とか、「ちょっとサイズが小さいけど、なんとか着られるだろう」と思って買ったが、着ると苦しくてご飯が食べられない服でしょうか。

「まあまあな服」や「多少ましな服」はすべて捨てて、本当に好きな服だけを残すのがローホーさん流です。





服の捨て時:実用的なアイデア8つ

スーツやワンピースと無縁な人もこんな服は捨てたほうがいいでしょう。

1.サイズの合わない服

あたりまえすぎますが、一応書いておきます。

「いつかやせたら着よう」の「いつか」は来ません。ワードローブは「今着る服」だけで構成すべきです。

また大きすぎる服を持っていても無意味です。着心地が悪いと結局着ないので。私も夫にもらった大きすぎるダウンジャケットを何年か持っていましたが、去年チャリティセンターに持って行きスッキリしました。

ローホーさんは、「からだを締め付けすぎる服も、だぶだぶの服も優雅ではない」、と書いています。

個人的に、きつすぎる服はリンパの流れを損なうので、健康によくないと思います。

健康あってのおしゃれではないでしょうか?

2.ほとんど着ない服

断捨離とは、不用なものを捨てること。ほとんど着ない服は、家の外に出すべきですし、手放しても全く困りません。

今、あなたのたんすに入れたり、クローゼットにかけておく意義のある服だけ残してください。

特に「おしゃれになりたい」と思っている人ほど、服の数を減らしたほうがセンスが磨かれてると思います。その理由はこちら⇒おしゃれになりたいなら、服をどんどん断捨離したほうがいい理由

3.しみだらけの服

ペンキを塗る日のため、絵を描く日のため、プリントゴッコをして年賀状を作る時のため、イースターエッグに色をつける日のため、その他いつ来るかわからない日のために、シミだらけのTシャツを持っていたら、すぐに捨ててください。

重曹とお酢を使えば、シミ抜きができますので、ためしてもいいと思います。やり方はこちら⇒私のベーキングソーダ(重曹)の使い方7つ。エコな掃除の決定版

綿素材の服はそのまま捨てずにウエスにして年末の大掃除に使いましょう⇒ウエスの作り方と使い方~拭き掃除だけが好きな主婦のおすすめの掃除道具

たとえブランドものでも、シミがついている服など誰もほしがりません。ウエスなどにリサイクルするのが1番現実的です。

4.変な臭いのする服

「そんな服、あるの?」と思うかもしれませんが、服をタンスに何年も眠らせていると、なんだか変な匂いがつきます。変な匂いも重曹で取ることができますので、洗濯してみてもいいでしょう。

しかし、もう何年もしまいっぱなしだったのなら、そんな手間をかけるのは時間と資源の無駄遣い。あきらめて処分しましょう。

服の匂いの元は、カビ、食べ物、体臭、環境にひそむ有毒物、虫食い防止のナフタリンなどなどさまざまです。服も生き物なのです。たまには着ないと変な臭いがついたり、虫食いの穴があいてしまいます。

5.破れている服、こわれている服

ジッパーがこわれている服を持っていないでしょうか?安物の服のジッパーはわりとすぐ壊れます。下から上へジッパーをあげても、閉まらないのです。

これはジッパーを取替えなければなりませんが、大掛かりな修理になるので、もしふだん全然着ていないなら、処分したほうがいいです。

穴が開いている服も捨てたほうがいいでしょう。実は、私は穴があいても着ていますが、これは持っている服が少ないのと、スローファッションムーブメントに賛同しているからです。

私の手持ちの服⇒ミニマリストの服全14着公開~非おしゃれ系50代主婦の場合(写真あり)

スローファッションとは⇒スローファッションとは?非おしゃれ系おばさんミニマリストの取り組み

けれども、枚数をたくさん持ちすぎている人は、ダメージのある服から捨てるのが現実的です。伸びきった服、毛玉だらけの服も捨ててください。

穴があいていたり、ぼろぼろでもおしゃれなのはジーンズだけ。

私の娘はわざわざ穴があいていたり、すそがぼろぼろの「新品」のジーンズをお金を出して買っています。しかしこういう服は年齢を選ぶと思います。

6.時代錯誤な服

80年代に買った服でも、今も好きで着ているなら捨てる必要はありません。それは生きたワードローブですから。

しかし、もう何10年も着ないでしまっている昔流行った服は捨ててください。しつこいですが、持っていたって何の意味もありません。

「また同じ流行がくるかも」なんてけちくさい考えは捨てること。服の流行は40年ごとに繰り返すそうですが、カッティングや素材は絶対違います。

今着る服だけを持つのが、機能的なワードローブを揃えるコツです。

7.いやな記憶を呼び覚ます服

見ていると、いやな思い出のよみがえってくる服は捨てたほうがいいです。「このワンピースを着ている時、彼に別れを切り出された」とか。「このコートを着て、毎日通っていた会社はブラック企業で、心身症になりかけた」といった服です。

8.自分が伝えたいメッセージを伝えない服

人が服を着るのは、外界の環境から身を守るためですが、「私はこんな人」というメッセージを周囲に知らせるためでもあります。

そこで、主婦は主婦らしく、OLはOLらしい服を着ます。若いころ着ていた服が、今のあなたの気持ちをみんなにうまく伝えてくれるでしょうか?

海外で雰囲気にのまれて買った服が、あなたらしさをかもしだしているでしょうか?

ローホーさんは、「服は私たちの友にもなれば敵にもなる」と書いています。選ぶ服によっては間違ったイメージを生み出してしまうのです。

*******
服を買い過ぎてしまう人は、「好きな服」「自分にぴったり合った服」など、自分で満足できる服を持っていないのではないでしょうか?

数を減らさなければ、自分がどんな服を持っているのかさえわかりません。

本当におしゃれな人は、自分の持っている服は自分でしっかりわかっていて、みんな大事に手入れしていると思います。

服を減らすことで、より豊かなワードローブが生まれるのです。





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